◎今月のお仕事 『フィルム・メーカーズ#10 ティム・バートン篇』(キネマ旬報社)の責任編集を担当。3/15発売予定。中身はほとんど別冊映画秘宝なんでご心配なく。
3/18(土) テアトル新宿にて三輪ひとみ嬢とトークショー。最近、こればっかや。
FOXに『ラヴィナス』って人喰い映画を見に行くが、なぜか『ザ・ビーチ』を上映している。時間を間違えたらしい。しょうがないから見たよ。で、中身は『オメラスから歩み去る人々』だった。いや、実際には歩み去らない人たちの話なんだけど。
デカプーはものすごく自己中心的で、考えられないくらい嫌な役だった。他にももうムカムカするほど無責任なアホばかり出てくる。あの映画の中で助かる価値があるのはフランス人(エティエンヌ)一人だけだ。そういう意味で、結末はまったく間違っている。どう考えても、デカプーはじめ一同毎日ラリラリで幸せにくらしました、めでたしめでたしのはず。
なんか仕事ができない状況になってしまったので、これ幸いと借りていた『呪怨』見る。いやあ、こ、こ、こ、こえー。夜中に明かり消して一人で見るもんじゃないよ。なんでこんな嫌なもん作るかなあ、法律で禁止すべきですよまったく。こと恐怖映画の表現に関しては日本は世界の最先端をつっぱしっとるね。
祟られそうである。この監督(清水祟)名前もネタかなあ。
タクシーでブエナに移動し、スパイク・リーの『サマー・オブ・サム』見る。スパイクくん、どうやら『ブギーナイツ』を見て70年代グラフィティを作ろうと思いついたらしく、曲まで『ブギーナイツ』と一緒だ。でも、面白かった。オレ、スパイク・リーはこういう風俗映画の監督がいちばんいいと思うんだけどな。CBGBからスタジオ54、プラトーズ・リトリートって名所めぐりなんか最高におかしい。これをクサしてる人って、スパイクにはYo Bro!ってセリフが出てこないとダメ、とか思ってるわけですかやっぱ。
夜、テアトル新宿のレイトショーで『犬神の悪霊』。高橋洋プレゼンツのホラー映画特集で、伊藤俊也の幻の怪作である。で、見たらなんで幻なのかよくわかった。室田日出夫のマタギ一家の描写があまりに言語道断なので、とてもじゃないがビデオ出せないらしい。それにしても主人公も本当に酷い奴で、実は村が犬神のたたりで全滅してしまうのは全部こいつのせいなのだ。ラストはなんだろうと思ったが、たぶん『引き裂かれた尼僧』と同じネタなんだな。
修理が終わって戻ってきたTP535Eの挙動がちょっぴり不安なので、大森を呼んでいくつかテストをする。結果、どうやらフロッピーのアダプタがおかしいのではないかということに。普段はフロッピーなんか使わないんで別になんの問題もないんだが、こういうときだけはな。ま、なんとかなるだろうとは思うんだけど。うーむ。
夜、渋谷東急3で『ゴッドandモンスター』の有料試写会。ところで去年ケネス・アンガーに会ったときこの映画の話になって、アンガーは「好かん」と言っていた。なんでかっていうと「ジェームズ・ホエールのことはよく知ってるが、庭師は彼のタイプじゃない」そうである。はっはっは。