■オーガニック「武装錬金」フル可動化 武藤カズキ■
着工:2008年2月6日
完成・公開:2008年2月18日

男性が主人公のアニメなのに、フィギュア化となると女性ヒロインの方が
先に製作・発売されたりというのはこの業界では結構普通な感じがします。
これは恐らくまだ「アニメは男性向けのもの」的な観念みたいなものがあり
確実にインカム伸ばすには女性キャラだよね!という考え方があるからだと思います。
同様の理由から、長ズボンを履いた女性キャラもあまりフィギュア化されません。
これについては…まあ立体ならではのプレイバリューということでしょうか(笑)

この「武装錬金」という作品についても、やはりヒロインの津村斗貴子が先に出て
なぜかその次はカズキの妹まひろがリリースされるという扱いとなりました。
自分も半ば諦めてたんです…カズキが立体化されるのは。
しかし昨年突然、海洋堂のリボルテックシリーズをリリースしているオーガニックから
「武装錬金」のフィギュアコレクションシリーズがリリースされるというアナウンスが。



ここで誰しも思うのが、「オーガニックなのになんでリボで出さないの?」という疑問。
「武装錬金」は近年のジャンプ原作アニメとしては屈指の完成度を誇るアクション作品。
昨今の美少女ブームの中、これほどアクションに適した男性キャラもないはずなのに
リボルテックにはならず…しかもサイズのわりには値段の高い商品となりました。

しかしこれは逆に「改造しやすい状態で売るから自分でリボ化しな」という意味に解釈し
入手早々バラバラにして(笑)すぐにリボ化の作業へ取り掛かりました。



直前にリボルテックの対抗馬であるfigmaシリーズがリリースされていたこともあり
今回はリボ化という目標に加え、股関節の新たな可動方法の立案も目標としました。
スカート状のものが両腿から腰を覆う外観を維持しつつ、どれだけ可動範囲を稼げるか。
そして、劇中の印象的なポーズを再現できるか。

今回の場合はTシャツの上に上着を着ているので、腰に可動ポイントを追加しても
あまり外観を崩さずに済み、腰+股関節の合計で可動範囲を稼いでみました。



腰+股関節の可動により、劇中で多用された突撃のポーズを再現できるようになってます。
同様に、劇中で上空を見つめるシーンが多かったので首の仰角を稼いであります。



現在の状態では肩のリボルバージョイントの胴体側の受け軸が上着の容積に収まるように
垂直方向に差し込んである為、脇をピッタリと閉じることができません。
これは中心に収まるTシャツのパーツまで貫通するようにリボルバージョイントを納めれば
簡単にクリアできる問題なので現時点では放置してあります。

和月先生の作品はあまり立体化に恵まれないジンクスがありますけど、
この武藤カズキはちゃんと手を入れてやればそれなりによくなる素材だと思いました。