裏丹沢・早戸川流域・円山木沢
2006/10/8(日)
今回はH隊員と2人だ。H隊員は以前同じ職場にいたことがあり、沢登りは過去3回同行している。
我が家を朝5時に出発。首都高から東名高速に入った。港北Pあたりからは朝6時だというのに車の数が多くなってきて、帰りの渋滞が心配になった。
厚木ICから一般道に降り宮ヶ瀬へ向かう。
この日は日本中に記録的な大雨を降らせた台風(のち温帯低気圧)の通過後2日目で水量が気になっていた。
宮ヶ瀬湖の水位は低く、増水の気配は読み取れなかった。
早戸川沿いの林道は釣り客の車が多かった。
途中に落石のため通行注意の看板があり、また通行を規制する障害物が置かれていて、どこまで行けるか心配になったが、
丹沢観光センターまで入っていくことが出来た。
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丹沢観光センター横に本間橋がある。 下山ルートは本間の頭からここへ降りてくる予定だ。 円山木沢の入渓地点までは徒歩25分の距離だということなので、 中間地点に車を駐めることにした。 本間橋から800mの地点に車を駐めるのに良いところがあったのでここに止めた。 沢支度をしていると釣り師が車に乗ってやってきて、 「沢登りは増水していてもやるんですか」ときいてきた。 「あまり増水していたらやめます」と答えておいた。 「かなり増水していますよ」と言っていた。 普段早戸川を見慣れた人が増水していると判断したのかどうか分からなかったが、 しばらく不安材料になった。 危険を感じたらいつでも引き返す覚悟はできている。 7:50分出発。林道を歩いていくとこの先にも車が駐めてあって合計3台あった。 林道終点からさらに登山道のような道を真っ直ぐ進むと沢に降りるところに行き当たる。 この対岸に岩小屋があり円山木沢の出合であることが分かる。 |
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対岸に渡るにあたって、適当な場所を探したが、 水量が多くどこでも渡っていけるというわけではなかった。 対岸に釣り師がいて、下流の方を指さして、 あっちの方が徒渉しやすいと身振りで教えてくれた。 比較的浅さそうなところを渡ったが、流れの勢いは強かった。 写真は徒渉中のH隊員 |
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出合からすぐの、こんな小滝も横から超えれば何という事はないが、 水流沿いを登っていこうとすると、結構楽しめた。 |
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少し歩くとこの沢の核心部25メートル大滝に来た。 快晴なのだが北側斜面のため暗い。 冬にアイスクライミングができるのはそのためか。 ダムの放水を思わせるくらいにすごい勢いで水が落ちている。 危険な状況であれば引き返すことも考えていたが、 引き返す必要はないだろうと思った。 この滝を登るために50メートルのロープを持ってきた。 下からロープを付けて登るつもりでいたが、滝の迫力に負けた。 安全のため、一旦右岸(左側)から高巻いて、 滝の上から懸垂下降して、トップロープで登り返すことにした。 高巻きは不安を感じなかった。 立木に支点をとり懸垂下降した。H隊員も降りてきた。 登りにはロープマンというユマールを小さくしたようなものを使った。 水の勢いが強いため通常よりやや右寄りのルートになったと思う。 最上部のスラブ状の5メートルはやはり苦労した。 ハーケンやボルトからあぶみ状になったテープやロープが垂れているのだが、なかなか登れない。 左上にしっかりしたハンドホールドがあるが、フットホールドがない。 つるつるである。 ハンドホールドに両手をかけて腕力で体を引き上げるしかない。 その上にもボルトが打ってあってスリングが垂れている。 良く覚えていないが何とか登った。 H隊員も最上部で苦労したがなんとか登ってきた。 ここを登り終わったら9:45になっていた。 写真は核心部にさしかかる私。 懸垂下降の支点が滝の落ち口の右側に位置するため ロープは右上方から降りてきている。 |
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ピンぼけの写真しかとれなかったが8メートルチョックストーンの滝。 たけしさんたちはここも右壁を直登しているが、 我々は無理をせず少し戻って左の乾いた岸壁を上った。 ここは快適であった。 |
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8メートルチョックストーン滝の上の15メートルの滝は 一見難しそうだが水流右側が登れる。 一応ロープで確保した。 岩が脆く、大きな岩がぽろっと落ちたりするので要注意。 |
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普段はナメ滝とも呼ばれている15メートルの滝だが 水量が多くナメというイメージではない。 |
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| この先沢は開けて明るい雰囲気になる。20メートルの滝。上半分がかぶり気味で登れないので左から迂回した。 | |
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ここから落差30メートルくらいの滝が出現した。 通常はゴルジュ内に滝が3つくらい連続して現れる状況のようだが この日は一つの大きな樋状の滝のように見え 登れる感じではなかった。 |
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上の写真の滝に接近したところ。 水流の右側の岩場を登っていった。 このため登った滝の数をかなり減らしてしまった感じが残り、 全体としての満足感を今一のものにしてしまった。 |
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大きな岩が行く手を阻んでいるところがあり、に2条の滝が落ちているのが見える。 この滝の右側から傾斜の緩い沢が合流しているが、本流は滝の方だと判断して登った。 段々水流が細くなりまた二股になった。 左からは水流のある沢が流れてきているが、正面は涸棚である。 水はないが涸棚の方が地形としては大通りのように見えたので取り付いてみた。 たけしさんのHPに書いてあった涸れ滝のことも頭にあった。 ここは登れるかどうか分からなかったので写真を取り忘れた。 ちょっと登ってみると残置ハーケンからスリングが垂れているのが見えたので、 ルートに自信がもてた。 降りてロープをつけ登り直した。 適度にホールドがあって面白かった。 上部は斜めになった岩の隙間に体をねじ込んで登るような感じだった。 |
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その先は沢は急な崩壊地のようなところでどん詰まりになるので 左側の尾根に早めに登った方が良い。 しばらく登ると登山道のある無名峰にでた。 13:40ころ登りついた。 ロープをだしたり、懸垂下降の後登り返したりしたのでかなり余計に時間がかかった。 乾いたものに着替え、登攀用具をしまった。 |
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14:00下山開始。 下山は本間の頭から丹沢観光センターへ降りる尾根道を使った。 以前は通行禁止の看板があったのだが、 文字の書いてあるところは全てはがれ全く字が読めなくなっており、 道を知らない人には分からないだろう。 私はこの道を通るのが4回目だ。 通行禁止とされているが良く整備されている。 途中からのどかな秋空をバックにした大山が見えた。 降りてみると登り口の方の通行禁止の看板はきれいでよく読めた。 本間橋15:20着 東名高速は混雑しているとラジオのニュースで言っていたので、 246号沿いの中華料理屋に寄った。 豚バラ肉のあんかけ丼を食べた。 美味しかった。 |