以下の例はすべて 肺熱上壅 (熱が上焦に欝して清降を失する/肺熱証) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 喘息
2. ニキビ
3. 蓄膿症
4.
5. 咳がひどく背中が痛む
6. 後鼻漏
★ 喘 息
女 33歳
病名と経過 : 気管支喘息
・ 6歳で発病。15歳頃までは、日常から頻繁に発作を起こす。(11・12歳入院)
・ 16歳から22歳までは、風邪を引くと発作が起きる程度。
・ 22歳に、症状が悪化し、2週間ほど入院。
・ その後、昨年までは、風邪を引くと発作が起きる程度であったが、昨年暮れに風邪を引いて以来、
すぐ風邪を引く等体調が回復せず、37度前後の微熱と、咳、痰が続き、今年7月に喘息発作を起こし、
現在も通院治療中。未だ症状の改善が見られない。
全身.. だるい 微熱
顔面.. 普通 目が痒い 鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁 耳鳴り
口 唇 舌.. 舌苔が厚い 口が乾く
喉 気管.. 喉が痛い 声がかすれる 咳が出る ゼイゼイ音がする 呼吸困難
切れにくい痰がある
胸 脇.. 動悸がする 胸が痛い 胸苦しい 酸っぱい水が上がる
腹部.. 胃の辺りが痛い
大便 小便 陰部.. 頻尿 出が悪い 切れが悪い 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩.. くびや肩が凝る 背中が痛い 肩の痛み
腰 膝 下肢.. 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える
皮膚 頭皮 毛髪.. さめ肌
婦人.. 月経痛がある 血の塊が混じる
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返事 :
気管支喘息で長らく苦しんで来られましたね。
色々なタイプに分けられますが、貴女の場合は
>鼻づまり 鼻水 クシャミ 濃い鼻汁
>舌苔が厚い 口が乾く
>喉が痛い 声がかすれる 咳が出る ゼイゼイ音がする
>呼吸困難 切れにくい痰がある
>頻尿 出が悪い 切れが悪い
>さめ肌
以上の症状より割り出されるのは繰り返し風邪にかかり、その都
度解決せずに
残った症状が蓄積されて「邪熱壅肺・肺熱壅盛」と
いう状態になったという事です。
おすすめの漢方処方
(1) 新加清肺湯(せいはいとうかげん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 清肺湯(せいはいとう)エキス・・・・・・・・・・(市販品)
★ ニキビ
女 24歳
もっとも治して欲しいこと : 肌荒れ、吹き出物が出やすい、少々便秘(生理前になると)
全身 : 怒りっぽい 汗をかきにくい 不眠(少々)
顔面 : 白い 目が赤い
大便 小便 陰部 : 便秘(生理前になると)
皮膚 頭皮 毛髪 : 斑点(しみ) にきび
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返事 :
>肌荒れ、吹き出物が出やすい、にきび
>目が赤い
>便秘
以上より推察するともっとも一般的な「肺熱」が原因のニキビかと思われます。
何故なら白目の部分は五輪学説では肺に相当し、そこが赤いという事は肺に熱がある
証拠になります。
また肺と大腸は表裏の関係にあり、便秘は大腸の熱状態であると共に肺の熱状態をも
示しています。
外界から日光や埃などの刺激(風邪)を受けると肺経に熱が鬱積することになります。
その熱が肌膚から汗になって流れ出れば良いのですが、そうならないと「宣泄不利」
といって、肌荒れの原因になります。
また同時に口鼻の干燥なども起こり、その為にアレルギー症状を起こして花粉症など
にもかかりやすいものです。
おすすめの漢方処方
(1) 枇杷清肺飲(びわせいはいいん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 蓄膿症
女 33歳
もっとも治して欲しいこと : 蓄膿症
全身 : だるい 気がふさぐ 健忘症 不眠 眠ってばかり
顔 : 頭痛 頭が重い 鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁 鼻がかわく 耳鳴り 立ちくらみ
口唇舌 : 口が苦い 鼻が乾く 口が乾く
喉 気管 : 声がかすれる 咳が出る 痰が出る 喘息もあり治療中
頸部背手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い 肩の痛み
腰膝下肢 : 腰がだるい 足が冷える
皮膚頭皮毛髪 : かゆい にきび 白髪
婦人 : おりもの
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返事 :
>頭が重い 鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁 鼻がかわく
>咳が出る 痰が出る 喘息もあり治療中
「鼻は肺の外竅」で、肺の異常が鼻に現われます。
以前にかかった風熱の邪が長く肺系に逗留したままでいるので肺の宣発と粛降機能が阻害されています。
濃い鼻汁や口鼻の乾きは「肺熱壅盛」を表わしています。
おすすめの漢方処方
(1) 精華鼻淵丸(せいかびえんがん)・・・・・・・・・・(市販品)
(2) 蒼耳子散(そうじしさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 咳がひどく背中が痛む
男 36歳
もっとも治して欲しいこと : 以前から咳がひどく2週間前より背中の激痛が始まり
シップを1週間ほどしましたが効き目がありません 喫煙すると胸が苦しくなります
胸 脇 : 胸が痛い 脇が痛い 胸やけがする 吐き気がある 酸っぱい水が上がる
腹部 : 胃の辺りが痛い 脇腹が痛い 食べてもすぐ腹が減る
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い 腕の痛み(右側) 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい
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返事 :
>以前から咳がひどく2週間前より背中の激痛が始まり
>胸が痛い 脇が痛い 胸やけがする 吐き気がある 酸っぱい水が上がる
>胃の辺りが痛い 脇腹が痛い
肺に熱邪があって、それが肺気を上逆させるので喘息のような激しい咳が出ます。
その時には胸悶或いは痛みが伴います。
時には肺熱の表現として粘稠な痰や口渇もあります。
気が上逆するので胸やけ、吐き気、酸水も上がるのです。
おすすめの漢方処方
(1) 加減瀉白散(かげんしゃはくさん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 後鼻漏
女 36歳
もっとも治して欲しいこと : 1年半くらい前から風邪をひいてない時も痰だけが1日中でます。
咳はなく、どこも痛くなく、熱もなく、医者へ行ってもどこも悪いところはありませんでした。
しかし2、3分おきくらいに感覚的には鼻の裏あたりに痰がたまっておりジュルジュルしてます。
我慢できず、テッシュに一日中「カッー」と吐き出していますが、回数が異常なので
周りの人に奇異な目で見られたり嫌な顔をされます。
また、それにより唇や舌が擦り切れて痛くなっています。
痰の色は真っ白、または透明で卵のシロミに似ています。
たまたま現在風邪をひいていますが、風邪で出る痰とは種類が違うきがします。
全身 : 怒りっぽい
顔面 : 普通
口 唇 舌 : 口は乾かない
喉 気管 : 切れやすい痰が出る
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女 52歳
もっとも治して欲しいこと : 副鼻腔炎…4年くらい前から鼻の奥(喉ちんこの裏側)
に粘液が張り付いているような感じが常時あり、ここ1年位で症状が悪化し、鼻から喉
全体にかけて薄白い粘液が降りてきます。
鼻をかんでも鼻汁は出ず、粘液を飲み込もうとしても切れません。
なんとか飲み込めても後から後から粘液が分泌されて降りてきます。
鼻すすりと嚥下を四六時中しているので、喉も赤く腫れっぽくなり、後ろ首が凝ります。
鼻も腫れぼったく時々熱っぽい感じがあります。
二番目:お血…口唇が紫色。頬に赤黒い鬱血があります。気付かないうちに下肢にぶつけ
たような痕跡があったりします。
全身 : だるい 気がふさぐ 汗をかきにくい
顔面 : 黄色かったり赤黒かったり 瞼がむくむ 頭が重い 目がかすむ クシャミ
薄い鼻汁(喉に降りる)
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 唇が腫れる 舌がもつれる 口は乾かない
喉 気管 : 喉が痛い 声がかすれる 切れにくい痰(降りてきた粘液)
胸 脇 : 胸やけ
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る 食欲が無い
大便 小便 陰部 : 小便の出が悪い 切れが悪い
頸部 背 手腕肩 : 肘の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が冷える 足が冷える むくみがある 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 斑点(しみ)ができやすい 白髪
婦人 : 子宮筋腫(2年前子宮摘出)
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返事 :
> 感覚的には鼻の裏あたりに痰がたまっておりジュルジュルしてます。
>鼻から喉全体にかけて薄白い粘液が降りてきます。鼻をかんでも鼻汁は出ず、
>なんとか飲み込めても後から後から粘液が分泌されて降りてきます。
咽からではなくて鼻から出るのは「後鼻漏」といって、鼻汁です。
鼻炎を治さなければなりません。
おすすめの漢方処方
(1) 益気聡明湯+蒼耳子散(えっきそうめいとう+)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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