以下の例はすべて 風湿相搏 (風湿の邪が筋肉・関節に止まり、経絡が不通になる) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 魚鱗癬(銀屑症)
2. 頭痛/肩凝り/背中痛/腰痛
3. 座骨神経痛
4. 身体痛
5. 微熱/軟便/関節痛
6. アトピー性皮膚炎/水疱
7. 背中の鈍痛
8. 手指のこわばり
9.
10.
★ 魚鱗癬(銀屑症)
女 36歳
もっとも治して欲しいこと : 魚鱗癬と赤い斑点
物心ついた時には皮膚がフケのように薄くはがれ落ちてきて、いつも乾燥した状態のままです。
足には赤い点々もあります。特に膝から下の部分は魚の鱗のように皮膚がはがれ落ちてきます。
胃腸も弱く、時々お腹がすくと内臓のあたりが鬱血したような感じになり、手などが震えたり、
体から冷や汗が出てきて歩くことも出来なくなるほどつらいです。
その症状は何か食べると30分ほどで治まります。
全身 : だるい 気がふさぐ 健忘症 怒りっぽい さむけ 汗っかき 不眠
顔面 : 普通 めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目が痛い 目が痒い
耳が痛い 耳から汁がでる
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い アフター性口内炎がでる
歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く 口が乾くが飲みたくない
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 声がかすれる
胸 脇 : 動悸がする 胸が痛い 胸苦しい 胸やけがする 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 脇腹が痛い 腹が張る 腸が鳴る
食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 咳をすると尿が漏れる
夜間排尿が多い 切れが悪い 尿が濃い 痔の出血がある
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 首の寝違え 背中がだるい 腕の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 足が冷える かかとが痛い 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 さめ肌
にきび 抜け毛 フケ性 かゆい
婦人 : 月経が遅れる 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
魚鱗癬のことを漢方では銀屑症・乾癬・松皮癬・蛇皮病などと呼んでいます。
難病ではありますが、よく考えれば必ず手段はあると思います。
>皮膚がフケのように薄くはがれ落ちてきていつも乾燥した状態
一見乾燥状態の様にみえますが、
>汗っかき
>耳から汁がでる
>口が乾くが飲みたくない
これは「湿」の存在を意味しています。
湿なのに燥があるという矛盾した状態です。
湿には「外湿」と「内湿」があって、内外の湿邪が結合しようと働きます。
即ち内因として内湿があると外因である外湿を呼び込みやすくなります。
そして内湿とは元を糾せば「脾の運化失調」から生じるものです。
整理しますと初めに脾失運化があり内湿が生まれ、次いで相似たものどうしの外湿を呼び込み、
外湿が久しく皮膚に留まった為に熱化して湿熱となり、熱は風を呼び、
(風は能く火に化し,火は能く風に化す)
化燥するや皮膚が荒れて痒くなり脱屑することになります。
>便秘と下痢をくりかえす 頻尿
>腸が鳴る
>おりもの
これは内湿です。
>目がかすむ 目が痒い
これは外風です。
>胸やけがする 吐き気がある
>アフター性口内炎がでる 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く
>食べてもすぐ腹が減る
>夜間排尿が多い 切れが悪い 尿が濃い
内湿が熱化した状態です。
かくして風湿熱の三邪が結合して
>斑点 かゆい 湿疹 さめ肌 にきび 抜け毛 フケ性
となり、これを「風湿浸淫脱屑証」といいます。
おすすめの漢方処方
(1) 疏風除湿湯(そふうじょしつとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 頭痛/肩凝り/背中痛/腰痛
男 40歳
もっとも治して欲しいこと:昨年3月に気管支肺炎を患い、自宅療養で完治に2〜3週間かかりました。
それ以降、体質が変ったように体調不調が続いています。
それまでは頭痛や肩凝りなど全く無かったのですが、腰から背中さらに後頭部にかけて痛みが
移動します。
腰に痛みがあるときは、必ず胃腸の調子が悪く、呑気症になりおなかに空気がたまります。
背中が痛いときは肩凝りがひどくなり、後頭部まで痛みが移動すると眼精疲労になったり
気分が悪くなります。
この2週間も胃腸の調子が優れず、おなかは減っているのに食事を食べられないという
状態が多くあります。今日は後頭部に痛みがあり気分が優れません。
ちょっと風邪ぎみかなと思ったときに体調が崩れやすいと感じています。
きっと身体のバランスが崩れていて免疫力が低下しているのかなと思います。
痩せ気味で元々胃腸の調子は良い方ではありませんが、腰から背中、後頭部に走る痛みは
上記病気以降に現れた症状です。
全身 : 気がふさぐ 健忘症 怒りっぽい
顔面 : 普通 頭痛 目が痛い 耳鳴り
口 唇 舌 : 舌がもつれる 唾液が多い 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ(空気を呑んでいるという感じがします)
胸 脇 : 胸苦しい 脇が痛い
腹部 : 腹が張る
大便 小便 陰部 : 頻尿
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 斑点(しみ) かゆい
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
>それまでは頭痛や肩凝りなど全く無かったのですが、腰から背中さらに後頭部に
>かけて痛みが移動します。
肺炎を患ってから一年半も不快な症状に悩まされているのですね。
若しかしたらその時の治療法に問題があったのかもしれません。
解熱剤の使い方にいろいろ問題があるといわれています。
眉間からスタートして頭の上へ、後頭部を通って項へ下り、背中を下がって腰へと
向かうのが足太陽膀胱経という経絡です。
ここは一番先に外からの気候の変化を受けるところです。
風邪を引くのも大抵はここから外邪が入ります。
おそらくは肺炎感染の時の外邪がまだそこに残っているのでしょう。
漢方では外邪を除去するのに「発汗法」をとりますが、発熱に対して解熱剤という
西洋医学的な考え方だと自己の免疫機能が働いて治癒したのではないので、こうして
外邪が残ることがあるのです。
足太陽膀胱経に風寒湿などの外邪が侵襲すると「寒は凝滞を主る」ため
「経絡閉阻,気血運行不暢」となり、「背部痛板滞,頚項強痛、肩胛不舒」とか
「背痛項強,腰似折,頚似酸」といった症状が現われます。
>呑気症になりおなかに空気がたまります。
>おなかは減っているのに食事を食べられないという状態が多くあります。
いっぽう「湿」は「脾は燥を喜び湿をにくむ」という性質上、脾の運化失調という
結果をもたらします。それがこれらの症状です。
>皮膚 頭皮 毛髪 : 斑点(しみ) かゆい
また「風」は「邪気経に中れば、すなわち身痒くして[病<隠]疹となる」といわれて
いる如く掻痒は風の仕業です。
おすすめの漢方処方
(1) 羌活勝湿湯(きょうかつしょうしつとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 座骨神経痛
男 59歳
もっとも治して欲しいこと : 歩くと左腿が痛くなり歩行困難になります。
3年ほど前から時々症状がでておりましたがここ3ヵ月、歩くと必ず痛くなります
100bもあるくと歩行困難となり2.3分休んでいると痛みが消え、この繰り返しが続きます
寝たり座ったりすると脚のつけねから腿の裏に凝った感じの軽い痛みがあります。
毎年、夏になると足がだるく足裏がほてります。
寝つきが悪く3.4回目が醒めます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
>歩くと左腿が痛くなり歩行困難になります。
>100bもあるくと歩行困難となり2.3分休んでいると痛みが消え、
たぶん座骨神経痛でしょう。
寒冷・湿気などの外邪から体表を守る作用を「正気」と呼びますが、この正気が加齢
によって衰え、風寒湿邪が経絡へ侵入したために気血の運行が不暢となった為でしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 補陽還五湯(ほようかんごとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
★ 座骨神経痛
女 43歳
もっとも治して欲しいこと : 2,3年前から右臀部から足にかけて坐骨神経痛有り。
ここ1週間ぐらい何をしていても痛む。
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい さむけ 午後から熱が高くなる 不眠
顔面 : 普通 めまい(たまに) 目が痒い
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 アフター性口内炎がでる 唾液が多い 口は乾かない
喉 気管 : 喉が痛い 咳が出る 切れやすい痰が出る
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 脱肛
頸部 背 手腕肩 : 腕の痛み 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える しびれる 足が冷える こぶらがえり むくみがある
足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 若白髪
婦人 : 月経が早くなる おりもの 流産しやすい 不妊症 乳の出が少ない 乳が脹っても出が悪い
乳房にしこりがある
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
> 2,3年前から右臀部から足にかけて坐骨神経痛有り。
> 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 脱肛
そんなに前からずーっと続いているのは内因も考えなければなりません。
すなわち体内に生じた寒湿(内生五邪のひとつ)を取り払わなければ。
おすすめの漢方処方
(1) 独活寄生湯(どっかつきせいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 身体痛
男 41歳
もっとも治して欲しいこと : 現在中等症の潰瘍性大腸炎を治療中で症状は改善して
いますが関節痛がとれません。激しい痛みではないのですが、肘、膝、首の付け根、
腰、肋間に慢性的な鈍痛があります。特に首付け根の痛みは気になります。時たま寝
返りが打てないほどの腰痛に襲われますが2,3日すると治まったりします。
自覚がでたのは一年前くらいからで潰瘍性大腸炎の発症と同じ時期ではないかと思います。
潰瘍性大腸炎の合併症かと思っていたんですが、潰瘍性大腸炎がよくなっても治まりません。
6,7年前軽いギックリ腰をやりました。
全身 : だるい 眠ってばかり
顔面 : 頭痛 耳から汁がでる
口 唇 舌 : 口は乾かない
大便 小便 陰部 : 血膿の混じる便(現在薬で治療中で治まっています) 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩 : 肘の痛み 腕の痛み 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い こぶらがえり かかとが痛い
皮膚 頭皮 毛髪 : 湿疹 フケ性 若白髪
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
>潰瘍性大腸炎を治療中で症状は改善していますが関節痛がとれません
>肘、膝、首の付け根、腰、肋間に慢性的な鈍痛があります
>潰瘍性大腸炎の合併症かと思っていたんですが
血膿の混じる便というのは漢方では「湿熱」の邪にあたります。
湿熱は最初に湿邪があり、それが長引いて熱化して形成されるのが多いものです。
湿邪が腸内に止まると下痢となり、四肢の経絡に止まると疼痛になります。
さらに長引いて熱化すると血膿便や腫れや熱感を伴う疼痛になります。
>だるい 眠ってばかり
>湿疹 フケ性
これから見るとまだ湿熱が依然として残存しているようです。
これまでの潰瘍性大腸炎の治療が対症療法に過ぎなかったかの感があります。
おすすめの漢方処方
(1) 当帰拈痛湯(とうきねんつうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 微熱/軟便/関節痛
男 31歳
もっとも治して欲しいこと : 微熱が2,3ヶ月続いている。
軟便、下痢(昔から)。関節痛(筋肉痛みたいな感じ)。
全身 : だるい 微熱 汗っかき 寝汗をかく 眠ってばかり
顔面 : 赤い 目がかすむ 目が痒い
口 唇 舌 : 舌がもつれる アフター性口内炎がでる 歯茎が腫れる(ときどき)
唾液が多い 口は乾かない
喉 気管 : 痰は無い シャックリ
胸 脇 : 胸苦しい 脇が痛い 脇が詰まった感じ
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 腸が鳴る 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 下痢(軟便?昔から) 血便(痔?)
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い 肘の痛み 腕の痛み 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰がだるい 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : おできや化膿
病院にて血液検査などなどをおこないましたがなんど調べても異常なしなんです。
こんなことってあるんでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
>微熱が2,3ヶ月続いている。軟便、下痢(昔から)。
>関節痛(筋肉痛みたいな感じ)。
>病院にて血液検査などなどをおこないましたがなんど調べても異常なしなんです。
どうやら風邪の一種ですね。
漢方では「湿温病」になります。
昔の名医、葉天士は湿熱温病の原因を「内湿外湿互引」であると云いました。
外湿とは「長夏の湿熱」、内湿とは「脾湿が元で酒肉が湿熱に変わった」もの。
前者は外因であり、後者は内因です。
すなわち外邪が裏に入り裏湿と合わさって発病する。
あるいは長夏に外部から受けた暑湿が水穀の気と相合わさって発病するものです。
湿は陰邪であり其の性は重濁である。
熱と相い合わさると梅雨時の雨雲のように粘膩で分離しにくくなる。(湿熱之性氤雲蒙昧)
湿熱は人体を侵犯しやすく、容易に気機や陽気を阻む。
寒邪なら一度発汗させれば済むし、温熱なら一度清熱させれば済むのだが湿熱は
発病はゆっくりしており変化も遅く治癒も非常にのろい。
だからこれの治療には「理気化湿・宣暢気機」という特殊の方法を取らなければならない。
湿熱が経絡に鬱阻すれば“痛痺”となる。
おすすめの漢方処方
(1) 宣痺湯(せんぴとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アトピー性皮膚炎/水疱
女 22歳
もっとも治して欲しいこと : アトピー性皮膚炎(乾燥系)
物心がついた頃から発症(3歳ぐらい)場所は肘裏膝裏。
11歳ごろから顔・首にも発症。13歳までの約10年間湿疹部にステロイド外用を常用。
以降現在までの約10年たまにステロイドを外用したがその他の薬の使用はなし。
現在はおでこ、首、肘裏、大腿裏、膝裏に湿疹があり、薬は一切使っていない。
夏は汗で、冬は乾燥で痒くなる。
また、年中手の平に痒い直径1mmくらいの水疱(汗疱?)あり。
掻くと汁が出て、皮がむける。あかぎれの様になることもよくある。いつも同じ場所に水疱ができる。
2番目→顔のほてり・のぼせ
気温が約18度以上になるだけで顔全体がほてって赤くなる。
更にその状態でちょっとでも動いたり熱いものを飲食したらのぼせて異常に真っ赤になる。
(酒に弱い人が酔ったときみたいに)
更にもともと汗かきのため、おでこ、鼻の頭と下を中心に滝汗が流れる。
そのため、周りから心配されることもしばしば。しかし、気温10度以下の寒いときは顔は真っ青。
昔はそんなことはなかったが、顔にアトピーが出てステロイドを塗り始めた頃から。
ステロイドをやめてから現在まで、年々その症状がひどくなっている気がする。
寒いところから急に暖かいところへ行くと顔がほてって赤くなる、というのではない。
○汗かき(特に顔、背中、尻。また、だいたい常に手に汗をかいている。)
○眼精疲労、肩こり
○朝は顔、夕は足のむくみ
○体全体が乾燥し、粉を吹く
○ガスがたまる(胃や腸の中でポコポコ発酵してる感じが分かる。)
○普段は正常だが、ラジオ体操程度の運動で脈が異常に早くなる。
○休みの日は丸一日寝れる
○喉が渇く
全身 : 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 眠ってばかり
顔面 : 赤い 瞼がむくむ 鼻づまり 鼻水 クシャミ
口 唇 舌 : 舌がもつれる 口が乾く
喉 気管 : 痰は無い
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘 痔の出血がある
頸部 背 手腕肩 : 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 足の裏がほてる むくみがある
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい 湿疹 水泡
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
>アトピー性皮膚炎(乾燥系)
>年中手の平に痒い直径1mmくらいの水疱(汗疱?)あり。
>体全体が乾燥し、粉を吹く
痒いのは風の存在、水疱は湿の存在を現しています。
風湿が長く同時に存在すると、陰と血を損耗して乾燥状態になります。(病久則傷陰耗血、生風化燥)
>もともと汗かきのため、おでこ、鼻の頭と下を中心に滝汗が流れる。
>寒いところから急に暖かいところへ行くと顔がほてって赤くなる、というのではない。
>ガスがたまる(胃や腸の中でポコポコ発酵してる感じが分かる。)
>腹が張る 腸が鳴る
消化器系に内湿があります。(飲食失節,脾運失健)
おすすめの漢方処方
(1) 当帰拈痛湯(とうきねんつうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 背中の鈍痛
女 38歳
もっとも治して欲しいこと : 20代のころから胃もたれなどの胃弱でした。
34歳の時に胃カメラでピロリ菌による慢性胃炎(鳥肌胃炎)があるとのことで、ピロリ菌除菌しました。
除菌後1年ほどは調子がよかったのですが、食べ過ぎから胃もたれを起こし背中に鈍痛を感じました。
それ以来、胃のほうに激しい不調がなくても背中の鈍痛が頻繁におきるようになりました。
胃の裏あたりに奥からぐぐぐとしたいやな鈍い痛みが起こります。
一度起こると10日くらいは背中の鈍痛が起こります。
痛みがオンされている時は食後すぐや冷たいものを食べたりお風呂にはいったり刺激を与えると悪化します。
背中が痛い時は胃のほうも少しお疲れかな程度の不快感はありますが、痛みなどはありません。
背中の鈍痛が起こると肩や首のほうにも鈍いハリが広がり、吐き気もしてとても辛いです。
胃の問題なのか背中の問題なのか、別な問題なのか不明です。
二番目 慢性じんましんとかゆみ
目や鼻、陰部にかゆみが残っています。かゆみがでるのは、生理前や風邪をひいたりするとでます。
その他の身体状況:喉の詰まり感 だるい 気がふさぐ 健忘症 怒りっぽい さむけ
顔面:白い 頭が重い 目が痒い 鼻づまり
口 唇 舌:舌苔が厚い(白い) 口が苦い 口が臭い
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
> 背中の鈍痛が起こると肩や首のほうにも鈍いハリが広がり、吐き気もしてとても辛いです。
背中の筋肉は外気の風湿などの影響を受けやすく、こりや鈍痛になりやすいものです。
> 胃のほうに激しい不調がなくても、背中の鈍痛が頻繁におきるようになりました。
> 胃の問題なのか背中の問題なのか、別な問題なのか不明です。
直接の関係はないようです。
> 慢性じんましんとかゆみ
蕁麻疹も体表の症状で、外因性(アレルゲン)であることから、
双方は内因によるものではなく、風湿や過敏性刺激などの外因による気血凝滞が原因だと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) [益蜀]痺湯(けんぴとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 手指のこわばり
女 37歳
もっとも治して欲しいこと : 手足の関節の痛み 手足のむくみ
2日前から手足の指、関節手首足首が痛い。
手足ともむくみがある。足はふくらはぎまでパンパンになる
朝起きたときは手の指がこわばり、指を曲げるのが困難になる
全身:だるい 微熱 汗っかき
顔面:普通 めまい 頭痛
喉 気管:痰は無い シャックリ
胸 脇:脇が痛い
頸部 背 手腕肩:背中が痛い 肘の痛み 腕の痛み 肩の痛み 手指がしびれる
腰 膝 下肢:腰が痛い 腰がだるい 膝が痛い 膝が腫れる脚が痛い 足が冷える こぶらがえり
むくみがある 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪:かゆい 湿疹
婦人:月経が早くなる 血の塊が混じる
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
返事 :
> 手足の指、関節手首足首が痛い。手足ともむくみがある。
> 朝起きたときは手の指がこわばり、指を曲げるのが困難になる
リュウマチの発症のような感じです。
風寒湿の邪が肌肉 関節 筋脉に侵襲して気血が痺阻されたと表現します。(阻塞経絡)
風湿相搏 (風湿の邪が筋肉・関節に止まり、経絡が不通になる)
寒湿凝滞 (寒湿の邪が経絡を塞ぐ場合) の証に該当します。
おすすめの漢方処方
(1) 意苡仁湯(よくいにんとう)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
メール相談例 目次