以下の例はすべて 湿熱下注 (湿熱が欝滞して膀胱の気化や大腸の伝導機能が妨げられる場合) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. イボ痔
2. おりもの/陰部のかゆみ
3. 湿疹/カンジダ症
4. 冷え性/頻尿
5. 多汗症
6. アレルギー性紫斑病
★ イボ痔
女 22歳
もっとも治して欲しいこと: : 便秘で下剤をのまなければ出ません。イボ痔も痛いです。
微熱、めまい、口が渇く、食べてもすぐ腹が減る、便秘、痔、痔の出血、
肩の痛み、足が冷える、足の裏がほてる、しみ、おりもの
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返事 :
>便秘、痔、痔の出血、
>足の裏がほてる、おりもの
食べ物が刺激性のものや脂っこいものに偏った為に腸内に湿熱が生じ、
血脉を塞ぎ伝道を停滞させたのです。
おりものは湿熱の下注そのものです。
おすすめの漢方処方
(1) 乙字湯(おつじとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 槐角丸(かいかくがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ おりもの/陰部のかゆみ
女 24歳
もっとも治して欲しいこと : 子供の頃からのアレルギー性鼻炎
痩せない。そんなに量を食べるわけではないのだが、痩せない。
おりもの。高校生の頃よりおりものが続く。白と黄色の中間のような色。
陰部のかゆみ。痒かったり、裂けるような痛みがあるときがある。
全身 : 眠ってばかり
顔面 : 白い
喉 気管 : 切れやすい痰が出る
大便 小便 陰部 : 便秘 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩 : 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い
婦人 : おりもの
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女 32歳
もっとも治して欲しいこと : 5年以上前から外陰部の一部分が異常に痒い。
昼間は気にならないが、夜間の睡眠中に痒くなる。
直接掻くと垢のようなものが出て、掻いても掻いても垢が止まらない。
お風呂上がりは白い垢だが、それ以外は汚れた垢。
また痒い部分は常に腫れており、ウロコのようなブツブツにもなっている。
二番目:おりもの(?)3年位前から。下着がすぐに汚れる。
お風呂上がりでも3時間後には既に汚れている。色は黄茶から薄いこげ茶。
下着は漂白しないと汚れが落ちないほどひどい。
全身 : 眠ってばかり
顔面 : 白い (くすみ顔色が悪い。目の下には大きなくま) 鼻水(花粉症)
口 唇 舌 : 歯茎から血が出る 唾液が多い 口は乾かない
喉 気管 : 切れにくい痰がある
腹部 : (押すと非常に痛い)臍の辺りが痛い
大便 小便 陰部 : 頻尿(きちんと尿をしたつもりでも1〜2時間内に出たくなる。
人に会う前等は特に気になって、行ったばかりでもまたトイレに行ってしまうが、
それでも必ず尿は出る) 陰部が痒い
腰 膝 下肢 : 足が冷える 生理痛の時、腰がだるく痛くなる。
婦人 : 血の塊が混じる(稀に) おりもの
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返事 :
>子供の頃からのアレルギー性鼻炎。
これは濃い鼻汁が出たり、鼻閉が起こったりする症状でしょうか?
>おりもの。高校生の頃よりおりものが続く。白と黄色の中間のような色。
>陰部のかゆみ
こちらの方がもっと重大です。
湿邪が帯脉に侵入して経過が長引いて熱化しています。(湿熱)
その湿熱が白帯となって下注しています。(湿熱下注)
さらに肝経を犯すとカンジダやトリコモナス感染症となり陰部掻痒を起こします。
>そんなに量を食べるわけではないのだが、痩せない。
>切れやすい痰が出る
「湿」があるから「痰」や「痰湿肥胖」になるのです。
おすすめの漢方処方
(1) 止帯湯(したいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 湿疹/カンジダ症
女 38歳
もっとも治して欲しいこと : 顔・耳・首に湿疹ができ、アトピー性皮膚炎と診断されました。
子供の頃からアレルギー性鼻炎、喘息もあります。
ここ半年程、ステロイド剤を塗っていたのですがその副作用からか数ヶ月前からカンジダ症になり、
婦人科に通ってもすぐ再発してしまいます。
皮膚の傷も治りが遅くなってしまい、少しの傷でも悪化してしまいます。
腕の湿疹は薬を塗っても一向に治りません。
全身 : だるい 不眠
顔面 : 頭痛 鼻水
口 唇 舌 : 口が乾く
喉 気管 : 切れやすい痰が出る
胸 脇 : ただの水が上がる
腹部 : 腹が張る
大便 小便 陰部 : 便秘 陰部が痒い
腰 膝 下肢 : こぶらがえり むくみがある 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい 湿疹 さめ肌 ただれ
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返事 :
>鼻水
>口が乾く
>切れやすい痰が出る
>ただの水が上がる
>むくみがある
水の異変です。(湿痰)
そして湿痰は脾胃の関係です。
>顔・耳・首に湿疹ができ、アトピー性皮膚炎と診断されました。
>カンジダ症になり、婦人科に通ってもすぐ再発してしまいます。
湿痰が長く留まると熱化して「湿熱」になります。
「湿」は重いので下へ向き、それが皮膚や外陰部へ現われて湿疹やカンジダになったのです。
おすすめの漢方処方
(1) 除湿胃苓湯(じょしついれいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 冷え性/頻尿
女 50歳
もっとも治して欲しいこと : 冷え性 頻尿
23歳で結婚、3〜4年したころに過敏性腸炎、神経性頻尿になる
現在ストレスがあると腹痛を起こす。常に下痢気味
冷え性で腰、膝、足の甲に冷えを感じる 寒いと頻尿で1時間ともたない時がある。
寒い時とトイレの無い所(バスや車の移動)では本当に行きたいのか解からなくり
パニックになってしまう。
ここ2〜3年冬に膀胱炎を年に2〜3回起し、血尿になる。
夜は1〜2回トイレに起きる
風邪をひきやすく、微熱が1週間ぐらいつづき、1か月くらいは治らない 疲れやすい
全身 : だるい 気がふさぐ さむけ 汗っかき
顔面 : 頭痛 目が痛い 鼻づまり クシャミ(鼻炎。花粉症)
喉 気管 : 痰は無い
腹部 : 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 下痢 頻尿 血尿が出る(膀胱炎のとき) 脱肛
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰が冷える 膝が痛い(スポーツのせいです) 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 斑点(しみ)
婦人 : 月経量が多過ぎる 月経が早くなる おりもの 子宮筋腫 不妊症
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返事 :
>23歳で……3〜4年したころに過敏性腸炎、神経性頻尿になる
>ストレスがあると腹痛を起こす。常に下痢気味
>冷え性で腰、膝、足の甲に冷えを感じる 寒いと頻尿で1時間ともたない時がある。
>夜は1〜2回トイレに起きる
ご自分では以上の事から相当な冷え性だと考えておられるようですね。
>冬に膀胱炎を年に2〜3回起し、血尿になる。
>月経量が多過ぎる 月経が早くなる おりもの
しか「オそうだとするとこれは矛盾します。
後の方はあきらかに「湿熱」です。
湿熱が気のめぐりを遮断して一見「冷え」のような症状を現すことがあり、それで
判断を誤る事があります。
おそらくは「常に下痢気味」「ストレスがあると腹痛」「頻尿」というのもみな
湿と熱が結んで下半身に禍を及ぼしているのでしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 八正散(はっせいさん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 多汗症
女 18歳
もっとも治して欲しいこと : 背中など、特に頭からの汗がひどいです。
5月にはいる頃から何もしなくてもかきますし、少し歩いただけで頭部から大量の汗が吹
き出してきてしまい、ひどい時は髪の毛もびしょびしょになるので、いつもタオルを持参
し、トイレなどでかわかしたりしています。
友達がいる時などに汗をかきだすと汗をかいてる自分にあせり、よけいにふきだしてしま
い、トイレで自分を落ち着かせ、おさまるまでずっとトイレに逃げこんでしまいます。
あと他の部分に汗をかいていなくても、脇は冬でも汗じみがが衣類にしみだしてきてしまいます。
物心ついた時にはすでに汗かきで、小学生の時は特にひどく、毎日髪の毛がびしょびしょ
になっていました。
肥満のせいかとも思うのですが、小学生のころはさほど肥満体ではありませんでした。
全身:だるい 気がふさぐ おこりっぽい 微熱(常に37度前後) 汗っかき 寝汗をかく
顔面:白い めまい 頭痛 目が痛い
口唇舌:舌苔が厚い 歯茎から血が出る 口がかわく
喉 気管:喉がつまったかんじ 喉が痛い
胸脇:動悸がする 胸苦しい(たまに)
大便小便陰部:陰部が痒い
背手腕肩:肩の痛み
婦人:月経量がすくない 月経量が多すぎる 月経がおくれる 月経がはやくなる
月経がこない 血の塊が混じる おりもの(かなり多い)
他に、月経が2週間以上続いたりします
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返事 :
>微熱(常に37度前後)
>舌苔が厚い
>陰部が痒い
>おりもの(かなり多い)
>月経が2週間以上続いたりします
「湿熱」の存在が予想されます。
湿熱が「血海」を乱すので経期の延長が起きたり、
湿熱が「帯脉」に侵入すると帯下が生じたりします。
湿熱が「肝経」に下注すると外陰掻痒が起きます。
>背中など、特に頭からの汗がひどいです。
>小学生のころはさほど肥満体ではありませんでした。
すなわち湿熱が体表から溢れているのです。
おすすめの漢方処方
(1) 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ アレルギー性紫斑病
男 5歳
もっとも治して欲しいこと : 先月の11月17日に突然両手ひじから下の痛みを訴えました。
1時間もしないうちに両手がパンパンに腫れ上がり、右足のすねに赤い紫斑が2箇所出ていました。
手の痛みがひどかったので夜間救急で病院へ行き、「アレルギー性血管性紫斑病」と診断され、
そのまま入院となりました。
本日12月9日に退院しましたが夕方からまた紫斑が発生、左足首とふくらはぎ上部が腫れ痛みを訴えました。
紫斑も太ももから足先までたくさん出てきてしまいました。
入院中は、最初の1週間は背中・腰・足全体の関節痛がひどく、また、腫れていました。
下腿の紫斑は毎日新しいものが出ると、前日のものはうすくなるといった繰り返しでした。
食欲はあり、尿・便検査をしていましたが異常はありませんでした。
2週目になると、多少紫斑の出現は減ってきました。
この週には関節痛などの体の痛みはありませんでした。
3週目には「気管支炎」になってしまいました。
ステロイドを2週間点滴にて服用していたので、抵抗力が落ち院内感染してしまったとのことでした。
この「気管支炎」は長引くことなく、今日現在ではほぼ完治しています。
今回、息子はインフルエンザ予防接種後、3日後に発熱しました。
その際に溶連菌のような類の菌に感染し、アレルギー性紫斑病を発症してしまったとの医師の判断でした。
現在は気管支炎に対する抗生物質が1週間分だけ処方されていまして、紫斑病の方のお薬は何も出ていません。
この病気は自然に治癒するのを待つ、安静にするしかないということなのですが、免疫力を高めたり、
血管を強化したり、病後の体力回復、
この3つを何とか漢方薬にて補えないものかと考えまして、メール相談をさせていただきました。
全身:だるい 微熱
顔面:普通 鼻づまり 鼻水 クシャミ 鼻が乾く 鼻血
腰 膝 下肢:膝が痛い 膝が腫れる脚が痛い 足が冷える むくみがある 足がだるい 無力で歩けない
足の裏がほてる
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返事 :
> 11月17日に突然両手ひじから下の痛みを訴えました。
> 12月9日に退院しましたが夕方からまた紫斑が発生、左足首とふくらはぎ上部が腫れ痛みを訴えました。
> この病気は自然に治癒するのを待つ、安静にするしかないということなのですが、
> 紫斑病の方のお薬は何も出ていません。
このまま放っておいてはいけません。
20日間も入院していながら自然緩解ほどしか改善していません。
> 息子はインフルエンザ予防接種後、3日後に発熱しました。
> その際に溶連菌のような類の菌に感染し、アレルギー性紫斑病を発症してしまったとの医師の判断でした。
原因はインフルエンザ ワクチンでしょう。
痛みと腫脹と紫斑の症状からみて「湿熱」に相違なく、
湿熱の粘っこさはそう簡単には消えません。
腎系統に後遺症を残すことも考えられます。
すみやかに残留している毒素を排出することを勧めます。
おすすめの漢方処方
(1) 通絡活血方(つうらくかっけつほう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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