以下の例はすべて 風熱外壅 (風熱の邪が完全に散らず、皮膚に欝滞している) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 蕁麻疹/湿疹?
2. 風盛皮膚掻痒とできもの
3. 蕁麻疹
4. アレルギー性鼻炎
5. アトピー性皮膚炎
6. アトピー性皮膚炎とリバウンド
7. 歯茎の腫れ
8. 頭皮の湿疹
9. 背中が痒い
10. 蓄膿
11. 唇が腫れる
12. 小児の咳と鼻づまり
13. 顔が痒くなる
14. 顔面の湿疹
15. 全身の皮膚掻痒
16. 顔面の湿疹と地図状の蕁麻疹
★ 蕁麻疹/湿疹?
女 1歳
もっとも治して欲しいこと : 湿疹(アトピー性皮膚炎)
鼻水・せきがでて風邪をひいたかなと思うと下痢気味になることが多くお腹〜背中を中心に湿疹がでます。
一番最初は風邪をひき、下痢がつづき、オムツかぶれ、そのあとお腹に赤いぷつぷつができ、
その後アトピーのような湿疹にかわりお腹全体がかゆい感じに。
次もまた風邪から下痢気味に。今度もやはりオムツかぶれからお腹に湿疹。
今度は背中のほうまで広がり、その後また別の風邪にかかり同じ症状に。
全身 : 汗っかき (夏はよく汗をかいていました)
顔面 : 白い 鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁(風邪をひくといつも鼻たれになります)
喉 気管 : 咳が出る(風邪をひいてせきをしています)
大便 小便 陰部 : 下痢(どちらかというと下痢になりやすい)
腰 膝 下肢 : 足が冷える(手も冷たいことが多い)
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 さめ肌
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返事 :
>風邪をひき、下痢がつづき、オムツかぶれ、そのあとお腹に赤いぷつぷつができ
>鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁(風邪をひくといつも鼻たれになります)
>下痢(どちらかというと下痢になりやすい)
下痢によるオムツかぶれは「湿熱」の症状です。
もともと湿熱が内在すると下痢になりやすく、そこへ風邪を引き込むと「風湿熱」となります。
風熱は比較的速やかに取れますが湿だけはしつこく残存します。
湿熱が皮膚に残ると風疹や蕁麻疹のような形をとります。
おすすめの漢方処方
(1) 苦参消疹湯(くじんしょうしんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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(参考資料)
361/361 GFB02043 養生堂 苦参
( 2) 95/12/16 14:46
(1)例えばある女性が三年間蕁麻疹に悩まされていて、
春から冬にかけては幾らか軽くなるが夏から秋にかけてはひどくなった。
ある医者が「消風散」を飲ませて症状は幾らか軽くなったが、
服薬を止めると又悪くなった。
それを私が診る番になったのですが、頭面・胸背・四肢に大きな地図状の班疹が
あり、爪で引っ掻くので赤く盛り上がり、熱感を持ち堪えがたい痒さがある。
併せて発熱と口苦があり、腹の調子が悪く、脈は滑数、舌紅苔薄黄で
風湿熱毒が皮膚に蘊結している症である。
「消風散」を飲ませても治らないというのは去風ばかりが強くて
除湿の力が及ばないからである。
風湿熱毒の蘊結というのは風は去り易いが湿は除きにくいものである。
湿が去らないと日を経て熱化して湿熱として皮膚に留まるので
蕁麻疹は治らなかったのである。
治療法として去風除湿解毒・清熱凉血止痒を図らなければならない。
「苦参消疹湯」を用いることにした。
(中国中医薬報 1995.10.11 より)
★ 風盛皮膚掻痒とできもの
男 42歳
もっとも治して欲しいこと : 慢性皮膚炎(皮膚全体が非常にかゆい、よく痛いできものが出る)
全身 : だるい 怒りっぽい 微熱(一年中) 寝汗をかく 不眠
顔面 : 赤い チック 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶし 鼻血
口 唇 舌 : 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感
腹部 : 食欲が無い(一年中)
大便 小便 陰部 : 下痢 痔の出血がある(たまにある)
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る(ちょうど首と肩の合う個所が一年中痛い)
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい(一年中非常にかゆい) おできや化膿 抜け毛(頭がはげ始めている)
フケ性(少々あり) 若白髪(20代から耳の周りが真っ白)
1)主にどの辺が非常にかゆいか?
●主に頭部(髪の毛のある個所)、首の周り(特にのどぼとけ)、両腕、と背中(上部)。
不思議なことですが、かゆみが循環している気がします。
(頭部→首→腕→背中→また頭部で始まる)
2)かゆい所に変化があるか?
●湿疹状のブツブツ、皮膚の硬化、と皮膚の変色はありません。
かいたあとは赤くなっているが、すぐに普通の肌色にもどり、またかゆくなっています。
3)痛いできもが主にどこにでるか?
●主におなか(へその右左)と背中(ちょうどへその右左の反対側)にでます。
精神的な原因かと思い、精神医学の先生にも相談したことがあり、
結局なにか医学的な問題と診断されました。しかし、採血、
レントゲンなでをしてもはっきりした病気が発見されませんでした。
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返事 :
>皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい(一年中非常にかゆい) おできや化膿 抜け毛
>(頭がはげ始めている) フケ性(少々あり) 若白髪 (20代から耳の周りが真っ白)
>主に頭部(髪の毛のある個所)、首の周り(特にのどぼとけ)、両腕と背中(上部)。
>不思議なことですが、かゆみが循環している気がします(頭部→首→腕→背中→また頭部で始まる)。
>湿疹状のブツブツ、皮膚の硬化、と皮膚の変色はありません。
>かいたあとは赤くなっているが、すぐに普通の肌色にもどり、またかゆくなっています。
漢方に「面游風」という病名があります。
これは平素から「血燥」の人が辛辣厚味のものを過食すると「胃蘊湿熱」となり、
外からの風邪を受けてなる病気です。
初めは顏面や頭皮や瞼が浮腫んだり赤くなったりして、虫が這う様な痒みを感じます。
風性が甚しければ肌膚は干燥して、時には白屑(ふけ)が出ます。
脂溢性皮炎の一つのタイプです。
「風(ふう)は善く行(めぐ)り、しばしば変ず」といいます。
これは風邪(ふうじゃ)がよく動きよく変わるという特徴を指摘したものです。
「風とは百病の始めなり」と言うのもこの風邪(ふうじゃ)の事を指すのです。
自然界の中では大気の流動は風であり、風の特性は軽揚であり、あとかたもなく消え去り、
また一瞬にして集まるという急激で多彩な変化を示します。
風は変動して静止しない性質があるので、例えば皮膚の痒みや発疹が突然起こり、
治ったり発したり、あちこち一定しないのは風の病証です。
また風は軽揚上浮の性質があるので、症状が頭顔など人体の上部に多見されるものは風邪です。
頭部の皮膚の痒み、ふけ、髪毛が抜け易いものも風によるものです。
「風に傷らるるものは、上まずこれを受く」で、風は上から襲ってきます。
>顔面 : チック 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい
風には動揺振転の性質があります。
ふるえ、ピクピクひきつるなどの特徴のあるものは風の範囲に属します。
これらは「外風」に対して「内風」といいます。
風毒が血に入ると、風は水分を飛ばして乾燥させる(化燥)ので皮膚が荒れて痒くなります。
血が水分を消耗すると欝滞して毛髮を滋養できず、脱髪することになります。
従ってこれを「風盛皮膚掻痒証」と総括して言います。
>腹部 : 食欲が無い(一年中)
>大便 小便 陰部 : 下痢
風毒の発生は陰血不足のためですが、陰血を生産できないのは「脾虚血弱」が根本にあるからです。
脾虚を補いつつ去風することが治療法になります。
「風」は上部を襲いやすいけれども、下へ行くにつれて下部に溜まりやすい「水湿」と
合わさって「風湿」となります。
風湿は久しくなると熱化して「風湿熱」となります。
更に毒と合わさると「湿熱毒」となり、腹部や背の化膿性のできものとなります。
おすすめの漢方処方
(2) 人参消風散(にんじんしょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 蕁麻疹
女 24歳
もっとも治して欲しいこと : 去年の10月に蕁麻疹になり、全身発疹だらけで激しかったの
ですが、毎日注射やかなりキツイ薬を飲んだりして、5日目には嘘のように引きました。
その1ヶ月後、少量の蕁麻疹がまた出て、その後は慢性となっています。
虫に刺されたような発疹から段々地図のように広がってかゆみがあります。
ちなみに現在、2年9ヶ月くらい膵臓炎を患っています。ほぼ治りかけといったところです。
1年4ヶ月ほど原因不明の微熱になっています。
これは、8ヶ月前から症状が出た顎関節症が原因の可能性が高いです。現在歯科医にて治療中です。
全身 : だるい 気がふさぐ 健忘症 さむけ 微熱
顔面 : めまい 目が赤い 目がまぶしい クシャミ 濃い鼻汁
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 唇が腫れる アフター性口内炎がでる
喉 気管 : 喉が痛い 切れにくい痰がある シャックリ
胸 脇 : 動悸がする 吐き気がある
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 便秘 尿が濁る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 湿疹 さめ肌 にきび
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返事 :
>1年4ヶ月ほど原因不明の微熱になっています。
>さむけ 微熱
>濃い鼻汁
>唇が腫れる
>喉が痛い 切れにくい痰がある
現在進行形で目下、外感(外邪を感受)の真っ最中ではないですか。
漢方では自然界の風・火・暑・湿・燥・寒の「六気」の過多あるいは不足を「六淫」
といって、外的病因すなわち外邪と考えています。
上記の症状から外感の中でもっとも多い「風熱」に感受していると考えられます。
>蕁麻疹がまた出て、その後は慢性となっています。
風熱の邪が皮膚に壅鬱すると風疹(蕁麻疹)となって発します。
>シャックリ 吐き気がある 腹が張る
>便秘 尿が濁る
これは胃や大腸や膀胱の腑気の不通を表しています。
体表の壅滞のみならず、内部でも疎通がうまくいっていません。
これを「風邪が膜原に客すと外では疎解、内では通瀉がそれぞれ出来なくなる。
これが風丹隠疹形成の基本病理である。」と説かれています。
>2年9ヶ月くらい膵臓炎を患っています。
おそらくその根底にある真因はこれでしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 防風通聖散(ぼうふうつうせいさん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アレルギー性鼻炎
男 32歳
もっとも治して欲しいこと : 何のアレルギーかは検査したが今の所、特定できず。
お風呂に入ると良く、手のひらに湿疹がでて痒くなる。 すぐ下痢をする。
その他の身体状況 : 最近2ヶ月に1回程、唇に小さなぷちぷちができる。(水膨れみたいなの)
全身 : 汗っかき 眠ってばかり
顔面 : 鼻づまり 鼻水 クシャミ 鼻が乾く 鼻血
喉 気管 : 咳が出る ゼイゼイ音がする 切れやすい痰が出る(たまに)
胸 脇 : 胸が痛い(たまに、過去に自然気胸の癒着手術経験あり、両肺とも)
腹部 : 腸が鳴る(たまに)
大便 小便 陰部 : 下痢(内科医で過敏性腸症候群といわれた)
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返事 :
>鼻づまり 鼻水 クシャミ 鼻が乾く 鼻血
>咳が出る ゼイゼイ音がする
>最近2ヶ月に1回程、唇に小さなぷちぷちができる。(水膨れみたいなの)
アレルギー性鼻炎には肺気虚・風寒性・風熱性などが代表的ですがこれは明らかに風熱性ですね。
いわば鼻風邪みたいなものです。
唇に出る水疱も単純性口唇ヘルペスでしょう。
>お風呂に入ると良く、手のひらに湿疹がでて痒くなる。
もしかしたらこれも蕁麻疹のようなもので、風熱性の感染症だと思います。
おすすめの漢方処方
(1) 桑菊飲(そうぎくいん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アトピー性皮膚炎
女 31歳
もっとも治して欲しいこと : 顔と首が半年に一度は赤くはれ上がり、かゆくなる
今年から目もかゆくなるようになった。季節は春と秋。0歳児の時から湿疹が出ていた。
今年3月に目の痒みからはじまり、顔中・首が赤くはれ上がり症状が悪化した。
全身 : さむけ
顔面 : 赤い 瞼がむくむ 頭痛 頭が重い 目が赤い 目がまぶしい なみだ目
目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ
口 唇 舌 : 口は乾かない
喉 気管 : 咳が出る 切れやすい痰が出る
腹部 : 食べてもすぐ腹が減る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰が冷える 足が冷える 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 おできや化膿 かゆい
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返事 :
> 顔と首が半年に一度は赤くはれ上がり、かゆくなる
> 鼻づまり 鼻水 クシャミ
> 咳が出る 切れやすい痰が出る
通年的に発症していないし、身体上部に限られているところから見ると、季節性のある
アレルギーです。いわば風邪みたいなものです。
これを漢方では“面游風”といいます。
> ハウスダスト・ダニに反応した。
おそらく「都市的ダスト」が原因でしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 消風散(しょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アトピー性皮膚炎とリバウンド
女 39歳
もっとも治して欲しいこと : アトピー性皮膚炎
半年ほど前にしつこい口角炎になり病院にいったところ
マブタの赤みとひじの内側のごく小さい赤みより成人性アトピー性皮膚炎と診断され、
ステロイド治療を行いました。
現在はステロイドを使わずに数ヶ月を過ごしている状態です。
顔全体と首の全面が真っ赤に腫れ上がり熱をもっていて、赤くなっているところは乾燥して
かさかさになり、次々と皮がむけ、さらに皮膚が薄くなっていくという悪循環に陥っています。
乾燥が酷く保湿剤を塗っても15分ほどでかさかさになってしまいます。
全身 : 汗っかき
顔面 : 普通 瞼がむくむ 目が痒い 鼻が乾く
胸 : 胸やけがする
大便 小便 陰部 : 咳をすると尿が漏れる 残尿感がある
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる
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返事 :
ステロイド剤使用後にリバウンドが出ると見るも無残な皮膚の状態になります。
本来の、ステロイドを使用していない状態のアトピーはそう難しい皮膚病ではないのですが、
一旦ステロイドによるリバウンドを経験するやもうこれは難症中の難症になってしまいます。
このリバウンドは既に元のアトピーとは全然別のものです。
ではリバウンドとは一体何でしょうか?
カサカサ、ぶつぶつ、ほてり、赤味、分泌液、発熱、掻痒、、、、。
これはステロイド禍であり、一種の接触性皮膚炎のことです。
漆や毒物に触れてかぶれたのと大差ありません。
これをただ自然に回復するのを待つだけでは余りにも時間がかかります。
悪くすれば腎機能にも悪影響を与えることがあります。
おすすめの漢方処方
(1) 烏蛇駆風湯(うだくふうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 歯茎の腫れ
男 17歳
もっとも治して欲しいこと : 歯茎の腫れ
その他の身体状況 : 喘息 動物アレルギー 食物アレルギー
全身 : 汗っかき
顔面 : 普通
口 唇 舌 : 口が臭い 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る
喉 気管 : 切れにくい痰がある
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび
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返事 :
>歯茎の腫れ
このように一時的に腫れるのは「風熱」という外邪(カゼのウィルス)が体内の熱
と呼応している為です。
体内のどこに熱があるかというと、歯茎を経過する経絡は胃と大腸の2経ですから
この2経に日頃から熱がこもっていたのでしょう。
はっきりしたカゼという自覚がなくても、このように内因がある場合は些細な外因でも
感受しやすいものです。
風邪の外邪を排出させると同時に体内の熱をも排出しなければなりません。
おすすめの漢方処方
(1) 銀翹散(ぎんぎょうさん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 頭皮の湿疹
女 41歳
もっとも治して欲しいこと : 1.頭皮の湿疹
1年半くらい前から頭皮がかさかさし始めかゆみが出てきました。
かくとポロポロとはがれ落ち頭皮が赤くなります。
最近はかゆみと乾性の細かいフケが常時あり洋服の襟元が真っ白になります。
2.腹部膨張感 毎日ではありませんがお腹にガスがたまってパンパンになり苦しい。
便秘になりやすく、足のつけ根まで病むときがある。
全身 : だるい さむけ 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 白い 瞼がむくむ 鼻づまり 喉が痛い ゼイゼイ音がする 呼吸困難
切れにくい痰がある 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい むくみがある 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい 湿疹 さめ肌 フケ性
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返事 :
>かゆみと乾性の細かいフケが常時あり
「風盛んなれば燥(かわ)く」ように頭面という上部を襲うものは“六淫”の中の「風」が
多いものです。
>瞼がむくむ 鼻づまり 喉が痛い ゼイゼイ音がする 呼吸困難
これらは「風熱」の症状です。
おそらく汗をかいた後に雑菌が風邪として肌膚に入り、こもって熱となったのでしょう。
これを「風熱上擾頭部掻痒」とか「風熱化燥頭皮脱屑」といい、現代の脂漏性皮膚炎のひとつでしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 消風散(しょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 背中が痒い
男 36歳
もっとも治して欲しいこと : 1年程前から皮膚が乾燥して痒みが酷い状態です。湿疹はありません。
皮膚が乾燥して痒みの酷い部分は背中周辺です。
1日中、痒いのですが夜のほうがもっと痒い気もします。
ほとんどの食べ物にもアレルギーがあり、それらの食品は避けています。
食べられるのはお米、鶏肉、ラム肉、野菜類のみです。
その他の身体状況 : 怒りっぽい
顔面 : 普通
口 唇 舌 : 口が臭い
大便 小便 陰部 : たまに軟便
皮膚 頭皮 毛髪 : フケ性
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返事 :
>皮膚が乾燥して痒みの酷い部分は背中周辺です。
>湿疹はありません。
>ほとんどの食べ物にもアレルギーがあり、
完全に外因性によるアレルギーですね。
漢方ではかゆみは「風」が原因であるといい、風はアレルギーと同義語です。
その対処法は「捜風駆邪」法といい、これも抗アレルギーと同義語になります。
「五行説」では春季は風木の季節です。
だから皮膚作痒は春季に多発します。
風は定めなきところから痒さの場所に定処はありません。
掻いている内に次第に皮膚は肥厚し苔鮮化するのも「風盛皮膚掻痒症」の特徴です。
おすすめの漢方処方
(1) 烏蛇駆風湯(うだくふうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 蓄膿
女 23歳
もっとも治して欲しいこと : 蓄膿うみ、鼻汁頭痛をともなうもの
鼻やタン、のどのほうが弱く。とても運動家です。毎日のように水泳をしたり走ります。
食欲の異常ぞうか、ストレス、精神せい体重増加
だるい、気がふさぐ、一人でいたがる
白い むくみ(目)、頭が重い、鼻づまり、くしゃみ、鼻汁(黄色)、口が重い、
腹、下腹ガスたまる 過食
せき、喉がつば飲むと痛い せき 朝、夕方せき たんが詰まってるため、
月経なし、とまってるもう4か月 不定期ひどい
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返事 :
>蓄膿うみ、鼻汁頭痛をともなうもの
>とても運動家です。毎日のように水泳をしたり走ります。
>鼻やタン、のどのほうが弱く
>せき、喉がつば飲むと痛い せき 朝、夕方せき たんが詰まってるため
屋外での運動やプールでの水泳で風邪を引いています。
風邪は漢方では「外感」の一つで、外感には風寒性のものと風熱性のものがあり、
鼻汁(黄色)からみてこれは風熱性です。
>月経なし、とまってるもう4か月 不定期ひどい
運動が過ぎると女性はよく生理が止まります、程ほどに。
おすすめの漢方処方
(1) 桑菊飲(そうぎくいん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 唇が腫れる
女 30歳
もっとも治して欲しいこと : アレルギー体質。唐辛子やおしょうゆを食べると唇が
2倍に腫れあがり真っ赤になります。
猛烈なかゆみがおさまると皮膚がむけて割れて痛みがつづきます。
ステロイドを塗るとなおりますがいつも繰り返しです。
化学物質をかぐと(香水)くしゃみを連発します。
花粉症でブタクサにアレルギーがあります。春は、アレルギー性結膜炎です。
二番目:乾燥肌。ストレスを感じたり電車で扇風機の風邪に当たると顔中・体中がかゆくなります。
三番目:目の下の青ぐま(青くすけて見えます)
四番目:低血圧です。朝なかなか起きられません。血流計ではかってもらったところ、
血を押し返す力が不足しているとのことでした。また動脈の弾力が硬いとのことでした。
全身 : だるい 気がふさぐ 寝汗をかく
顔面 : 白い(青白い) 目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁
口唇舌 : 唇の色が紫色 唇が腫れる 舌がもつれる 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 唾液が多い
喉 気管 : 痰は無い シャックリ
頸部 背 手腕肩 : 肩こり
腰 膝 下肢 : 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい 湿疹 にきび(顔・胸・背中) 抜け毛
婦人 : 月経量が少い 月経が遅れる 月経痛がある おりもの(多い)
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返事 :
>唇が2倍に腫れあがり真っ赤になります。
>猛烈なかゆみがおさまると皮膚がむけて割れて痛みがつづきます。
>乾燥肌。電車で扇風機の風邪に当たると顔中・体中がかゆくなります。
漢方では“唇風”といい、外的刺激の「風」によるものです。
しかしその外因に反応する内因として「肺経の熱」があるからです。
外風と内熱が合わさって「風熱」となり、唇風が起こります。
> 化学物質をかぐと(香水)くしゃみを連発します。花粉症でブタクサに
> アレルギーがあります。春は、アレルギー性結膜炎です。
これも自分の肺熱が原因でしょう。(肺は鼻竅に開き、白目に現れる)
おすすめの漢方処方
(1) 荊防方(けいぼうほう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 小児の咳と鼻づまり
女 2歳
もっとも治して欲しいこと : アレルギー性鼻炎と耳鼻科で診断され、夜寝付く時と朝方に鼻水が
喉に降りてきてよく咳が出るようです。中耳炎にもなり易いです。
病院でアレルギーをおさえる薬を頂いていますが、アレルギーは治ることがないので、
この先何年も薬を飲ませつづけることに不安を感じています。
顔面 : 鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁
喉 気管 : 咳が出る 切れやすい痰が出る
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返事 :
>顔面 : 鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁
>喉 気管 : 咳が出る 切れやすい痰が出る
訴えを表現出来ない小さなお子さんの風邪には親御さんも心配ですね。
熱が無いようですので風邪後期としての鼻炎・咳嗽について考えてみます。
外感六気(風・寒・暑・湿・燥・火)のうち“風”は最初に人体の外表を襲います。
外邪を防御する障壁である皮膚は“肺衛”といって肺の機能の一つです。
風が肺衛を損傷すると鼻づまり・咳嗽・咽痛などが起こります。
漢方では「鼻は肺の外竅であり、喉は肺の門戸である」と言います。
ですからどれも肺が持っている「宣発」と「粛降」という機能の障害です。
“風”という外邪が原因で起こっている体調の崩れを元の様に治すには
風の邪を体外へ追い出さなければなりません。
汗にして追い出す事を「汗法」といいます。
風が熱と結びつくと「風熱」、寒と結びつくと「風寒」となります。
風熱の邪を追い出すための汗法と風寒の邪を追い出すための汗法とがある訳です。
>中耳炎にもなり易いです。
>顔面 : 鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁
これらは熱性の症状と考えられますから風熱です。
風熱に対する汗法を「辛涼解表法」といいます。
単に抗アレルギー剤を使用するのではなく、風邪をその邪に応じて
根本的に治療しようとするのが漢方の治療法です。
邪さへ追い出してしまえば咳止めや鼻の薬を使わなくても自力で治癒に向かうのです。
おすすめの漢方処方
(1) 桑菊飲(そうぎくいん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 顔が痒くなる
女 29歳
もっとも治して欲しいこと : (1)大人になってから顔だけがむずむず痒くなる。
その法則は判らないが蕁麻疹も顔だけに出る。見た目はぶつぶつしたりせず、痒いだけ。
触る事で後から赤くなったり小さいでこぼこになる。
(2)上半身が冷える。
お風呂で肩や背中をあたためたいのに顔だけ真っ赤になってすぐ出たくなるため、あたためきれない。
(3)唇が荒れる、かゆくなる
その他の身体状況: 気がふさぐ 汗をかきにくい
顔面 白い 耳鳴り 口が臭い 痰は無い 陰部が痒い
こぶらがえり かゆい 湿疹 若白髪
月経量が少い 月経が遅れる 月経が来ない
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返事 :
> 顔だけ真っ赤になってすぐ出たくなるため、あたためきれない。
> 唇が荒れる、かゆくなる
体内に熱があります。それが外風(刺激)に触れて風熱になっています。
> 若白髪 月経量が少い 月経が遅れる 月経が来ない
根底には血虚があります。血虚があると虚熱を生じ、外界の刺激を受けやすくなります。
いわゆる血虚風熱の証というものです。
おすすめの漢方処方
(1) 消風散(しょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 顔面の湿疹
女 35歳
もっとも治して欲しいこと : 顔面の脂漏性湿疹
4年前より顔面の頬骨やまぶたのあたりが痒くなり湿疹ができています。
かくとボツボツから液が出て、黄色く固まります。
以前より頬骨の皮膚は紫外線やこすれなどの外的刺激に弱く、ひりひりと赤く腫れることはありました。
寝不足になると、日中息苦しくなり、吐き気・脱力感・フワフワとしためまいが起こります。
全身 : だるい 怒りっぽい 汗をかきにくい 眠ってばかり 低血圧
顔面 : 普通 瞼がむくむ めまい 頭痛 目がかすむ 目がまぶしい なみだ目 目が痛い 目が痒い
鼻づまり クシャミ 鼻が乾く 耳鳴り
口 唇 舌 : 唇が腫れる 舌苔が厚い 歯茎が腫れる 口は乾かない
喉 気管 : 呼吸困難
胸 脇 : 胸苦しい 脇が痛い 吐き気がある
腹部 : 脇腹が痛い 腸が張る
大便 小便 陰部 : 便秘 咳をすると尿が漏れる
腰 膝 下肢 : 足が冷える
皮膚 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 ただれ
婦人 : 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
> 顔面の脂漏性湿疹
> かくとボツボツから液が出て、黄色く固まります。
体の上部の湿疹は風湿熱の合わさったものです。
> 日中息苦しくなり、吐き気・脱力感・フワフワとしためまいが起こります。
これも外因の風湿熱と内因の湿熱が合わさって(内外合邪)、あたかも喘息のように現れています。
おすすめの漢方処方
(1) 消風散(しょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 全身の皮膚掻痒
女 43歳
もっとも治して欲しいこと : かゆみを治したい。
2,3年前から、汗をかいたりすると胸の上(首の下あたり)が激しくかゆくなります。かくので、真っ赤になりますが、
他にはブツブツが出来る事もなく、本当にただ痒いだけでそれも我慢をしていれば治りますのでそれほど気にもして
いなかったのですが、ここ1ヶ月前くらいから、ちょっとした刺激でもそれこそ、どこもかしこも痒い状況になり
たとえば買い物袋を腕にかけスーパーから帰ってくるともうその袋のあとか゛赤くミミズ腫れのようになりとても
かゆくなったり、急に手のひらや指、足の裏が今まで経験した事のないようなかゆみに襲われたり、首、背中、お腹、
腕、腰、とあっちこっちに痒みが移動する様な感じです。
とくに下着のゴムなどがあたるところはいつも赤く、一度掻いてしまうと大変です。
ただ、寝入ってしまえば痒みで目が醒めてしまうと言う事はないです。足裏は冬でも火照っています。
あと、これも2,3年前からだと思いますが、両ひざが黒っぽくざらざらしていて、これも一度掻いてしまうと
かなりの痒みに襲われます。
全身 : 微熱 汗っかき 寝汗をかく 眠ってばかり
顔面 : 普通 瞼がむくむ 頭痛 目がかすむ 目が痒い 耳鳴り
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 口が苦い アフター性口内炎がでる 唾液が多い 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 痰は無い
胸 脇 : 動悸がする 胸が痛い 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 脇腹が痛い 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 頻尿 咳をすると尿が漏れる 夜間排尿が多い
腰 膝 下肢 : むくみがある 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹
婦人 : 月経が早くなる 月経痛がある 月経が来ない 血の塊が混じる 出血が止まらな おりもの 子宮筋腫
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返事 :
> かくので、真っ赤になりますが、他にはブツブツが出来る事もなく、本当にただ痒いだけで
> 痒みが移動する様な感じです。とくに下着のゴムなどがあたるところはいつも赤く、
> 足裏は冬でも火照っています。
> 両ひざが黒っぽくざらざらしていて、これも一度掻いてしまうとかなりの痒みに襲われます
風は移動性です。風が燥と合わさり風燥となると熱を帯びて、体液(陰分)や血液(血分)が枯れて
「風熱血燥証」となり、アレルギーを起こします。
おすすめの漢方処方
(1) 消風散(しょうふうさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 顔面の湿疹と地図状の蕁麻疹
女 21歳
もっとも治して欲しいこと : 一番目に治して欲しいことは顔面の湿疹?です。
二番目は慢性蕁麻疹です。発症の経過は以下の通りです。
まず、一年前の冬に、寒い風に当たると地図のような形のぽこぽことした蕁麻疹がでる、
寒冷蕁麻疹を発症しました。それから病院へ行き、寒冷蕁麻疹は治ったようなのですが、
次のようなときに蕁麻疹がでるようになりました。
(15分以上歩いたとき・運動したとき・焦り、緊張、恐怖など、精神的に圧迫を感じたとき
・長時間シャワーを浴びたとき、寒いところから急に暖かな場所へ入ったとき)
そして、去年の冬の同じくらいの時期に、顔に湿疹のようなものを患うようになりました。
発症するときはだいたい、目の下にある骨のあたりのからか、口の斜め下から発症し、
そこから広がっていきます。
最初は赤みとかゆみがあり、ぽつぽつとした範囲のせまいもので、日を追うごとに範囲は広まり、
3日ほどで頬全体と、まぶた、あごを覆ってしまいます。
一番ピークの状態のときは、赤くなり、かさかさぼこぼことしていて腫れているような感じになります。
こすると水がでます。それからなぜか、軽い眠気が続きます。
そして9日目あたりで湿疹はぽろぽろと剥がれ落ちるように引いていき、
そこから3日か4日ほどで元のキレイな状態にもどります。
湿疹が出るときは、睡眠不足のとき・真夜中の2時以降に眠る日が続いたときに起こります。
その他の身体状況: 湿疹を患うと、鬱っぽくなります。それから、主婦湿疹も患っています。
全身 : 気がふさぐ さむけ 汗っかき 眠ってばかり
顔面 : 普通 瞼がむくむ めまい 目がかすむ 目が痒い
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる 歯茎から血が出る 口は乾かない
大便 小便 陰部 : 便秘
腰 膝 下肢 : 足が冷える むくみがある
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい 湿疹 さめ肌 水泡
婦人 : 月経量が少い 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
> 寒い風に当たると地図のような形のぽこ
> ぽことした蕁麻疹がでる、寒冷蕁麻疹を発症しました。
地図状の蕁麻疹は寒冷蕁麻疹ではなく、通常の熱証の蕁麻疹でしょう。
そうでないと次の顔面の湿疹と矛盾してしまいます。
> そして9日目あたりで湿疹はぽ
> ろぽろと剥がれ落ちるように引いていき、そこから3日か4日
> ほどで元のキレイな状態にもどります。
大変進行の早いところから見ると、蕁麻疹と同じく「風性」のものです。(正確には風熱性)
したがって顔面の湿疹と地図状の蕁麻疹は同一起源だと思われます。
一方を治せば両方とも治ります。
おすすめの漢方処方
(1) 苦参消疹湯(くじんしょうしんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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