あらすじ
「リング」の恐怖は終わってはいなかった――。監察医の安藤は、偶然にも旧友、高山竜司の遺体解剖をする事になった。 遺体を解剖する安藤は、高山の体から不審な紙片を発見する。その紙片は、高山竜司からのメッセージだった。 メッセージを解析していくうちに、驚くべき事実を知ることとなる…高山は、呪いのビデオを見たことで死んだというのだ!
感想
「リング」の続編ですが、登場人物はほぼ一掃されています。内容的にも、リングよりも難解で、なんだか後味も悪いです。 最後の唐突な終わり方は何度読んでも解せないのですが、小説としての完成度はある程度までは達しているので、何とか最後 まで読み進められるかなというところです。医学用語など、少々耳慣れない言葉なども出てくるので、読むほうは少し疲れますね。 この「リング三部作」はこの辺りから道を誤ったというか、方向が予期せぬ方向に進んでいったんですよね。無理に科学的に解釈 しようとしないで、最後まで単純に「呪い」という事で貞子の怨念に焦点を当てていけば良かったのに…そう思わずにはいられない 作品です。