◎今月のお仕事 処女映画評論集『愛は死より冷たい』(洋泉社)絶賛発売中! 映画秘宝『レトロ・ヘル! '70s』で対談アーンドHal Ashby論。
夜、エイガ・コムの件でデジタルプラスの人々と打ち合わせ。といっても原稿を全然引き受けずに飲み食いしてきただけだ。ええんか?
帰ると、創元社から『殺す』(J.G・バラード 山田順子訳 1300円)が届いている。ぼくは解説(無題)を書きました。でもこのタイトルはどうなんですかねえ。
上映合間の休み時間にフラン・オブライエンの『第三の警官』(筑摩書房)を読了。うーんこれは傑作。『スゥイム・トゥ・バーズにて』は教科書的なポストモダン小説でもひとつだったけど、『第三の警官』は爆笑必至。謎の文学者ド・セルビイのギャグがどんどん効いてくるんだよね。
帰り道、ふと思いついて近藤書店まで歩く。『塗仏の宴・宴の始末』ゲット。わーい。
新宿でビデオを返し、髪を切る。
いったん家に帰ってJリーグの試合を見てから馬場へ。Mind Over Matterを使ったプリズンを作ってみたんで大森望とちょっとデュエル。負け負けくんである。あとで確認したらランドが17枚しか入ってなかった(笑)。
終日仕事。角川で復刊されたウェストレイクの『ホット・ロック』を読む。なんか20年ぶりくらいだ。たしか中学のときに友達から借りて読んだっきり、だと思う。
メタローグから「ホラー映画ベスト10」とかの依頼。これ、原稿依頼の手紙に 原稿を引き受けます 引き受けません 見本誌を送ってください 要連絡 てなことが書いてある葉書が同封してあるんだが、「引き受けません」と「見本誌くれ」をチェックして返送したらそれで雑誌一冊もらえるのかな? だいたい、今年公開されたホラー映画10本もあったっけ?
『SFマガジン』、『escquire』など届く。夜、『ニルヴァーナ』のビデオを見るが眠くて眠くてトホホ。
6時から帝国ホテルで江戸川乱歩賞の授賞式。ま、ただ飯を食いに行く。とりあえず食い物を腹に詰め込んでから、我孫子、大森といった見知った顔を捕まえて匿名座談会問題の成りゆきを聞くとか。ところで、二人の話によれば、どこかの新聞に「インターネット上ではスター報告書の超訳も流通している」といったような記事が載っていたらしいのだが、目撃した人がいたら教えてください。二人は互いに目撃責任を押しつけあって、ちっとも詳しいことがわからないのだった。帰り際に大森望から山口雅也氏を紹介される。これで本を読まなければならなくなったではないか(笑)。山口氏自体は以前から気になっていたんでまあいいんですが。
Kiichiro Yanashita / 柳下毅一郎 / yanasita@gol.com