羞恥プレイ他
◎今月のお仕事 『ロバート・クラムBEST』(ロバート・クラム 河出書房新社)編・訳。少々お高いですが、その価値はあると思います。
『地球礁』(R・A・ラファティ 河出書房新社) やっと本になったよ! 感想リンク集もご参考に。
11/3(日)
町山がSF在住の日本映画マニア、パトリック・マシアスを連れてやってくる。パトリックが「タモリ倶楽部」に出演することになったんだそうで、そのために番組を見て予習しなければならない……というのでビデオを見に来たのである。水野純子さんもやってきて家でささやかな宴会。「タモリ倶楽部」に飽きると我が家のビデオ・コレクションから良さげなのを適当に見つくろって見せあげる。
水野さんからは"Cinderella"の英語版をいただきました。
11/4(月)
ナビスコ杯決勝 鹿島1-0浦和 真っ赤に染まった国立をテレビ観戦。チケット買っとけば良かった(予感はあったんだよね)。結果はあまりにも鹿島らしい(嫌らしい)勝ち方、あまりにも浦和らしい(間抜けな)負け方という意味でこの両者の戦いにふさわしい遺恨を残しそうな試合だった。実際にはトゥット&エメを完璧に封じこんでいた鹿島の順当勝ちなんだけど(トゥットはかなり苛ついてる感じだった)。
しかし鹿島も去年くらいからいっぱいいっぱい感がある。やっぱり柳沢がなんとかならないと……
11/5(火)
シネカノン試写室にて黒沢清の『アカルイミライ』。ほぼ30分前に行ったのに補助椅子の最後の一席とかそんな感じ。この調子なら黒沢映画最大のヒットも夢じゃないかな? でもハードコア黒沢マニアとしては、オダギリジョーとか浅野忠信とかもう二度と使わないで欲しいよ。
でも、不思議なことにオダギリくんとか結構合うんだよねえ。黒沢映画には内面のない役者の方が合うような気がする。そういう意味で、藤竜也の演技にいちばん違和感があった。不思議だ。公開されたらDLP版をもう一回見に行こうと思います。画質についてはそれまで保留。
その後ジョイシネマにて『ザ・リング』。そんなにつまらなくはない……んだけどもこれなら「オレに作らせろ」と中田監督が思ったというのもよくわかる。あと、どういう契約になってるのかしらんけど、鈴木光司の名前がクレジットされて、中田秀夫も高橋洋も名前が出ないと言うのはやはりいかがわしい仕事だと思ったよ。映画『ザ・リング』への貢献を考えるとね。
11/11(月)
どん、と一週間飛び。仕事が忙しいのよ。
朝、BSフジに出演。久しぶりなので疲れる。これからは月一の出演で一週間ベタで放送されることになります。しかし、問題は年末に向けてのネタ切れの方だったりして。
11/12(火)
シネカノン試写室にてケン・ローチの『SWEET
SIXTEEN』。今年のカンヌに出た奴ですね。いつものケン・ローチ節である。今回は『ケス』以来の子供映画……ってことだが、『ケス』って30年前だぜ?ということはイギリスの田舎町は30年間何ひとつ変化がないってことじゃないか! どっちかと言うとその方が怖いかも。井筒監督が見に来てました。
『未解決殺人事件ファイル』(田宮栄一監 桐島卓・塩見拓也著 廣済堂)購入。よく見ると一年前の本。何が凄いって現場の地図とか被害者の顔写真とか全部載っているんですよ。名古屋若妻殺し電話機押し込み事件のアパートの写真とか……
『スキッピング・クリスマス』(ジョン・グリシャム 小学館)いただく。
11/13(水)
Loft+1にて〈血を吸うヤケクソ祭り〉『血を吸う宇宙』DVD発売記念。佐々木監督、中村愛美、三輪ひとみ、諏訪太郎、吉行由美とゲストで、第1部は佐々木+中村+中原昌也 第2部は佐々木+三輪+オレ 第三部は佐々木+諏訪+吉行 という構成でした。監督は新作の編集中という忙しいときに来てもらってお疲れさまでした。最後の方はほとんどヘロヘロだったような。オレはもっぱら羞恥プレイ。
一応三輪さんの新作の話とか用意してあったんですが、残念ながら映像は見られませんでした。美女二人はイベント終了後ほどなく帰ったんで、残りのメンバーでひとしきり打ち上げ。吉行さんが京都でホモ・ポルノを作るとかいう話で盛り上がってました。
ひそかにキーラー・ページ更新。
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Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com