天平の森天文台 comet file
〜天平の森天文台撮影、40cm+CCD 彗星画像〜



天平の森天文台撮影の彗星画像(1999年 others)

長野県明科町「天平の森天文台」で天平の森天文同好会が撮影した彗星の画像です
いずれも天平の森天文台40cmF6反射(f2400mm)+CCDカメラ(MUTOH CV-04)で撮影
ノーフィルター画像(一部除く)
画角は約7'X約10'(画像により若干の相違があります)
visual-mag.=眼視全光度、当日の天文台等での観測値です
coma-dia.=眼視観測したコマ径、括弧内は実寸 tail=尾の長さ
89kb C/1999 S3 LINEAR彗星
1999/11/22 19h07m45s〜 (2分間隔で8枚、各75s露出合成)
Δ=1.51AU r=1.90AU


はくちょう座、デネブの北に位置しています。11月13日の天文台における 眼視全光度は11.5等。
※画像中の彗星光度はCCD測光による全光度(参考程度)、 恒星の光度はGSCによる

76kb C/1999 S3 LINEAR彗星
1999/10/06 20h59m48s〜(60s露光) 21h04m59s〜(60s露光) 2コマ合成
Δ=1.14AU r=1.94AU


約5分間のS3の動きです(A,Bの順)。眼視では確認出来ませんでしたが、空の条件の良い場所からは約12等での眼視観測報告がされています。※恒星の光度はGSCによる


47kb 141P Machholz 2彗星 A核
1999/12/15 18h16m30s〜 (1分間隔で16枚、各30s露出合成)
Δ=0.57AU r=0.76AU


※(撮影者のコメント)彗星光度は1'×1'の範囲。141P-A核と同条件で141-D核の撮像もおこないましたが、確認に至りませんでした。彗星のモーションが速い上にとても拡散していますので、低時間でのコマ撮り方式の限界だったかもしれません。


69kb 141P Machholz 2彗星 D核
1999/11/10 18h35m27s〜 (30秒露出)
Δ=1.02AU r=0.90AU


※画像下が北です。画像の写野は約5分角、反転してあります。
西空低空と天の川領域で、微光星にまぎれている。非常に淡く、拡散した矢印の天体が、ほぼ予想位置を移動していました。ICQによると当日頃約12等の光度観測があります。


39kb C/1999 U3 LINEAR彗星
1999/11/05 20h43m56s〜 (3分間隔で8枚、各120秒露出合成)
Δ=1.03AU r=1.87AU


恒星等級はGSCによる。また彗星光度(16.3)はCCD測光による全光度。但し、比較星光度にGSC値を使っている為、参考程度。
この星は周期12.6年の軌道が計算されました。m0は約14等、このような小さな新周期彗星も次々に発見されています。


20kb C/1999 U4 Catalina-Skiff彗星
1999/12/03 19h27m00s〜 (3分間隔で8枚、各120秒露出合成)
Δ=6.1AU r=6.9AU


画像視野は6'角。彗星光度CCD測光による全光度で参考程度ですが暗目の測定結果になりました。

35kb C/1999 U4 Catalina-Skiff彗星
1999/11/05 19h23m56s〜 (4分間隔で8枚、各90秒露出合成)
Δ=6.0AU r=7.0AU


恒星等級はGSCによる。また彗星光度(16.6)はCCD測光による全光度。但し、比較星光度にGSC値を使っている為、参考程度。
近日点はちょうど2年後、その時もr=約5AUと遠い彗星です。彗星自体は大型でm0は約4等です。


31kb C/1999 T3 LINEAR彗星
1999/10/28 21h01m01s〜 (4分間隔で8枚、各90s露出合成)
Δ=4.8AU r=5.8AU


恒星等級はGSCによる。撮影時のT3はおひつじ座にあって、土星のすぐ北(約4.5°) での画像。太陽から遠い位置を移動するため今後明るくなる期待が無いのは残念です。
(上のサムネイルの画像はトリミングしてあります)


49kb C/1999 T2 LINEAR彗星
1999/10/22 00h58m47s〜(5分間隔で4枚、各90s露出合成)
Δ=4.1AU r=4.8AU


恒星等級はGSCによる。彗星の明るさは約16等。動きが速いので露出時間を押さえて撮像。
(上のサムネイルの画像はトリミングしてあります)


35kb C/1999 H1 Lee彗星 1999/10/25 20h25m01s〜(1分間隔で16枚、各45s露光合成。 + 2倍テレコン使用, fl=4800mm F12)
Δ=1.18AU r=2.00AU
(10月28.40日の観測)visual-mag.=10.5 coma-dia.=1.8'(約9万km)

2倍テレコンによる去りゆくLee彗星の中心部です。

47kb C/1999 H1 Lee彗星 1999/10/13 00h52m41s〜(2分間隔で8枚、各50s露光合成。+赤外カットフィルター)
Δ=0.92AU r=1.82AU
(10月9.51日の観測)visual-mag.=9.7 coma-dia.=3.1'(約12万km)

太陽の反対側(左側)にコマが広がっていますが右側にも奥から広がっているようなイメージです。アンチテイルの名残りでしょうか。

148kb C/1999 H1 Lee彗星 1999/05/13 20h54m30s〜(60s露光)
Δ=0.76AU r=1.32AU
visual-mag.=7.2 coma-dia.=5'(約16万km)


気象条件が好転したため前日(12日)に比べ大きく写っています。

58kb C/1999 H1 Lee彗星
1999/05/12 20h24m34s〜(30s露光) 20h27m57s〜(60s露光)
20h33m24s〜(30s露光) 20h39m28s〜(120s露光) 4コマ撮影合成
Δ=0.75AU r=1.34AU
画面上が北です。AからDの順に逆行しながら急速に北上する彗星の様子が分かります。低空のため実際の明るさより小さく暗めに撮像されています。このように彗星観測には、眼視においても彗星の高度が観測条件を大きく左右します。※彗星のすぐ右の輝星は8.37等(TJによる)


148kb C/1998 M5 LINEAR彗星 1999/05/13 20h25m35s〜(60s露光)
Δ=2.33AU r=2.23AU
※4月20日の眼視観測 visual-mag.=11.2 coma-dia.=1.8'(約15万km)


彗星の下のすじは暗い流星?と思います



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