1. 頭痛
2. 陰縮
3. 臍腹痛
★ 頭痛
女 60歳
病名と経過 : もともと頭痛持ちですが、53歳で閉経後、毎日のように頭痛が起きています。
ひどい時は市販の薬では効きません。
それから背骨と首の骨が老化のため、骨すべり症のため(?)、起床時に背中が必ず痛みます。
先月、腰痛がひどくなり軽いヘルニアと診断されました。
それの痛み止めをもらっていますが胃が弱いためほとんど服用してません。
あとそれほどひどくはありませんが足の静脈流(とくに太もも)が浮き出た状態になっています。
漢方薬は閉経直後くらいに当期芍薬散、加味逍遥散をそれぞれ3ヵ月ずつ位、服用しましたが、
頭痛や胃弱はほとんど良くなりませんでした。
全身:だるい、さむけ、汗っかき、疲れやすい
顔面:のぼせて少し赤っぽい(首と色が少しちがう)、めまい、頭痛、頭が重い、
目がかすむ(視力、非常に悪い、両眼0.02とかです)、なみだ目
口唇舌:口が乾くが飲みたくない、歯槽膿漏(歯茎から血が出る)、唾液が多い
胸脇:胸やけがする、ただの水が上がる
腹部:胃のあたりが痛い、胃がもたれる、腸が鳴る
大便小便:便秘、瀕尿、尿を失禁する
頚部背他:首や肩がこる、背中が痛い、肩の痛み
腰膝他:腰が痛い、だるい、足がしびれる、冷える、だるい
皮膚、頭皮、毛髪:少しアトピー気味
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返事 :
>起床時に背中が必ず痛むそうです。
>口唇舌:唾液が多い
>胸脇:胸やけがする、ただの水が上がる
>腹部:胃のあたりが痛い、胃がもたれる、腸が鳴る
>大便小便:便秘、頻尿、尿を失禁する、
>頚部背他:背中が痛い、
>腰膝他:冷える、だるい
これらの症状に共通するものは「寒冷」です。
この寒冷はどこから来るのでしょうか?
漢方のテキストには次のような記載があります。
「胃中に寒があると嘔吐物は多くは薄く水のようで、酸味も苦味もない。」
「諸病水液、澄徹清冷<チョウテツセイレイ>、皆寒に属す」
(澄徹清冷とは、分泌物や排泄物が透明で色が薄く冷たい感じのすることをいう。)
あなたの消化器系、特に脾胃に寒冷があると考えられます。
「寒冷」はあなたの“脾胃の陽虚”の体質が招いているのです。
これを「脾陽不振の証」と言います。
“脾胃陽虚”になると胃の受納・消化作用と脾の吸収・輸布作用が妨げられ、過剰な水分が停滞します。
この水分が陽気を頭へ送らない為に「清陽は上昇せず濁陰は下降せず」という状態にするからでしょう。
この「痰飲内阻」を解決する事と“脾胃の陽気を高める”ことが根本的な治療法と言えます。
<漢方まんだら>のページの中の
A-5寒>B-9.8大腸.胃 寒犯腸胃036
(外感の寒邪が胃腸の機能を妨げた場合/太陰証)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「寒邪内犯・腸胃功能失職」という状態だと想像されます。
これに対しては「温燥除寒・温中建脾」法を採用するのが良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 苓桂朮甘湯+理中湯・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 陰縮
男 24歳
もっとも治して欲しいこと : 睾丸が異常に縮み腹痛を起こす。この症状は主に
「立っているとき」、「寒いとき」に現れ逆に「座ったり横になったりして暖かくしていれば」
起こりません。
腹痛の症状は睾丸の縮み具合と比例していて縮みがひどいときは腹痛もひどく下痢などの症状
を起こします。ちょうど睾丸が締めつけられる様な感じになり、打ち付けたときの様な感覚が
ずっと続きます。また、弱いときには鈍痛のような感じで体が重い感じがして辛い状態になります。
現在はデスクワークの為、何とか仕事は出来るのですが基本的に立って歩くと症状が起こるた
め、必要以外は外出しないようになってしまいました。
自分としては睾丸の縮みが絶対の原因だと思っているのですが本当にそのような症状はあり得
るでしょうか?。実際に動いたり冷えたりの刺激があると神経が異常に反応して睾丸を萎縮さ
せてしまう感じなのです。
全身 : だるい 気がふさぐ さむけ 汗をかきにくい
顔面 : 白い 鼻づまり 鼻水
口 唇 舌 : 唇があれる 口内炎がでる(時々) 歯茎から血が出る 口が乾く
胸 脇 : 吐き気がある(上記の症状がひどいときはまれに)
腹部 : 胃の辺りが重い 脇腹が痛い 腹が張る 食欲が無い 腹がなかなか減らない
大便 小便 陰部 : 下痢 頻尿 亀頭が下着などにすれたりすると腹部が緊張を起こす
腰 膝 下肢 : 足が冷える 足がだるい
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返事 :
>腹痛の症状は睾丸の縮み具合と比例していて縮みがひどいときは腹痛もひどく
>下痢などの症状を起こします。ちょうど睾丸が締めつけられる様な感じになり
>打ち付けたときの様な感覚がずっと続きます。
>自分としては睾丸の縮みが絶対の原因だと思っているのですが本当にそのような
>症状はあり得るでしょうか?。実際に動いたり冷えたりの刺激があると神経が異
>常に反応して睾丸を萎縮させてしまう感じなのです
これは昔から“陰縮”とか“嚢縮”の病いと呼ばれています。
>下痢 頻尿
>足が冷える
生来、脾腎陽虚の体質が生冷のものを食べすぎたり寒い環境に長く晒されたりすると重ねて
脾陽をやぶることになり、沈寒痼冷として深く居ついてしまいます。
「寒」とは陰邪で、「収引」する性質がありますから下腹部は拘急して痛み、陰器は内縮します。
<漢方まんだら>のページの中の
A-5寒>B-9.8大腸.胃 寒犯腸胃036
(外感の寒邪が胃腸の機能を妨げた場合/太陰証)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「寒邪内犯・腸胃功能失職」という状態だと想像されます。
これに対しては「温燥除寒・温中建脾」法を採用するのが良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 斂陽丹(れんようたん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 臍腹痛
男 30歳
もっとも治して欲しいこと : あわただしい午前中をすごしたりパン食が続くと便秘します。
そして2.3日続いた便秘が治ったりすると、排便後にお腹がまたいたくなり、軽い下痢
ぎみの便がもう一度あることがよくあります。
アバラの下はいたくないのですが、お臍の下左右周辺を押すと軽くいたみます。
「典型的な水滞ですね」と言われたことがあります。
水分が便秘によいと考え水やコーヒーを1日1.5L位飲んでいましたが、最近はよくよく
考えてみると、あまり飲みたいわけではないし、効果にも疑問をもち始めたので、
朝もコップ1杯位の水しかのみません。
全身 : 少し汗っかき
顔面 : 白い
唇 : 唾液が多い 口は乾かない
胸 : 動悸がすることがある
腹部 : 臍の周りが痛い 時々お腹が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘のあとに下痢がくる 小便の切れが悪い 脱肛(いぼ痔程度)
膝 : 膝がいたい
皮膚 頭皮 : にきび フケ性
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返事 :
>2.3日続いた便秘が治ったりすると、排便後にお腹がまたいたくなり、
>軽い下痢ぎみの便がもう一度あることがよくあります。
>臍の周りが痛い お腹が鳴ることが時々あります
水滞ではなく寒冷(寒凝積冷)のようです。
>水分が便秘によいと考え水やコーヒーを1日1.5L位飲んでいました
>あまり飲みたいわけではないし、
>最近は……朝もコップ1杯位の水しかのみません。
どうもこれが原因かもしれません。
>唾液が多い 口は乾かない
水飲が過ぎて脾胃の陽気が失われ、胃腸に寒冷の気が停滞しているのです。
水を飲む習慣をすぐに止めてください。
飲食物はなるべく体が温まるものを選んでください。
<漢方まんだら>のページの中の
A-5寒>B-9.8大腸.胃 寒犯腸胃036
(外感の寒邪が胃腸の機能を妨げた場合/太陰証)
の証パターンが可能性として考えられます。
即ち「寒邪内犯・腸胃功能失職」という状態だと想像されます。
これに対しては「温燥除寒・温中建脾」法を採用するのが良いと思われます。
おすすめの漢方処方
(1) 天台烏薬散(てんだいうやくさん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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