私の思い

※ 行政改革の本質は、財政危機からの出発では

 私たち職員に、「宮城県行政改革推進計画」という冊子が、配布されました。
 全体を読んで感じたことは、宮城県の財政は非常に危機的状況になっているということと、本当に県民の為の行政改革なのか、疑問を感じたことです。

県民1人当たりの県債残高(県民1人当たりに換算した借金)

平成4年度28万7千円から 平成9年度46万5千円へ、 平成13年度55万6千円

平成13年度では、宮城県の借金は、1兆3,051億円と見通しております。

 いったいこの様な借金が、なぜ増えたのか、またこの様に増えた借金は、何に使われたのか何の説明も有りません。

 基本理念で、「県民の視点に立った使命・成果・効率重視の宮城県政の再構築」と言うなら、宮城県の財政状況が悪化した原因は何処に有ったかを、明らかにして、県民にお知らせすべき事ではないかと思いました。
 また、再構築という以上、今までどこが間違っていたので,何を再構築するのかということも、説明する必要が有ると思いました。
内容を読めば読むほど、疑問と、言葉の美辞麗句に惑わされてしまいそうだというのが、私の感想です。
 「宮城県行政改革推進計画」が発表されてから、この間、人員削減、手当ての削減等次々に具体的な方針が発表されております。
 推進計画では

「人減らし、組織減らし、予算減らしといった削減そのものを目的とした改革ではありまん。」

と言っておりますが、出てくる具体的な内容は、まさに人減らし、組織減らし、予算減らしの内容だけが先行しておるような状況です。

 最近、「宮城県定員適正化計画」「財政健全化推進計画」(本県財政の中期見通しと財政運営の指針)が発表され、「宮城県行政改革推進計画」との関連について内容を読んでいたところ、行政改革の本質は、財政危機を克服する為に行なうのではないかと思いました。

「定員適正化計画」では、具体的に知事部局で、平成11年度から15年度までにおおむね300人の人員削減を行なうと言うことですが、「財政健全化推進計画」の中の(義務的経費)の中の記述で

・・・・県の義務的経費の歳出総額に占める割合は、昭和52年度の50.5%から平成9年度には43.1%に低下している。
この間に人件費は、41.7%から31.1%と20年間で10ポイント以上低下しており、基本的には定員適正化等の努力がなされていると考えられる。その中でも、一般行政職員数が過去20年間で、9.0%(568人)減少しているのに対し、教育及び警察関係職員数は21.4%(4,308人)増加している。これら教職員、警察官はそれぞれ法律等により定員が規定されており、その数そのものの抑制はもとより人件費の総額を縮減することは容易なことではない。・・・・・

 この様に、義務的経費の中で人件費の占める割合が減ってきていることを評価し、特に行政職員数が減少してきている中で、更に300人の縮減を行なうということは、「適正化計画」ではなく「削減計画」そのものであると考えられます。

 このことを証明する言葉が、 「財政健全化推進計画」の中に有りました。宮城県の財政の修正中期見通しの記述で、

・・・・本県の健全化に向けた各般の取組は、表面的には人、組織、予算の削減の取組みであることに違いないであろう。・・・・

 このように,「宮城県行政改革推進計画」で言ってることと、「財政健全化推進計画」で言っていることは、明らかに矛盾しております。
行政改革の背景には、財政危機があり、これを克服するために,行政改革を行わざるを得ない状況になったことを、自らが認めているのです。

 私は、宮城県の財政危機には違いがないので、行政改革の必要性は認めますが、改革の内容が、真に県民の視点からの行政改革(県民にとって本当に不要なものは何か、財政危機をもたらした原因と責任) を、一つ一つ具体的に明らかにし、県民に知らせてゆくことが必要だと思います。

 また、全職員に課せられた課題は、自分たちが行なっている仕事が、県民にとって真に必要な仕事なのか絶えず考えて、行なうことが求められていると思います。

※ 財政危機の原因を明らかにし、説明することが急務

 小生の限られた資料では、公共事業(港湾整備、施設整備等)に数百億円の投資がなされ、今なお継続して予算化されて居る状況を知ったとき、財政危機の原因は、県民生活とかけ離れたところに予算が執行されているのではないかと思うようになりました。

 このほかにも、国民体育大会に向けてかなりの施設建設等を行なっておりますが、県民の健康増進に貢献する投資と、国体後に活用が出来ず維持管理に苦慮するような施設を分析して行きたいと考えております。

 前例として、仙台市が泉区に建設したサッカースタジアムが有ります。

 ある方が「仙台市では、仙台市泉区にミニドームを建設しましたが、いったい何を目的に建設したのか、また維持管理に莫大な税金が使われるのではないか」と不安を話してくれました。

 宮城県では、利府町に国体とサッカーのワールドカップに向け5万人観客収容の運動場を、250億円で建設しました。
 隣接した総合体育館は、120億円で建設しました。
 国体やワールドカップが終わったら、その後の利用計画が明らかにされておりませんが、維持管理に莫大な費用がかかることは明らかです。
 これらの施設を、今後どの様に維持管理して行くのか、税金を注ぎ込んで維持管理して行くなら、毎年どのくらいの税金をつぎこんでゆくか説明する必要があると考えます。

※ 「財政健全化推進計画」について

 「財政健全化推進計画」(以下「計画」と表示します)については、宮城県のホームページに搭載されておりますので内容について詳細を知りたい方は、リンクを開いて下さい。
 私は、この計画を読むに当たって次の点を知ろうとしました。

第一に、宮城県の財政危機が起こった具体的原因は何処にあったのか。
 このことに関しては、1960年代に平均して2桁あった実質成長率が1990年代には、約2%まで落ち込んでしまい、併せてバブル崩壊後税収(県の収入)が低迷した。
 一方、この時期に県は、毎年県債(借金)を発行し続け、投資的経費(道路・河川・下水道・空港・港湾・ほ場整備・大学・図書館・総合運動公園等大規模なプロジェクトを展開してきた。
 このため、公債費(借金返済に充てる経費)は、年々増加しこれ以上の借金は不可能になった。 
 私は、バブル崩壊により、住専問題、銀行、証券会社倒産、旧国鉄の借金返済の危機等とまったく同様の財政運営が、宮城県の財政危機をもたらした原因ではないかと考えます。

第二に、財政危機にいたった責任は、何処にあったのか。
 このことに関しては、何処にも有りません。
 たぶん、予算編成は知事が行い県議会に提案可決され、それを執行してきた結果起こった財政危機だから、それぞれみんなが責任があるとでもいうのか。
 つまり、責任の所在はバブル崩壊後の社会経済環境に有るとでも言うのでしょうか。
 全く無責任な考えではないかと思います。
 前に記載した要因の様々な拘束があっても、宮城県の財政状況、県民の為の行政の課題を組織的に把握して施策に提言してこなかった県の幹部職員(管理職)にあると思います。
 また、我々県職員が、直接行政に携わっていながら、宮城県の行政全般を熟知し、財政危機に成らないための発言をしてこなかったことだと思います。
 この他に、むしろ本質的な財政危機に至った原因があると思いますが、それらを県民の前に明らかにして行くことが、緊急な課題と思います。

第三に、今後の財政再建はどの様になされるのか。
 内容は「本県財政の中期見通し」と「本県財政の修正中期見通し」に記載されておりますが、推計方法の対比を記載します。修正された部分は太字で表記しました。
歳入 中期見通し 修正中期見通し
県税 ・国の「中期展望」(名目成長率1.75%)及び参考として0%の伸び率による ・国の「中期展望」(名目成長率1.75%及び参考として0%の伸び率による
地方消費税清算金 ・同上 ・同上
地方譲与税 ・同上 ・同上
地方交付税 ・同上 ・同上
国庫支出金 ・普通建設事業の国庫補助は、H11▲5%、H12 ▲3%H13以降同額
・その他は平成10年度と同額
・普通建設事業の国庫補助は、H11▲30%、H12 ▲10%H13以降同額
・その他は平成10年度と同額
県債 ・財源対策債等は平成10年度当初予算の構成比と同率と試算
・その他の県債は投資的経費に連動
・財源対策債等は平成10年度当初予算の構成比と同率と試算
・その他の県債は投資的経費に連動
その他の歳入 ・歳出の伸びに連動 ・歳出の伸びに連動
歳出 人件費 ・伸び率0.5% ・退職手当以外伸び率0.0%
扶助費 ・伸び率4.49%(本県過去の実績による) ・伸び率4.49%(本県過去の実績による)
公債費 ・各年度の償還額の積上げによる
・平成11年度以降発行額は上記歳入の県債による
・借換えは行うものとする(再借換を含む)
・各年度の償還額の積上げによる
・平成11年度以降発行額は上記歳入の県債による
・借換えは行うものとする(再借換を含む)
県税交付金等 ・国の「中期展望」(名目成長率1.75%)及び参考として0%の伸び率による ・国の「中期展望」(名目成長率1.75%)及び参考として0%の伸び率による
投資的経費 ・補助事業及び直轄事業負担金は、H11▲5%、H12 ▲3%、H13以降同額
・その他は平成10年度と同額
・補助事業及び単独事業は、H11▲30%、H12 ▲10%、H13以降同額
・その他は平成10年度と同額
その他の歳出 ・平成10年度と同額 ・H11▲10%、H12 ▲10%、H13以降同額
 このように、歳入では国の財政が非常に悪化していることから普通建設事業の国庫補助が、大幅に減額されていること、歳出では、補助事業及び単独事業(県の独自の事業)が大幅に削減すること及び人件費の抑制が修正になっております。
 問題なのは、走り出したら止まらない大型の事業は、現在でも予算化されていることです。
 次のデータは、「県政の成果」「主要事業概要」より、なお県営農道整備事業、県営ほ場整備事業の11年度当初予算額は不明なので、10年度の事業費を記載しました。
事業名 事業期間 全体の事業費 平成10年度までの累計 平成11年度
当初予算
平成12年度当初予算(案)
仙台港整備事業 昭和61年度〜平成17年度 3,248億9000万円 844億3083万円 42億5580万円 28億5130万円
石巻港整備事業 昭和57年度〜(うち第一期計画平成14年度まで) 3,190億円 1,331億7531万円 53億8900万円 59億7630万円
仙台港背後地土地区画整理事業 平成2年度〜平成18年度 592億6000万円 183億2156万円 62億1700万円 65億2983万円

宮城県総合運動公園整備事業

昭和63年度〜平成17年度

776億円

615億2600万円

122億3801万円

5億3328万円
県営農道整備事業 平成5年度〜平成17年度 887億2788万円 436億5206万円 平成10年度業
64億1214万円
不明

県営ほ場整備事業

ほ場整備事業昭和39年度〜平成20年度
農地利用集積事業平成3年度〜平成20年度

4,366億7700万円

3,748億8535万円 平成10年度業
367億8447万円
不明
次のデータは、平成12年度「県政の成果」より記載しました。
太字の表示は変更になった部分です。
事業名 事業期間 全体の事業費 平成12年度までの累計 平成12年度
決算
平成13年度予算
仙台国際貿易港整備事業 昭和61年度〜平成17年度 3,248億9000万円 951億1410万円 40億4834万円 調査中
石巻港整備事業 平成3年度〜平成17年度 3,190億円 1,491億8006万円 75億7215万円 調査中
仙台港背後地土地区画整理事業 平成2年度〜平成18年度 592億6000万円 297億2276万円 53億1680万円 調査中

宮城県総合運動公園整備事業

昭和63年度〜平成17年度

859億円

745億8200万円

7億7941万円

調査中
県営農道整備事業 平成5年度〜平成17年度 この事業名が見あたらないので調査中です 調査中 調査中

県営ほ場整備事業

ほ場整備事業昭和39年度〜平成22年度
農地利用集積事業平成3年度〜平成22年度

4,902億200万円

4,267億2562万円 250億7958万円 調査中



事業名 事業期間 全体の事業費 平成14年度までの累計 平成14年度
事業
平成15年度当初予算(案)
仙台国際貿易港整備事業 昭和61年度〜 3,248億9千万円 970億1197万円 7億9465万円
石巻港整備事業 平成3年度〜 3,190億円 1,656億3260万円 69億1894万円
仙台港背後地土地区画整理事業 平成2年度〜平成18年度 592億6千万円 183億2156万円 62億1700万円

宮城県総合運動公園整備事業

昭和63年度〜平成17年度

859億円

県営農道整備事業 平成12年度〜平成22年度 153億67百
万円
12億2797万円
64億1214万円

県営ほ場整備事業

ほ場整備事業平成12年度〜平成22年度
農地利用集積事業
平成12年度〜平成22年度

2,264億5千万円

165億9906万円
367億8447万円



※ 人件費削減 (この内容については平成14年12月をもって、人事委員会勧告で給与の削減が勧告され、勧告どうり実施する事になったため、取りやめることになりました。)
 本年度まで給与の削減が続いてきましたが、来年度以降について、本年1月更に職員給与の削減が提案され2%削減ということで、労働組合と妥結しました。
 職員の給与の2%削減というと、民間ではリストラや再就職が出来ないでいるときに、甘いのではないかと思われますが、行政に携わっている職員だけではなく、教職員、警察職員が、含まれております.。 
私は、教職員や、警察職員には、県財政の危機に至った責任はどこにも無いと思います。
私が皆様に理解して頂きたいのは、教職員や警察職員は、財政危機に至った責任は全く無いのにも関わらず一方的に削減されるということです。
 特に、警察職員は、現在の法制度では、労働者としての権利は何も無いので、この削減に関して一言も発言出来ないのです。
 この様な無権利の職員の給与まで削減すると言うことは、弱いものいじめとしか、言いようがありません。
 それと、これだけ財政が厳しくなった状況の中で、管理職手当は、減額をされるが、支給されるという状況があります。
 改善すべき事例の中にも記載しましたが、生活給ではない手当なので、全廃しても何ら支障が無い手当だと言うことが理解されていないと思われます。

5%の給与削減が発表されました(2003・5・17)
 昨日、平成16年度からまたもや給与を5%削減するということが発表されました。
 私は、人事委員会勧告とは何なのか?県のホームページの人事委員会の中に昨年の減額勧告の時の委員長談話を読んでみて、次の言葉の重みをどの様に理解しているのか憤りを感じました。
・・・・・・・
 なお、職員の給与は、平成12年度以来特例条例により削減されており、その期間は既に3年目に入っております。
 本委員会としては、長期にわたる削減措置の実施により職員に公務遂行意欲の減退をもたらすことが憂慮されるところであり、職員の給与が早期に制度本来の状態に復することを重ねて要望いたしました。
・・・・・・・


2004.1.19   給与削減組合交渉決裂
 平成15年5月に突然発表された給与削減について、これまで4回の知事交渉がありましたが、ついに知事の意志で交渉は決裂しました。
 しかし、振り返って昨年5月にどの様な中で給与削減が提示されたのか考えてみると、交渉決裂の結果はあの発表の時から出ていたのではないかと思います。
 当時の「宮城県緊急経済産業再生戦略の実施に当たっての職員へのお願い」と「宮城県緊急経済産業再生戦略」を読んでいただけば解るかと思います。
※ 文章の太字は、私が付けました。


                           平成15年5月16日

    宮城県緊急経済産業再生戦略の実施に当たっての職員へのお願い

 本日、地域経済の大変厳しい状況を踏まえ、宮城県緊急経済産業再生戦略を発表するに当たり、職員の皆様に私からお話すべきことがあります。
 これからお話しすることは、職員の皆さん、そして家族の皆さんに対しても大きなご負担をおかけする内容になりますが、地域経済を再生するためには、現状を直視した大規模な緊急経済産業再生戦略を打ち出さなければならないとの判断に至り、本日庁議において了承されたものです。
 職員の皆様には、只今から申し上げる内容をご理解いただき、是非ご協力をいただきますようお願いをいたします。
 世界規模で進行するデフレ経済の中で、我が国においては、資産下落と経済の低迷が同時に進んでいます。このような中において、地域経済は低迷し、出口の見えない閉塞感を抱えつつ、企業倒産の増加や失業者、生活保護世帯の急増など、県民からの悲鳴にも似た声が日増しに高まっています。
 今日の経済の姿は、国と地方を通じて、まさに危機的状況にあります。このような深刻な事態の克服のためには、国・地方一丸となった対策が不可避でありますが、残念ながら国はこの厳しい経済の実態を直視した対策を講じておらず、国民の切実な期待に応えているとはいえません。
 政治の根幹は、雇用の確保を通じた生活の安定にあります。今日の厳しい社会経済の状況を放置することは、政治家として許されることではありません。衰退さえ懸念される宮城県経済を再生し、新たな成長の道筋をつけることこそ、知事としての私に課せられた最大の課題であると考えます。
 地方分権時代の地域の自立とは、地域が自ら経済的自立のための戦略を確立し、推進することでもあります。平成15年度においても既に国に呼応した総合雇用経済対策に取り組んでいるところですが、今般、厳しい地域経済の現状を直視し、国の新たな経済対策がない中において、宮城県として独自の緊急経済産業再生戦略に取り組むことといたしました。
 このため、産・学・官からなる宮城県緊急経済産業再生戦略会議を早急に立ち上げ、具体的な対策プランをこの夏までに策定します。この対策プランは、民と官のパートナーシップによる挙県一致体制による取り組みであります。職員の皆さんのご協力を得ながら、県庁組織一丸となり必ず実施することを県民の皆様にもお約束するものであります。
 こうした対策を実施するための財源については、現在財政再建プログラムを遂行中であり、宮城県の財政状況が極めて厳しいということから、財政健全化を進めながら、新たな財源を生み出す、いわば「二兎を追う」財政政策を進めなければなりません。このため、今年度の補正予算については、土地基金を取り崩して充当することとし、平成16年度、平成17年度については、宮城県独自の新たな取り組みである「歳出構造改革」を実施することにより財源を捻出することといたしますが、地域経済の厳しい現状に対し、実効性のある事業を展開するためには、3ヵ年で500億円以上の事業規模は必要であると考えており、そのためには相当規模の財源が必要となります。
 こうした思い切った新しい経済産業対策を推進していくためには、従来の固定経費である人件費を削減し、それを新たな原資として政策を展開していくしかないと判断するに至りました。
 平成16年度、平成17年度の2ヵ年について、皆さんの給料の5パーセントを削減するということをお願いする苦渋の選択をさせていただきました。
 もちろん、私自身も含め、特別職等の給料も併せて削減することといたします。
 これは、県民から県政を委ねられた政治家浅野史郎としての政治的判断であります。
 願みますと、本県の財政が危機的状況に陥ったことから、平成11年には「財政危機宣言」を発し、平成12年、平成13年の2ヵ年にわたり、職員の皆さんの給与も削減せざるを得ず、皆さんのこ協力をいただきました。更には、平成13年10月には「財政再建推進プログラム」を策定し、引き続き財政の立て直しを図る中で平成14年、平成15年にも給与削減へのご協力をお願いし、人事委員会からの給与のマイナス勧告による給与改定がなされるまでの間、引き続き給与削減のご協力をお願いしたところであります。
 その結果、今年3月に公表した「中期的な財政見通し」のとおり、平成15年度、平成16年度はかろうじて収支の均衡を図ることができる見込みとなり、財政の健全化が着実に推移しております。これも皆さんのご協力のお陰であり、ここに改めて感謝申し上げます。
 しかしながら、財政状況は引き続き厳しいものがあり、手綱を緩めることなく健全化に向けた取り組みを進めていかなければなりません。
 一方において、地域経済は看過できない状況となっております。県が取り得る限りの手段を講じながら喫緊の課題である「経済産業再生戦略」に緊急に取り組まなければならないことは先ほど申し上げたとおりであります。
 これまでの職員の皆さんのご協力に感謝申し上げた上で、実効性のある新たな施策を講じるための財源の捻出にあたり、改めて人件費削減をせざるを得ないという苦渋の決断をするに至ったものであります。この趣旨をご理解いただき、どうかご協力をお願い申し上げます。
 なお、只今、申し上げたことについては、本日既に、職員組合に対してもお示しをいたしました。
 緊急経済産業再生戦略の概要については、ホームページ上で本日掲載いたします。
 職員の皆様には、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

                    宮城県知事 浅 野 史 郎


            宮城県緊急経済産業再生戦略
                          H15.5.16
                          宮   城   県
1 緊急経済産業再生戦略の必要性
   世界規模で進行するデフレ経済の中で、我が国においては、資産下落と経 済の低 迷が同時に進んでいる。そのような中において、地域経済は低迷し、出口の見えない 閉塞感を抱えつつ、企業倒産の増加、失業者や生活保護世帯の急増など、県民からの 悲鳴にも似た声が日増しに高まっている。
  今日の経済の姿は、国と地方を通じて、まさに危機的状況である。このような深 刻な事態の克服のためには、国・地方一丸となった対策が不可避であるが、残念なが ら、国は厳しい経済の実態を直視し、国民の切実な期待に応える対策を講じるに至っ ていない。
  政治の根幹は、雇用の確保を通じた生活の安定にある。今日の厳しい社会経済の 状況を放置することは、政治家として許されることではない。衰退さえ懸念される宮 城県経済を再生し、新たな成長の道筋をつけることこそ、知事としての私に課せられ た、最大の政治課題である。
  地方分権時代の地域の自立とは、地域が自ら経済的自立のための戦略を確立し、 推進することでもある。平成15年度においても、既に国に呼応した総合雇用経済対策に取り組んでいるところであるが、今般、厳しい地域経済の現状を直視し、国の新たな経済対策がない中で、宮城県として独自の緊急経済産業再生戦略に取り組むこととした。
  このため、産・学・官からなる「宮城県緊急経済産業再生戦略会議」を早急に立 ち上げ、具体的なプランを夏までに策定することとする。このプランは、民と官との パートナーシップによる「挙県一致体制」による取組であり、必ず実施することを、 今ここで県民にお約束する。
  こうした対策を実施するためには、現在、財政再建推進プログラムを遂行中であ り、宮城県の財政状況が極めて厳しいことから、財政の健全化を進めながら、経済産 業政策を積極的に進める、いわば「二兎を追う」財政政策を進めなければならない。 このため本年度の補正予算については、土地基金を取り崩して充当することとし、平成16年度及び17年度については、新たに「歳出構造改革」に取り組むこととし、 その成果を活用するとともに、職員の給料の5%の削減をお願いすることとした。特 別職等の給料の削減も併せて実施する。
  今回の宮城県の対応により、他の自治体においても、これに呼応した動きが 生じることを期待し、さらには、国においても、経済の現状を直視した大規模な緊急雇 用経済対策が推進されることを強く念願するものである。
  また、「新しい県政創造運動」の成果を踏まえ、デフレ時代に対応した県政運営 、歳出構造改革をはじめとする、新たな県政改革にも着手する。

2 再生戦略の内容
(1)期 間
  緊急に対応する必要があるため、平成15年度中に実施に移すこととする。
  期間は、平成15年度から平成17年度までの3か年度とする。
  なお、平成15年度に係る事業については、補正予算で対応する。
(2)事業内容
   緊急の雇用創出事業と次世代の新しい産業の育成・振興につながる事業を   柱とし、官民の英知を結集し選定する。創造される事業例は、次のとおり   である。
   【事業例】
  ・特別養護老人ホーム等福祉施設の建設など「福祉日本一加速化事業」
  ・中小企業の経営安定と再生、新事業への挑戦を促進する事業
  ・アグリビジネス、バイオマス利用を含むエコ・ビジネス、IT活用の医療    サービスシステム整備など「新成長産業育成事業」
  ・学校等公共施設の改修やバリアフリー化などの「身近な公共事業」
  ・介護者を養成する指導者づくりなどの人材育成や学級編成の弾力化を進め   る事業
(3)事業規模
   事業費 500億円(県歳出予算 250億円)を超える規模
(4)財 源

年度 捻出する一般財源捻出する一般財源 事業規模
県歳出予算 事業費
平成15年度 土地基金の取崩し   30億円
36億円 72億円
平成16年度 歳出構造改革      26億円
人件費削減       66億円
計         92億円
107億円 214億円
平成17年度 歳出構造改革      26億円
人件費削減       66億円
計         92億円
107億円 214億円
 合   計 214億円 250億円 500億円
3 推進体制 
 「宮城県緊急経済産業再生戦略会議」(産・学・官からなる「挙県一致体制」  で設置)からの提案・意見をもとに、「宮城県緊急経済産業再生戦略本部」 (知事を本部長とする庁内体制)が戦略プランの策定及び推進に当たる。

4 日 程
  6月 推進体制の整備
  8月 戦略プランの策定
  9月 県議会への補正予算案の提案
 

緊急経済産業再生戦略に係る給料の削減内容について
 
 緊急経済産業再生戦略に係る給料削減について,平成15年5月16日に職員団体(宮城県三者共闘会議:宮城県職員組合・宮城県教職員組合・宮城県高等学校教職員組合)に提示するとともに,同日,私から職員の皆様に「宮城県緊急経済産業再生戦略の実施に当たっての職員へのお願い」をいたしました。
 その後,職員団体と11回にわたり交渉を重ね,その間,平成15年9月8日と同年12月16日に修正案を提示し,職員団体の皆様の御理解と御協力を得るべく説明とお願いをしてまいりました。
 平成16年1月19日の職員団体との交渉において,宮城県として財政危機を乗り切ることは是非ともやり抜かなければならない最優先課題であり,そういった中で,今こそ宮城県庁組織全力を挙げて緊急経済産業再生戦略に取り組まなければならないことを繰り返し御説明申し上げ,改めて御理解と御協力を重ねてお願いいたしましたが,残念ながら職員団体の皆様の御理解をいただくことは出来ませんでした。
 誠に残念ではありますが,論点は出つくしており,私としてはこれ以上交渉しても平行線であると判断し,平成15年12月16日に再々提示した内容をもって,2月定例県議会に,職員の給料削減に係る特例条例を提案することといたしました。
 職員の皆様には,過去2回の給料削減で御協力をいただきましたことに対し,衷心より感謝申し上げます。これまで大変な御負担をお掛けしたところでありますが,今,宮城県経済を再生し,新たな成長の道筋をつけることが,我々に課せられた最大の課題であります。そういうミッション(使命)を抱える県という組織の一員として是非御理解していただき,給料削減について御協力をいただきますようお願いいたします。
 
   平成16年1月26日
 
                   宮城県知事  浅 野 史 郎
 
 
 
 ◇実施内容  削減内容:給料の3.2%削減
 (全職員)  削減期間:平成16年4月1日から平成18年3月31日まで
 
 ◇交渉経緯  平成15年 5月16日 組合提示
平成15年 6月 9日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年 7月16日 総務部長交渉
平成15年 9月 8日 知事交渉
平成15年10月 8日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年10月16日 知事交渉
平成15年10月16日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年10月29日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年11月13日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年12月 4日 総務部長・産業経済部長交渉
平成15年12月16日 知事交渉
平成16年 1月19日 知事交渉

緊急経済産業再生戦略について
 
わが国の経済の低迷は、バブル経済の崩壊の後、長きにわたって続いています。最近に至って、好転の兆しを見せていると言われていますが、一時的なもので終わるのではないかとの危惧もあります。地方経済はさらに深刻です。好転の兆しがあるとしても、それは宮城県の経済の現況にあてはまるものではありません。中高年の雇用喪失に加え、新規高卒者の就職難は、いまだに解消されていない状況にあります。
そういった状況を、手をこまねいて見ているわけにはいきません。地域経済の疲弊は、地域自らの努力で乗り越えなければなりません。その中で中核的な役割を果すことを期待されているのが、わが宮城県です。宮城県という組織は、県民の税金で成り立っており、県民の幸福を最大にするために存在しています。今まさに、県民が地域経済の疲弊という、困難な状況に置かれています。二重の意味で、「県民あっての宮城県」という原点に戻らなければなりません。
こういった認識に立ち、平成15年度途中から始めて、平成16年度、17年度にまでわたる「宮城県緊急経済産業再生戦略」を打ち出したものです。
この「緊急経済産業再生戦略」という名にふさわしいような効果を上げるためには、2か年半という短期間に、相当程度の事業を実施しなければなりません。事業の全体規模もかなりのものにならなければならず、現在、521億円の総事業費としています。これだけの事業を行うため、県が自ら準備しなければならない財源は303億円で、これを県の財政がいまだに危機的な状況から脱していない中で準備していくことになります。
このことを、「二兎を追う政策」ということで表現しています。財政健全化と緊急経済産業再生戦略の二つの目標を掲げて、いずれも達成するということです。財政健全化は、宮城県にとっての最重要事項であり、緊急経済産業再生戦略に財政調整基金や保有株などの財源を使うことによって、財政健全化を危うくさせることなど、とても許されることではありません。「緊急経済産業再生戦略なって、財政健全化ならず」になってしまうような政策選択は、絶対にとれません。
今回、緊急経済産業再生戦略の財源として、県職員の給料削減分を含めていますが、このことに関して、職員団体とは部長交渉を7回、知事交渉を4回行いました。「緊急経済産業再生戦略の財源は、財政調整基金の取り崩しや保有株の売却によって賄うべきであって、地方公務員法によって守られている職員給料の削減を行うべきではない。」というのが職員団体である「三者共闘会議」に結集する宮城県職員組合、宮城県教職員組合、宮城県高等学校教職員組合の主張であり、給料削減提案は白紙撤回されるべきであるという主張もなされてきました。
今年1月19日の4回目の知事交渉においても議論は平行線をたどり、合意に至ることができませんでした。残念ですが論点は出つくしており、これ以上交渉を続けても合意に達することはできないと判断せざるを得ず、来たる2月定例県議会に給料削減のための条例を提案することといたしました。
これまでの交渉において、今回の緊急経済産業再生戦略の意義を説明し、綱渡り的な財政運営を続けながら、財政健全化を成し遂げつつ実現していかなければならないことを繰り返し説明しましたが、残念ながら、職員団体側の理解と納得を得るまでには至りませんでした。職員はこれまで、財政健全化と県民生活の向上のために2回にわたる給与削減にも協力し、尽力してきており、この点については大変感謝しているところです。
その上で、地域経済の疲弊という非常事態に直面している今、県組織の役割と、その組織の中にいる県職員がどうあるべきかについて、改めて考えていただきたいと思っています。
職員には、緊急経済産業再生戦略の意義を十分に理解してもらっていると思いますので、再生戦略に係る事業の推進に積極的に取り組み、必ずや成果を上げてくれるものと確信しています。
県財政が非常に厳しい状況にある中で、宮城県経済を再生し、新たな成長の道筋をつけることこそ、宮城県、そして知事としての私に課せられた最大の課題であると考えています。
県民の皆様には、これまでの経過と私の政治決断について是非とも御理解いただき、緊急経済産業再生戦略の取り組みに対する御協力と御支援をお願いたします。


   平成16年2月2日
                    宮城県知事  浅 野 史 郎
 



2004.9.5  給与削減されたお金は何処へ行ったのか。
 緊急産業再生戦略が発表されてから、平成16年度予算の中でどの様な事業に予算化さてたのか調べてみました。
 はじめに、財政課の資料から、13年度の予算から16年度までの予算の推移や、主要項目を調べました。
 主要項目では、「くらし・なりあい・ふるさと・まじわり」に区分され数百項目もあるので、全項目の年度別推移を作成しましたが、膨大なデータになることから今回はHPに掲載することは止めました。
 取りあえず「予算の推移」と、「再生戦略の予算項目」を掲載しました。
 会計別財政規模、歳入款別、歳出款別の予算については特に大きな変化は見られません。
 ところが性質別歳出一覧を見て、平成16年度当初予算で、人件費が前年より約143億8千万円減っている一方、公債費が約190億9千万円増えていることに注目すべきことではないかと思います。
 給与削減された分は、何処に行ったのか疑問を感じました。

 緊急産業再生戦略の予算は、約149億円が計上されておりますが、新規以外はこれまで県が行ってきた事業の継続であると思われます。
 新規事業も、これまで行ってきた事業の延長線上にあると思われるものや、当然行うべき事業であると思いました。

※ なお、追加した資料の金額の表示が右寄せに表示出来ないことは、申し訳ありません。

   会 計 別 財 政 規 模 一 覧 推 移 表
                        (単位:千円、%)
会計区分
 
13年度当初
予算
前年比 14年度当初
予算
前年比 15年度当初
予算
前年比 16年度当初
予算
前年比


会計

一般会計    848,235,493 100.6 813,805,854 95.9 821,469,110 100.9 825,673,993 100.5
特別会計    178,217,901 129.9 162,172,007 91.0 174,745,350 107.8 193,467,502 110.7
合計(イ+ロ) 1,026,453,394 104.7 975,977,861 95.1 996,214,460 102.1 1,019,141,495 102.3
純計       895,834,735 102.4 858,948,456 95.9 874,387,368 101.8 899,051,511 102.8
準公営企業会計  34,266,307 125.2 29,965,171 87.4 27,094,878 90.4 22,945,363 84.7
公営企業会計   57,572,695 103.4 58,352,277 101.4 63,547,433 108.9 59,303,257 93.3
総計(ハ+ホ+ヘ) 1,118,292,396 105.2 1,064,295,309 95.2 1,086,856,771 102.1 1,101,390,115 101.3
純計(ニ+ホ+へ) 987,673,737 103.1 947,265,904 95.9 965,029,679 101.9 981,300,131 101.7


 歳入款別一覧(総会計・純計)推移表
                              (単位:千円、%)
区分  13年度
当初予算
構成
14年度
当初予算
構成比 前年
15年度
当初予算
構成
前年
16年度
当初予算
構成
前年
県税 260,000,000 26.3 237,500,000 25.1 91.3 228,000,000 23.6 96.0 234,500,000 23.9 102.9
地方消費税清算金 45,200,000 4.6 41,300,000 4.4 91.4 40,800,000 4.2 98.8   45,300,000 4.6 111.0
地方譲与税 2,090,000 0.2 2,120,000 0.2 101.4 2,650,000 0.3 125.0 6,750,000 0.7 254.7
地方特例交付金 1,200,000 0.1 1,600,000 0.2 133.3 3,600,000 0.4 225.0 6,120,000 0.6 170.0
地方交付税 215,500,000 21.8 210,200,000 22.2 97.5 191,800,000 19.9 91.2 183,700,000 18.7 95.8
交通安全対策特別交付金 600,000 0.1 600,000 0.1 88.2 600,000 0.1 100.0 570,000 0.1 95.0
分担金及び負担金 21,096,732 2.1 18,441,906 1.9 87.4 15,445,546 1.6 83.8   16,091,047 1.6 104.2
使用料及び手数料 43,239,377 4.4 43,798,630 4.6 101.3 46,448,067 4.8 106.0  48,894,735 5.0 105.3
国庫支出金 151,937,160 15.4 144,220,496 15.2 94.9 131,537,751 13.6 91.2 128,237,286 13.1 97.5
財産収入 2,356,676 0.2 2,406,570 0.3 102.1 2,189,304 0.2 91.0 2,138,555 0.2 97.7
寄付金 2,600 0.0 1,600 0.0 61.5 3,829 0.0 239.3 3,942 0.0 103.0
繰入金 46,650,555 4.7 54,576,196 5.8 117.0 60,171,160 6.2 110.3 69,622,043 7.1 115.7
繰越金 1,093,347 0.1 1,678,721 0.2 153.5 1,541,160 0.2 91.8 1,951,449 0.2 126.6
諸収入 54,553,578 5.5 57,229,379 6.0 104.9 60,868,768 6.3 106.4 57,660,535 5.9 94.7
県債 135,432,638 13.7 125,329,000 13.2 92.5 173,016,000 17.9 138.0 174,824,700 17.8 101.0
内部留保資金等(企業会計) 6,641,074 0.7 6,263,406 0.7 94.3 6,358,094 0.7 101.5 4,935,839  0.5 77.6
歳入合計 987,673,73 100.0 47,265,904 100.0 5.9 965,029,679 100.0 101.9 981,300,131 100.0 101.7
 

       歳出款別一覧(総会計・純計)推移表          
                            (単位:千円、%)

款別  13年度
当初予算
構成

 
14年度
当初予算
構成

 
前年

 
15年度
当初予算
構成

 
前年比
 
16年度
当初予算
構成

 
前年

 















 
議会費 1,900,854 0.2 1,948,052 0.2 102.5 1,965,193 0.2 100.9 1,830,585 0.2 93.2
総務費 61,640,028 7.3 52,558,470 6.5 85.3 48,875,434 5.9 93.0 50,993,247 6.2 104.3
民生費 64,252,564 7.6 64,255,040 7.9 100.0 59,974,151 7.3 93.3 61,604,185 7.5 102.7
衛生費 11,136,502 1.3 12,075,109 1.5 108.4 12,717,044 1.5 105.3 13,632,795 1.7 107.2
労働費 4,595,521 0.5 5,200,449 0.6 113.2 6,028,068 0.7 115.9 5,811,643 0.7 96.4
農林水産費 85,765,509 10.1 76,580,567 9.4 89.3 74,590,592 9.1 97.4 74,412,810 9.0 99.8
商工費 37,198,267 4.4 37,989,498 4.7 102.1 43,143,503 5.3 113.6 45,893,147 5.6 106.4
土木費 114,983,446 13.6 97,637,111 12.0 84.9 99,413,938 12.1 101.8 101,533,846 12.3 102.1
警察費 46,862,996 5.5 48,322,596 5.9 103.1 51,228,129 6.2 106.0 50,501,542