3.布おむつの当て方と交換方法   (3)交換方法(大がある場合)

←前の頁に戻る   目次に戻る   次頁に進む→

※画像をクリックすると画像が画面の最上部に移動します。

画像

No/項目/説明

1.お尻をお風呂で洗う場合(自宅の場合など)の手順と注意点

※下痢気味の時は,ぬるま湯で洗い流した方が度々肌を擦らずに済むし,綺麗になるので便利。

但し,下痢をするのは風邪などの病気の場合が多く疲れて抵抗力を落として悪化させる場合もあるので,赤ちゃんの体温をマメに測り,その時の体調に応じて拭くか流すかを決める。(耳式体温計が便利)

尚,シャワー前後に寒くならないよう,浴室と,脱衣場所,及び途中経路の室温や空調などに気を付ける。

(1)おむつの状態確認

赤ちゃんの足の付け根の前のカバーの隙間に指先を入れて濡れていないかどうか確かめる。

おむつの前の端がぐっしょり濡れるまでは,通常漏れない。

但し,生まれて間もない赤ちゃんの内は特に輪のおむつの場合は多少濡れていれば,おっぱいやミルクを上げる前に替えておく。

おっぱいやミルクの後に大をし易いが,おむつが濡れていると大が漏れ易くなるため。

(2)大の有無確認

おむつを替える前にカバーを少し開けてみて,お尻側の足の付け根からお尻の方を覗いて確認する。大がなければ,3(2)へ。

<お尻をお尻拭きで拭く場合>

<歩かない赤ちゃんの場合>

※基本的には,シャワーなどでなく,寝かせたまま拭いた方が楽。首や腰が据わっていないと1人でシャワーで流すのは大変。シャワーで流したい場合は,携帯用のシャワーなどを使用すると楽。

(3)シャワーから上がった後に赤ちゃんを置く所を準備する。

我が家では,大きめ座布団の上にバスタオルを敷いた。

(4)新しいおむつとカバーをセットし,赤ちゃんを拭いた後,すぐにお尻に当てられる場所に置いておく。

(5)赤ちゃんを寝かせておむつを外す。

(6)お風呂場に赤ちゃんを抱いて連れて行き,シャワー(ぬるま湯)でお尻の汚れを綺麗に洗い流す。この時,座浴(お尻だけ洗面器などの溜めたお湯に浸ける)で汚れを落としても良い。尚,この際,凹凸のある部分に汚れが残らないよう丁寧に洗う。また,せっけんを多少使って洗っても良いが,基本的にはせっけんを付けて洗うのは1日に1回とした方が肌荒れし難い。ぬるま湯洗いだけでも汚れは問題ない程度落ちる。

(7)綺麗になったら,赤ちゃんを抱いて戻り,準備していたタオルの上に赤ちゃんを寝かせ,しっかり水分を拭き取る。

(8)おむつを着ける。

<歩く赤ちゃんの場合>

(基本的にはじっとしていないので,お風呂で流す方が楽)

(3)洗った後に着けるおむつをセットして準備しておく。

(4)洗った後に拭くタオルを持って赤ちゃんを脱衣所に連れて行く。

(5)脱衣所で赤ちゃんのおむつを立たせたままそっと外す。

(6)お風呂場に赤ちゃんを連れて行き,立たせたまま,シャワー(ぬるま湯)でお尻の汚れを綺麗に洗い流す。この際,凹凸のある部分に汚れが残らないよう丁寧に洗う。また,せっけんを多少使って洗っても良いが,基本的にはせっけんを付けて洗うのは1日に1回とした方が肌荒れし難い。ぬるま湯洗いだけでも汚れは問題ない程度落ちる。

(7)綺麗になったら,赤ちゃんを立たせたまま,準備していたタオルでしっかり水分を拭き取る。

(8)おむつを着ける。

<注意事項>

ハイハイや,歩くことが出来る赤ちゃんは,おむつが取れた開放感から,逃げ出しておむつを着けさせてくれないことはよくある。

おむつを取ったら逃げ出すと言うリスクを考慮しておき,とにかく手早くおむつを着けられるよう練習すること。

また,逃げたまま「おもらし」をすることもままあるので,汚れてもすぐに拭けるような環境整備と,おもらししても怒らない様,気持ちのゆとりと準備をしておく。

トイレトレーニングで,上手く出来なくて漏らした時に怒られると,排泄障害になる可能性もあるそう。

しっかり歩くようになったら,トレパンおむつやパンツ型おむつカバーの方がすんなり穿いてくれることが多い。

家の子供は,以前は必ず逃げ出していたが,2歳位からは,「ここ!」と言うと,ゴロンと寝てくれるようになった。赤ちゃんは成長するし,色んな成長の仕方もあるので,今はこんな物だと割り切って気長に付き合いましょう。

2.お風呂で洗わない場合:おむつ交換の準備をする

(1)おむつを入れる袋を手元に準備し,口を開けておく。

(2)お尻を拭くものと濡らすものを準備する。

最初から濡らしておいたお尻拭きを準備しても良い。

冬場に冷たい水で拭くと嫌がるので,人肌程度のお湯で濡らすと良い。(熱いと火傷する)

尚,濡れたまま長時間置いておくと雑菌が繁殖するので,出来れば拭く直前に濡らすと良い。

(3)お尻拭きを入れる袋を準備する。

再利用する布なら,おむつの袋に入れてよい。

(4)成形おむつ又は輪のおむつの一組を,自分の体の右(利き腕)側に置く。

エンゼルのライナーがある場合は上の方(背中側になる方)へライナーを少し折り込んでおく。

(5)お尻置き様に,防水性のシート状に輪のおむつ(2つ折り)を乗せたものを準備し,手元に置く。

※モデルは「こぐまちゃん(こぐま社製)」

3.赤ちゃんの準備

赤ちゃんの足が,自分を向く方に向ける。

4.赤ちゃんのカバーを外す1

中ベルトの場合は,前を外す。

5.赤ちゃんのカバーを外す2

横止めの場合は,横ベルトを外しておむつを広げる。

中ベルトの場合は,ベルトを外しておむつを広げる。

6.赤ちゃんのお尻を持ち上げる

(1)赤ちゃんのお尻を持ち上げる。

 この際,赤ちゃんのお尻が汚れているので,足を自然に曲げたまま,体全体を縮めるように曲げさせる方法でお尻を上げる。

(2)すぐに手早くおむつを取る。

 この際,おむつの手前側を背中側に重ねて2つに畳み,背中側を持つようにすると汚れが広がらず,取り易い。

 通常,カバーがひどく濡れたりよごれていなければ,カバーはそのまま再利用する。また,カバーが汚れていたり,カバーを汚しそうで不安なら,この時カバーごとおむつを外す。

 大の場合は,基本的にカバーを外した方が無難。

7.赤ちゃんのお尻を持ち上げる(実演)

6の実演(息子の協力を得た)

<その他の注意>

股関節に不自然な力が入ると脱臼し易いので注意。

但し,この頃の脱臼は先天的(産道を通る時など)の亜脱臼か,脱臼をしているので無ければ,過剰な心配は不要とのこと。

股おむつ(今説明しているおむつ)は,この頃の赤ちゃんのW(手),M(足)と言う自然な形にするのに合っている。

赤ちゃんを抱っこする場合は,股の間に手を入れてお尻を持つようにして持つのが良い。

赤ちゃんにやってはいけないことは,

(1)赤ちゃんの足首を揃えて引っ張る。

(2)足を揃えさせようと伸ばしたり,強くさする。

(3)両足を抱えるように抱っこする

(4)三角おむつを付ける。(腰回りにおむつを巻き付ける)

などがあり,昔の人(親世代)は,これらが正しいと教えられている。

しかし,現在は股関節脱臼の原因になるので,してはいけないと母親学級などで教えてくれるので,おじいちゃん,おばあちゃんに預ける時には注意しましょう。

特に,先天的,後天的(生まれた後になる)(亜)脱臼は女の子に多いので,検診で大丈夫でも歩き出すまでは気を付けましょう。

8.おむつを片付ける

取ったおむつを買い物袋等に入れる。

カバーごと外したら,カバーごと入れておけばよい。

9.赤ちゃんのお尻を拭く

(1)カバーや布団など下が汚れないように素早く,準備していた防水性のシートと輪のおむつ(2つ折り)を敷く。

カバーを残していれば,カバーの上に敷く。

うっかりすると,「ちゃーっ」とおしっこされる。

ちなみに,防水シートが見当たらないので左はおむつだけ敷いているが,おむつだけ敷いても意味が無い(漏れる)ので,防水シートを敷かれることがお勧め。

輪のおむつ2つ折り程度の大きさの防水シートも市販で売っていて厚手で使い易いので,そういうのを利用しても良い。

6からここまでは,赤ちゃんの足を持った手を離さないこと。

(2)汚れたお尻を下に敷いていた輪のおむつの上に下ろし,見える汚れを,準備していたお尻拭きで拭き残りが無いように丁寧に拭く。特に男の子の場合は凹凸が多いので拭き残りに注意する。女の子はいないので分からない。

とにかく拭き残りや,大事な部分に汚れが入り込まないよう拭く時には注意して丁寧に拭く。

家の場合は食物アレルギーだったからかも知れないが,拭き残りがあると,次のおむつ替えの時には赤くなっていた。

大の時でなくても,拭き残りで赤くなっているのを発見したら,早めに綺麗なお尻拭きでそっと拭くかシャワーで流してあげると良い。

赤味をそっと拭いたり,入浴して改善しないようなら,早めに医師に相談すること。

尚,カバーの通気性が悪かったり,トレパンを使ったりした場合,暑い時期は蒸れから,あせもや,カンジダになることがある。通気性が悪くならないように工夫しましょう。

10.下に敷いた輪のおむつの面を替える

足に無理な力が掛からないように注意して持ち上げて,再度準備していたお尻拭きで見え難いお尻側の汚れも拭き残りが無いように丁寧に拭く。

敷いていた輪のおむつが汚れている場合は,拭き終わって足を持ち上げた状態のままで,左の写真のように,輪のおむつの上の一枚を折り上げて,三角にし,下の輪のおむつで使っていない綺麗な面に替えてから赤ちゃんのお尻を下ろすと,拭いた部分が汚れない。

左の場合は,輪のおむつの右下の角を,左上の角に合わせるように三角に折り上げている。

ちなみに左のこぐまちゃんは,いつものこぐまちゃんが見当たらなかったので,ピンチヒッターで採用しました。’03年8月版のこぐまちゃんのぬいぐるみです。いつものは,’02年度版ですが,それよりかなり大きいです。

(こぐま社HP http://www.kogumasha.co.jp/で取扱い)

相対サイズが他と異なるので御注意下さい。

11.お尻拭きを片付ける

お尻を拭いたお尻拭きを片付ける。

再利用するお尻拭きはおむつと一緒に入れても良い。

12.お尻を乾燥させる

17.お尻を拭いた後湿っているので,敷いていた輪のおむつの綺麗なところで湿り気を取り,輪のおむつと防水シートを外す。

13.新しいおむつをお尻の下に入れる

右手(利き手)側に置いておいたおむつの,腰に来る部分の真中をつかんで,素早く残しておいたカバーの上に乗せる。

カバーごと替えていたら,カバーとおむつとを一緒に赤ちゃんの腰の下に挟み込む。

この時,カバーの背側からおむつがはみ出さないよう気を付ける。(漏れる原因になるため)

14.赤ちゃんのお尻を下ろす

15.おむつカバーを付ける1

おむつカバーごとおむつを付ける。

マジックテープがずれて肌に当たると痛いので,赤ちゃんの肌に当たっていないか注意する。

横止めの場合は両脇,中ベルトの場合はおなかで止める。

この際,強く引っ張る必要は無く,止めた状態で指2〜3本入る強さで止める。

また,おむつとカバーがおへそに掛からないように,おむつやカバーが長ければおへその下で折り曲げて調整する。

16.おむつカバーを付ける2

(1)中ベルトの場合は,前を両脇で止める。

マジックテープがずれて肌に当たると痛いので,赤ちゃんの肌に当たっていないか注意する。

ライナーが新しくて大きい為に,カバーから横にはみ出す場合は,赤ちゃんにカバーを付けた後でライナーを外からカバー内側に押し込む。

カバーの股の部分のハネを広げておむつをカバーに隠して出来上がり!

(2)後片付けとして,おむつの入った袋の口をしばっておく。

お尻拭きを別に入れている場合はこの袋も口を縛る。

使い捨てのお尻拭きの場合は,袋ごと捨てる。

※手早くおむつを着けるコツ

赤ちゃんのお尻におむつを当てたら,

<横止め>

1.おむつをカバーごと前に当てる

2.横止めの片方を止める

3.横止めのもう片方を止める

<中ベルト>

1.おむつを当てる

2.中ベルトを止める

3.カバーの前を止める

を,「1,2,3!」と声に出してリズムを付けて止め,少しずつ早く言えるように練習する。

後は練習あるのみ!!

でもどうしても早く替えるのが無理なら,おもちゃを持たせたり,電池を飲んだり顔に落として怪我をさせない様に注意してリモコンや壊れ難い鏡などを持たせても良い。

這ったり立ったりするようになったら着付けの襟止めのようなもの(洗濯バサミやクリップなど)でカバーとおむつを1,2箇所を固定し,膝に座らせたり,立たせたまま着ける等の工夫をされても良い。