以下の例はすべて 気血両虚 (脾肺の気および心肝の血の両方が虚す) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 眼の下のくま
2. 緑内障と眼底出血
3. 手指の脱力、しびれ
4. めまい
5. 飛蚊症
6. 抜け毛
7. 円形脱毛症/失臭
8. 頭痛
9. 全身性エリテマトーデス
10. 顔がこわばる(筋無力症)
11. 高血圧/疲れ易い
12. 蕁麻疹
13. 自分の声が耳に響く
14. めまい/蕁麻疹/生理痛
★ 眼の下のくま
女 32歳
もっとも治して欲しいこと : 貧血・ひどいクマに困っています。
全身 : いつもだるい
顔色 : 白い(赤みがない)・めまい
大便 小便 陰部 : 便秘
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る・背中がつるように痛くなった事がある
腰 膝 下肢 : 足がだるく、冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 背中にしみとみきびがある
婦人 : 月経が遅れる・月経痛がある・おりものが多いと思う
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返事 :
>貧血・ひどいクマに困っています。
眼の下の隈取りはおっしゃる通り貧血が原因です。
貧血のことを漢方では“血虚”といいます。
血虚証は特に"色"で現される症候が多いです。
例えば「面色蒼白、口唇色淡、爪甲無華」等です。
血は心・脾・肝と密接なつながりがあります。
心は血脈を主宰する、脾は食物から血を化生する、肝は血を藏するからです。
それで血液そのものは心血とか肝血といわれます。
漢方のテキストには次のような言葉が出ています。
>>気血旺盛であれば、心血充足して血色がよくつやがあるが、
>>心血不足のときは顔色が青白くつやがなく、
>>心陽不足や心血[病<於]阻になると顔色は紫色を帯び青黒くなり、‥‥‥
これは 血虚→肌を濡養できない→冷えて血流が悪くなる→青黒くなる
という因果関係の結果です。
>全身:いつもだるい
>顔色:白い(赤みがない)・めまい
「血は気之母,気は血之帥,兩者は相互に依存しており,また相互に役立っている」
と言われるように、気と血は切り離すことは出来ません。
一方が衰えれば他方も必ず衰えます。
これを「気血両虚」といいます。
気力も湧かず脳を養う事も出来ず、虚労・眩暈となるのです。
また温める(温煦作用)ことや栄養する(濡養作用)ことが出来ないと、
>頸部 背 手腕肩:くびや肩が凝る・背中がつるように痛くなった事がある
>腰 膝 下肢:足がだるく、冷える
>婦人:月経が遅れる・月経痛がある・おりものが多いと思う
という結果になります。
また「血虚津少,大腸失於濡潤」の結果、
>大便 小便 陰部 : 便秘
にもなります。すべては血虚から始まっています。
血虚証は「脾胃虚弱、化源不足」が原因です。
何を置いても先ず、脾胃の強化から始めなければなりません。
そしてもう一つには、現代では「七情鬱結」による精血の消耗も大きな原因となります。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 帰脾湯(きひとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 緑内障と眼底出血
女 67歳
もっとも治して欲しいこと : 3年前、緑内障と診断され視野が両眼とも欠けた状態になる。
レーザー治療と点眼液で眼圧の調節をしている。
眼圧もだいたい治まりかけた9月、眼底出血を起こし虹彩炎もおこしてしまった。
今は右目はほとんど見えない状態である。
一週間前の検査でまた新しい眼底出血が見られました。
全身 : 怒りっぽい 汗をかきにくい 不眠
顔面 : めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい 目が痛い
口 唇 舌 : 舌がもつれる
胸 脇 : 脇が痛い
大便 小便 陰部 : 夜間排尿が多い
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い
腰 膝 下肢 : 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 抜け毛
婦人 : 昔は重い生理不順でした
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返事 :
>全身 : 汗をかきにくい 不眠
>口 唇 舌 : 舌がもつれる
>大便 小便 陰部 : 夜間排尿が多い
>腰 膝 下肢 : 足が冷える
(心腎の)陽気の不足があるので冷えと尿利の近さがあり、
(心の)気血の虚があるので心神が安定せず、心の苗である舌がもつれる。
>顔面 : めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい 目が痛い (肝は目に開く)
>皮膚 頭皮 毛髪 : 抜け毛 (髪は血余なり)
>婦人 : 昔は重い生理不順でした
全ては心血の不足、肝の藏血不足の結果と考えられます。
生理不順の頃からかなりの血虚があったのですね。
この時点で漢方による全身的治療を施しておけば今日の緑内障は防げたでしょうに。
>一週間前の検査でまた新しい眼底出血が見られました。
血液が血管の外に溢れ出さないようにしているのは「脾気」の働きです。
脾気が衰えると「脾不統血」といって、眼底出血や皮下出血が起こり易くなります。
この漢方の臓象学説は現代医学と大きく異なるところです。
以上より「気血両脱」という由々しき事態が起こり、失明に至ったものと推察されます。
捨て置けば「陰竭陽脱」という陰陽ともに尽きる事態が予想されます。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 人参養栄湯(にんじんようえいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 補気養血方(ほきようけつほう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 手指の脱力、しびれ
女 26歳
もっとも治して欲しいこと : 右手指の脱力、右上肢のしびれ、
全身 : さむけ 不眠
顔面 : 白い 鼻づまり 鼻水 クシャミ(アレルギー体質)
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 口は乾かない
喉 気管 : 小児喘息
腹部 : 胃の辺りが痛い(ときどき)
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い 肘の痛み 腕の痛み
肩の痛み 手指がしびれる
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 にきび
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返事 :
>全身 : さむけ 不眠
「血虚」があると冷え性で、また「養神」しないので不眠になります。
>皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 にきび
血虚から更に進行し「血燥」になると、虚熱が発生してシミやニキビの元になります。
体重が43sとかなり痩せておられる事を考慮するとここで見られる
「手指の脱力、右上肢のしびれ」とは「気血失栄」によるものと思われます。
「気血双虧」になると脉絡は空虚になり、脱力と麻痺が現れます。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 八珍湯(はっちんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 神応養真丹(しんのうようしんたん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ めまい
女 26歳
もっとも治して欲しいこと : 首の付け根から後頭部・こめかみ等右側だけが凝っているというか
一本の筋が通ったみたいにこりこりしているようで重く鈍いのです。
そのためか普通に生活していく上でフワフワ船やエレベーターに乗っているようで
歩行中もグラングラン揺れているようなめまいがします。
ctスキャンや血液検査・・・色々検査はしてみたものの結果は異常なし・・・
どうしてか、先生も分からない状態です。
昔から肩など凝り性だし、寒い季節になるとそれがひどくなります。
慢性めまいのような感じでいつもめまいを生じながら歩いているので困ってます。
とにかく全身冷え性でこりしょうなんです。
このめまいはもう四年ほど続いています。
とにかく歩くのだけでぐらぐらするのでとても気分が悪いです。
少し不眠症のところもあるので・・・
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返事 :
>フワフワ船やエレベーターに乗っているようで
>歩行中もグラングラン揺れているようなめまいがします。
>このめまいはもう四年ほど続いています。
各種の医学的な検査では異常が発見されないのに症状だけが現れているのは不可解だと
思われるでしょう。
現代医学は完全なものではありませんからそういう時に補佐するのが漢方です。
四年も続いているのは当然、気血の虚証です。
>昔から肩など凝り性だし、寒い季節になるとそれがひどくなります。
>とにかく全身冷え性でこりしょうなんです。
気血両虚だと寒さに弱くなります。
>首筋・付け根から後頭部やてっぺんこめかみがこっているようにごりごりします。
筋肉が栄養されないので当然です。
凝り性の人の殆どは気血のどちらかに虚があります。
>少し不眠症のところもあるので・・・
「心(しん)は神明を主宰する」といい、神明とは意識活動のことですから心血が虚すると
神明は安らぐ事ができず、不眠になります。
以上より「気血が虧粍して頭目を上栄できない頭暈の証」といえます。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 帰脾湯(きひとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 飛蚊症
女 34歳
もっとも治して欲しいこと : 飛蚊症
今までに飲んだ事のある漢方薬とその結果 : 目薬の木茶 杞菊地黄丸
全身 : だるい 気がふさぐ さむけ 汗をかきにくい 寝汗をかく
不眠 眠ってばかり
顔面 : 白い 瞼がむくむ めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ
目が赤い なみだ目 目が痒い
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる
口内炎がでる 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 声がかすれる 痰は無い シャックリ
胸 脇 : 動悸がする
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 下痢気味 頻尿 夜間排尿が多い 尿が濁る
くびや肩が凝る 背中が痛い 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 抜け毛 フケ性
かゆい 若白髪
月経量が少い 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
飛蚊症で目もかすむといえば誰でも最初に考えるのは「肝腎と目の関係」です。
(肝気目に通じ、肝和して則ち能く五色を辨ずる)
(腎は目の瞳孔をつかさどり、肝は虹彩(黒目)をつかさどる)
しかし
>目が赤い 目が痒い
>口内炎がでる 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる 口が乾く
>動悸がする 寝汗をかく
>頻尿 尿が濁る
というのは肝腎の関連ではなく、むしろ「心(しん)」の病変です。(心熱)
その上、
>さむけ 汗をかきにくい
>だるい 眠ってばかり 声がかすれる 瞼がむくむ めまい
>下痢気味
となれば「気虚」ことに「脾気の虚」もあります。
漢方のテキストには次の様になっています。
「心脾倶虚,気血不足,不能滋養二目,多見於久病体弱或新産失血之后,
故常伴面色不華,気短懶言,心悸失眠等症。」
(心脾がともに虚すという事は気血がともに不足すると言う事で、
両目を滋養することが出来なくなります。
多くは長患いの後や出産によって貧血の状態になっている時にある事です。
こんな時は顏色が冴えず、だるくて声がかすれ、動悸や不眠になります。)
この様な時の飛蚊症を「気血兩虚雲霧移睛証」といい、
「双側外観端好,常覚目外有如蝿蛇條環等状黒影燎繞。
目珠隠痛干渋,引及眉稜骨痛,視久更甚。」
(外見は何ともないのに何やら黒い影が目に繞わりついて、
眼球がわずかに痛んだり干いたりする。
更には前頭部が痛くなり目を開けていられなくなる。)
と説明されています。
肝腎虧損の飛蚊症ならば「杞菊地黄丸」の適用になりますし、
結膜炎などの流行り目ならば「目薬の木」を使いますが、
この場合は心脾両虚になりますからどちらも効かなかった訳です。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 人参養栄湯(にんじんようえいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 補気養血方(ほきようけつほう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 抜け毛
男 25歳
もっとも治して欲しいこと : 抜け毛
2年ほど前に急性腸炎で6日ほど入院し、それ以来、抜け毛が多くて悩んでいます。
私の場合はひたいが広くなるとか、頭頂部が薄くなるというような男性型の薄毛とは違い、
全体的に薄くなってます。(どちらかと言うと、中年の女性の方にあるような薄毛だと思います。)
もともと腸は弱い方でよくお腹を壊したりする方です。
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返事 :
>私の場合はひたいが広くなるとか、頭頂部が薄くなるというような男性型の薄毛とは違い、
>全体的に薄くなってます。(どちらかと言うと、中年の女性の方にあるような薄毛だと思います。)
おっしゃる通り男性型の脱毛は頭頂或いは兩額角から始り、頭皮には油脂が多く、
毛髮は油で光沢があります。またフケ脱屑があり、発痒するものです。
それに対して女性型の脱毛は干焦無澤で、途中での切れ毛が沢山残っています。
抜ける部分も全頭に及び、枕との摩擦でも容易に抜け落ちます。
>急性腸炎で6日ほど入院し、それ以来、抜け毛が多くて悩んでいます
>もともと腸は弱い方でよくお腹を壊したりする方です。
急性腸炎をきっかけに気虚・血虚の両方が続いているのです。
これを「気血兩虚」といい、毛髮を栄潤する事が出来なくなっているのです。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 人参養栄湯(にんじんようえいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 円形脱毛症/失臭
女 28歳
もっとも治して欲しいこと : 一番目・・・最近円形脱毛症に悩んでいる。(500円玉くらい)
二番目・・・蓄膿症 匂いがほとんど分からなく、料理をつくるのにも苦労する。
鼻水はあまりでない。蓄膿からくる頭痛やボーとした感じ、集中力の低下などはみられない。
三番目・・・アレルギー性喘息
温度が急に変わったとき、運動をした時などで、咳がとまらずヒーヒー音がする呼吸になる。
全身 : 怒りっぽい
顔面 : 普通 頭痛 頭が重い
口 唇 舌 : アフター性口内炎がでる 歯茎が腫れる 歯茎から血が出
る 口は乾かない
喉 気管 : 咳が出る ゼイゼイ音がする 切れにくい痰がある
胸 脇 : 脇が痛い(たまに)
大便 小便 陰部 : 便秘(たまに)
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰が冷える 足が冷える むくみがある
足の裏がほてる(たまに) 長く歩くと全身の血が足に下がってきたみたいな感覚
になり、痛くて歩けなくなることがある
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 抜け毛
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返事 :
>円形脱毛症
気血両虚のため髪に栄養が行かなくて脱落する場合が多いものです。
(「抜け毛059'」を参照)
>匂いがほとんど分からなく……鼻水はあまりでない。
同じく気血両虚のために鼻竅に通じる経脉が養われないので嗅覚が失われます。
>鼻水はあまりでない。……頭痛やボーとした感じ、集中力の低下などはみられない。
通常の蓄膿とは異なって、虚証の症状です。
>温度が急に変わったとき、運動をした時などで、咳がとまらずヒーヒー音がする
この喘息も気温の変化や気力が消耗した時に現われ、呼吸困難が無いのも虚証の症状です。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 八珍湯(はっちんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 頭痛
女 31歳
もっとも治して欲しいこと : 偏頭痛
全身・・・汗をかきにくい
顔面・・・普通、頭痛、頭が重い、目がかすむ
口 唇 舌・・・唾液が多い
頸部 背 手腕肩・・・くびや肩が凝る
腰 膝 下肢・・・足が冷える、かかとが痛
皮膚 頭皮 毛髪・・・かゆい
婦人・・・月経痛がある
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返事 :
>偏頭痛
と言っておられますが、眼の異常や嘔吐などが書かれていないのでこれは普通
の頭痛とどこが変わっているのか良く分かりません。
頭半分の痛みだけで眼の異常や嘔吐などは無いのですね?
以下はその前提で回答しました。
>唾液が多い
>足が冷える、かかとが痛い
>月経痛がある
これらはすべて「内寒」から来ていると思われます。
ではこの冷えは何が原因で生じたものでしょうか?
おそらくは体質的な「気虚血虧」の状態があるようです。
「血虚不栄」の結果、かかとが痛んだり月経痛が起こったりしている様です。
そしてその大元は「脾の陽気の虚」でしょう。
気虚のため「清陽不升,濁陰不降」となり、このために脳の清竅が開かず綿綿と
して痛むようになります。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 八珍湯(はっちんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 全身性エリテマトーデス
女 29歳
もっとも治して欲しいこと : 1.手先の血管炎がひどく指先が腫れ、潰瘍ができている
2.鼻の頭にメガネ痕が1年ぐらいのこり今だ消えない。(赤い)
数年前に膠原病の中の全身性エリテマトーデスにかかり3年おきに入院しておりました
昨年から皮膚の潰瘍がめだつようになり、冬場に入りさらに悪化
肘・膝関節をはじめ肩、手先等に潰瘍ができはじめ、その跡は皮膚が黒くなってしまった。
この冬初めてレイノー症状がでました。常にステロイドを服用しております。
爪も薄くなったり、色も黒くなったらりしております。
全身 : だるい 汗っかき 不眠
顔面 : 赤い
口 唇 舌 : 口が臭い
腹部 : 食べてもすぐ腹が減る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
皮膚 頭皮 毛髪 : 湿疹 抜け毛 かゆい
婦人 : 月経痛がある おりもの
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返事 :
>全身性エリテマトーデス
>皮膚の潰瘍がめだつようになり、冬場に入りさらに悪化
>この冬初めてレイノー症状がでました。
>爪も薄くなったり、色も黒くなったらりしております。
これらはすべて陰性・寒性の様相です。
漢方では「寒湿鬱久化熱」といって、寒湿という陰寒性の状態でもそれが長引くと熱化し、
潰爛すると考えています。
これは陽性の炎症から始った潰瘍とは異なって、大変治りにくいものです。
血行不暢で陽気が回らず、結果的には「火毒蘊結,経脉阻塞,気血凝滞」の状態になって
いますが、陰性なので腐肉は鮮明ではなく、夜間に痛みが増すなどの特徴があります。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 托裏消毒散(たくりしょうどくさん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 人参養栄湯(にんじんようえいとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 顔がこわばる(筋無力症)
女 34歳
もっとも治して欲しいこと : 顔がこわばり動かしにくく表情が硬い(顔全体押すと痛い)、
瞼が下がってきて目が開けにくい
二番 肩こりというか背中全体が凝っていて首を支えるのもつらい
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい 微熱 寝汗をかく
顔面 : 瞼がむくむ 顔面麻痺?(こわばっている、特に口元が動かしにくい) 顔面痙攣(たまに)
頭痛 頭が重い 目が赤い 目がまぶしい なみだ目 目が痛い 耳鳴り
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 唇が腫れる 舌苔が厚い 口が苦い アフター性口内炎がでる
歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 唾液が多い 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ
胸 脇 : 胸苦しい 脇が痛い 脇が詰まった感じ 胸やけがする 吐き気がある
酸っぱい水が上がる
腹部 : 腹が張る 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 痔が痛む(たまに)
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い 肘の痛み 腕の痛み 肩の痛み 手指がしびれる
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える 足がだるい
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
>顔がこわばり動かしにくく表情が硬い
>瞼が下がってきて目が開けにくい
>背中全体が凝っていて首を支えるのもつらい
漢方では「面具臉」という症状で、顔面の筋肉が僵硬になりお面を被ったようだと表現しています。
またこわばる(強直)のは「風」に属するものと考えています。(諸暴強直,皆属於風)
>食欲が無い
>便秘と下痢をくりかえす 痔が痛む(たまに)
気血生化之源である脾が虚すと気血が不足して筋脉が濡養されないので拘緊するのです。
従ってこれを「気血兩虚による虚風内動」といいます。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 定振丸(ていしんがん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 高血圧/疲れ易い
女 33歳
もっとも治して欲しいこと : 高血圧(140〜100)
今年出産。出産間際には蛋白尿が出るようになる、妊娠中毒気味。
自覚症状のないまま腎不全になってしまうような事がないかと心配している。
少量ながら原因不明の血尿が続く。
2番目に疲れやすくなってしまったこと。たいした事をしていないのに精根尽き果てた感じになる。
3番目に失語症のように、しゃべるとき単語が出てこない。
全身 : だるい 痴呆(ぼけ) 健忘症 怒りっぽい
(夕方から調子がよくなる、夕方からやる気がでる)
顔面 : 普通 頭痛 目がかすむ
口 唇 舌 : 唇が腫れる 口が臭い 舌がもつれる 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る
喉 気管 : 喉が痛い 咳が出る 痰は無い
胸 脇 : 動悸がする
大便 小便 陰部 : 軟便 血尿が出る 痔が痛む 痔の出血がある 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 首の寝違え 背中が痛い 腕の痛み 肩の痛み
手指がしびれる
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える
こぶらがえり むくみがある 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい さめ肌 抜け毛 フケ性
婦人 : 月経が早くなる 血の塊が混じる 乳の出が少ない
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返事 :
>高血圧(140〜100)
腎不全が心配なのか血尿と高血圧に過敏になっていますが、腎にばかり目を奪われてはいけません。
>たいした事をしていないのに、精根尽き果てた感じになる。
>夕方から調子がよくなる、夕方からやる気がでる
このようにスタートが遅いのは先ず気虚が疑われますが、産後である事から気血両虚でしょう。
>失語症のように、しゃべるとき単語が出てこない。……気虚
>動悸がする ……血虚
>軟便 ……気虚
>腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える むくみがある 足がだるい
……血虚
>かゆい さめ肌 抜け毛 フケ性 ……血虚風燥
>乳の出が少ない ……血虚
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 蕁麻疹
女 27歳
もっとも治して欲しいこと : 蕁麻疹
10年くらい前から寒冷アレルギーに悩まされています。「寒冷」と言っても冬場だけとは限らず、
自分の頭の中では平気でも、肌が冷たくなってしまうと出るようです。
近い将来子どもが欲しいと思っているので、胎児に影響の出てしまう薬を飲み続けるわけ
にはいきません
3年位前までは蕁麻疹が出ない日はない! というくらい毎日出ていました。
風邪を引いてしまったり季節の変わり目などで体調が崩れてしまうと出てしまうのです。
冷えやすい足・手・耳・顔(衣服から出ている部分)などから全身に広がって「かゆみ」と
「ほてり」がたまりません。
見える部分が多いので、ボコボコに出てしまった場合、人前に立つのもイヤです。
妊娠中に毎日全身に出てしまった場合、胎児に影響のない(?)漢方に頼りたいのですが・・・。
2:上のことと関係あるのかもしれませんが、体温が低いせいか冷え性に悩まされています。
冷え性の影響か、目の下のクマが10年前にできてから消えたことがありません。
全身 : かゆい・ほてる(薬がきれると蕁麻疹が出るから)だるい・不眠(最近)
顔面 : めまい(たまに)
喉 気管 : 咳が出る(風邪のせい。なかなか治らない)
腹部 : お腹を壊しやすい。少し胃下垂ぎみ
大便 小便 陰部 : 便秘・下痢(どちらになっても痔になりやすい。遺伝です)
腰 膝 下肢 : 足が冷える・むくみがある・足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 蕁麻疹以外は特にナシ。最近ふきでものが出やすいくらいです。
婦人 : 月経痛がある
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返事 :
>「かゆみ」と「ほてり」がたまりません。
>ボコボコに出て
「寒冷アレルギー」といっても出てくる蕁麻疹の状態は普通の地図状蕁麻疹のようですね。
>蕁麻疹が出ない日はない! というくらい毎日出ていました
>体温が低いせいか冷え性に悩まされています。
>目の下のクマが10年前にできてから消えたことがありません。
>月経痛がある
これは貧血(気血不足)のせいです。
漢方では蕁麻疹のことを「風疹」といい、そのアレルゲンは「風邪(ふうじゃ)」の一つです。
気血兩虚のため寒冷刺激を受けやすく、皮膚から“風”を駆除できない状態です。
当然、将来出産を望んでいるなら気血兩虚では健全な胎児にはなりません。
<漢方まんだら>のページの中の
B-2心.3脾.4肺 気血両虚101
(脾肺の気および心肝の血の両方が虚す)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「気血両虚」という状態だと想像されます。
これに対して「気血双補」法を取れば良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 当帰飲子(とうきいんし)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 自分の声が耳に響く
女 30歳
もっとも治して欲しいこと : 耳の不快感。
音は聞こえるが、耳がバチっといって自分の呼吸が反響したり、自分の声が反響したりする。
(聴力検査正常)(耳鼻科に行ったが、神経が弱ってるといわれた。他には異常なし)
顔面 : 目が赤い
喉 気管 : 声がかすれることがある
大便 小便 陰部 : 便秘
腰 膝 下肢 : むくみがある(足) 足がだるい
婦人 : 月経がこの頃遅れる
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返事 :
> 自分の呼吸が反響したり、自分の声が反響したりする。
耳管開放症ではないでしょうか。医学書から引用します。
> 耳管は通常閉鎖していて,嚥下などに際し瞬間的に開くが,これが
> いつも開放した状態にあるものをいう.自分の声が耳に響く自声強
> 聴を訴える.鼓膜は正常で難聴はない.急激な体重減少や女性の性
> 周期など,原因が明確な例もあるが,多くは原因不明である.
> この病気は女性に多く、疲れや睡眠不足の状態が続いたり、急に体
> 重が落ちた時に起こりやすくなります。
> 耳閉感は頭を下にしたり、お風呂に入ると一時的に良くなりますが、
> 激しい運動をしたりすると悪化します。
> 耳管開放症はストレスが原因になっている場合が多く、男性では正
> 常人と比較して、頭痛、手足の冷え、たちくらみなどの末梢循環の
> 障害があり、気力や神経質などの精神面の障害があるようです。女
> 性では正常人と比較して、寝付き、眠りの深さなどの睡眠障害があ
> り、顔色やたちくらみなどの末梢循環障害があり、疲労感や神経質
> などの精神面の障害があるようです。
おすすめの漢方処方
(1) 帰脾湯(きひとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ めまい/蕁麻疹/生理痛
女 27歳
もっとも治して欲しいこと : 中学生の頃に自律神経失調症。
めまいは2年前からで、去年激しいめまいや下腹部痛に襲われ(もともと生理痛はひどいです)
婦人科、内科、耳鼻科、心療内科を受診。
心療内科ではうつ状態、耳鼻科ではメニエールと診断されました。
@今でもふわふわとしためまいや、頭を傾けたりするとグルーっとまわりだしたり、たちくらみがひどく、
肩こりや首が痛くて吐き気がおきます。
ひどい時はその後全身の力が抜け倒れ込んで動けなくなります。急にくるので厄介です。
疲れやすく、活動をすると2,3日動けなくなります。
Aあと5ヶ月くらい前から蕁麻疹が出るようになり、病院の薬を飲んで収まったのですが、
最近またひどくなって出てきたので、薬を飲みだしそれでもおさまらず薬が増えましたが
一向によくなりません。それぞれ症状が違うような気がします。
最初は地図のように掻くと広がっていたのですが、今は盛り上がったりはしません。ただ痒みがひどいです。
当たったりするとミミズ腫れになります。暑い寒いは関係ないようです。
B生理の周期が一定しません。また仕事に差し支えるほど生理痛がひどいです。
全身 : だるい 気がふさぐ 健忘症 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 不眠 眠ってばかり
顔面 : 普通 赤い 瞼がむくむ 顔面痙攣 チック(?) めまい 頭痛 頭が重い 目が赤い
目がまぶしい なみだ目 目が痛い 目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ 耳鳴り
口 唇 舌 : 唇が腫れる 口が臭い 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く 口が乾くが飲みたくない
喉 気管 : 声がかすれる 咳が出る 呼吸困難 切れやすい痰が出る 切れにくい痰がある
胸 脇 : 動悸がする 胸苦しい 脇が痛い 胸やけがする 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い(重い) 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 下痢 尿が濁る
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い 腕の痛み 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える むくみがある 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい 湿疹 さめ肌
婦人 : 月経が遅れる 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
> たちくらみがひどく、肩こりや首が痛くて吐き気がおきます。
> ひどい時はその後全身の力が抜け倒れ込んで動けなくなります。急にくるので厄介です。
> 疲れやすく、活動をすると2,3日動けなくなります。
急に来るのは「風性」が強いものです。
> 最初は地図のように掻くと広がっていたのですが、今は盛り上がったり
> はしません。ただ痒みがひどいです。当たったりするとミミズ腫れになります。
蕁麻疹も風性ですから、両者に共通の土台(体質)がありますね。
> 生理痛がひどいです。
風はどうして起きるかといえば「血虚風燥」といって、血虚があるので生理痛も起こり風も起きているのです。
> 眠ってばかり(まる2日間眠る時もある)
同時に気虚もありますから、
おすすめの漢方処方
(1) 当帰飲子(とうきいんし)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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