rig.lamの映画館
ここではrig.lamの観た歴史映画について、ジャンルに関係なく紹介します。とは言うものの、私の趣味を反映して、ほとんど香港映画と三銃士ものになると思いますが・・・・
rig.lamの独断と偏見で言いたい放題してますが、笑って許してください (^-^;)
ロイヤル・トランプ1・2
鹿鼎記・鹿鼎記2 神龍教
1992年 香港
監督:バリー・ウォン(王晶)
出演:チャウ・シンチー(周星馳):チョン・マン(張敏):ブリジット・リン(林青霞):ン・マンタ(呉孟達):チンミー・ヤウ(邱淑貞)
売春宿で働くお調子者・韋小宝は、清朝を倒し明朝を復興することを目指す天地会の総帥陳近南を清兵から救い、弟子になる。
陳から、清の秘宝のありかを示す『四十二章経』を手に入れることを命じられた小宝は、天地会のスパイとして宮廷に入り込み、宦官海太富に気に入られ太富のスパイになり、さらに皇帝に気に入られて皇帝にもスパイを命じられてしまう。
しかし、持ち前の(悪)知恵と運のよさを生かし、周りの信頼を裏切ることなく、小宝はとんとん拍子に出世していくのでありました(笑)
下に紹介したスウォーズマンと同じ、金庸作品の映画化。
私が金庸に注目した初めての作品であるとともに、初めて周星馳を知った作品ですので、ヒジョーに思い入れがあります。
しかし、小宝、敵役がかわいそうになるくらい卑劣な奴ですが憎めない。
こうゆう役は、周星馳にやらせたら絶品ですね(^-^;。
何よりも、「東方不敗」を演じた林青霞の目の前にして、東方不敗のパロディーをやってしまうところがなんとも言えず好きです。
DVD:株式会社 スパイク
仮面の男
The MAN In The IRONMASK
1997年 アメリカ
監督:ランダル・ウォレス
出演:レオナルド・ディカプリオ:ジェレミー・アイアン:ジョン・マルコビッチ:ジェラール・ドパルデュー:ガブリエル・バーン
若き国王ルイ14世が権力を謳歌している一方、パリには貧困に喘ぐ民衆があふれていた。王の横暴を憂えるアラミスは、昔の銃士仲間であるアトス・ポストス・ダルタニアンに国王を交代するという陰謀を打ち明けるが、今や銃士隊長として王のそばに仕えるダルタニアンはただ一人それを拒否する。
アラミスが企てる国王交代のシナリオとは?
そして、ダルタニアンが親友の誘いを拒否してまで国王に忠誠を誓う理由とは?
名作「タイタニック」の大当たり後だけあって、日本では(世界でもか?)”ディカプリオ主演・しかも二役”ということのみが話題をさらった感がありますが、どう見ても、「レオ様@(ルイ14世&フィリップ)」よりダルタニアンと三銃士のほうが主役ですな。レオ様だけが目当ての方には物足りないかも?
しかし、このダルタニアンと三銃士のカッコ良さは格別です!!
劇場ではレオ様ファンの若い女性の姿が目立っていた気がしますが、ストーリーは男性ごのみかと・・・・。
私的には、フーケ様とルイーズちゃんが出てこなかったのが不満といったらですけどね(笑)
ビデオ:ワーナーホームビデオ 品番MR34-57047
アマデウス
AMADEUS
1984年 アメリカ
監督:ミロス・フォアマン
出演:F・マーリー・エイブラハム:トム・ハルス:エリザベス・ベリッジ
ウィーンの精神病院に収容された元宮廷音楽家アントニオ・サリエリの告白から、モーツァルトの死の謎を描く。
若くして成功したモーツァルトに出会った、オーストリア宮廷のお抱え作曲家サリエリは、彼の作品の素晴らしさに見合わぬ人品の低さにショックを受けた。しかし、やがてモーツァルトは皇帝にも気に入られサリエリの地位を脅かしてゆく。嫉妬に駆られたサリエリはモーツァルトに殺意を募らせる・・・。
作中にモーツァルトの楽曲がいっぱいです。
エイブラハム演じるサリエリがモーツァルトを追いつめる様が何とも恐ろしい・・・・。
個人的には、おちゃらけたモーツァルトより、真面目一徹のサリエリのほうが好きだったりしますが(^_^;
1984年のアカデミー賞8部門を受賞した秀作。
ビデオ:ワーナーホームビデオ 品番WV-W36218
天と地と
1990年 日本
監督 角川 春樹
出演 榎木 孝明 :浅野 温子 :渡瀬 恒彦 : 津川 雅彦
民衆のため自らの兄晴景を討ち、春日山城城主となった長尾景虎(後の上杉謙信)は、狩りの途中、家臣の宇佐美定行の娘乃美と出会う。一方、甲斐の武田晴信(信玄)は、景虎の動静を探らせながら信濃に侵攻してくる。越後でも晴信に通じて景虎に謀反を起こすものが現れ、人質となった反乱者の妻子を切る羽目になる。そのことに心を痛めた景虎は、雲水となり城を出る。
景虎役は渡辺 謙さんがやるはずだったそうですが、白血病のせいで出られなかったそうです。代役の榎木さんは当時ラッキーボーイといわれていました。
この映画は、友達につれられていやいや見にいった思い出があります。(rig.lamは邦画は見ない…)でも、さんざんコマーシャルを見せられていたので、それなりに期待していたのですが、あまり感心した覚えがありません。さくらの下で浅野温子さんが笛を吹いていたシーンは奇麗だと思いましたけど。角川氏がこの映画を見れば霊感を得られるとかなんとかおっしゃってましたが、不信心者なせいか、それとも熱心に見ていなかったせいか、見た後全然何もなかったのが残念です(^^;
ビデオ:バンダイ 品番BES-538
スウォーズマン・女神伝説の章
SWORDSMANU 笑傲江湖 東方不敗
1992年 香港
監督 チン・シウトン
出演 ジェット・リー:ブリジット・リン:ミシェル・リー
東方不敗は、ミャオ族の日月教教祖であった兄の任我行を投獄して自ら教祖となり、倭寇(←たぶん)と結んで反乱を起こそうと企む。任我行の娘からそのことを知った崋山流の剣士・令孤冲は、我行を助けるため、東方不敗の館に乗り込む。
すごすぎる映画です。わけの分からん日本人がいっぱい出てきます。(明らかに吹き替えなのに日本人にも理解できない日本語がぼろぼろ出てくるのは何故?)なにより元教祖の任我行がすごいです。令孤冲に助けてもらいながら、礼をいうどころか、「お前は東方不敗を抹殺するのじゃー」とか勝手に命令する。あげくの果てに令孤冲は漢民族だからって死刑にしようとする横暴さ。実は東方不敗のほうがいい人なんじゃないか?令孤冲も節操なしで、教祖の娘に気のある素振りを見せるかと思うと、東方不敗を女と思い込んでナンパしたりしてふざけてます。しかし、さすがに香港映画だけあって、アクションは素晴らしいです(令孤冲は『リーサル・ウェポン4』のジェット・リー)。また、男と女の間でさまよう東方不敗の心の葛藤を見事に演じたブリジット・リンもすごくきれいです。
ビデオ:アミューズビデオ
シラノ・ド・ベルジュラック
CYRANO DE BERGERAC
1940年アメリカ
監督 マイケル・ゴードン : 脚本 カール・フォアマン
出演ホセ・ファラー:メイラ・パワーズ:ウィリアム・プリンス
近衛騎士シラノ・ド・ベルジュラックは文武に秀でた騎士であったが、人並みはずれた大きな鼻がコンプレックスになり、密かに愛する従弟のロクサーヌにその思いを伝えることが出来ず悩んでいた。そのロクサーヌからシラノの同僚クリスチャンへの愛を打ち明けられたシラノは二人の橋渡しをすることを約束してしまう。クリスチャンもロクサーヌのことを愛していたのだが、文学の才能まるでなしのクリスチャンは手紙を書くことも出来ない。そこをシラノの斡旋によってうまく相思相愛のなかとなる二人であったが、やがてシラノとクリスチャンは戦場にかりだされることとなる。
エドモン・ロスタンの名作を忠実に映画化した作品。シラノは実在の人物で、哲学者・文学者として有名な人物。クリスチャンの名で書く手紙に密かに自らの思いを綴るシラノの悲恋の物語ではあるが、作中にあふれるユーモアからか悲壮さは感じない。最近ジェラール・ドパルデュー主演(クリスチャンがヴァン・サン・ペレーズ!)で映画化されたフランス版も原作からの大胆な逸脱がないが(『仮面の男』とは大違い)、もともと舞台の脚本としての完成度の高さからだろうか?
ビデオ : 株式会社アイ・ヴィー・シー 品番IVCV-30003
チャップリンの独裁者
THE GREAT DICTATOR
1940年アメリカ
監督 : 脚本 チャールズ・チャップリン
出演チャールズ・チャップリン : ジャック・オーキー : ポーレット・ゴダード
第一次世界大戦に従軍したユダヤ人の床屋は、ひょんなことから将校シュルツを助けるが、途中二人の乗った飛行機が墜落、彼は記憶を失ったまま終戦を迎える。床屋は記憶を回復すること無く病院を抜け出したが、祖国は床屋とうりふたつでユダヤ人嫌いの独裁者ヒンケルによって支配されていた。事情を理解できず自分の家に付けられたJEW(ユダヤ人)の文字を消そうとした床屋は、ヒンケルの親衛隊につかまりそうになったところをハンナというユダヤ人女性に救われる。一方、シュルツはヒンケルの側近として彼の信頼を得ていた。
ヒトラー率いるナチスドイツの絶頂期に作られた風刺映画。これが公開された時は歴史じゃなくリアルタイムなできごとでした。しかも当時はまだアメリカは参戦してなかったこともあってあまり評判(というより政府の反応)は良くなかったそうです。それだけにこの映画はチャップリンの勇気の賜物であると思います。個人的には宣伝相ゲッベルスのパロディーであるガービッチがみょーに背が高いのが気になったのですが・・・(実際のゲッベルスは背が低いので有名)。ラストのヒンケルと入れ替わった床屋が演説する有名なシーンは圧巻。
ビデオ : 朝日ビデオ文庫 品番PCVX10021
火龍−THE LAST EMPEROR
火龍THE LAST EMPEROR 愛新覺羅溥儀的後半生
1987年中国・香港合作
監督リー・ハン・シャン : 脚本ワン・チン・シャン:ツォ・チー・ユエ
出演チャン・ジャー・ホー : パン・ホン : マーガレット・リー
清朝最後の皇帝溥儀の戦後を描いた作品。日本軍に協力した戦犯として旅順の収容所に送られた溥儀は、出所後一般市民として生活する。やがて李淑賢という看護婦と再婚し、幸せな毎日を送っていた彼に、文化大革命の嵐が襲う。
ジョン・ローンのラストエンペラーでは割愛されていた、溥儀のその後がほのぼのと描かれています。溥儀夫婦の幸せな生活は本当にうらやましいくらいです。それが逆に牢獄で狂死した皇后婉容や、文化大革命の矢面に立たされて苦しんだ福貴人の哀れさを際立たせているように思います。溥儀の再婚相手である李淑賢を演じたパン・ホンは「THE LAST EMPRESS 悲劇の皇后」という映画で婉容を、「西太后」で西太后を演じています。
ビデオ : ポニーキャニオン 品番PCVT10118
三銃士
THE THREE MUSKETEERS
1993年アメリカ
監督スティーブン・ヘレク : 脚本デヴィッド・ロフリー
出演チャーリー・シーン : キーファー・サザーランド : クリス・オドネル
銃士として国王のために命を失った父にあこがれる青年ダルタニャンは、自分も銃士になるためパリにやってくる。しかし銃士隊は、宰相である枢機卿リシュリューによって解散させられていた。リシュリューがイギリスと同盟して国王を亡き者にしようと陰謀を企んでいることを知ったダルタニャンは、三銃士とともに、イギリスへ派遣されたリシュリューのスパイ、ミレディーを追ってカレーへ向かう。
いわゆる"ディズニー版"です。現在、日本で観れる三銃士映画の中ではこのビデオが一番手に入りやすいのではないでしょうか。三銃士とダルタニャンはなかなかかっこいいのですが、リシュリューファンとしては、ここのリシュリューはひどすぎです。ルイ13世とアンヌ王妃が仲良くなっちゃうのも面白くないし(我ながら意地悪い見方だと思うが)。劇場公開をパリで観たrig.lamは「こんなリシュリュー、フランス人なら怒っちゃうぞ」と思ったのですが、エンディングでは皆さん拍手してました。なんでやー。まーロシュホール様が活躍してたから(性格的に問題ありだが)よしとしましょう。
ビデオ : ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント 品番VWSS4023
チャイニーズ・オデッセイ 其ノ一/其ノ二
原題 西遊記第壹伯零壹回之月光寶盒 ・西遊記大結局之仙履奇縁
1996年香港
監督ジェフ・ラウ : 脚本ケイ・オン
出演チャウ・シンチー : ン・マンタ : カレン・モク : アテナ・チュウ
牛魔王の妹と結婚するために、牛魔王に三蔵を差し出そうとした孫悟空は、観世音菩薩に罰せられ、人間に生まれ変わる。過去の記憶を失った彼は、人間として平凡に(といっても盗賊の頭だが)生活していた。そこへ、「悟空のもとに三蔵の生まれ変わりが現れる」という伝説を信じる妖怪の姉妹がやってくる。自らの前世と姉妹の正体を知らない悟空は、悟空探しに協力するが・・・。
西遊記とはいっても、外伝というかんじで、原作にはないエピソードです。シンチー映画といえばパロディーですが、ここでもrig.lamの知っているかぎりで『楽園の疵(東邪西毒)』『スオーズマンU(笑傲江湖 東方不敗)』『三国志』がパロられてます。シンチーお得意のコメディーで笑わせておいて、おちはシリアスです。rig.lamはあまり映画を観て泣くことないんですが(感性がないんでしょうか?)、これだけは何度みても泣いてしまいます。ロー・ガーインの演じる三蔵法師もいきなり”only you”を歌い出したりして(粤劇ファン必聴!?)いい味出してます。
ビデオ : マグナム 品番MAX-220 / MAX-221
三国志 第一部 大いなる飛翔
三国志
1989年中国
総監督 陽吉友
出演王文有 : 侯少奎 : 青格勒
三国志です。(rig.lamの筆力ではとてもストーリーを紹介できない)第一部は桃園の誓から赤壁の戦いまで。
企画から完成まで8年6ヵ月。総制作費15億円だそうです。とにかく壮大。しかし原作をちゃんと知らなきゃみても理解できないという欠点があります。私の感想としては、三国志ハイライトシーン集という感じです。三国志に興味はあるが、原作読むのめんどくさいから映画で手っ取り早くっていう方には、ドラマ『三国志演義』(ビデオ全40巻!! ・・・全然手っ取り早くない)をお勧めします。ところでこれって第二部は公開されたんでしょうか?
ビデオ : ポニーキャニオン 品番PCTV30031