タラちゃんと一緒
◎今月のお仕事
1/24(土) 『ワイルド・バンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット』公開記念トークショー with中原昌也(暴力温泉芸者) 17:40〜
@シネセゾン渋谷(03-3770-1721)
『世界殺人ツアー』近日発売よん
1/12(月)
起きるともう11時。慌てて帝国ホテルのタランティーノ記者会見へ。タラちゃん聞かれもしないのに「ブリジット・フォンダのやってた役がなんでミラじゃないんだって聞く人が多いんだけどね、あの役はCaliforinian
Surfer
ChickなんだからLAっ子じゃないとダメなんだよね、なんたってミラはNYだろ」誰も聞いてねえってばよ。
久しぶりに会う顔が多くて、みんなに「こんなとこ来るなんて珍しいですね」と言われる。まあ記者会見に行くのは久しぶりかもしれない。でもそれを言えば外タレのインタビュー自体しばらくしてないし。松竹富士のHに根本敬の『寒くないかい』、パム様ビデオなど数点を貸し&プレし、『秘宝』の面々とシナリオ・ブックのことなど話し合い、川勝さんに挨拶して、文春の記者と明日の打ち合わせをして……と忙しく仕事をこなしたあと、15分間のインタビューをすばやく終えたエスクァイアT、滝本誠とお茶。滝本のオヤジは『エスケープ・フロムLA』の取材でパム・グリアに会ったことあるそうだ。「すんごいセクシーだったよ。映画よりずっと」いいないいなってなんの会話なんだろうねいったい。Tに二人でさんざんパム様の偉大さを吹きこんですっかり洗脳してしまう(笑)。
1/13(火)
3時半帝国ホテルタワー最上階でタランティーノの取材。文春のM記者は東証たてこもり事件をほっぽらかしてこっちに来ている。しかしそんなことはおかまいなしでひたすらヲタク話をかますオイラ。パム・グリアにつづいてシド・ヘイグがどーしたとか言ってたら、タラちゃん不安になってきたのか「これってエクスプロイテーション・フィルム雑誌かなんかか?」いや雑誌はマトモなんすよ。悪いのはインタビュアーの方で。ヘヘすんません。どうせベラベラ喋りまくるだろうと思って質問あんまり用意してかなかったら、通訳も使わずに喋りまくったせいか予定より早く済んじゃった。んで雑談。「パムって癌になったんだって?」「んーでも治っちゃったみたいよ。ジョン・ウェインみたいなもんだろ。"Pam
Grier kicks cancer's ass!!"ってか」ああくだらない。
帰ってから最近ハマっている[K]で遊ぶ。HTMLエディタをちょっと試してみるけど、なんか妙なことするんでもないかぎり、エディタで手書きする方が早いし思い通りに作れるような気がする。しかもHTMLエディタってインチキHTML許してくれないし。
1/14(水)
六本木のブエナビスタへ。"Starship
Troopers"のプレス原稿についてのお話。ま、やんないんですけどね。
1/15(木)
寒くって仕事できんよー。で、HTML書いて遊ぶ(笑)。とりあえず映画評論んとことかを改訂してエスクァイアの新原稿を追加しとく。
6時。雪の中を高田馬場へ。トーキングヘッズのオフィス・サード&スザク・ゲームズ合同新年会。出かけるときは、まるで夜中みたいだった。なんせ雪だし。二次会はオフィス・サードでしちならべみたいなゲームをやったりする。帰るとやっぱり寒い。雪だし。
『グリンプス』(ルイス・シャイナー 創元推理文庫)読む。なんかゼンキョートー親父のナルシシズムむきだしできもちわるーい(ジミヘンが死なずに2枚目のアルバムを完成してたら世界はよくなったかもしれない!とか思った電波野郎が妄想タイムスリップするっつう話なんだけど)。何よりも“サイバーパンク”の旗頭の一人がそんな意識(音楽で世界を変えるんだ、とか)を抱いてたってのがもう……絶望的な気分になるね。うーん、ギブスンあたりにはもっと同時代的なものを感じてたんだがなあ。あれって勝手な思いこみだったのかしら。
1/16(金)
3時、宝島社で別冊宝島『この映画がすごい!98年版』のための座談会。担当編集者のAは必死になってぼくと連絡を取ろうとしていたらしいが、今朝までずーっとつかまらなくって半泣きだったという。その理由は……番号がまちがってたのでした(爆)。というわけなんで一週間にわたって別冊編集部から謎の留守番電話を吹き込まれつづけたお気の毒なあなた、それはぼくのせいではありませんので悪しからず。座談会の方は大森望、江戸木純で勝手知ったるメンバーながら、それが悪いのかどうも盛り上がらず。あ、お題は去年の(バカ)SF映画について。どうも全員一致で盛り上がる映画がなくて、つねに2対1なんだよな。不思議なことに。まあオレ的には「やっぱバカ映画と言えば『奇跡の海』でしょう!」ってネタをひとつ提供したし、義務は果たしたと言えるでしょう。
6時半、フィルムセンターでヴァレリアン・ボロチウィックの『インモラル物語』。こんなもんフィルムセンターでやるかい。大バカな文芸ポルノ映画の古典である。いちばん笑えるのはマンディアルグ原作の第一話『満潮』かな。若き日のファブリス・ルキーニが従姉妹にフェラさせといて「全部飲め! その間お前が無駄口を叩かないように干満の仕組みを説明してやる!」で、終わったあと「遊びじゃない! 勉強になっただろう!」なに威張ってんだよ、おまえ。なんかほのぼのしてていいねえ。
1/17(土)
なぜかタダ券があるので妻と恵比寿の写真美術館へ。画家の撮った写真とかって企画展だけど、ま、あんなもんかね。キルヒナーの写真がちょっと狂ってて素敵だった。ナチスに“退廃芸術家”の烙印を押されてしまいに自殺してしまった人である。地下で『ユリシーズの瞳』の写真展を覗き(銃弾でボコボコになった交通標識と首を切られた天使像!)、ガーデンプレイスタワーのコーヒー屋に入ったら添野夫婦がいた。二人とも座りこんで一心不乱に本を読んでいたので、こっちには全然気づかなかったという。出ようとするところをつかまえて、授業参観の話とか(笑)。
で、池袋にまわってセゾン美術館でデ・ステイル展。なんかモンドリアーンな展覧会。モンドリアンってあまり好きじゃないんだけど、工業用デザインとしては悪くないなあ。
1/18(日)
水道橋Future
Beeでテンペスト・シールド戦。歩いていけるところだから以前から一度顔だしてみようと思ってたのよ。遅刻して慌てて駆けこんだら星野師範代と羽鳥先生がいたとさ。結果は……あまり考えたくないな。それにしてもなんで緑の巨大クリーチャばっかり引くんだろうね(しかもシールドのデッキにも入らないような奴)。終わってから師範代に講習も受けたし、まあ次回はバッチリだろう(希望)。
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INDEX Diary
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Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎
/ yanasita@gol.com