私が受け取った時は、前オーナーが走れる様にはレストアしてありましたが、6カ月間の間にすべ
水の泡に成ってしまった様です。フロントフォークのダストシールからオイルが漏れており、
それがフロントブレーキを汚していました。タイヤも磨耗しており、元気なのはエンジンの
みです。メーター周りもかなりプラスチック部品に老化が有りましたが、走る分には問題な
さそうなので、当分はこのままにしておきます。幸いシートは破れていないので、少しお金
が節約出来そうです。走った人の感覚では、どうもリアのサスペンションの動きが悪い様で、
これには大分お金がかかりそうなので、とりあえず走る状態にしようと、今までは、フロン
トを中心にレストアを行いました。今までの工程はもう覚えていない所も有るので正確には記録
出来ませんが、下記のフローティングフレームに書きましたので、参照して下さい。
去年買っておいたドライブチェーンの交換を行う。手持ちに「KTC」のチェーンカッターがあ
ったが、これも前回壊してしまって代わりの部品を用意しておいた。当初チェーンの交換
のみで終わる予定であったが、スプロケットが異様に磨耗しているので、近くの部品屋に
急きょ買いに出かけた。ドライブスプロケットが15Tしかなく(純製は16T)仕方なく
購入。しかしこれが裏目に出てしまった。実際に走らせると「歯飛び」をしてしまった。
またお金を無駄にしたと反省し、純製部品を注文した。
今日はリアホイールベアリングの交換とマフラーの塗装を行う。まずマフラーを外した。思った
より簡単に外れ、面食らう。どうやらマウントボルト2本が無かった。
約2時間かけて、錆を落としたが、取り敢えずこれ以上腐食しないのが目的なので、簡単に塗装
を行った。ついでにエンジンの調子を見ようと、エキパイとEXマニホールドを除いたら、
白い錆の様な物が出ていたので、ワイヤーブラシで簡単に落としておいた。だいぶカーボン
も溜まっている様で、かなり黒い粉も出て来た。後で鼻を掃除したら、黒い鼻水が出て来て
驚いた。
ホイールのベアリングは特殊工具で簡単に外れる。グリースの酸化も進んでいて、もちろんベア
リングにもだいぶガタがあった。ゴムのダンパーも弾力が無く、新しい部品を注文した。
マフラーの塗装を強制的に乾かす為に、エンジンをかけたが、1番と2番のキャブがオーバーフ
ローしているので、アイドリングが安定しない。また悩みが増えた。
前回問題となった、ドライブチェーンの歯飛びは、どうやらドライブスプロケットに付いている
ガイドリングとゴムのダンパーが原因の様で、純正の16歯に交換したら解決した。歯数が
少ないとこのリングが邪魔になって、歯飛びをしてしまうのである。
| 名称 | 部品番号 | 価格 |
|---|---|---|
| ドライブスプロケット | 23801-MJ1-000 | \2,750 |
| ガイドリング | 23820-MJ0-000 | \2,250 |
| リングダンパー | 23821-MJ0-000 | ¥870 |
| ベアリング | 96150-6304010 | \770 |
| ベアリング | 96140-6305010 | \890 |
| ベアリング | 96150-6204010 | \700 |
| パッキン | 18392-413-000 | \570 |
| オイルシール | 90753-MG5-670 | \380 |
| ダストシール | 91253-442-003 | \450 |
| Oリング | 91302-MA6-003 | \195 |
| スリーブ | 45111-MA3-006 | \390 |
先日のキャブのオーバーフローを直す為、この雨の降らない梅雨の合間に意を決して行った。去年の
ツーリングの前に一度行っているが、4個のキャブを外すのは面倒である。
作業の前にプラグを外して、どの気筒かを確認すると予想ははずれて、4番(進行方向に向かって、右
側)が真っ黒であった。最初はスロージェットの同調不良と思っていたが、フロート室を開けて見ると
黒い不気味な物体が存在していた。取り敢えずすべての部分のゴミをエアーで吹いて、再び同調を
取ったが、暖気運転では特に問題は発生しなかった。しばらくぶりにガソリンを入れて燃料コックを
「ON」に戻すと再びオーバーフローが発生し、道端で調整をする羽目になってしまった。
やはり前回と同じように、燃料コックを「OFF」にすると、しばらくしてアイドリングは安定する
のである。フロートが変色していたのは分かっていたが、もしかすると長年の径年変化によって、
本来の比重が狂ってしまったかも知れないし、黒い不気味な物体がガソリンタンクの腐食物かも知れ
ないし、悩んでしまった。家に帰ってフロートの価格を調べると、一つ¥2.350円もするので
驚いてしまった。(これは現行のCB750と共通部品であった)あれこれと悩んでいると、昔
フィルターを買った記憶がある事を思い出し、夜ストックをあさっているとまだ買った時の価格が
付いている物が出て来た。
今問題なのは、リアの「クッションアームASSY」がもう3カ月も入手待ちで、このレストアプロジェ
クトが進行出来るかどうかの瀬戸際で、今後高価な不品を注文することを控えている一番大切な
時期である。これが無いとレストアが進まず、この単車をあきらめないといけない。この時期にまだ
¥10,000円も出すのは許されない。今度の休日にはもう一度キャブの分解と、新しい燃料
フィルターを装着して、チャレンジしてみようと思っている。
念願の「リアクッションアームASSY」が入荷したので、家の掃除と洗濯を終えて3時から作業を始め
る。リアブレーキの部品も入っているので、作業がうまく進めば今日中に何とか形になると思って
いたが、考えが甘かった。
スイングアームの塗装は今日のメインメニューなので、素早くこなしたかったが、ショックを取らな
いと外れない事に気がつき、ショックを止めてあるトップボルトを外そうとすると・・・・
また部品の入荷待ちで、作業が遅れた。今回入って来ないのはスイングアームのピポットベアリング
である。この単車には左右に異なったタイプのベアリングを使っていて、問題の物は進行方向右側の
ラジアルボールベアリングである。仕方なくスイングアームの塗装と秘密の(?)表面処理を施し、
やっと購入したデジカメで写真を取った。
どんな表面処理かは、まだ秘密です。結果が良ければ発表します。意外に簡単でおどろいてしまい
ます。
こうして上から見ると、左右が対象では無いのには驚いた。今後カスタムするには問題のある
部品である事は間違いない。
| 名称 | 部品番号 | 価格 |
|---|---|---|
| ダンパー・リアホイール | 41241-MA6-000 | \430×4個 |
| ベアリング・ニードル | 91071-MJ0-004 | \810 |
| スライダー・チェーン | 52170-MJO-000 | \1,150 |
心配していたニードルベアリングの圧入は、念の為、挿入部を軽くサンドペーパーで磨いて、
プラハンで簡単に打ち込む事ができました。(やれやれ・・・)
やっと梅雨が明けて、暑い夏か来たと思ったら、この7月は体調を崩し、ほとんどレストアが進んで
いない。今日はやっと体調が戻ったので、部品をすべて組み付ける事を目標に作業を行った。
まずは、キャブのフロートとフロートバルブの交換である。ごらんの通り、右側が今まで使用していた
部品で、左が新しい物である。こんなに色が違うと、つい変えてしまいたくなり、高い出費となった。
実際問題として、この色の変化がフロートの動作環境にどのように影響しているかは分からないが、
変えるべきと自分で確信している。バルブはあたり面に老化が見られ、これでオーバーフローが解消
できると、確信した。ついでに「kijima」のフェールフィルターも装着。今まで部品庫で
寝ていた物がやっと日の目を見る事が出来た。
フロートとフロートバルブの交換にはそれほど時間がかからないが、キャブを装着するのは困難で
あった。インシュレーターのゴムが言う事を聞かないのである。左の写真までやるのに1時間15
分もかかってしまった。
左下の写真は、やっとリアホイールを装着し終わった時の写真である。ここまでで2時間45分
かかった。
最後にリアブレーキキャリパーのオーバーホールを行い、すべて組み上げるのに5時間30分。
早いのか、遅いのか自分でも分からないが、途中で捜し物をしたので、時間がかかってしまった。

最後にエンジンを始動してみた。全体的にガスが濃いのでチョークは必要としなかった。暖気後アイド
リングが安定していて、約1、200rpmで4気筒の音を響かせていた。リアのサスペンションも
まだ固さが残っているが、ダンパーの効いた硬めの仕上がりになっている。
次回は試乗をし、その結果をお知らせします。
| 名称 | 部品番号 | 価格 |
|---|---|---|
| オイルシール | 91213-MB2-006 | \250×4個 |
| ベアリング・ラジアル | 96100-6202010 | \330×2個 |
| アームASSY・クッション | 52470-MJ0-000 | \8,400 |
| フロートセット | 16013-MA6-003 | \2,350×4個 |
| バルブCOMP・フロート | 16155-413-751 | \880×4個 |
| ボルト、フランジ | 90182-MB2-003 | \250 |
| ケーブルCOMP,コントロール | 52650-MJ0-003 | \2,850 |
| ダストシール | 91262-MB2-005 | \175×2個 |
| ピストン | 45107-MA3-006 | \1,050×4個 |
| ブーツB | 45133-MA3-006 | \185 |
| ブーツ、ピン | 45133-166-016 | \130×2個 |
| スリーブ | 45111-MA3-006 | \630(?) |
| リテーナー、リアブラケット | 43112-445-631 | \670(?) |
| ペダルラバー | 24705-KE8-000 | \180 |
その他に、ブレーキパッドも新品に交換
| メーカー | 部品番号 | 価格 |
|---|---|---|
| FERODO | FDB 244R | \3,840 |
書き忘れましたが、リアブレーキキャリパーのピストンシールとダストシールは、在庫があったので
ついでに交換してあります。
試乗しようとエンジンをかける事にしたが、なんと3日でバッテリーが上がってしまった。前回も充電
をしておいたが、どこかで電気が漏れているようだ。仕方なく、1時間ほど充電し、再度エンジンを
かける事にする。しかしここでも問題発生。3番と4番のキャブがオーバーフローしている。以前
より、ガソリンのあふれる量が少ないので、そのままエンジンを始動するが、どうしてもアイドリング
が安定しない。エキパイをさわってみると、なんと3番と4番が燃えていない。プラグを外して
ガスを乾かし再度エンジン始動。しかし、また同じような結果である。最後の手段として、キャブの
フロート室をプラハンマーで軽くたたき、フロートの動きに振動を与えるとどうやらオーバーフロー
は落ち着いた。実はこの荒療法は、良くサーキットでやっている。走行時間の直前にオーバーフロー
すると、この方法で対処している。簡単な物は直ってしまう。
「これが4気筒のアイドリングだ!!」と感心しながら、早速乗車。
「これが4気筒の加速だ!!」と再度関心。「これはま
さに、フェザーベッドフレームだ!!」(有名なレーサーの名文句)と3度
も感心してしまった。
先週の風邪がまだ完全に直っていないので、まだ距離をこなす事は出来ないが、約20KM走って
今日の試乗を終わらせる事にした。
次はいよいよ、ツーリングである。
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