みんなでセックスロバのライブに行こう日記

◎最近のお仕事 『興行師たちの映画史』(青土社)サポート・ページもあります。
『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ 国書刊行会)勝手に広報部も(勝手に)よろしく。
『アヤックスの戦争』(サイモン・クーパー 白水社)を翻訳しました。第二次世界大戦とユダヤ人の運命とサッカーに関する本です。はっきり言って、ニッチです。
『サバイバー』(チャック・パラニューク 早川文庫NV)の解説を書きました。なお、この解説内でふれているパラニュークの「失神短篇」The Gutsをミステリ・マガジン2005年6月号に訳しました。是非その衝撃を自分の腹で確かめてください!

『たまもの』(2004年度ピンク大賞受賞!)の音声コメンタリーにいまおかしんじ監督、林由美香さんと一緒に参加しています。

LAにいる友達のバンド、セックスロバが来日してライブをやります。みなさまにお勧め。
セックス・ロバが日本上陸!!
ロス・アンジェルスのニューウェイブ・バンド、セックス・ロバが東京に上陸します。ア〜ユ〜レディ〜?? セックス・ロバはディスコとニューウェイブ!!テルミンとカツラ!!コリアンとジャパニーズ!!SFとヌンチャク!!モローダーとグレース・ジョーンズ!!理性と肉体!!セックスとロバ!!
2年連続で LA weeklyのダンス・ミュージック部門にノミネートされました。 テルミンはダモ鈴木ともコラボしてます! ともかく、一生に一回でいいんです!見てみて下さい!!損はしません!させません!東京の皆様よろしくお願いいたしますぅ〜。

5/27(金) サエキけんぞう/テクノエレがンス 青い部屋 03-3407-3564 開場 7時 2800円/前売り2500円
松前公高  セックスロバ  DJ HULOT(frogman) Genius

5/28(土) 代々木ザザズー 前売り2300円/ソールド・アウト

5/30(月) スーパーデラックス (西麻布です、六本木どおりぞいで、旧テレビ朝日通りとの角の近くです。六本木6丁目のバス停から30秒(地下))  03-5412-0515 7時開場  1ドリンク付き2000円
セックスロバ DJ chubian AO



5/2(月)
 早稲田演劇博物館へ出かけて調べ物。なんか和んだな〜オレ、図書館で古雑誌のバックナンバーとか昔の新聞とかをひっくり返してるときが人生で最高に楽しい時間かもしれない。この日は『シナリオ』のバックナンバーを大量にコピーする。
5/3(火)
SFセミナー 昼の部は行かずに合宿だけ。完全にゴロな行動である。添野のSF映画の部屋が面白かった。次回は二コマくらいぶっ通しでやるといいんじゃないかと。
5/4(水)
FC東京0-2鹿島@味スタ
 はじめて味の素スタジアムに行きました。バックスタンド中央部で見てたんだけど、客の比率はホームもアウェイもあまり変わらないように思えた。はじめて東京サポのYou'll never walk aloneを聞いたけど、チャンピオンズ・リーグの中継でリバプール・サポの素晴らしい奴を聞かされたあとだと、パチモノ臭くてどうも……
「VIVA東京 たとえ敗れようとも」という横断幕が出ていた。「勝てば官軍、何を言われようとしょせんは負け犬の遠吠え」をチームカラーにする鹿島相手に試合前からそれじゃあね。先制点を取った途端にお得意省エネサッカーをはじめた鹿島が後半PKミスとかあって攻め込まれていたけれど、まったく負ける気がしなかった。

 夜、パークハイアットのバーで美女をはべらして会食。


5/8(日)
『姑獲鳥の夏』試写。うーむ……この映画についてはどこを好きになればいいのかといろいろ考えている。いや、けなすのはいくらでもけなせるんだけどね、それじゃあしょうがないんだよな……
 まあ、「これがヒットしたら『魍魎の匣』が出来るかもしれないから、見に行ってくれ」としか言えないな……

 夜、デルモンテ平山と平山夢明のゴミ鍋@Loft+1。出かける直前に急遽なんかビデオを持ってかなくちゃ!と思い立ってネットにつないで……焦っただけどなんとかなりましたよ。自分ではちゃんと見ていなかったりしますが。
 イベントの方はいつも通りな感じで。


5/9(月)
 連日Loft+1です。今日はしろはたプレゼンツ電波祭り。ぼくはなぜか司会みたいなことになってしまいました。なんかものすごい盛り上がりだった……客席が。ぼくが行った6時過ぎにはすでに行列が階段の上まで来てエレベータを塞ごうかという勢いでしたからね。あんだけ入ったロフトも久しぶりに見た気がします。
 客席には編集者はじめ業界関係者も多く、なんだか時代が動く胎動を感じた気がしましたよ。
5/13(金)
 疲れたんで久しぶりにラクーアで湯浴み。本を集中して読みたくなったらラクーアにこもるにかぎるね。ちょっと洋書を何冊か読む必要が出てきたんで、温泉につかってはビールを飲みながら本を読むくりかえし。は〜極楽極楽。
5/15(日)
 代々木公園のタイ・フード・フェスティバルに出かける。行ってびっくり。もう人・人・人。
 オレ、この世でいちばん嫌いなのが人混みと行列だっていうのに……できるだけ並んでなさそうなところでパッタイとかレッドカレーとか買って食って、それはうまかったんだけど、いや食べる場所もないし、そのうち雨降ってくるし……敗北。
 来年はまず食う場所を確保することからはじめようと思いました。
5/16(月)
 楳図かずお恐怖劇場試写。1時からずっといて『蟲たちの家』、『絶食』、『プレゼント』、『DeathMake』と四本見る。黒沢清の『蟲たちの家』は黒沢節を楽しむファンのための作品という感じ。ビデオの画調が気になったが、わざとフィルム的な撮り方をしているからだろうね。あとは『絶食』の中川翔子がチョー可愛かったっす。

『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史』購入。だいたい知っている範囲のことが書かれていたので、たいへん面白かった(知っている内容が書かれていた、ということではないよ)。

その他寄贈本まとめて(順不同)『ヴィーナス・プラスX』(シオドア・スタージョン 国書刊行会)、『グルーヴ17』(戸梶圭太 新潮社)、『ニューヨーク大聖堂』(ネルソン・デミル 講談社文庫)


5/18(水)
 試写で『オープン・ウォーター』。うーむ……ビデオで撮ったものは「リアル」だっていったい誰が決めたんだろうかね?
5/19(木)
 新宿K's Cinemaで『Little Birds〜イラク・戦火の家族たち』見る。
 戦争とは可能な限り味方に被害を出さず、相手に大きな被害を与える行為である。つまり、できるだけ効率よく街を破壊し、死人を積み上げる行為だ。ところで、この映画を見ていちばん考えたのは、要するにこういうことを知りたくないと思っている人に対してこの映画を見せるにはどうしたらいいだろうか、ということである。つまり2ちゃんで「ブサヨw」とか言ってる人たちに対してである。マイケル・ムーアはその点で失敗した。このカメラマンが反米左翼なのはまちがいないので、「ブサヨ」という反応は間違いではない。でも、そうした人たちも「戦争とはより多くの死体を積み上げるための行為だ」という真実は知るべきなのである(そのあとで、でもやっぱりイラク人は死ぬべきだった、と言うのならばそれは仕方ないことだ)。ぼくがこの映画を見るというのは、結局のところ、知っていることを再確認しているだけの行為だ。
 だからまあ 盲目の美少女!至近距離から撮影された爆撃のド迫力!クラスター爆弾の恐怖!すべて詰まってます! と言っておこう。

 その後Loft+1のしろはたプレゼンツ妹祭り3に顔を出す。電波祭りのおかげでアニメ会の人たちをちゃんと把握したんでバッチリです! 今回はお祝いのために賑やかしに行っただけなんで、脇で聞いていただけでした。『R.O.D.』の倉田さんに「(神保町で)秘宝の早売り、買ってから来ました!」と言われたが、オレのとこにはまだ来てないよそれ……


5/22(日)
Ghosts of Rwanda見る。PBS製作のルワンダ虐殺に関するドキュメンタリー。
 ニャルブイエ教会の虐殺現場を見たBBCの記者が言う。「私は人間が人間にどんなことができるかを理解した。もちろん頭ではわかっていたが、この目で、この鼻で、この足で理解したんだ。わたしは人間性とはいかなるものかを理解したが、その理解はまったく嬉しいものではなかった」

『ジェノサイドの丘 』の副読本として強くお勧めする(『ジェノサイドの丘』に登場する人が多く出てくるので)。


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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / kiichiro.yanashita@nifty.com