2005/07/18(月)
八丈島旅行は、行きが東海汽船の夜行船、帰りが飛行機というのが理想的なパターン。
東京湾のナイトクルーズ、夜景を見ながら酒を呑むことで旅への期待を高め、目を覚ませば水平線の
朝日、寝ぼけた頭で上陸すればそこが別世界になる。
帰りは飛行機。船で行くと10時間以上かかるが、飛行機は45分。一瞬と言っていい。
往路に使うと旅情がないが、何しろ早くて楽だ。遊びつかれた後、仕事の前日には良い。
ただ、やっぱり3連休。予約をとるのも困難で、とれたのは朝1番・9時離陸の便、飲み過ぎで眠たい目をこすりながらの、八丈島とはちょっと慌ただしい別れとなった。

周囲は晴れていたって、島の回り、山の周りは雲に包まれる。
そりゃ天気予報も難しいだろう。
今回の旅行に参加したのは、女性陣は小笠原で知りあった人たちだ。
いろいろなバリエーションはあるが、前向きでポジティブ、楽観的で推進力に満ちているのはある程度共通していると思う。25時間の船旅を乗り越えていくのはそんな人たちが多いようだ。
そういう人たちといっしょに旅行するのはとても楽しい。何やっても後悔しないし、笑いが絶えない。
うちのばあちゃんと旅行するのが楽しいのも、そういう人だからだろうな。
彼女たちを先頭に歩かせるみると、どこまでもズンズン突き進んでいく。百難があろうと乗り越えるだろう。
たとえその先に目的地がなかったとしても、ズンズン進んでいく。ズンズン突き進んだその後にそのことに気付いたときでも、ポジティブで楽観的な人たちだから「しかたない、また頑張りましょう」となるが、やっぱり楽観主義者ばかり集めても、集団の行動は非効率になることが分かった。いろんな人がいたほうが面白いし、うまくいく。
羽田到着後、茶飲みながら出た結論。次の目的地は、プラネタリウム。
旅に変化をつけるためには、やっぱり色々なことをしたほうが良い。さんざん貧乏旅行を続けた中で、豪華レストランでコースを頼むとか、一流ホテルに泊まりながら一回は屋台でディナーとか。
その意味でプラネタリウムは良い選択だろう。今回星は見なかったし、僕にとっては20年ぶりくらいになる気がする。
最近の映像技術をうまく使い、科学的、教育的な内容をうまく伝えていたと思う。何より、気持ちよくうたた寝をすることができた。
「今日のごはん」にファーストフード初登場。スローアイランドの次はファーストフードというのもいい変化。
いや本当にいいコンストラストで、店内は効率化、活スペース、省人化、ジャストインタイムといったようなキーワードが感じさせながら、お姉さんが顔にスマイル\0を貼りつけながら一生懸命働いていた。
昨日の中田商店とはすべてが対照的。
プラネタリウムのついでに水族館。
水族館も、色々な魚がいて本質的には興味深い。八丈島の海にも色々な魚がいるが、そちらは一瞬の遭遇だし解説も書いていない。じっくり水族館で見てみたいとも思った。
八丈でも小笠原でも西伊豆でも、魚を見たければ海の中を泳がねばならない。息を止めて苦しいのを我慢しなければならない。
水族館ならばその必要はないかというと、まったくそうではないらしい。人の波をかき分けかき分け、おぼれそうになり、遭難し、漂流する。魚たちは覇気もなく口をパクパクさせているが、水槽の外の我々だって結構苦しい。どうせならばもうちょっと空いているときに見に行きたい。
水族館に限らず、繁華街の散策は万事がこうだ。確かにどんな店でもあるし何でも売っているが、それってそんなに便利なことなのかね。いちいち金を払わなければ一息つくこともできないし、金払おうとしてもどこも満員で入れなかったりする。昨日までは集落に昼飯食うところは一軒、食事のメニューは臨時も入れて2種類のみだったが、それで不満はないどころか大満足だったぞ。
おまけにこの暑さ。どんな南の島よりも暑い。このレベルの暑さって砂漠くらいだろう。
人間が住むのに適切な場所だとは思えないが、よくこんなに人が集まってくるよな。とか言いながら、東京(とその近郊)に住みつづけてもうすぐ30年。