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まるささんのHPを見ると、4月27日、28日にカキかぶせ釣りのオフ会が計画されている。雑誌に頻繁に紹介されているカキかぶせ釣りをじっくり見てみたい、少しやってみたい、そんな動機でこのオフ会に長男の優介を連れて参加してきた。
優介はこの4月で中学生になった。5月から部活が始まるらしい。剣道部に入るということなので、土日は部活でつぶれるようだ。おそらくふたりでゆっくり釣行するのもこの先何回もないかもしれない、そんな思いもあった。
私自身の場合、やはり小学生の頃は毎週のように父親に釣りに連れて行ってもらったが、中学生になると父親との釣行回数が極端に減り、友人と行ったり、ひとりで行ったりしたことを思い出す。もちろん、優介の後には最近釣りに目覚めた二男の俊介が控えているのだが。
4月27日(土)、午前4時起床。4時30分出発。第2神明、加古川バイパスを経由して姫路バイパスの中地インターに着く。一旦ここで下り、姫路釣具にてエビを買った。夜のメバル釣り用のブツエビとシラサエビである。
再度姫路バイパスから姫路西ICより山陽道に入り、西へ向かう。途中、朝食休憩をはさみながら福山西ICに到着。ここで下りてしまなみ海道へ向かう。新尾道大橋を渡る。あっという間に渡ってしまう。加古川を渡るほうがよほど長い。向島から因島に渡る。因島北ICで下り、土生港長崎桟橋へ向かう。8時25分の生名島行きフェリーに乗る。車1台550円、旅客は大人50円、小人30円である。安い。
釣り場は午前中はフェリーの着く深浦の波止で釣る予定。車を止める場所がよくわからず、仕方なくフェリー乗り場の有料駐車場に止める。1時間50円。神戸とは桁が違う。
この島には「ミス生名島」と誉れ高いおかみさんがいる山久ストアーという食料品店やガソリンスタンドもあった。おかみさんなのに何故ミスなのか?細かいことはご容赦願いたい。
駐車場から重い荷物をぶらさげて汗をかきかき波止に到着。10時頃から実釣開始。優介は投げ釣り&サビキ。私はもちろんフカセ。グレ狙いである。潮は上げ潮で右から左へと流れている。潮目もできている。波止の曲がり角付近が一番潮目に近い特等席であるが、早朝から地元のハゲ狙いの釣り人が数人釣っているため入れない。彼らの先端側で釣ることにする。遠投のきく00号のウキを使ってウキ下2ヒロ。魚の気配はない。少し沈めてみたが、何も釣れない。
そうこうしているとき、まるささん登場。すぐにSATさんも登場。挨拶をする。まもなく、倉敷のマサさん、倉敷のタクさんが合流。まるささんと3人でかぶせ釣りを始める。やがてまるささんが隣の生名港のほうへ移動。かぶせ釣り道具を一式置いておくらしい。どうやら私にかぶせ釣りをさせようということだ。
結局、フカセでは12,3cmのメバルが2匹のみ。マサさんに挿し餌のつけ方などを教わり、見よう見まねでかぶせ釣りに挑戦してみた。モゾモゾというアタリが2回。いずれもハリ掛かりせず。この日は風が結構強く、たぐり寄せた道糸が風で飛んでしまう。とてもむずかしい。
マサさんやタクさんを見ると、レバーブレーキタイプのスピニングリールを使用している。どうやら風の強い日はスピニングリールのほうがやりやすいようだ。さらに挿し餌を投げ込む際に50m巻きの3号ハリスも一緒に投入してしまった。あわててタモを取ってくるが、行方不明。続いて針袋も紛失。残ったカキと一緒にバケツに入れておいたのだが。。。まるささん、ごめんなさい。
一方優介は、投げ釣りで20cm弱のシロギスとテンコチ(ガッチョまたはメゴチともいう)をゲット。サビキではメバルをポツポツと釣っている。フカセで釣ったメバルより良型だ。これらはすべて夕食の食材として提供した。午後3時前納竿。生名港埠頭用地へと向かう。
ここでマサミチさん、井原の陽二さん、井原のヤスさん、赤鯉さん、赤鯉さんの連れのあーぶさんと合流。ここには30mほどの波止があり、かぶせ釣りのポイントだ。先端で釣っていた倉敷のマサさんがコブダイの爆釣モードに入った。恐ろしいほどの引きである。でかい。瀬戸内のGTと呼ばれるだけのことはある。それを1.8mの短竿で釣り上げるのだから、驚きである。
やがて夕食の準備ができた。すべてまるささんとSATさんの手料理である。刺身、唐揚げ、あら炊き、等々。外でビールを飲みながらの食事はとても美味しくて、楽しかった。その間、優介はひとり釣りをしていた。釣りといっても投げ釣りで、適当に上げてみて釣れているかどうか確認するだけである。
「おとうさ〜ん、何か釣れたみたい〜」大声で叫ぶ優介。あわててみんなで見に行った。マサさんが「チヌじゃ。」の声。誰かに落としタモを持ってきてもらって無事ゲット。31cmのチヌだった。続いて46cmのアナゴをゲット。優介は満面の笑みを浮かべている。連れてきてよかったと思った瞬間であった。
午後9時ぐらいから、メバル釣りをした。ブツエビを撒きながらの釣りである。アタリは少し渋いが頻繁にあった。しかし、釣れてくるのはすべて15cm以下のリリースサイズ。2時間ほど釣っただろうか。20匹ほど釣った。翌日のこともあるので、早めに就寝した。
明けて4月28日(日)、午前5時30分起床。散歩に出掛ける。マサさんも起きている。ユウスケも起きてきた。早速フカセ釣りの準備。狙いはチヌである。水深は約10m。底狙い。朝のうちはアタリが多く、結構楽しめた。30cm近くあるハゲをばらした。水面から抜き上げようとした瞬間、ハリはずれ。無理せずタモですくえばよかった。
キープした魚は20cmのアジ1匹、25cmのコブダイ1匹。前日みんなが釣っていたコブダイと比較すると赤ちゃんのような感じである。
優介はサビキをしている。まるささんの助言に従ってハリにオキアミをつけるとアジを順調に釣っている。20cm前後の結構良型のアジだ。水深があるのでアジも越冬しているようだ。優介がハゲを掛けた。慎重にタモ入れして検寸すると30cmあった。まるささんによると満潮前後がチヌの時合いらしい。
10時過ぎ、隣でまるささんがチヌを釣った。そろそろ時合いか、そう思ったときウキが沈んだ。上がってきたのはなんとハオコゼ。チヌ針1号が飲み込まれている。左足で踏んづけ、右手でハリスを引っ張った。その時だ。左足の下にいたハオコゼがつるっと滑って、なんと宙を飛んだ。行き先は私の右手。人差し指をやられた。血を吸い出せというみんなの助言もあり、必死で傷口を吸ったが痛みがしだいに強くなり右手が使えない。これで釣りを断念。
少し痛みが治まった時点で片づけに入った。この日は不思議と喰いが悪く、コブダイはマサミチさんが1匹釣ったのみ。前日マサさんが全部釣り上げてしまったのかもしれない。
午後2時の船で因島へと渡り、帰路についた。途中、岡山あたりで睡魔に襲われ、約1時間仮眠したが7時前に無事神戸にたどりついた。翌日、チヌ、コブダイ、ハゲは刺身、アナゴは天プラ、アジは塩焼き、ハゲのキモ&頭部は水炊きにしていただいた。最高の贅沢を感じた。この釣行で感じたこと、それは「釣りには子供を連れて行け」。
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