50歳ウィーク

50歳ウィーク


1/12(日)
 ああ、忙しい正月だった。なんかのんびりしていたのは元旦だけで、翌日からはもう仕事になってしまってううむ。3日には中原(VOG)くんとGF、川勝さんと若い女を招いて新年会を催したような気もするがそれも一瞬。是非山田五郎先生もお呼びしようと電話したりしたがつかまらず。それにしても中原くんのGFは美人だなあと思っていたらなんと元ロマンチカだということが判明。そーか元ロマンチカかそれは怪しい妄想を誘うかも(笑)。翌日からは仕事さらに仕事。結局1/5から今日までのあいだに入れた原稿というと

  1. 『ハヤカワ・ミステリ・マガジン』96年回顧&3月号の書評
  2. 『ぴあ』の『クラッシュ』特集にJGB紹介記事
  3. 『太陽』の写真評連載
  4. 『TVBros』の連載&映画欄で『クラッシュ』の記事
  5. 『ユリイカ』の神話特集号で現代の神話としての殺人(10枚! ダメダメな原稿)
  6. 『読書人』映画評連載
  7. 『SFマガジン』にJGB新作"Cocaine Nights"についてのコラム
  8. フリーペーパー『LOOP』に書評

 ああ疲れた。もうこれで当分何もしねえぞー。昨日1/11はそんな中新宿ハイパーアリーナに出かけてデュエル。青白ヘルムデッキ(トレードによってますます強くなっている、はずだったのだがまだカードが届かないので成果は出ず(笑))で嫌がられながら全勝。Visionsに恐るべきカードがあることがわかったので、はっきり言ってこれからはライブラリ破壊の時代だぜベイビイって感じ。しかしその後のミラージュ・ドラフト戦はボロボロ。コンセプトが間違っている、とさんざん説教される。(Sandbar Crocodileが2匹順繰りに出てくるはずのデッキなのだ)ふが。そしてホームページを久しぶりに更新、とか


1/13(月)
 新宿リキッドルームで遠藤賢司誕生日ライヴ。エンケンを見に行くのはずいぶん久しぶり(1年ぶりくらいかな?)。今日は誕生日ライヴということで豪華ゲストとか来ていたようだがエンケンはエンケンだ。50歳だそうである。でも大丈夫、99歳までやりつづけるそうですから。
 新曲もいいんですが、やはりスタンダードの盛り上がりにはかなわないかも。エンケンはアンプを背負い、客席に降りてギターを弾きまくる大サービスぶりで今更ながらにすごいなあ。ところで、エンケンバンドでやったのって、結局『不滅の男』と『東京ワッショイ』の2曲だけだったような気がする(まあ、その2曲で40分くらい演奏してたけど)。
 エンケンはしきりに見栄を切る。あれは歌舞伎的なものだろうか、などとふと思った。カレーライスを食って帰る。
1/15(水)
 大森望からの誘惑をふりきり、一日仕事。ちょっと進む。
1/16(木)
 UIPにてピーター・ジャクソンの新作『さまよえる魂たち』ロコツにやる気のない邦題である。中身は悪くないんだけど、パンチに欠けるという予想通りの中身だったが、連続殺人オタクなギャグが出てきたところがやっぱりっつうか。ウェルメイドすぎて飛び出したところが見えにくいのが弱点だろうか。しかしやっぱりお母ちゃんがこわいのだろうか。

 いったん家に帰って一服してから、7時、恵比寿ガーデンホールでパティ・スミス。これまた50歳。今週は50歳ウィークなのだった。時間ぎりぎりに会場にとびこむと川勝さんがいる。さすがであった。
 ライヴはわりとフランクな感じで、「レドンド・ビーチ」で歌詞をド忘れして、苦笑いしたりしてる。でもあんまり腹が立たないのは何故だ。テレヴィジョンで、トム・ヴァーレインが「マーキー・ムーン」のイントロを間違えたときはすげえがっかりしたのに。歌はすげえパワフル。50になってもパワフル。昔の曲の方がポップで、今の曲の方がハードだというのがちょっと意外だった。やはり余計な部分を削り落として年をとっていくものなのだろうか? 当然ながら「ビコーズ・ザ・ナイト」で大盛り上がり。アンコールはもちろん「ロックンロール・ニガー」。一曲だけやって、さっと引っ込むところがまた格好いいかも。近くのタイ飯屋でたらふく食って、帰宅。


1/17(金)
 6時。今日も恵比寿。なあんとウェイン町山が来週でアメリカへ行ってしまうので、その送別会である。恵比寿のよくわからない店(ってオレが選んだんだが)に三々五々集まってくる。司会はデルモンテ平山。特にイベントというモノがあるわけじゃなくて、ただダラダラと会があるだけなのだが。会費が高い、と最後までぶつぶつ言っていたのがコミネだ。あと山崎浩一とか、カーツ佐藤とか、なんかひさしぶりな顔の人にだいぶんと会う。パイ投げビデオを上映し、MXでやった人間探訪・町山智浩とかを見たりして時間を過ごしたのち、ついにパイ投げターイム。なんかみんなで投げ合うつもりだったのだが、みんなして町山にぶつけるという格好になってしまって、出来上がったのがこの男でござーい。

 せっかく席まで用意しておいたのに、結局キネ旬は顔を見せず。残念すぎー。終わったあと、会場が石鹸くさくなってとっても嫌な世界だったかも。


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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / yanasita@gol.com