以下の例はすべて 腎虚火旺 (久病により腎陰を損傷すると反対に陽が高ぶり熱を生ずる/陰虚火旺証) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. ニキビ 1,2
2. 耳がかゆく汁がでる
3. 早漏
4. 月経過多
5. 単純性口唇ヘルペスA手足湿疹B吹き出物
6. 薄毛/足熱/小便難
7. 流産癖
8. 歯周病
9. 頻尿と血尿
10. 微熱/疲労感/喉と目の乾燥/頻尿
11. 異常な瀕尿/歯茎の痒み
★ ニキビ 1
男 22歳
もっとも治して欲しいこと : にきび
中学生くらいから比較的できやすかった方ではあるのですが、去年からまたひどくなってきました。
現在の症状は顔の毛穴がほとんど詰まっているような感じで、
とても固くて黄色い皮脂と思われる固まりが詰まっています。
皮脂を取ると穴があいたようになってしまいます。
それで化膿すると赤く腫れ上がってきてなかなか治りません。
おでこ、こめかみ、頬にたくさんできています。
全身 : だるい 気がふさぐ 痴呆(ぼけ) 健忘症 怒りっぽい 汗っかき
寝汗をかく 眠ってばかり
顔面 : 普通 頭が重い 鼻づまり(多少)
耳から汁がでる(耳の穴にかさぶたのようなものができる)
口 唇 舌 : 口が臭い 口が乾く
胸 脇 : 胸やけがする 吐き気がある
腹部 : 胃の辺りが痛い 臍の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす
皮膚 頭皮 毛髪 : かゆい(皮膚) 化膿 にきび
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返事 :
>顔の毛穴がほとんど詰まっているような感じで
>とても固くて黄色い皮脂と思われる固まりが詰まっています。
皮脂腺から出る脂肪がさらさらして流れ易ければ汗腺に詰まる事も無いのですが、
硬化し易い性質があると詰まってニキビになります。
ここでさらさらしているか、ねっとりしているかで道が分かれます。
何故ねっとりするのでしょうか?
ニキビのことを一名“青春の花”といいますね。
何故思春期にニキビが出易いのでしょうか?
生長発育のための基礎物質を漢方では「腎精」といいます。
元気や血液の元となり、生殖に関係し、生命の基礎物質に相当するものです。
陰精‥‥陰津の元‥‥腎陰・元陰・真陰
陽精‥‥陽気の元‥‥腎陽・元陽・真陽
青少年期の発育盛りにはこの陰陽のバランスが崩れやすいのです。
身長や体重が急速に増えるとき、陽気を抑える陰気が相対的に不足の状態になる訳です。
これを「陰虚体質」といいます。
現代医学ではこれを性ホルモンのバランスで説明しているものです。
漢方ではホルモンではなく薬草でこれを調節することが出来るのです。
おすすめの漢方処方
(1) 加味四物湯(かみしもつとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ ニキビ 2
女 28歳
思春期には全然できなかったのに、25歳の頃から顔面にニキビができはじめて、だんだんひどくなる。
時には顔じゅう怪我をしているかのように無数にできる。
顔を洗うと、透明な膿が出てくる。そのまま治るが、別の所にどんどんできる。
顔の皮膚がうすくてほおには赤みがある。
普段から一日に2時間ほど運動をしている。
便通は毎朝、必ずある。
粘着質で白色だったり青味がかったりしている痰が出るので、吐き出している。
運動をするのでよく水分を補給している。
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返事 :
漢方では人体は陰陽から成り立っていると考えています。
「陰は内に在りて陽之守也.陽は外に在りて陰之使也.」
「陽は氣を化し.陰は形を成す.」
つまり陽とはエネルギーであり、機能です。
陰とは物質であり、血液や体液や臓器のことです。
陽は陰から生まれますが、陰はまた陽を行き過ぎないように制御する役割です。
このバランスが狂うと陽が過剰になったり、逆に陽が不足したりするのです。
ニキビが何故できるかというと、この陰陽のバランスが崩れたからです。
特に陰が不足して陽を制御しなくなると、陽は勝手に暴走します。
それを「陰虚陽亢」といい、鬱熱や炎症となり陽性の病証を起こします。
現代医学ではこれをホルモンで説明する場合があります。
過労やストレス、食生活の乱れ、夜更かし、タバコや酒、食品添加物、排気ガス
等はすべて陰を浪費して相対的な陽気の亢進状態(虚陽)にする傾向があります。
精神の興奮、不眠、肩凝り、目の疲れ――→交換神経の興奮がこれです。
顔面というのは陽明経絡(肺・胃)の病理がよく反映する所です。
肺や胃に陽(熱)が蓄積すると、それは顔面の熱症として具体化します。
肺や胃の熱は何故生まれるかと言うと、肺や胃の陰が不足するからです。
そして肺や胃の陰の大元は腎で、腎の陰が不足して肺や胃に影響しているのです。
元凶は腎の陰の不足です。
それを「腎陰虧虚」といいます。
整理をしますと、先ず津液や体液の大元である腎陰が虚すると
その影響を受けた胃陰や肺陰も虚し始めます。
陰虚になると陽熱(虚陽)が起こり、胃や肺の支配下にある顔面に上ります。(火気熾盛,鬱滞肌膚)
これは内から発生した内熱です。
内熱が盛んになると外界の熱(細菌やアレルゲン)と呼応して炎症化しやすくなります。
「内熱熾盛,外受風邪」という状態です。
つまり「内外合邪(外熱内熱の合邪)」です。
強力になった熱邪は「火盛成毒」といって化膿性の毒にまで発展します。
これがニキビやおできとなります。
おすすめの漢方処方
(1) 加味四物湯(かみしもつとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 耳がかゆく汁がでる
女 28歳
病名と経過 : 4年間も、耳から汁がでるので困っていました。
以前、耳鼻科にも見てもらったのですが、ステロイド剤のような軟膏を付けて、汁が出るのが治まったら
もう来なくてもよいと言われました。
でも、また汁が出たり止まったりという状態が4年も続いているのでなんとかして治したいと
思っておりました。
居心地が悪く、またいつも綿棒を持って歩くのはとても不便です。
全身 : 天気が晴れだと気分も良く、活動的になれるが、雨が降っていると体かだるい。
眠ってばかりで10時間くらい眠るとやっとすっきりした感じになる。
顔面 : 耳から汁がでる。私の感じでは足が特に冷たくなると耳がかゆくなりはじめ、どうしても
かいてしまい汁がでるようです。その後、黄色いかさぶたが出来ます。
咽頭 喉 : 体が冷えるとすぐ痛くなる。
風邪をひいている人やひきかけている人のそばに寄っただけで喉が痛くなるので、
そのひとが風邪をひきそうだということは言われなくてもすぐわかるくらいです。
頚部 腰部 : 常に肩が凝ります。腰の痛みは生理のときにでます。
長時間すわっていることが他の人より難しく、すぐ腰がいたくなります。
下肢 : 前述のとうり、いつも足が冷たく、夏でも冷たいです。
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返事 :
主訴は「耳がかゆく汁がでる・体がだるい・風邪をひきやすい・いつも足が冷たい」等ですね。
> 風邪をひいている人やひきかけている人のそばに寄っただけで喉が痛くなる
咽痛から始まる風邪には特徴があります。
「津液」といって、基本的に粘膜を保護する体液が不足している人が罹りやすいものです。
体液を生産するのは「腎」が大本で、生産されたものを「腎陰」といいます。
即ち腎陰が不足すると津液が足りなくなり、咽痛が起こりやすくなるのです。
腎と肝とは密接な関係にあり、よく「肝腎かなめ」と言われています。
耳は体側にあり、ここを通る経絡は少陽胆経や少陽三焦経です。
この二つの少陽経はまた肝と表裏の関係にあります。
つまり、 腎→肝→胆経・三焦経→耳 というつながりから
耳が痒い原因へと遡ることが出来ます。
「腎陰」が不足するのを「腎陰虚」といいます。
腎は肝と親子関係にあり親の影響は直ぐに子に伝わるので、
「肝腎陰虚」とも言います。
生理時に腰痛を起こしやすくなります。
腎精が不足しているのでスタミナも無いわけです。
>体がだるい
肝腎の陰分が虚すると反対に陽気が亢進します。
これを「陰虚陽亢」の現象といいます。
頭寒足熱の反対で、頭熱足冷となります。
>いつも足が冷たい
更には「肝風内動・腎火上炎」へと進みます。
肝風は痒みを、腎火は痰湿を伴って汁となり、耳へ噴出します。
現代医学的に言うならば「外耳道真菌症(カンジダ)」でしょうか。
以上を総括しますと、
おすすめの漢方処方
(1) 一貫煎加味(いっかんせんかみ)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 玄参貝母湯(げんじんばいもとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 早 漏
男 32歳
病名と経過 : 以前から早漏で悩んでいます。
食生活のせいかもしれないとは考えています。
週に2、3回は夕御飯がいそがしいせいか、インスタント食品になってしまうことがあります。
土日も一人のことが多く、インスタント食品や限りなくインスタント食品といえるカレーや
スパゲティとなることが多い。
お昼は近くの食堂で中華料理を食べることが多く、週に1度くらいは弁当を食べています。
仕事はデスクワークが中心ですが、たまに歩き回ることもあります。
スポーツは特にしていません。
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返事 :
早漏のことを漢方では「早泄」といいます。
清代の<沈氏尊生書>では「未だ交わらずして泄するか、又は交
わるや直ぐに泄する」と描写しています。
元代の医家、朱丹渓は次の如く指摘しています。
「閉藏を主るのは腎で、疎泄を主るのは肝である。
二臓にはみな相火があり、上れば心に連なる」
つまり精液を蓄えるのは腎であり、射精するのは肝である。
またこの二臓の陽気が強くなると「相火」となり、ついには上っ
て心火となると言っています。
肝の相火は怒りやイライラなどの精神的ストレスによって容易に
燃え上がります。
単身赴任や食生活の乱れも当然一因となっているでしょう。
心火が旺盛になると陰陽のバランスが崩れて腎精は保持できずに
泄れやすくなるのです。
おすすめの漢方処方
(1) 三才封髄丹(さんさいふうずいたん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
「三才封髄丹」はこの病気の代表的方剤です。
この方には心火を降し腎水を益する、つまり「滋腎陰・涵肝木」
の効能があります。
ずばり<医方集解>では封髄丹を「心火が旺盛で腎精が保持できずに泄れやすいのを治す」良方であると言っています。
★ 月経過多
女 47歳
もっとも治して欲しいこと: 子宮筋腫で生理の時出血が異常に多いので正常に、あるいはそれに近く。
全身 : だるい 健忘症 発熱 眠ってばかり
顔面 : 頭痛 かすむ
口 唇 舌 : 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 唾液が多い 口は乾かない
喉 気管 : 痰は無い
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘 咳をすると尿が漏れる
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い こぶらがえり むくみがある
婦人 : 月経量が多過ぎる 月経が早くなる 血の塊が混じる おりもの 子宮筋腫
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返事 :
>子宮筋腫で生理の時出血が異常に多いので正常に、あるいはそれに近く。
体内を流れる経脈の内、子宮から起こる衝脈のことを“血海”と言い、
月経の来潮と密接に関係しています。
この衝脈にもし「湿熱」などが介在して衝脈を損傷すると黄帶下(黄色のおりもの)
があったり、更には「陰虚内熱」などが加わると“血は熱を得れば則ち沸く”
と文字通り、熱が血脉を傷つけて月経過多・経血逆流などが起こります。
これを「衝任伏熱」の状態といいます。
>全身 : だるい 健忘症 発熱 眠ってばかり
>腰 膝 下肢 : 腰が痛い 膝が痛い こぶらがえり むくみがある
これも若しかしたら「湿熱」のせいかも知れません。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 荊岑四物湯(けいごんしもつとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 単純性口唇ヘルペスA手足湿疹B吹き出物
女 33歳
もっとも治して欲しいこと : 皮膚が非常に弱く常に皮膚疾患に悩まされています。
@単純ヘルペスA手足に湿疹B吹き出物
全身 : だるい 寝汗をかく つねに眠りが足りない感じ
顔面 : めまい 頭が重い 目が乾く/まぶしい 耳鳴り
口唇舌: 口が乾く
喉 気管 : 少し咳が出る
胸 脇 : 時々胸が痛い
腹部 : 腸が鳴る時がある
大小便陰部 : 時々下痢
頸部背手腕肩 : 背中が痛くなることがある
腰膝下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足がだるい
皮膚頭皮毛髪 : 発疹 湿疹 にきび
婦人 : 月経が早くなる(この2ヵ月は24〜25日周期)
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返事 :
>婦人 : 月経が早くなる(この2ヵ月は24〜25日周期)
上の症状から「陰虚証」の可能性があります。
先ず、月経が早くなることを「経行先期」といいますが、
何故早くなるかと言うと、熱が衝脉を揺り動かし、血液を妄行させるからです。
衝脉というのは子宮から起こる経脈の一つで“血海”とも言い、
月経の来潮と密接に関係しています。
ではどこから来た熱かというと、
>全身 : だるい 寝汗をかく つねに眠りが足りない感じ
>顔面 : めまい 頭が重い 目が乾く/まぶしい 耳鳴り
>口唇舌 : 口が乾く
これらから見て陰虚(または血虚)、体液(津液)の欠乏から来る「虚熱」でしょう。(津血同源)
虚熱があるのでだるかったり寝汗が出たりするのです。
目が乾いたり口が乾いたりするのもそれを証明しています。
陰虚(または血虚)になると目や耳という肝や腎が通じている清竅(あな)の
機能が充分に果たせなくなります。
(津液不足,口干咽燥;気陰虧損,不能上充清竅,故視物昏花,目喜垂閉,耳聾或鳴)
>腰膝下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足がだるい
「腰は腎の外腑」といい、腎虚になると上のような症状が起こります。
肝脈と衝脈はつながっていること、
また肝腎は「乙癸同源」で兄弟のようなものであること、
それらを総括すると「肝腎陰虚証」とみなす事が出来ます。
>単純ヘルペスA手足に湿疹B吹き出物
単純性口唇ヘルペスや慢性湿疹B吹き出物などはすべて「陰虚火旺」という
火力を得て「外湿」と結び、「湿熱」となって発生したものです。
普段から陰虚(または血虚)に対する備えをしておればこれらの症状を未然に防ぐ
ことが出来るでしょう。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)加味・・・・・・・・・・(丸薬)
単純ヘルペスA湿疹B吹き出物の時は……
蒲公英(たんぽぽの根)10gを別に煎じて丸薬と同時に服用する。
★ 薄毛/足熱/小便難
男 28歳
もっとも治して欲しいこと : 一つは、薄毛。気になり始めたのはの2年前ぐらいからで、
特にそりこみの部分が産毛に変わったことと、全体的に地肌が見えるようになったことです。
自己診断ですが毛が細くなったのではないかと思います。9歳のころから白髪が生え始めています。
二つめは、4年前ぐらいからなり始めたことで、これから暖かい季節(春、夏)がくると
足の裏、手のひらが熱く、足のふくらはぎがだるくなります。
夜は足が熱すぎるのでなかなか眠れないことです。これからの季節が辛いです。
三つめは、小便がでにくいことです。これも4年くらい前から気になり始めたことです。
4ヶ月前から泌尿科で診てもらっているのですけど、どうやら無細菌性の前立腺炎とのことでした。
前立腺がすこし大きく、硬いらしいです。
全身 : 寝汗をかく 不眠
顔面 : 普通
喉 気管 : 痰は無い
大便 小便 陰部 : 小便の出が悪い 切れが悪い
頸部 背 手腕肩が悪い くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび 若白髪
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返事 :
>薄毛。……全体的に地肌が見えるようになったことです。
漢方では「髪は血余」といい、陰血不足(血虚)が原因です。
陰血虧損の脱毛は頭頂或いは兩額から始まり、頭皮には油脂やフケが多いものです。
陰血不足はそこに止まらず、更に「陰虚内熱」という状態へと進みます。
>夜は足が熱すぎるのでなかなか眠れないことです。
>小便がでにくい
>寝汗をかく 不眠
陰虚とは「精血」の不足と「津液」の虧損などの「陰虚液少」のことです。
陰と陽はバランスが取れていなければどちらかが強く現われます。
通常、陰が陽を制して陽気の過剰をおさえています。
陰気が不足して陽気過剰を押え切れなくなると足熱・盗汗・小便黄赤灼渋などになります。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 流産癖
女 35歳
もっとも治して欲しいこと : 3回流産してしまいました。どうしても子供がほしいです。
過去の病歴 12歳 腎盂炎、17歳 交通事故で大腿骨と足首を骨折し輸血しました。
18歳 尿路結石、20歳〜現在まで大腸ポリープを4回切除。
全身 : だるい
顔面 : 頭痛 耳鳴り
口 唇 舌 : 口乾く
喉 気管 : 喉が詰まった感じ
胸 脇 : 酸っぱい水が上がる
大便 小便 陰部 : 下痢
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える
皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい 湿疹 水泡 おできや化膿 にきび
婦人 : 月経量が少い 月経が遅れる 月経痛がある 流産しやすい 不妊症
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返事 :
>12歳 腎盂炎、18歳 尿路結石、
この二つは炎症を伴なう熱性疾患ですから当然のこと、陰性でも寒冷性でもありませんね。
過去の病歴よりして陽性・熱性の体質に分類されます。
しかし
>顔面 : 頭痛 耳鳴り
>口 唇 舌 : 口乾く
>皮膚 頭皮 毛髪 : 発疹 かゆい 湿疹 水泡 おできや化膿 にきび
>婦人 : 月経量が少い 月経が遅れる 月経痛がある 流産しやすい
から考えるとこれは「実熱」ではなく、「虚熱」であることが分かります。
虚熱の本態は「陰虚」です。
つまり「陰」が虚していて「陽」を制御できない為、見かけ上の「熱」である虚熱が
表面化しています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
漢方の書物には次の様に書かれています。
小産(流産)は大産(難産)よりも重い。
大産は栗が熟して自然にこぼれるようなものだが、
小産は生(なま)の実を採って其の皮を破るようで、其の根蒂を断つことである。
軽んずると忽ち死者を多く作る事になる。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
では虚熱はどうして発生するかというと、大抵は「七情怫鬱,鬱而化火」が原因です。
「火が燃えて炎となれば水はいよいよ涸れる。
譬えれば水が竭きれば稲も枯れるというもの。
胎児とて同じことで、安泰で居れる訳が無い。」
おすすめの漢方処方
(1) 保陰煎(ほいんせん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 歯周病
女 32歳
もっとも治して欲しいこと : 歯周病に罹りやすい体質(細菌に対する抵抗力が弱い?)
全身 : 寝汗をかく 眠ってばかり
口 唇 舌 : 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る
腰 膝 下肢 : 足が冷える
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返事 :
>全身 : 寝汗をかく 眠ってばかり
>口 唇 舌 : 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る
盗汗・怠惰嗜眠・牙齦腫脹・歯衄とくれば「腎精不足」と「腎陰不足」による
「陰虚内熱・虚火上炎」は直ぐにも判断できます。
>腰 膝 下肢 : 足が冷える
これは腎の「陰陽互根」の結果、陰虚が陽虚をも現したからでしょう。
生来、腎虚体質の者が虚火を制することが出来なくなって、
腎虚火旺・陰火上騰を来たして陰血が火に随って浮越したのが歯衄で、
胃経・大腸経に熱を及ぼしたのが牙齦腫脹です。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 滋水清肝飲(じすいせいかんいん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 頻尿と血尿
女 35歳
もっとも治して欲しいこと : 頻尿
疲れると近くなり、ときに血尿(目で見てピンク・赤)にもなります。
10年程前に仕事のストレスからこのような症状と風邪のような発熱と全身の倦怠感で数日寝込みました。
しかし2年前からはストレスを強く感じたり、疲労するだけで頻繁にすぐ足がだるくなり
頻尿に悩むようになりました。
病院の検査では特に異常が認められないのに不快な症状が続き悩んでいます。
全身 : だるい 時々ふさぐ 健忘 怒り さむけ 微熱 不眠かと思えば急激な眠気
顔 : ふつう まぶたがピクピク 頭いたい 重い まぶしい なみだめ かゆい
鼻つまる 耳の中痒いときも 耳鳴り
口 : 苦い 乾く
喉 : 痛い感じ 時々かすれ シャックリしょっちゅう 痰ない
胸 : ときどき動悸 胸か気管のあたりが痛い 脇が詰まる感じ ときどき吐き気
腹 : 子宮か膀胱のあたりの下腹部がザワザワする
大便 小便 陰部 : 便秘
頸部 背 手腕肩 : 腕も手首もいただるい 肩首コリコリ
腰 膝 下肢 : 腰痛だるい 臀部冷える 足・足首むくみ、だるい、痛い、無力で歩けない時も
皮膚頭皮毛髪 : 鼻から下にきび多い 頭にもニキビぽつぽつ
婦人 : 月経量は少ない時とスゴイ位い多い時がある 生理痛
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返事 :
>頻尿です。疲れると近くなり、ときに血尿(目で見てピンク・赤)にもなります。
>頻繁にすぐ足がだるくなり頻尿に悩むようになりました。
頻尿については
>だるい 健忘……(腎は骨髄を生ず、脳は髄の海 : 脳海空虚‥‥頭暈・健忘・精神萎縮)
>耳鳴り ……(腎は耳を主る)
>腰痛だるい……(腰は腎の外腑)
>臀部冷える 足・足首むくみ、だるい、痛い、無力で歩けない時も……
(腎は作強の官、腎虚すれば足腰が萎える)
「腎虚」は疑いのないところ。
>急に熱くなる
>まぶしい なみだめ かゆい 耳の中痒いときも 耳鳴り
>苦い 乾く
>鼻から下にきび多い
>量は少ない時とスゴイ位い多い時がある
肝腎の陰虚陽亢による「虚熱」があります。
足がだるくて頻尿や残尿感が伴なうのはそのせいです。
よく膀胱炎と間違えられますが、無菌のはずです。
虚熱を吸収できるだけの充分な肝血と腎陰を補給しなければなりません。
さもないと一旦妊娠した場合には血虚・陰虚による早産や流産の危険に見舞われる事になります。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄丸料(ちばくじおうがんりょう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 微熱/疲労感/喉と目の乾燥/頻尿
女 32歳
もっとも治して欲しいこと : 微熱と疲労感
起床後から夕方まで続き、発熱と共に喉の乾燥、痛み、目のひどい乾燥があります。長年の頻尿も困っています。
昨年秋に膠原病・シェーグレン症候群と診断されました。初期ですがリュウマチもプラスです。
全身 : だるい 健忘症 怒りっぽい(が外には出せない) 微熱 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 普通 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい 目が痛い(奥がこわばる)
口 唇 舌 : アフター性口内炎がでる 歯茎が腫れる 口が渇く
喉 気管 : 喉が痛い 呼吸困難 切れにくい痰が出る
胸 脇 : 動悸がする
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る 食べてもすぐ腹が減る(ような気がする)
大便 小便 陰部 : どちらかというと便秘 頻尿 たまに痔が痛む
頸部 背 手腕肩 : 足と指の関節が痛い 手の平が熱い
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 足が冷える 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : 頭皮がかゆい にきび
婦人 : 月経が早くなる 月経痛がある おりもの
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返事 :
>長年の頻尿も困っています。
>手の平が熱い
>腰が痛い 足が冷える 足がだるい 足の裏がほてる
最初に“長年の頻尿”がある事から分析しなければなりません。
手足のほてりは「五心煩熱」と呼ばれる症状の一つで「腎陰虧虚,陰虚生内熱」の意味があります。
この内熱が膀胱の気化作用に影響して頻尿をもたらしています。
>微熱と疲労感
>喉の乾燥、痛み、目のひどい乾燥があります。
同じく内熱が津液の影響を受けやすい所で顕著に現れています。
おすすめの漢方処方
(1) 知柏地黄湯(ちばくじおうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 異常な瀕尿/歯茎の痒み
女 36歳
もっとも治して欲しいこと : 一番目、歯茎の痒み。前左下顎Cの歯茎だけが痒い。4年前から、度々おこる。
舌で押したり爪でかきむしるため、歯肉がえぐれている。ストレスが多い時、スパイス食した後、特に悪化。
楽なのは、食べている瞬間と、よく眠って起きた瞬間だけ。
二番目、瀕尿。子供の頃から異常な回数。我慢はできない。尿パッド常用。最近は日常生活に支障がでている。
寒さ・雨・緊張・ストレス時に悪化。
一番目に対して、現在は加味逍遥散。以前は香砂六君子湯、もっと以前は龍胆瀉肝湯。
効いたのか、効いているのか、よくわからない。
二番目に対して、右帰丸と桑ヒョウ蛸散を同時に。これも効果はわからない。
その他の身体状況:不眠、喉が詰まった感じ、瀕尿、尿を失禁する、夜間排尿が多い、足の裏がほてる、乳房にしこり
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返事 :
> 子供の頃から異常な回数。我慢はできない。尿パッド常用。
> 足の裏がほてる
> 二番目に対して、右帰丸と桑ヒョウ蛸散を同時に。
これは生来の腎陰虚体質です。
しかも陰虚が長らく続いて熱化しています。(腎虚火旺)
右帰丸と桑ヒョウ蛸散はどちらも温薬であり、逆治になります。
> 歯茎の痒み。舌で押したり爪でかきむしるため、歯肉がえぐれている。
> 現在は加味逍遥散。以前は香砂六君子湯、もっと以前は龍胆瀉肝湯。
下にあるべき虚火が浮き上がり、口内をあぶり炎症を起こしています。
虚火には滋陰をたっぷりとやり、火熱を吸収してやらなければなりません。
加味逍遥散・香砂六君子湯・龍胆瀉肝湯いずれにも共通する理論がありません。
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(1) 知柏地黄湯(ちばくじおうとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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