モーセと山幸彦: 要約
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要約 (Summary):
「モーセの出エジプト」エピソードと「山幸/海幸」エピソードとは、同一のシノプシスを有する。
「モーセの出エジプト」エピソードは「カナンにおけるヨシュアの預言者(又は士師)支配体制開始」を帰結として有し、「山幸/海幸」エピソードは「大和王朝の初代天皇としてのイハレの戴冠」を帰結として有する。従って、両エピソードは、新統治体創設と云う帰結部まで延長してもやはり、共通なシノプシスに従っている。
この共通シノプシスは、地母神局面と水神局面とに分解できる。地母神局面は、「モーセ誕生」エピソード及び「サルゴン誕生」エピソードとほぼ同一構造を有する。また、水神局面は、イソップ寓話である「木樵とヘルメス」エピソードとほぼ同一構造を有する。
「モーセの出エジプト」と「山幸/海幸」との両エピソードは、古代ヘブライ文化とも古代日本文化とも異なる更に先行する文化で産まれたと仮定される共通の始原的エピソードから派生したもののようである。従って、例えばモーセの「葦の海の奇跡」は、古代ヘブライ史における歴史的な事実を反映したものではありそうにない。
この始原的エピソードは、それが創設を説明する統治体制が、(植物神が付随する)地母神と水神との双方に祝福されたものであること、あるいは更に言えば、双方(又は三柱)の子孫であることを主張するためのものであったと推定される。言い替えれば、その統治体制下にあっては、潅漑農耕による豊饒が予定されていることが主張されているわけである。
この論考は、いまだに「地均し」の段階にあるにすぎない。[概要]と[対応表]が完成したおりには、さらに続きが書かれていく予定である。
エピソードの予備的な検討
。 (これは、とりあえずは日本語でかかれる。)
エピソードの詳しい検討。
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