あとの祭り重賞回顧アーカイブ |
●フィリーズレビュー内伸びの阪神に雨が降って差し脚がほとんど意味をなさなくなるような馬場状態だった。 待機策を決め込んだトーホウアスカが消えただけで 残りの上位人気馬は前・内で競馬をして、順当に掲示板に並んだ。 1〜3着は父がミスタープロスペクター系、くわえて5着もミスプロだった。 人気のミスプロが、みんな力を発揮して、順当な決着になった。 こりゃ、ダート競馬だな。 テンから淀みなく速い流れの小回り戦で、終いの切れ味は雨が殺しているから 直線はバテ合い、流れ込み合戦になる。まるでアメリカン・ダートそのものだ。 先週のチューリップ賞とは、なんとも対照的なレースになったものだ。 だいたい、フィリーズレビューにはサンデーサイレンスが一頭も出ていなかった。 サンデー産駒はみんなチューリップを選んだ。 チューリップは道中のラップが1秒ずつ遅く流れて フサイチコンコルド産駒が勝ち、サンデー産駒もみんな6着以内に入った。 落ち着いた流れで、差し脚が活きるレースだった。 今年の桜花賞前哨戦は、短距離指向の馬と中距離指向の馬と 綺麗に住み分けができてしまった。 この二つの異質なレースを総合して、桜花賞を占わなければならない。 さあ、たいへんだ。 馬の「モノ」としては、チューリップの方が粒が揃っていたように思うけど 桜花賞は例年、短距離っぽいレースになることが多いので 競馬の質としてはフィリーズレビューの方が桜花賞的だった、とも言える。 さらにこの上、今週はアドマイヤグルーヴとセイレーンズソングもスタンバイしている。 いずれも中距離が本領の馬だが、牡馬相手に条件特別を完勝しているのだから 「適性外」といって無視することのできない能力の持ち主だと思う。 ああ、なにがなんだかわからなくなったが、とりあえず盛り上がってきたぞう。 |