***国鉄ED11−1(1/2)***

<車体・室内>


<実車の説明>

 大正12年(1923年)輸入のアメリカ GeneralElectric 社製造の電気機関車。側面の十字の格子の窓、妻面の砂入れがいかにもGE社製らしい。全体におとなしい印象を受けますが、何となく下回りが貧弱に感じ、短足のように見えます。格好いいとは言い難いところが魅力か。幸い輸入された2両とも、解体を逃れ今でも見ることが出来ます。
 ED11の1号機は、1922年製造で、1960年5月廃車、その後西武鉄道に払い下げE61になります。現在でも横瀬車両管理所に保存されており、鉄道の日の一般公開等で見ることが出来ます。
 写真は、保存のための整備が入る前のものです。


1      2
 
 
  撮影位置の凡例説明
 数字はそれぞれ1次側2次側を示し、●は、撮影位置を示します。

  撮影位置
1      2
 
 ●
 

 オリジナルは十字の桟がありました。桟がなくなったのは西武に来てからのようです。ヒサシもオリジナルにはないですが、こちらは早い時期に、向かって外側の窓のみ取り付けられています。

ED11-1側面ガラリ付近   撮影位置
1      2
 
  ●
 

 側面のベンチレータです。オリジナルとは異なるようですが、車体と結構面一なのがわかります。模型を作るときこのあたりの表現が問題になります。

  撮影位置
1      2
 
 
 

 ドアー取っ手はオリジナルのようです。なかなかおもしろい形です。

  撮影位置
1      2
 
 ●
 

 銘板です。軸配置、重量、電動機数、電気方式、製造年月などがわかります。刻印の内容は
  CLASS:404-E-132-4GE274A
  750/1500 VOLTS DC
  NO.8700 DATE OCTOBER1922

  撮影位置
1      2

 
 

 比較的早い段階から両側化になった解放テコ。リベットが結構並びます。

  撮影位置
1      2


 
 

 ステップ部分は大きくかき取りがされています。標識掛けと手すり受けがうまく兼用されています。
 デッキ上は平鋼板です。その昔、つぼみ堂の模型はしっかり網鋼板でしたので、裏返して使用しました。

  撮影位置
1      2
 
 ●
 

 一般公開と違い室内まで撮らせてもらいました。外側通路方式。運転室と機械室の仕切のドアーが模型の参考になります。

  撮影位置
1      2


 
 

 運転台。
 コントロラーはGE製のオリジナルです。運転席の椅子がおもしろく折りたためるようでした。
 側面の窓の取っ手の位置から横にスライドして開くのがわかります。

  撮影位置
1      2
 
 ●
 

 主幹制御器
 オリジナルのコントローラー。「GENERAL ELECTRIC CO.U.S.A」の文字がはっきり読みとれます。

次のページ(2/2)へ