以下の例はすべて 湿熱内欝 (外感の湿熱の邪が内欝して中焦の清濁昇降機能を阻害した場合) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 消化器性の風邪(湿温病)
2. アレルギー性紫斑病性腎炎
3. 花粉症
4. 不正出血
5. 痰咳と不眠
6. 手足の多汗症
7. 湿疹/生理痛
8. 舌苔が厚い
9. 天疱瘡
10. 臭いガスが頻発
11. 体臭/腸鳴
12. 過敏性腸症候群
13.
★ 消化器性の風邪 (湿温病)
女 52歳
病名と経過 : 一昨日、何となくしくしくとお腹が痛んでいたが気にするほどでもなかった。
二日後の今日は腹が張り、むかむかと上げそう(悪心)になってきた。
何も食べたくなくて、少し寒気と頭痛と足の裏に腫れた感じがある。
出るおならは非常に臭い。だるくて何もする気がしない。
便通は正常。舌にはやや黄色い苔が少しある。
全身 ; だるい さむけ 汗は出ていない
口 唇 舌 ; 口が乾く
胸 脇 ; 吐き気がある
腹部 ; 腹が張る 食欲が無い
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返事 :
これは「湿温病(しつうんびょう)」と呼ばれる感染症で、湿阻気分証に該当します。
おすすめの漢方処方
(1) 甘露消毒丹(かんろしょうどくたん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 三仁湯(さんにんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アレルギー性紫斑病性腎炎
女 21歳
もっとも治して欲しいこと : アレルギー性紫斑病性腎炎
全身 : だるい さむけ 微熱 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 白い 瞼がむくむ めまい 頭痛 目が痛い 鼻づまり 鼻水 クシャミ
口 唇 舌 : 口が苦い アフター性口内炎がでる 口は乾かない
喉 気管 : 切れにくい痰がある
胸 脇 : 吐き気がある
腹部 : 腹が張る 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 便秘 出が悪い 尿が濁る 尿が濃い
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰がだるい 足が冷える 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい にきび
婦人 : 月経痛がある おりもの
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返事 :
>瞼がむくむ
>口は乾かない
>尿が濁る 尿が濃い
>おりもの
>かゆい にきび
これは「湿熱」によるものです。
>だるい さむけ 微熱 汗をかきにくい 眠ってばかり
>鼻づまり 鼻水 クシャミ
アレルギー性紫斑病性腎炎という所からみると急性感染症なのでしょうか。
これらはそれに付随する「表証」と考えられます。
>切れにくい痰がある
>吐き気がある
>腹が張る
湿熱は胃腸の消化器系にもっとも付着し易いものです。
おすすめの漢方処方
(1) 甘露消毒丹(かんろしょうどくたん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 花粉症
男 25歳
もっとも治して欲しいこと : 10年以上も前からひどい花粉症なのですが、今年は
いつものクシャミ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみだけでなく、なぜか咳がひどいのです。
顔面 : 白い 目が赤い なみだ目 目が痒い 鼻づまり 鼻水
クシャミ 鼻がかわく 鼻血
口 唇 舌 : 口が乾く
喉 気管 : 咳が出る 切れやすい痰が出る
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男 27歳
高校生の頃にじんましんが出て、大学生で花粉症になりました。
とにかく埃や毛とかにも弱いようで、ポプラの毛にも反応します。
2月から5月頃にかけて鼻や眼がかゆくなり、鼻水が出たり涙が出たりします。
顔面 普通 : なみだ目 目がかゆい鼻づまり 鼻水 クシャミ
皮膚 頭皮 毛髪 : フケ性
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女 26歳
もっとも治して欲しいこと : 季節の変わり目にでる手足の湿疹・スギ花粉症
全身 : だるい 気がふさぐ さむけ 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 普通 目がまぶしい 目が痒い 鼻がかわく 耳から汁がでる
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 舌苔が厚い 口が苦い 鼻が乾く
口が乾く(口が乾くが飲みたくない)
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 喉が痛い 声がかすれる 咳が出る
切れにくい痰がある
胸 脇 : 胸やけがする 酸っぱい水が上がる ただの水が上がる
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 腸が鳴る 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 尿が濃い
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰がだるい 足が冷える こぶらがえり むくみがある
足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 湿疹 さめ肌 にきび リンパ腫 かゆい
婦人 : 月経量が少い 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
女 31歳
(1)生理の出血量が少ない(周期は正常ですが、2日くらいで終わってしまう)
(2)男性のような抜け毛があります。(前頭部が薄くなっています)
(3)花粉症(以前は春だけでしたが最近は慢性化しています。
ただし鼻水がでないときは鼻の穴がパリパリに乾燥していて痛いほどです。)
(4)空腹時の胃痛がひどい(食欲は正常ですが空腹時や緊張したりするとかなり胃が痛みます。
また口臭もあると言われます)
(5)便秘症ですがオナラがのべつ幕無しにものすごくよくでます。
全身 : だるい 怒りっぽい 不眠(寝付きが悪く夜中に目が覚める事が最近多い)
顔面 : 普通 朝瞼がむくむ 疲れ目から始まって頭痛になる 目が痛い
鼻づまり 鼻水・クシャミ 鼻がかわく
口 唇 舌 : 口が臭い 舌がもつれる アフター性口内炎 口が乾くが飲みたくない
腹部 : 空腹時に胃の辺りが痛い 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘 尿が濁る 尿が濃い
頸部 背 手腕肩 : 首や肩が凝る
腰 膝 下肢 : 足が冷える 夕方むくみがある
(足先が冷たい。但し足の裏はいつも湿っていて裸足で歩くとゴミなどがくっついてくる)
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび(おでこ・髪の生え際・顎) 抜け毛
婦人 : 月経量が少い 時々血の塊が混じる おりもの(多い方)
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返事 :
>鼻づまり 鼻水 クシャミ 鼻がかわく 目が赤い なみだ目 目が痒い
花粉症といえば上のような症状が代表的です。
それで現代医学では抗アレルギー剤とか抗ヒスタミン剤などが主に用いられるのですが、
それは単なる対症療法に過ぎないのでいつまで経っても根治には至りません。
よく観察するとその他に
>口が乾く(口が乾くが飲みたくない)
>おりもの
>むくみがある 尿が濃い
>フケ性 抜け毛
>湿疹 さめ肌 にきび
>足の裏はいつも湿っていて裸足で歩くとゴミなどがくっついてくる
などの異常も付随しています。
ここに体質病であるという証拠とヒントが隠されています。
鼻炎は肺経の病気であるところからとかく肺に作用する薬を用いやすいのですが、
上の各症状はすべて「湿熱」があっての症状です。
湿熱とは大本は脾の運化失調に原因があります。
李東垣という漢方医は「酒を飲み、おいしいものや栄養価の高いものをたらふく食べ、
食事が終ってすぐ横になると湿熱の気が化すことができず、腹部にたまって腹脹腹満となる」
といっています。
甘いもの、おいしいもの、栄養価の高いものなどの過食と食後の怠惰な習慣が脾の水湿運化を
阻害して起こったことです。
体内に蓄積した湿熱が肝経に侵入して下降し、おりもの・むくみ・尿が濃い・足の裏の湿りけ
等に変化します。
「肝は目に開く」と言われるように、肝経を上に向かうと目に症状が現れます。
さらに上部の肺経に影響が及んだのが鼻炎で、花粉症の表面下には体質的な根深い素因が隠さ
れています。
おすすめの漢方処方
(1) 黄岑滑石湯(おうごんかっせきとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 不正出血
女 33歳
もっとも治して欲しいこと : 不正出血、月経異常
去年の2月に卵巣嚢腫の手術を受けました。
お医者さんの話では、通常の嚢腫とは違いわたしの腫瘍はとても堅く、中身のほとんどが
筋肉繊維だったとのことです(通常の卵巣嚢腫はほとんどが水分とのことです)。
半年後の検診でも異常はなく、排卵も正常もあり、月経周期も手術前よりも間隔はのびた
ものの定期的にきていました。
ただここ1〜2カ月、排卵と思われる時期に不正出血があり、経血も黒っぽいのが気になります。
疲れやストレス等が原因なのでしょうか。吹き出物もなかなか直りません。
疲れがひどいときには、唇が荒れて、口角に小さな水疱ができたり、口内炎にもなります。
またわたしは花粉症で、秋と春の植物に反応するので、それも良くないと思います。
顔面 : 目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ(たぶん花粉症のせい)
口 唇 舌 : アフター性口内炎がでる 口が乾く
喉 気管 : 喉が痛い
腹部 : 胃の辺りが痛い 腸が鳴る 食べてもすぐ腹が減る
腰 膝 下肢 : 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 さめ肌 おできや化膿 にきび 若白髪
婦人 : 月経が遅れる
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返事 :
漢方では卵巣腫瘍のことを「腸覃」といい、痰湿[病<徴][病<瑕]に分類しています。
「脾は生痰の源」と言いますが、痰湿の名前が示す通り、この腫塊は「脾」と
胞宮に関係の深い「肝」とに原因があります。
肝脾が失調すると生理や妊娠と密接な関係にある衝脉・任脉は気鬱不和になります。
すると病的な津液である痰湿が衝脉・任脉のスタート地点の胞中に結聚して腫塊を
形成する事になります。それが卵巣腫瘍です。
>通常の嚢腫とは違いわたしの腫瘍はとても堅く、中身のほとんど筋肉繊維だった
となると痰湿が熱によって干からびて硬くなったのでしょう。
>吹き出物 さめ肌 おできや化膿 にきび 若白髪
>唇が荒れて、口角に小さな水疱ができたり、口内炎にもなります
>目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ(たぶん花粉症のせい)
これらは明らかに「湿熱」が原因です。
>排卵と思われる時期に不正出血があり、経血も黒っぽい
湿熱が肝経や衝脉・任脉に影響を及ぼした結果でしょう。
(1) 黄岑滑石湯(おうごんかっせきとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 痰咳と不眠
女 37歳
もっとも治して欲しいこと : 咳がよくでる(タンが切れない) 夜よく眠れない
手のひらによく汗をかく 時々体温がぐーっと下がり、動けなくなる
⇒若い頃から「自律神経失調症」と言われています。
全身 : だるい 汗っかき 不眠
顔面 : 普通 目がかすむ
喉 気管 : (時々喉が詰まった感じ)咳が出る 切れにくい痰がある
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返事 :
>咳が出る 切れにくい痰がある
膏梁積熱のもの(辛辣酒酪)を食べ続けていると体内に湿熱が溜まりやすくなります。
胃腸にたまった湿熱は肺を熏蒸するときれいな津液が濃厚な痰に変化して肺の静粛機能を
妨害して咳嗽が起こります。
>夜よく眠れない
痰熱が心を騒がせるので不寝になります。(痰熱擾心)
>手のひらによく汗をかく
湿熱が掌に熏蒸しているのです。
>時々体温がぐーっと下がり、動けなくなる
《張氏医通》という書物に「身重多くは湿に属す」とあります。
すべて湿・痰・熱などの非生理的な産物のせいです。
おすすめの漢方処方
(1) 二陳湯(にちんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 手足の多汗症
男 30歳
もっとも治して欲しいこと : 手、足の多汗症
全身 : 汗っかき 汗をかく
顔面 : 普通 口が乾く
胸 脇 : 胸やけがする
腹部 : 腹が張る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび フケ性
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返事 :
《傷寒明理論》に曰く「胃は四肢を主る,手足に汗出る者は,陽明(胃)の証なり」
そういう観点から見ますと
>口が乾く
>胸やけがする
>腹が張る
>にきび フケ性
いかにも胃に関する症状が現われています。その説明によれば
「手足に汗が出るというのは胃に熱が聚っているからである」
ではその熱はどこから来たのか?
それは「労倦傷脾(胃)」といって、過労による空腹を満たそうとして一時に過食
したために脾胃が健運を失し、消化力が弱まった事から「湿邪」が内生し、
それが長引いて熱化し、「湿熱内蘊」の状態になっているからです。
上にあげた症状はどれも湿熱が原因の症状です。
消化されなかった食物中の「水湿」は正常のルートを通らずに“旁達”といって、
わき道を通って手足へ出ることになります。(湿熱熏蒸)
おすすめの漢方処方
(1) 胃苓湯(いれいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 湿疹/生理痛
女 23歳
もっとも治して欲しいこと : 湿疹が3年前から出来始め治らない。
体があったまると余計痒い。(お尻、陰部、乳首、ひじの内側、口の周り他)
手足によく汗をかく。生理痛がひどい。量も少なくまた3日ほどで終わる。足が冷える。
またストレスのためか胃痛を頻繁に起こし、もたれやすかった。
全身 : 手足が汗っかき 眠ってばかり
顔面 : 普通
腹部 : 胃の辺りが痛い 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘ぎみ 陰部が痒い ころころした大便が出る
腰 膝 下肢 : 足が冷える 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい
婦人 : 月経量が少い 月経痛がある
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返事 :
>陰部、乳首、ひじの内側、口の周り
湿疹が出来ている部位を考えると、陰部と乳首は肝経の通り道です。
口の周りというのは胃経です。
>生理痛がひどい
生理は肝経に関連しています。
>手足によく汗をかく
「胃は四肢を主る」ゆえ胃経が関与している様です。
したがって肝胃の両経に関係があるように思われます。
湿疹とは「湿熱」が皮膚に壅滞している状態ですが、何故これが排泄されないかというと
疎泄の機能を管理している肝気が欝滞しているからです。
肝鬱は生理にも影響しています。
さらに肝鬱は横逆して胃をも犯し、「肝胃不和」の状態を起こしていたので以前は胃痛もあったのです。
いまもその状態は改善されていないので、胃経から湿熱が排泄されずに湿疹になっているのです。
おすすめの漢方処方
(1) 丹梔逍遥散(たんししょうようさん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 舌苔が厚い
女 30歳
もっとも治して欲しいこと : 舌苔
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい 眠ってばかり
顔面 : 普通 めまい
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 口が苦い(寝起き) 口が臭い 口が乾く 甘い物を食べると口がすっぱい
血 胸 脇 : 胸やけがする
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い
腰 膝 下肢 : 膝が痛い こぶらがえり 足の裏がほてる(夏) 冷え性(冬)
皮膚 頭皮 毛髪 : さめ肌(二の腕) にきび
婦人 : 月経痛がある(まれに)
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他に、既往症としてはひょうひ性の胃潰瘍に何度が繰り返しています。
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返事 :
>舌苔が厚い 口が苦い(寝起き) 口が臭い 口が乾く 甘い物を食べると口がすっぱい
舌苔が厚いことを漢方では「舌苔白膩」といいます。
《辨舌指南》という書物には“白滑而膩者,湿濁与痰也,滑膩厚者,湿痰与寒也。”とあります。
すなわち歴代の医家の多くは白苔は湿・痰・寒などを示すものと考えています。
湿や痰は脾胃の消化機能が弱い時に生じます。(脾胃虚弱)
単に弱いだけなら食欲がなくなったり下痢をしたりするだけなのに、これに肝気が乗じると
肝の影響が脾胃に現われます。
その一つが口苦・口酸・口臭なのです。
>腹が張る
>ひょうひ性の胃潰瘍に何度が繰り返しています。
これも同じ事で脾虚に肝気が乗じています。(木乗土位)
>胸やけがする
>さめ肌(二の腕) にきび
気温が温かいと食べ物が酸敗するのを見ても分かるように酸とは「湿熱」が関与しています。
湿や痰が長い間停滞していると肝気の鬱熱を受けて湿熱や痰火に変わり胸やけやニキビになります。
舌苔が厚いというのは些細な事ですが、その中に色々な身体の情報が反映している事がわかります。
おすすめの漢方処方
(1) 六君子湯(りっくんしとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 天疱瘡
男 43歳
もっとも治して欲しいこと : 天疱瘡とういう全身の皮膚に水脹れが出来る病気にかかっています。
この病気は、コウゲン病の一種で特定疾患にもなっています。
現在、病院に通院しています。治療としては、ストロイドの服用を行なっています。
病気が発病して1年が経過しています。
全身 : 気がふさぐ 汗っかき 不眠
顔面 : 赤い
口 唇 舌 : 口が臭い 舌がもつれる 歯茎から血が出る 唾液が多い 口が乾く
喉 気管 : 咳が出る 痰が出る 切れにくい痰がある
胸 脇 : 吐き気がある
腹部 : 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘 下痢 便秘と下痢をくりかえす 切れが悪い 脱肛
痔が痛む 痔の出血がある
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい さめ肌 水泡 にきび フケ性 かゆい
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返事 :
天疱瘡は難病とはいえ全身の免疫力を総動員すればきっと何とかなると思います。
何故なら一年前までは発病せずにおられたのですから。
>咳が出る 痰が出る 切れにくい痰がある
>吐き気がある
>腸が鳴る
>便秘と下痢をくりかえす
これらは全て「痰湿」に関連しています。
昔から「怪病に痰多し」といって、何とも得たいの知れない病気にはえてして
「痰湿」が関わっている場合が多い、という意味です。
天疱瘡の水泡も痰咳も下痢もそのものずばりの痰湿です。
腸間にゴロゴロと水声があるものは「水湿内停」です。
吐き気は脾胃の陽気が不足して本来の昇降作用を行えなくなって気が逆上する状態です。
そうです、脾胃の陽気の不足が根底にあります。
また「脾は湿を悪(にく)み、燥を喜ぶ」ともいい、脾の機能が失調すると体内に
余った多量の水分が溜まるのみか、更には水分(痰湿)の余剰は脾を傷つけると
いう悪循環になります。
どうやらあなたの場合はこの「余分な水湿」が“邪”の因子となっているようです。
これを「脾陽不足」から来る「脾虚湿盛」または「寒湿困脾」の証と言います。
この悪循環を絶ち切ってやればきっと免疫力が戻って病気を解決してくれるでしょう。
>発疹 かゆい さめ肌 水泡 にきび フケ性 かゆい
厳密にいうならば痰湿のほかに久病による「虚熱内蘊,陰傷血燥」の証もあります
から今話題のアトピー的な一面も出ています。
まあそれが難病といわれる所以でもありますが……。
おすすめの漢方処方
(1)朱仁康方(しゅじんこうほう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 臭いガスが頻発
女 32歳
もっとも治して欲しいこと : 13歳の時から人前で頻繁にガスが出るようになる。
(この頃は臭いはあまりきつくなかったようだ)
10年くらい前からは、人前だけじゃなく、家にいてもガスが頻発するようになる。
特に朝起きてから排便するまでは回数も多く(5〜8回)臭いし、
晩御飯後〜就寝の間にも臭いガスが数回出ることがある。
また、便秘の時に外出(仕事や買い物)をすると2〜10分に1回はガスが出るが、
家にいるときは回数はかなり少ない。
1回のガスの量は多いめのような気がする。
全身 : だるい 汗っかき 寝汗をかく 眠ってばかり
顔面 : 普通 頭痛 頭が重い 目がまぶしい 目が痒い 鼻水
口 唇 舌 : 口が臭い 舌がもつれる
喉 気管 : 喉が詰まった感じ
胸 脇 : 動悸がする 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い
大便 小便 陰部 : 下痢 血便 出が悪い 尿が濁る 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : こぶらがえり
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい 水泡
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
>下痢 血便 出が悪い 尿が濁る 陰部が痒い
>かゆい 水泡
>おりもの
先ずこれより「湿熱」の存在が予想されます。
とすると次の症状はみな湿・熱が気血の運行を阻害して起こる事に気付きます。
>だるい 汗っかき 寝汗をかく 眠ってばかり (身体沈重,倦怠嗜臥者,乃脾経有湿)
>頭が重い 目がまぶしい、目が痒い (風熱目痒,畏光流泪) 鼻水 (湿熱鼻流涕)
>口が臭い (胃熱)
>吐き気がある (胃熱)
>胃の辺りが痛い (肝火犯胃)
>月経痛がある 血の塊が混じる (湿熱蘊結胞中,気血運行不暢)
>頻繁にガスが出る……臭いし、
湿熱が腸管にこもると軟便になり悪臭がします。
悪臭さへなければ「おなら」が出ること自体は決して悪い事ではありません。
おすすめの漢方処方
(1) 丹梔逍遥散(たんししょうようさん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 体臭/腸鳴
男 33歳
もっとも治して欲しいこと : 体臭。多分胃腸からくるものだと思います。
口臭もあります。なんか自分ではウンコくさいかなと思います。
何か人前に行くと臭いを警戒して身体(特に頭、お腹)がカーッと熱くなって
その熱で臭いが広がるようです。あと気になるのは下痢症から便秘症に変わった、
黒っぽい便が出る、臭いがひどいときは顔や頭が油っぽくなる、腸がゴロゴロなる、
手のひらに汗をかく、緊張すると胃に吸った空気がたくさん入って、腸のほうまで張ってきます。
ゲップ、ガスが出ないとかなり苦しいです。
何か自分の感覚ではたまに胃腸の働きが止まっていると感じるときがあります。
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 寝汗をかく 不眠
顔面 : 普通 めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい なみだ目 目が痛い
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 唇が腫れる 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる
アフター性口内炎がでる 口が乾く 口が乾くが飲みたくない
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 喉が痛い 呼吸困難 痰は無い
胸 脇 : 動悸がする 胸が痛い 胸苦しい 脇が詰まった感じ 胸やけがする
吐き気がある 酸っぱい水が上がる
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 脇腹が痛い 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 切れが悪い 尿が濁る 尿が濃い 痔の出血
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 膝が痛い 膝が腫れる 脚が痛い しびれる
足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 湿疹 にきび 抜け毛 フケ性
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返事 :
>身体(特に頭、お腹)がカーッと熱くなってその熱で臭いが広がるようです。
>臭いがひどいときは顔や頭が油っぽくなる、腸がゴロゴロなる、
>尿が濃い
>湿疹 にきび 抜け毛 フケ性
脾胃に「湿熱」がたまると大腸の気が変調を来たして腸鳴が起こります。
湿熱というのは粘っこくてなかなか取り去り難いものです。
一度すっきりと腸の中の湿熱をクリーニングしてみてください。
おすすめの漢方処方
(1) 葛根岑連湯(かっこんごんれんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 過敏性腸症候群
男 39歳
もっとも治して欲しいこと : 一番:過敏性超症候群 7年前より便秘・ゲリを繰り返す
現在は、オナラが異常に出る・ガス漏れ・腹のはり
二番:首のこり・のぼせ・顔面のほてり・異常な汗(首から上) 2年ほど前から
三番:疲れやすい・眠い事が多い・精神不安
四番:みぞおちの異常な冷え・手足の冷え 2年ほど前から
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 寝汗をかく 不眠 眠ってばかり
顔面 : 白い 頭が重い 目がまぶしい なみだ目 鼻づまり 鼻が乾く
口 唇 舌 : 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 切れにくい痰がある
胸 脇 : 動悸がする
腹部 : 胃の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘 頻尿 痔が痛む
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : さめ肌 リンパ腫 抜け毛
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返事 :
> 首のこり・のぼせ・顔面のほてり・異常な汗(首から上)
> 怒りっぽい 午後から熱が高くなる 汗っかき 寝汗をかく
> 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる 口が乾く
首から上に熱があります。
> みぞおちの異常な冷え・手足の冷え
それなのに中央部や下半身に冷えが認められます。
> 過敏性超症候群 7年前より便秘・ゲリを繰り返す
それで長年の「便秘・ゲリ」が続くのでしょう。
このように体の上下を、中央部(心下)が区切っているのを漢方では“痞 (心下のつっかえ)”といい、
「上熱下寒」の症状になります。
中央のつっかえを取り外して、上下をかき混ぜ、冷えと熱に偏らないようにしてやれば均一になり、
症状が改善すると思います。
おすすめの漢方処方
(1) 生姜瀉心湯(しょうきょうしゃしんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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