以下の例はすべて 風熱上攻 (風熱の邪が上部の眼目鼻に結ぶ) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. アレルギー性結膜炎
2. 花粉症
3. ものもらい
4. 花粉症(アレルギー性結膜炎)
5. 鼻炎
★ アレルギー性結膜炎
女 32歳
病名と経過:毎日の仕事でパソコン入力をしていますが最近充血が特にひどく、痒くてたまりません。
また白目の部分が盛り上がりその部分がいつも充血しています。
社内の健康診断では翼状線は目のオデキのようなものだから気にしなく良いといわれました。
市販の目薬をさしていますが一時的に充血が引く感じですぐ充血します。
目の充血はもちろんとりたいのですが白目のブヨブヨした盛り上がりをなくすることは
できないでしょうか。
今までに飲んだ事のある漢方薬 : 目薬の木(煎じ茶)
全身 :つかれやすい
顔面 :目がかすむ 目が赤い 目がまぶしい なみだ目 目が痛い 目が痒い
頸部 背 手腕肩 :くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 :足が冷える
婦人:月経痛がある
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返事 :
>アレルギー性結膜炎
>目がかすむ 目が赤い 目がまぶしい なみだ目 目が痛い 目が痒い
>白目の部分が盛り上がり(翼状線)、その部分がいつも充血しています。
漢方では“肝経は目を巡りよく視る”また「目は肝経に属し、肝の外竅」であると考えています。
その肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。
それが疎通を欠き条達しなくなると精神は不明朗となり、筋肉は固くなり、目は疲れ、
胃腸の働きが不調になり、血液の流通・調節・貯蔵が狂ってきます。
今の場合、パソコン入力の仕事が肝気の条達を阻害し抑鬱しているようです。
肝気の抑鬱は蓄積されると熱(肝熱)に変わりやすいのです。
火事には風が付物の様に、熱は風を呼びやすく(肝陽化風)、風は上へと駆け上がります(風火)。
また「肝は血を蔵す」とも言う様に、肝の病変は血の病変でもあります。
血は風に伴われて上逆し、目や頭へ上ります(充血)。
風火はまた津液(涙)を乾燥させて痒さを発生します。
白目の部分を五行説では肺に相当するものとし、肺は気をつかさどる所から「気輪」といいます。
この気輪に風熱が宿っているので「気輪風熱証」ともいいます。
翼状線といえども気輪から風熱が去り、肝気が正常化すれば癒える事が期待されます。
おすすめの漢方処方
(1) 荊防湯(けいぼうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 花粉症
男 27歳
もっとも治して欲しいこと : 花粉症
高校生の頃にじんましんが出て、大学生で花粉症になりました。
とにかく埃や毛とかにも弱いようで、ポプラの毛にも反応します。
2月から5月頃にかけて、鼻や眼がかゆくなり、鼻水が出たり、涙が出たりします。
顔面 : 普通 花粉症時:なみだ目 目がかゆい 鼻づまり 鼻水 クシャミ
皮膚 頭皮 毛髪 : フケ性
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返事 :
>高校生の頃にじんましんが出て、大学生で花粉症になりました。
>とにかく埃や毛とかにも弱いようで、ポプラの毛にも反応します。
>2月から5月頃にかけて、鼻や眼がかゆくなり、鼻水が出たり、涙が出たりします。
「鼻は肺の外竅」「目は肝の外竅」といいます。
花粉や煤煙や空気の乾燥が相俟って「風熱邪」という外的侵襲(アレルゲン)を形成して
鼻や目の粘膜を襲う時に発生する症状です。
相手は風熱の邪ですから、自分にも体内に熱邪があると両者が結合して
より一層発症しやすくなります。
過去に蕁麻疹などのアレルギー(体内の熱邪)の経歴があると、体質的に
内熱がこもっていると考えられます。
皮膚は肺の領域ですから「肺熱久薀」の状態といいます。
そこへ「風寒」や「風熱」などの風邪(ふうじゃ)が加わっているのです。
原因治療としては風邪を去ることが第一ですが、肺熱という自己の体質を
改善する事も忘れてはなりません。
おすすめの漢方処方
(1) 桑菊飲(そうぎくいん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 花粉症(アレルギー性結膜炎)
女 27歳
もっとも治して欲しいこと : 2週間程前から目が赤く充血してかゆくなって、
朝起きるとめやにがひどくなってきました。
同時に、くしゃみもするようになり、初めての花粉症かと…でもその時期の前に風邪
もひいていたので、どこから風邪でどこから花粉症か自分でも分からずに、どうしよ
うかと思っています。
風邪をひくと喉が痛くなったり、鼻水が出るという初期症状で、次第に頭痛や発熱が起こります。
顔面 : 瞼がむくむ 目がかすむ 目が赤い 目がまぶしい 目が痛い 目が痒い 鼻水 クシャミ
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返事 :
>2週間程前から目が赤く充血してかゆくなって、朝起きるとめやにがひどくなってきました。
>同時に、くしゃみもするようになり、初めての花粉症かと…
>瞼がむくむ 目がかすむ 目が赤い 目がまぶしい 目が痛い 目が痒い 鼻水 クシャミ
進行が緩慢ですから急性結膜炎ではなく、どちらかというと花粉症(アレルギー性結膜炎)
に該当するでしょう。
《医宗金鑑・眼科心法要訣》という書には「もともと肺経に邪熱があって、そこへ
外風を招いて“外感風熱目赤症”となったもの」で、「症状は白目が急に赤くなり、
熱い涙が湯のように湧く、兼ねて外感風熱のような症状を現す」とあります。
おすすめの漢方処方
(1) 羌活勝風湯・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 鼻炎
男 36歳
もっとも治して欲しいこと : 鼻(蓄膿?鼻炎?)。
子供のころから鼻炎に悩まされていますが、その割りに特別医者に行っていません。
先日子供を医者に連れて行った時に、耳鼻科の先生に「パパが一番悪そうだな、」といって鼻を覗かれました。
そしたら、こりゃ手術だ。といわれ、やはり蓄膿なのかな?と感じています。
症状的には、通常体調がなんともないとき、ご飯を食べると鼻が止め処もなく出てきます。
色は白がかっています。粘っています。少しでも体調が崩れると色が黄色くなり、朝と夜に鼻が詰まります。
こんな状態ではあるが、比較的においは敏感な方である。自分の鼻はくさいとは思わない。
二番目 それに起因してか、夏の今頃の時期(梅雨時)になると毎年必ず耳から膿が出てきて綿棒が手放せません。
三番目 最近尿が出にくくなっているような気がします。風邪も引きやすくなっている。
全身 : だるい 気がふさぐ 痴呆(ぼけ) 健忘症 怒りっぽい 汗を局所的にかく 常に眠い
顔面 : 普通 頭が重い 目がまぶしい なみだ目 鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁 耳から汁がでる
口 : 歯茎から血が出る 口が乾くが大量に水分は取らない
喉 気管 : 声がかすれる 咳が出る 話をしていると喉に何か詰まったような感じがする 切れやすい痰が出る
胸 脇 : まれに酸っぱい水が上がる
腹部 : 腹が張る 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 日に1回 便秘ではないが時間がかかる やわらかかったり硬かったりの繰り返し
頻尿 排尿痛がある時がある 小便の出が悪い 切れが悪い 尿が濃い
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 膝が痛い 膝が腫れる脚が痛い しびれる 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 抜け毛 とにかく抜ける 薄くなっている気がする
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返事 :
>ご飯を食べると鼻が止め処もなく出てきます。
>色は白がかっています。粘っています。
>比較的においは敏感な方である。自分の鼻はくさいとは思わない。
>切れやすい痰が出る
肺経に「風熱」が残っています。食事の時の香辛料や熱が鼻腔粘膜を刺激して炎症を一時的に悪化させるのです。
>毎年必ず耳から膿が出てきて綿棒が手放せません。
鼻腔から耳道へと伝わるのは風熱が高い所へばかり上がるからです。
>最近尿が出にくくなっているような気がします。 切れが悪い 尿が濃い
>抜け毛 とにかく抜ける
肺は水利の上源です。
ここに風熱があり蓋をしていると排水が悪くなったり、油症になり脱毛の原因になります。
おすすめの漢方処方
(1) 桑菊飲(そうぎくいん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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