以下の例はすべて 脾胃虚寒 (中焦の陽虚あるいは寒冷薬・寒冷食品の取り過ぎによる) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 下痢・小食・胃痛・不眠症
2. 腹満/おなら
3. げっぷ・しゃっくり
4. ニキビと腹滿
5. 下肢のしびれ感/腹部膨満感
6. 吐き気と食欲不振
7. 顔のむくみ(生理時)
8. 胃腸虚弱/胃もたれ
9. はき気/冷え
10. むねやけ/はきけ
11. 吐き気/偏頭痛
★ 下痢・小食・胃痛・不眠症
女 35歳
病名と経過 : 28歳以来、風邪をひきやすく体重も減り体力がなくなった。
もと46キロぐらいあったが今は40キロくらいになる。
胃腸は丈夫なほうではなかったが、食べ過ぎたら下痢をするようになり、
また前から冷えると下痢する体質だった。
昨年、おたふく風邪になりかなり身体がまいったせいか不眠症も併発し、
疲れたり眠れない日々が何日も続くと胃痛が起こるようになった。
ゲップが多く出たり膨満感があるときや、背中がはったり痛んだり、
少量しか食べられなかったり、そのときどきで症状は違った。
今年は腹八分目を心がけ、なるたけ早食いは避けるようにしていたら胃痛の方は
(神経の高ぶりなどで不眠が続かなければ)改善し、たまに背中が少し痛くなる程度である。
しかし去年より下痢する回数が増え、風邪でノドが痛いと思ったらすぐお腹にきて下痢してしまう。
水様便で、整腸剤や下痢止めを飲んで3,4日で収まるが、
その後も便秘気味になったりあまり調子よくない。
いつも腸に宿便がたまってる感じでガスが出やすく、食事の後必ずといっていいほどガスが出る。
冷えたり体調の悪いときは寝てるときもお腹がグルグルなる。
便秘と下痢をくりかえすかんじでもある。
神経質で細かいことを気にしすぎる性格ではある。
家系的にやせているのだが今の自分の体力では子育ても仕事も両立できない、と危惧している。
お腹がいつもすっきりしていれば気力もでてくるのに・・・。
腹部 : 胃の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 下痢 便秘と下痢をくりかえす 痔が痛む 痔の出血がある
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い
腰 膝 下肢 : 足が冷える
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返事 :
主訴は下痢・小食・胃痛・不眠症という所ですね。
胃は食物を受納して消化液と合わせて十二指腸へ送り込みます。
これを降濁の働きといい、これがうまく行かないと次の空腹感が湧いてきません。
脾(現在の膵臓)は運化機能を司り、養分を吸収します。
これを昇清の働きといい、これがうまく行かないと血や肉にならず、肥られないで下痢をします。
このように脾胃は合わさって昇降機能を発揮しています。
この本来あるべき脾胃の機能が不振になるのは、脾の陽気が不足しているからです。
これを漢方では「脾陽不振」と言います。
こうなるのは殆どの場合、先天的な「脾気不足」が長引いて「中焦虚寒」を引き起こしているからです。
「脾陽(脾の働きのもと)」が充足しておれば水穀の精微(栄養)や水湿を十分運化出来るはずですが、
脾陽がその働きを自在に発揮出来ないと身体倦怠、水腫、腹脹、下痢などの症が現れる事になります。
「陽虚(陽気が乏しい)」の体質者には「寒」が内生すると言います。
即ち脾陽が健運しないことにより臓腑が虚して寒を生じます。
あるいは中陽が虚して寒湿が停滞し、または気血不足によって臓腑が温養を失って腹痛を起こします。
まとめますと脾の陽虚は脾気虚が更に発展したもので、脾気虚に比べると病状は重く、
寒象が現れるのが特徴で、脾気虚の証と同時に四肢倦怠、清冷、食欲不振、嘔吐、
胃腹部脹満兼疼痛、喜温喜按、大便溏瀉、舌淡苔白、脈沈遅 or 微細となります。
おすすめの漢方処方
(1) 和胃理中湯(わいりちゅうとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 腹満/おなら
男 25歳
もっとも治して欲しいこと : 腹がなり、腹部が膨満して、おならが大量にでます。
便意があっても出ないか少量しかでなく、腹部不快感あり、そのせいか、食事も
楽しくなく、気分が落ち込みがちです。
内科、消化器化、では異常とされませんでしたが、個人的には、空気エンゲ症と
過敏性腸症候群のガス型の併発ではないかと思っています。
ただしゲップはほとんど出ず、全部下にいっている感じです。
その他、内科:肝臓の数値を指摘されたことがある。
心療内科:軽い抗うつ剤をのみ、朝の倦怠感は若干軽減した気がする、というところです。
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい さむけ 汗が出る 不眠
顔面 : 白い 瞼がむくむ
口唇舌 : 舌苔が厚い 唾液が多い
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 咳が出る 切れやすい痰が出る
胸 脇 : 胸苦しい 脇が痛い 脇が詰まった感じ 胸やけがする
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る 食欲が無い
大小便陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 出が悪い 切れが悪い
頸部背手腕肩 : くびや肩が凝る
腰膝下肢 : 腰が冷える 足が冷える 足がだるい
皮膚頭皮毛髪 : かゆい
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返事 :
>腹がなり、腹部が膨満して、おならが大量にでます。
>食事も楽しくなく、気分が落ち込みがちです。
気の停滞、すなわち「気滞」です。
>朝の倦怠感
>顔面 : 白い 瞼がむくむ
>口唇舌 : 舌苔が厚い 唾液が多い
>腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る 食欲が無い
>大小便陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 頻尿 出が悪い 切れが悪い
その気滞は「脾胃虚寒」から来ています。
おすすめの漢方処方
(1) 厚朴生姜半夏甘草人参湯(こうぼくしょうきょうはんげかんぞうにんじんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ げっぷ・しゃっくり
女 26歳
もっとも治して欲しいこと : げっぷ・しゃっくり・口の周りのにきび・顔色
全身 : 気がふさぐ 怒りっぽい 汗をかきにくい 全然かきません
顔面 : 白い(顔色が悪いといわれる) 頭痛
口 唇 舌 : 少しだけ口が臭い
喉 気管 : シャックリ (1日にげっぷと一緒に何回もでる)
胸 脇 : 油モノをたべるとたまに吐き気がある
腰 膝 下肢 : むくみがある 上半身に肉がつかず、下半身が異常に太い
皮膚 頭皮 毛髪 : さめ肌 口のまわりににきび 一個所から若白髪
婦人 : 乳がはらない、異常に貧弱
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返事 :
>乳がはらない、異常に貧弱
乳房は胃経の通るところにあり、脾胃が弱いと発育が悪くなります。
>汗をかきにくい 全然かきません
汗は陽気の象徴です、陽気が不足しています。
>シャックリ (1日にげっぷと一緒に何回もでる)
胃は食物を受納降濁して次の小腸に送ります。(気は下へ降ります)
脾は運化昇清して栄養分を心肺へ送ります。(気は上へ昇ります)
胃の陽気が不足すると「脾胃気虚,納運失常」といって、脾胃の昇降機能が正常に働かなくなり、
下へ行くべき気が上へ昇りゲップやシャックリになります。
こういうのを「胃寒吃逆」といいます。
温かい消化の良いものを食べていれば改善するし、冷たい消化の悪いものを食べていると悪化します。
血肉になるものが少なくなるので当然顏色も良くない筈です。
おすすめの漢方処方
(1) 和胃理中湯(わいりちゅうとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ ニキビと腹滿
女 29歳
もっとも治して欲しいこと : 顔のニキビと夕食後の腹痛
3年前から寒くなると腹がガスでパンパンに張り,セットでニキビができるようになりました。
膿まないニキビで赤く大きく腫れます。普通肌でそんなにオイリーではありません。
できるのは口の周りとおでこの辺が多いです。
また、甲状腺体質で(橋本病の予備軍といわれました)ヨード分を控えるように言われています。
腰痛もあり、我慢できないときは鎮痛剤をのんでいます。
顔面 : 普通 目が赤い 目がまぶしい 目が痛い(乾いて痛む感じ)
口 唇 舌 : 舌が腫れぼったく歯の跡がついている 唇が乾く 口が臭い
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 脱肛 痔が痛む(睡眠不足の時)
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 首の寝違え
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび(顔のみ)
婦人 : 月経が早くなる 月経痛がある 血の塊が混じる 出血が止まらない
(3日目からの少量出血が7日間くらい続く) 乳房にしこりがある
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返事 :
>3年前から寒くなると腹がガスでパンパンに張り
>夕食後の腹痛
食後にすぐ腹が張るのは「脾胃虚寒」の腹滿です。
これは一朝一夕にしてなるものではなく長い期間をかけて形成されるので、なる時と
ならない時があり、又軽かったり重かったりを繰り返します。
又ゲップが出たり、熱い食べ物の時には起こらなかったりします。
>舌が腫れぼったく歯の跡がついている
それを証明するのがこの「気虚」の舌辺歯痕です。
脾胃の気化機能が衰退している為に体内の水湿が瀦留して、舌体が胖大になっている
ので歯痕がつくのです。
>普通肌でそんなにオイリーではありません。できるのは口の周りとおでこの辺が多いです。
脾胃虚寒の肌は反対にオイル不足かも知れません。
口周とおでこは脾胃の経絡(陽明経)が通るところです。
陽明経は多気多血の性格上、ニキビなどになって炎症化しやすいのです。
>出血が止まらない(3日目からの少量出血が7日間くらい続く)
>脱肛
ともに脾胃虚寒の症状です。
おすすめの漢方処方
(1) 厚朴生姜半夏甘草人参湯(こうぼくしょうきょうはんげかんぞうにんじんとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 下肢のしびれ感/腹部膨満感
男 40歳
もっとも治して欲しいこと :
(1) 下肢のしびれ感(冷感、灼熱感、脱力感といった異常感覚)を治したい。
(2) 頭部が痺れるのを治したい。
(3) 腹部膨満感からくる全身の倦怠感を解消したい。
(4) 気分が沈むことが多いので改善したい。
昨年12月に風邪をこじらせて微熱が2週間も続き中耳炎にもなりました。
それからしばらくして「異常に寒がりになる」「睡眠時に焦燥感に駆られ目が覚める」
「入眠の際、頭がくらくらして怖くて目が覚める」「足がむずむずして眠れない」
「寝るときに息苦しくなる」などかつて体験したことのない、妙な症状に悩まされ始めました。
その後、異常な「げっぷ」が、止まらなくなり、医院へいくと診断は「十二指腸潰瘍」といわれ、
げっぷは止まったが下肢のしびれ感、冷感、灼熱感、脱力感といった異常感覚は全く治りません。
腹部が(痛みは全くないが)、常時食べ過ぎたときのように張っています。
最近、足にむくみがあります。
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい時がある さむけ 汗っかき
夜間不眠気味(昼も眠くない)
顔面 : 皮膚が乾き粉状の皮がむける その部分が赤い 目がまぶしい なみだ目
口 唇 舌 : 赤紫色 歯茎を押すと血が出る 唇が乾く 下の色紅、白い薄皮が張っている
喉 気管 : 切れやすい痰が出る
胸 脇 : 動悸がする 胸が痛い、押さえると治る 胸苦しい 胸やけ
腹部 : 腹が張る 食欲はあるがいつも重苦しい
大便 小便 陰部 : 以前は便秘、最近は順調。ただし脂っこいものを食べると下痢
尿は普通 尿が濃い 脱肛 痔が痛む 痔の出血
頸部 背 手腕肩 : 背中がだるい 肩の痛みがある 手指がしびれることがある
腰 膝 下肢 : 腰が痛い時がある 足の膝下がしびれる 膝が冷える かかとが熱い
少しむくみがある 足がだるい 足の裏がほてる 力が入らない
入眠時に限り足の感覚がなくなる むずむずして眠れないことがあった
皮膚 頭皮 毛髪 : 色白 頭皮は白髪が増えた フケ性
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返事 :
>風邪をこじらせて微熱が2週間も続き中耳炎にもなりました。
もっとも大きな原因はこの時の身体的損耗だと思われます。
よほど気血双方を虧損したらしく脉絡が空虚となり、四肢無用の状態になりました。
>下肢のしびれ感
>最近、足にむくみがあります。
「脾胃は四肢をつかさどる」といい、四肢に現われる症状の多くは脾胃に原因があります。
《黄帝内経》という古典には「脾気が虚せば四肢は用をなさず、五臓は不安となる」とあります。
>腹部膨満感からくる全身の倦怠感
>異常な「げっぷ」が、止まらなくなり、
>脂っこいものを食べると下痢
特に脾胃の「気虚」が甚だしいようです。
「清気が上昇しなければ餐泄が現れ、濁気が降下しなければ腹部に膨満感が生じる」
おすすめの漢方処方
(1) 厚朴生姜半夏甘草人参湯(こうぼくしょうきょうはんげかんぞうにんじんとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 吐き気と食欲不振
男 23歳
もっとも治して欲しいこと : 最近の暑さで吐き気と食欲不振で悩んでおります。
胃腸科で胃カメラ検査をしたものの、「胃粘膜病変(胃潰瘍)も軽度」で、
血液検査を行っても肝臓、腎臓等の機能疾患も認められませんでした。
また、他の身体には持病もなく、これまでに入院歴もありません。
毎年夏(6〜9月)になるとこういう症状に悩みます。
医者に観てもらっても改善しませんし、検査結果もひどくはなく、元々痩せてますが
胃以外には他に身体の疾患もありませんし、定期健康診断でも異常を指摘された経験も
ありません。
心療内科でも、特にストレス性の胃症状ではないと診断されました。
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返事 :
>最近の暑さで吐き気と食欲不振で悩んでおります。
>毎年夏(6〜9月)になるとこういう症状に悩みます。
もともと体質的に脾胃に虚寒(陽気不足)があると、夏季の青果や冷たい食べ物で更に脾胃
が冷やされます。(胃陽不足,寒湿不化)
食欲不振や悪心のほかに胃痛・清水や涎沫を吐く・軟便や下痢などの症状も出やすくなります。
おすすめの漢方処方
(1) 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 顔のむくみ(生理時)
女 23歳
もっとも治して欲しいこと :
1.生理の1〜2週間前より、顔のむくみが気になりはじめます。
食欲も増進し、体調は悪くはないのですが、とにかくむくみを解消したいと思ってます。
2.普段は食欲があまりあるほうではなく、全体的に倦怠感があります。
とくに生理が始まる頃から急激に食欲が減退します。
3.全体的に胃に不快感があることが多く、調子がわるいと思うときなどは乗り物
などにすぐ酔ったりします。
4.冷え性で、いつでも末端が冷えてます。
全身 : だるい 汗をかきにくい
顔面 : 白い 瞼がむくむ
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 歯茎が腫れる
胸 脇 : 動悸がする 吐き気がある
腹部 : 食欲が無い 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび
婦人 : 月経が遅れる 月経痛がある
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返事 :
>生理の1〜2週間前より、顔のむくみが気になりはじめます。
>普段は食欲があまりあるほうではなく、全体的に倦怠感があります。
>とくに生理が始まる頃から急激に食欲が減退します。
>冷え性で、いつでも末端が冷えてます。
月経が始る時は気血が子宮の周辺に集まる(気血下注)ので脾胃の陽気は虚してきます。
脾陽が虚せば陽気が顔面まで上がらないので、水湿は温化されず、浮腫となります。(清陽不升)
脾陽が不足すれば胃陽も不足します。
脾胃に停滞した寒湿は消化されず、食少・腹脹・肢冷・倦怠等の症状になります。
おすすめの漢方処方
(1) 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 胃腸虚弱/胃もたれ
男 31歳
もっとも治して欲しいこと : 昔から胃腸が弱いので丈夫にしたい。
いつも体がだるく、少し低血圧。食欲はあるが食べると胃がもたれる。
おならがくさい、舌がたまに地図状になる、目の下にくま、汗かき、冷たい飲み物を良く飲む、
かぜをいつもひいている、口の中がいつもうすいつばがたまる、いつも鼻詰まり、
下痢と便秘のくりかえし。
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい 汗っかき 汗をかきにくい
寝汗をかく いつも眠い
顔面 : 普通 瞼がむくむ めまい 頭が重い 鼻づまり
アフター性口内炎がでる 唾液が多い 口は乾かない
胸 脇 : 動悸がする 胸やけがする 便秘と下痢をくりかえす
軽い血膿の混じる便 たまに痔の出血がある 手足がだるい
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返事 :
>食欲はあるが食べると胃がもたれる。
>口の中がいつもうすいつばがたまる
>下痢と便秘のくりかえし
>アフター性口内炎がでる
これは「脾陽不振」といって、脾胃の陽気が衰えている為です。
「冷たい飲み物を良く飲む」のを控えないと脾陽は回復しません。
陽気はしっかりと保持する力がありますが、これが無いと摂納しきれずに多唾・下痢・口内炎
などになります。
おすすめの漢方処方
(1)理中湯(りちゅうとう)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ はき気/冷え
男 19歳
もっとも治して欲しいこと : 吐き気、嘔吐、四肢・体の冷え、口渇、唾液が粘る
・気泡が混じる、手足の震え、寒がり、脂肪肝
全身 : 健忘症
顔面 : 白い
口 唇 舌 : 舌がもつれる アフター性口内炎がでる 歯茎から血が出る 口が乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 咳が出る 痰は無い
胸 脇 : 動悸がする 脇が痛い 脇が詰まった感じ 吐き気がある
腹部 : 臍の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 頻尿
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い
腰 膝 下肢 : しびれる 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 抜け毛 フケ性
幼少の頃から自家中毒、周期性嘔吐症を発症することがしばしばありました。
痰が肺にたまっているような気がして、空咳をよくして出そうとしますが出ず、
これにつられて吐き気も起こります。
普通の状態でも常に吐き気があり、口から息を吸いこむのが困難で、
息を止めると息を吐く時に吐き気が上がってきます。
普通の状態でもカラ吐きをよくします。
声を出す事や話す事などでも吐き気が起こったりひどくなったりしてまともに話す事
も困難な場合があります。
気温や体温が下がるのと連なって吐き気もひどくなり、寒がりで緊張や不安時も咽喉
の筋肉が強張って吐き気が起こります。
冷えは幼少の頃からあり、特に手足がひどく冷え体もかなり冷えます。
腸に空気が入っているようにゴロゴロと音がなり腹部が苦しくなる時があります。
口渇がひどく、分泌した時唾液に気泡が混り、とても粘ります。
尿は頻尿で、色は薄く、量は普通かそれ以下が多く、吐き気が起こったときの不安・
緊張時には多い事もあり、色はほぼ無色です。
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返事 :
>吐き気、四肢・体の冷え、口渇、唾液が粘る・気泡が混じる、
>口渇がひどく、分泌した時唾液に気泡が混り、とても粘ります
>気温や体温が下がるのと連なって吐き気もひどくなり、
>冷えは幼少の頃からあり、特に手足がひどく冷え体もかなり冷えます。
>ゴロゴロと音がなり腹部や腸が苦しくなる時があります。
>尿は頻尿で、色は薄く、量は普通かそれ以下が多く、色はほぼ無色です。
繰り返し述べられているのは「胃寒」の症状です。
これは「胃陽不足」と同じ事で、胃中の陽気が足りないと食べ物が消化されないで
「寒湿」という状態で残存します。
そのために口から涎沫や清水を吐く事がよくあります。
この時の唾液は気泡まじりで粘ります。
寒さに会うと更にひどくなり、温めるとやや緩みます。
大便もゆるくなりがちで頻尿で、呼吸は浅く、疲れやすいものです。
おすすめの漢方処方
(1) 附子理中湯(ぶしりちゅうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ むねやけ/はきけ
女 22歳
もっとも治して欲しいこと : 一ヶ月前から 朝はなんともなく昼すぎから
むねやけ・はきけ・めまい 時々貧血。頭痛も時々おこる状態です。
全身 : さむけ 微熱(時々熱っぽい) 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 白い めまい 頭痛 クシャミ(時々)
口 唇 舌 : 口が乾く
胸 脇 : 胸やけがする 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 便秘
腰 膝 下肢 : 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : さめ肌(でこぼこしてる)若白髪
婦人 : 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
>むねやけ・はきけ・めまい 時々貧血。
>さむけ 汗をかきにくい 眠ってばかり
このむねやけは「胃寒」によるようです。
脾胃は表裏の関係にあるので当然「脾虚」もあるでしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 吐き気/偏頭痛
女 25歳
もっとも治して欲しいこと : お腹が空いてくるときもちが悪くなってきて力が出ない。
ご飯を食べるとお腹がいっぱいというわけではないが、それ以上はたべられなくなり、
食べている最中にきもちが悪くなることもある。(この半年で一カ月おきぐらいに繰り返している)
この症状の際胃をさわるとかたくなっていて、常にぬれ雑巾とか少し重さを感じるもの
があるようなきがしてならない
同時に腸も空気が張っていてる。便秘というほどではない。脂っこい食事を食べられなくなった。
頭痛:緊張型と偏頭痛をもっておりものすごく目の疲れを感じる
普段少し暗いところで接客をしており、頭痛を感じ始めると目を開けてられなくなる それも左だけ。
だいたいこれと同時期に月経が一週間後にやってきて一週間月経でそのあと一週間、
一日おきぐらいに頭痛に悩まされる。
全身 : だるい 怒りっぽい 不眠and寝てばかり
顔面 : 普通 頭痛 目がまぶしい 目が痛い
口 : 口が臭い(たまに)
喉 : タンがでる 喉がかゆい
胸 脇: 吐き気がある すっぱい水があがる
腹部 : 胃のあたりが痛い 腹が張る 腸がなる
大便 : 便秘と下痢をくりかえす(トイレがちかい 小)
背 : 肩こりと肩甲骨がこってるだけ
腰 : 腰が冷える こしが痛い 足が冷えるだるい
婦人 : 月経痛がある
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返事 :
>すっぱい水があがる
>タンがでる
>便秘と下痢をくりかえす(トイレがちかい 小)
>緊張型と偏頭痛をもっておりものすごく目の疲れを感じる
これは脾の陽気が虚して水分代謝が悪くなり「痰飲」がたまった事を現しています。
それに冷えが加わると「寒飲」というものに変わります。
この寒飲が経絡を塞ぐと頭部へ陽気が上がらず偏頭痛が起こります。
>お腹が空いてくるときもちが悪くなってきて力が出ない。
>一週間月経でそのあと一週間、一日おきぐらいに頭痛に悩まされる。
痰飲が胸や胃にあると食欲不振や悪心吐涎の状態になります。
月経後は出血のため更に陽気が低下します。
>腰が冷える こしが痛い 足が冷えるだるい
脾の陽気が虚しているので陽気が四肢末端まで届かず冷え性になります。
おすすめの漢方処方
(1) 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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