***古典レール探訪***


 まずは、古典レールについての説明です。

古典レール探訪へのきっかけ

 鉄道の魅力って何でしょうか?(→いきなり唐突ですが(^o^)ハハハ)
 それは人それぞれに異なり、ある人にとっては華やかな特急電車であろうし、人によっては駅弁の包み紙であったりします。
 鉄道風景のなかで、自分の心に「鉄道の良さ」を訴えてくる要素は何であるか。これを考えるとき、「レール」がとても強いアイテムのように思えます。暑い夏の日のゆらゆらと陽炎の立ちのぼる線路、三脚を立てたときにわくわくした気持にさせるほど良いカーブ、夜のヘッドライトに浮かび上がるレール、「鉄道っていいなぁ」「鉄道ファンで良かったなぁ」と思わされる場面です。
 レールに対する執着が、この古典レール探訪のきっかけになっています。

古典レールとは、

 駅のホームの支柱や跨線橋、はたまた柵などに結構古レールが使われています。これらは、言うまでもなく、本来のレールとしての役割をしていたものが、その後に、余生を建築材として送っている姿であります。これは、鉄道の創成期において、1901年(明治34年)からの八幡製鉄所の生産以外は、輸入に頼っており、レールは大変貴重品であり、また、現在のレールと違い炭素量が少なく加工しやすかったことによります。
 異国の地からやってきたのレールや我が国最初の製鉄所である八幡製鉄所で生産されたレールを、古典レールと名付けました。

ロールマークについて

 ロールマークは、レールマークとも呼ばれ、レールの腹部(側面)にある製造時の刻印で、古典レールの調査の中心になるものです。刻印の内容には統一性はないものの、製造会社名、製造年、製造月、発注会社名、製造方法、規格等が刻印されています。ロールマークがあるために調査が可能といっても過言ではありません。
 ロールマークの内容については、西野保行氏の鉄道ピクトリアルの記事や太田幸夫氏の「レールの旅路」を参考にしています。