***国鉄ED15−1(1/3)***

<実車の説明>

 国産最初の本線用電気機関車。大正13年(1924年)製造、日立製作所のオリジナル機。大正15年から使用され、東海道線での牽引試験では優秀な成績を収めたとあります。箱形で無骨な感じを受けますが、正面から見ると結構優しそうに見えます。
 ED15の1号機は、1960年廃車で現在でも日立製作所水戸工場(ただし、当時の製造は電気部品は助川工場、機械部分は笠戸工場)に保存されています。比較的廃車が早かったせいか、外観は原型に近く、また屋根付きで保存状態も良好です。
 写真は、工場開放時に許可を得て撮影したものです。。


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  撮影位置の凡例説明
 数字はそれぞれ1次側2次側を示し、●は、撮影位置を示します。

  撮影位置
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 片持ちの屋根のため大変見やすい保存状態です。ただし、塗装は結構痛んでおり、はげ落ちている箇所もありました。そこからぶどう1号色らしき色が見えていたのが、印象的でした。
 階段も設けられ室内も自由に見学できました。

  撮影位置
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 反対側です。広いスペースで保存されているので反対側もよく見ることができます。赤いナンバープレートが良いアクセントですね。

  撮影位置
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 妻面の梯子付近です。梯子の取付部はねじってあるのがわかります。安達製作所のキットはロストの一体パーツです。
 

  撮影位置
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 解放テコは両側で、連結器座付近は補強されているようです。ステップの下の補強、テールライトの配線を含めて追加工作すると良いのではないでしょうか。

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 ステップはキットでは単なる真鍮線にすぎません。板材をちょこっと半田付けするだけで、結構目立つと思います。

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 妻板の裏側。機械式の速度計のない部分です。配管が結構はしっているのがわかります。

  撮影位置
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 窓もよくみると上の隅にRがついている窓とない窓があります。側面はガラリの上と乗務員ドアーの窓はR付き、妻面は1次側の運転席の窓以外はR付きです。1次側の運転席の窓は修理の跡がありますので、本来はすべてR付きなんでしょう。キットは側面は、乗務員ドアー以外すべてR付き、妻面はすべてR付き(中央のドアーの窓は微妙)ですから、自己満足の世界ですが、工作してみるのも一風です

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 妻と側面のドアーでノブ形状が異なります。ともにキットには付属していません。

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 妻と側面ともにドアーには靴ずりがついています。キットでは単なるエッチングですので、滑り止めをエッチングで表現した別パーツをつけると良いのではないでしょうか。

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 安全帯をつけて屋根にのせてもらいました。雨樋は「へ」の字形になっているのがわかります。キットではまっすぐに、それも車体にエッチィングされてしまっているのでやっかいです。

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 屋根中央のベンチレーター、その奥に避雷器があります。避雷器と屋根導体との配管なんか絶好の追加工作アイテムです。

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 屋根導体から室内への引き込み部分。2本になっているんですね。

  撮影位置
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 車体中央につく銘板3枚。一番下の銘板は改造時のものです。「昭和25年10(?)月改造」と読めます。キットには赤と黒の地の両方が付属します。結構赤も似合いますよね。

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 「第百参拾號 大正拾?年拾月」と読めます。こちらが製造時の銘板ですから、是非付けたいですが、残念ながらキットには付属してしていません。

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