エントリーNo.23
投稿者:浪花節
タイトル:倉庫の手
- ある倉庫での話。
学生時代、僕の友人がバンドを組んで(5人で)演奏活動をしていた。
- 安くて、近所迷惑にならない倉庫を探しており、2ヶ月程探してやっと京都のとある山に近い倉庫を貸してもらえることになった。具体的な場所は西京区。
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- 倉庫は広く近所迷惑にもならないし、大会も近いとの事なので演奏の練習も毎日深夜に食い込んでいた。そこで、暇を持て余していた僕らも練習を見に行くことにした。
ある晩の12時を回った頃、B君とK君と僕の3人で差し入れのビールとおつまみを買いバイクで西京区の倉庫まで行った。
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- 倉庫は古く、B君が嫌な空気を感じると行っていた。
「おまえ、びびりやな〜。」と最初は言っていた。
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- 3時過ぎ演奏も終わり、ビールも軽く飲み部屋の電気を消した瞬間、B君は叫んだ!!
「みんな早く逃げろーーーーーーーー!!!倉庫の壁から手が出てるぞーーーー!!」
バンドのY君も「うわーーーーーーーーーーー!!見てもーたーーー!!」。
- 声にならない叫びでみんな騒然となった。
バイクを置いたまんま、まっしぐらに走って逃げた。
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- 朝まで、近くの道路の歩道で座って色々と話しながら過ごした。
朝の6時頃倉庫に戻った。何も変わった所はなかったが、B君、Y君は言った。
「壁から手が十何本も出てたわ。危うく引っ張られそうになってたな。」
倉庫の持ち主に一部始終話した。
真相は話してくれなかったが、何かあったはずだろう。
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