SARS感染中

◎今月のお仕事 『ジェノサイドの丘』(フィリップ・ゴーレイヴィッチ WAVE出版)6月末発売


6/1(日)
 FBBのLAツアーから帰ってまいりました。実はですね、行っている最中、たいへんなことがあったんです。というのは行きの飛行機、NWだったんですが、これが台北発成田経由の便だったんですね。隣に座っていたのが台湾人の老夫婦なんだけど、老婆が乗ってるあいだゲホゲホやってるんですよ。しまいにゲロ袋に痰吐いたりして。やだなあ……と思ってたらやられました。咳がとまらなくって熱も出てます。これやっぱSARSですよね? そういうわけで、SARS感染中です。
6/3(火)
『燃えよ!刑務所』(戸梶圭太 双葉社)、『そのとき殺しの手が動く』(「新潮45」編集部編 新潮文庫)他購入。『異形の花嫁』(ブリジット・オベール ハヤカワ文庫)いただく。戸梶は一瞬で読んでしまいました。CD欲しい。
6/5(木)
 日記が書くことなくて飛びすぎ。家にこもって仕事をしているときっていうのは書くことも書く時間も書く気もなくなっちゃうのでまったく空白になってしまうのである。こまったもんだ。

 で、今日はBSiの『新耳袋』撮影見学に調布の方へ出かける。今回は佐々木浩久監督が4本ほど撮るんだけど、今日は三輪ひとみ+吉行由実共演というエピソードということでお誘いいただいたわけである。発狂ファン必見。吉行さんは『発狂』シリーズ恒例で三輪ひとみの姑役なのだが、今回なんと三輪ひとみが子供を生むのでついに祖母役ということになる。困った。しかもこれが結構さまになってしまうからなお困る(笑)−−ちなみに三輪ひとみは全然母親には見えない。
 撮影は早撮りの佐々木監督だけあってさくさく終わり、4時前には撤収。調布の駅前で佐々木、吉行、木原浩勝他で飲む。言ってはいけない三輪家の秘密を知ってしまったが、これはもちろん秘密なので秘密。

 なお、翌日は高橋洋の初監督作品の撮影があるということで、佐々木、清水崇をはじめ高橋洋に世話になった人たちがてぐすねひいてヘルプのためにこぞって見学するらしい。


6/6(金)
 WAVE出版へ行ってゲラ渡し。『ジェノサイドの丘』(フィリップ・ゴーレイヴィッチ amazonにリンクしておきます)ですが一応6月25日とかそのくらいの発売予定です。上下で各1600円。高いですがまあそれだけの価値はあると思います。図書館にリクエストを出していただけるといいんじゃないかと。
 既出ですが装幀は藤田新策。ラフを見ただけですが、なかなか素晴らしいです。
6/8(日)
サッカー・キリン杯 日本1-4アルゼンチン@国立(テレビ観戦) いやあひどい試合だった。というかなんの抵抗もない感じの試合だったな。普通にサッカーやって、個人能力の差がそのまま出て、普通に負けた感じ。個人能力の差を埋めようとする努力があったようには見えなかった(例によって個人で張り合えるのって中田だけなんだよね)。でも終わったあとのジーコの呆然とした表情を見てると、ひょっとして本気で個人能力で差がないと思ってたのかなあ、とか恐ろしいことも考えた。
 それにしてもアイマールを「アイちゃんと呼びたくなります」ってのは凄かったな。雲に乗るってか。
6/11(水)
 Loft+1で佐川一政イベント
 いやあ本当ならのんびり朝までいるところなんですけど今それどころじゃないんだよお。オレのせいで死にそうになってる編集者がいるんでね。というわけで顔だして、でも控え室でずーっとタイプ叩いてて、舞台にあがったらそそくさと帰ってしまいました。佐川さんすいません。
6/12(木)
 どのくらいひどいかというと今日コンビニに行ってはじめて「あ、今日木曜日だったんだ……」って気づいたくらい。

『日本一の男の魂#11』(喜国雅彦 小学館)、『死なないで』(井上剛 徳間書店)、『ルナ』(三島浩司 徳間書店)いただく。徳間の二冊は日本SF新人賞の受賞作。装幀にちょっとびっくりする。


6/13(金)
『タイムマシンをつくろう!』(ポール・デイヴィス 草思社)いただく。

 文京区立真砂図書館は窓口業務を民間委託するようになってからいろいろ変わってきてるんだが、最近は海外の新聞とか雑誌が定期で入るようになった。で、こないだからNew York Timesをパラパラと見ている。いやあありがたや。ただひとつ問題は日曜版が入ってないんだよ! ウィークデイ版なんかいらんから日曜版だけ入れてくれないかなあ。

 本屋で何冊か本を購入。『マイコン少年さわやか漂流記』(クーロン黒沢 ソシム)、『J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド』(J・G・バラード 白揚社)、『フラグメンツ#4』(山本直樹 小学館)、『インヴィジブル・モンスターズ』(チャック・パラニューク 早川書房)。それにしてもバラード。なんでこんなダサイ題名になってしまうんだろうか。いや直訳ではあるんだけど。"A User's Guide to the Millenium"ってすげえいいタイトルなんだけどなあ。


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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com