あらすじ
女子プロレスラー、ブル中野の半生を本人が書いた自叙伝。生い立ち、プロレスとの出会い、練習生時代の苦心惨憺の日々、デビュー、 それからなり上がっていくさまを、ブルらしい暖かな視点から振り返っていく。
感想
この前に、北斗晶の自叙伝を読んでいたので、その対比としては、ブル中野よりも北斗晶のほうが明らかに文才があるんですよね。北斗晶 の本で泣いてしまったのですが、ブル中野も似たような人生だったのにもかかわらず、泣く事はありませんでした。その分、おすすめ度は 少しだけ低いです。でも、面白いし、感動もあります。
正直なところ、こういうプロレス本というのは、まずプロレスを知っている事、好きなことが楽しむための大きな前提となります。 プロレスを知らないもの、プロレスに否定的な人はあんまり分からないし、色眼鏡で見てしまうんですよね。この本も、ブル中野という 人を知っている人、特にファンからしたら、非常に面白いだろうし、感動できるんだろうと思います。私はそれほどよくブル中野を知らない ので、それほど大きな感動はありませんでしたが、彼女の生き様や、彼女のプロレスに対する取り組みを読んでみると、なるほどプロレス が好きなんだな〜というのがよくわかります。
女子プロレスラーはみんな「プロレス大好きっ!」で生きています。給料だって普通の仕事したほうがよい位の世界だったりします。
この頃はまだ、フジテレビのバックアップも付いて、お金もあまり不自由しなかった。その頃…女子プロレス黄金時代の、辛くても楽しかった
1人の女子プロレスラーが綴った、渾身の一冊です。