◎最近のお仕事 『興行師たちの映画史』(青土社)これから10年のポジション・ペーパーです。サポート・ページもあります。
『ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法』(ジョン・ウォーターズ 青土社)。ついに新装版で復活! 若き映画監督志望者必読!
『ロボット・オペラ』(瀬名秀明編 光文社)にジョン・スラデック『ロデリック』の一部を訳出。
『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ 国書刊行会) ようやく発売になりました。すべてわたしの不徳のいたすところであります。お待たせしました。勝手に広報部も(勝手に)よろしく。
夜、アップリンク・ファクトリーで吉行由実監督のゲイ映画二本、『乙男(オトメ)たちの素顔』と『僕は恋に夢中』を見る。吉行映画はゲイものの方がファンタジー、というか乙女チック。たぶん男女間のドロドロした現実が入りこまないからなのだね。しかし、いかにファンタジーといえどもみんなでカニを食いながら談笑する場面は嘘だ!と思いました(笑)。
終わったあと、監督ほかとちょろっと飲む。
夜、ロフトで実録殺人イベントwith平山夢明。まーこないだのイベントに来た人はわかると思うんですが、イベントに平やんが降臨した瞬間、そこからは平山オン・ステージ。笑い袋がうるせえのなんの。
客も笑いすぎて脳味噌垂らしながら帰っていったよ。終わったあとちょろっと飲んで帰る。
ええと、今夜はTrash Mountain
Videoから8月に発売になるDVD、『痴漢ドワーフ』の音声コメンタリー収録だったのです。参加者はぼく、中原昌也、継田くん他屑山オールスターズ。問題はですね、誰一人としてこの映画についての情報を持っている人間がいない、ということだ。主演のドワーフ、トーベンについても、監督ヴィダル・ラスキについても。したがってこのメンバーでビール飲みながら画面に適当につっこみを入れるというだけの音声コメンタリー。いやもう酷いですよこれは。中原節全開ですからね。映画と全然関係ない話を五分くらい続けていたり。ぼくの短い人生においても、ここまで酷い音声コメンタリーは聞いたことがないです。本当に、こんな酷いことが許されていいのでしょうか。
しかし一説には、『亀虫』のコメンタリーはこれよりさらに酷いらしい。なんてひどい奴なんだ中原。
そういうわけで、それなりに飲んだんで打ち上げには付きあわず終電で帰る。
つうわけで新幹線に乗る直前に「花火は8/12に延期!」の報が入ったんだけど、「もう止まらねえよ!オレは!」というわけでそのまま尾道に行ってしまいました。もちろん台風直撃されてますからずっと雨でほとんど観光とかやってる余地はなかったです。じゃあ何をしてたのか、と言えばトランプ(大貧民)。それに「フルーツバスケット」……大林家の実家をはじめて訪問しましたが、いやあ……本物の名家は違うな。古い家なんで、いろんなものが出るらしい。
夜はよみうりホールで韓国映画『オールド・ボーイ』。なんというか……犠牲者の遺族を階段から蹴り落とすかのごとき映画だった。
終了後、近くの店で打ち上げ。ここでは中原昌也が大活躍で……結局三軒まわって朝五時まで飲んでいた(若島先生は二軒目でお帰りになりました)んですが、途中、ぼくはすっかりベロベロになって椅子から転げ落ちるくらい酔っぱらってました(痣になっちゃった)。しかし中原だけは最後まで元気だった……
Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com