以下の例はすべて 腎陽不足 (久病あるいは苦寒薬・寒冷食品の取り過ぎにより陽気が無くなる/腎陽虚証) の証に該当します。
ここに解説の要点を集めてあります。
1. 便秘/冷え性/むくみ
2. 尿のきれが悪い
3. さめ肌
4. 腰痛と生理痛
5. 疲れと冷え,冷え性
6. 脳梗塞後のめまい
7. 月経が来ない
8. インポテンツ
9. シェーグレン症候群
10. 不妊症
11. 腰がだるく下腹部が痛い
12. 白髪/嗜睡/冷え性/月経が遅れる
★ 便秘/冷え性/むくみ
女 21歳
もっとも治して欲しいこと: 便秘・冷え性・肩こり・むくみ
全身 : だるい さむけ(冷え性) 汗は出ていない
顔面 : 白い 瞼がむくむ めまい
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 口が臭い(時もあります)アフター性口内炎がでる 口は乾かない
腹部 : 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 便秘 切れが悪い 痔の出血
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰がだるい 足が冷える むくみがある
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
>便秘・冷え性・肩こり・むくみ
便秘の他に冷え性・むくみがあるとなればこれは「虚寒便秘」です。
大腸虚寒という状態です。
漢方では「腎は水を主り、また二便(大小便)を司る」と考えます。
水を主ることは同時に体温を生産することでもあります。
この腎の陽気が衰えていると「腎陽虚衰」といい、便秘・冷え性・むくみ等の症状が現れます。
漢方のテキストには 「日常生冷のものを過食したりすると陽気を損傷し、
また年で体が弱いものは、真陽不足になり易い。脾腎陽虚になると大腸を
温潤できなくなり、陰寒が内結して大腸に凝積し、大便を下行させること
ができず冷秘となる。」 と書かれています。
おすすめの漢方処方
(1) 調脾通結湯(ちょうひつうけつとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 済川煎(さいせんせん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 尿のきれが悪い
男 56歳
もっとも治して欲しいこと : 肥満(脂肪肝?)、足の先端部分の冷え性、肩こり、
目の疲れ(まぶしさ)、尿のきれの悪さ。
全身 : 健忘症
顔面 : 目がかすむ、目が赤い、目がまぶしい
口唇舌 : 口が臭い
小便 : 出が悪い、切れが悪い
頚部背手腕肩 : くびや肩が凝る
腰膝下肢 : 腰がだるい、足が冷える
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返事 :
>足の先端部分の冷え
>小便 : 出が悪い、切れが悪い
津液の生成、輸布、排泄はみな気の働きによって為されています。
中でも尿の生成は腎の気化作用により、排泄は膀胱の気化作用に依存しています。
この気化作用の原動力は「腎の陽気」です。
従って腎陽が衰えてくると下半身が冷えて頻尿・排尿困難・尿后余瀝(残尿)が起こります。
>顔面 : 目がかすむ、目がまぶしい
>頚部背手腕肩 : くびや肩が凝る
「肝は目に通ず」で、目の病気は“肝”の病気でもあります。
「肝は筋膜を主る」で、筋肉の凝りは肝気の欝滞です。
その肝はまた「肝腎同源」で、大元は“腎”にあります。
>腰膝下肢 : 腰がだるい
>全身 : 健忘症
「腰は腎の外腑」といい、腎虚は腰へ来ます。
「腎は骨髄を生ず。髄は脳に通ず。脳は髄の海である。」といいます。
したがって「腎虚」になると髄や脳の機能に衰えが出てきます。
おすすめの漢方処方
(1) 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 腎気丸(じんきがん)加味・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ さめ肌
女 30歳
もっとも治して欲しいこと : さめ肌と多毛
全身 : だるい 気がふさぐ 汗っかき
顔面 : 白い 頭が重い 口は乾かない
喉 気管 : 喉が痛い
腹部 : 胃の辺りが痛い 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える
こぶらがえり むくみがある 足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : さめ肌
婦人 : 月経痛がある おりもの
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返事 :
主訴の「さめ肌」を治すためには次の症状が発生する原因を治す事が肝要です。
> 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える
> こぶらがえり むくみがある 足がだるい
> 月経痛がある おりもの
これらは「腎の陽虚(腎陽虚衰)」による症状です。
皮膚の潤いをもたらすのは津液です。
津液の生成、輸布、排泄はみな気の働き(気化作用)によって為されています。
この気化作用の原動力は「腎の陽気」です。
従って腎陽が衰えてくると上のような症状が出ると同時にさめ肌にもなるのです。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰飲(うきいん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 腰痛と生理痛
女 21歳
もっとも治して欲しいこと : 腰痛と生理痛(特に腰) トイレに行く回数を増やしたい!
全身 : だるい 怒りっぽい 不眠ぎみ
顔面 : やや白い
口唇舌 : 口が臭い
胸 脇 : 胸やけがたまにする
腹部 : 食欲がない
大小便 : 便秘と下痢をくりかえす 血便 痔が痛む!! 痔の出血がある
部背手腕肩 : 首や肩が凝る
腰 下 : 腰が痛い!! 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える むくみがある
皮 頭皮毛髪 : フケ性 かゆい
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる
一番治したいのは毎日トイレに行く回数が2-3回と少ないこと。
体が水分ぽくタポタポしています。むくみやすいとも思います。
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返事 :
>腰が痛い!!
>腰が冷える 足が冷える むくみがある
>便秘と下痢をくりかえす
>トイレに行く回数が2-3回と少ないので体が水分ぽく
「腰は腎の外府」ですから腰痛といえば先ず腎虚ではないかと疑われます。
腎は精を蔵するところ、この腎精が尽きると下半身の働きが低下します。
当然、生理痛も起こります。
しかも足冷・尿利不利・ときに下痢をするとなれば「陽虚すれば則ち寒す」で、
腎陽虚の疑いがもっとも濃厚です。
腎の陽気が虚すると水湿は気化されず浮腫みとなります。
冷えれば痔にもなります。
まだ若いのに早くもこのように老人のようでは先が思いやられます。
腎陽は生命の火です、これが消えれば死です。
少しはあわてて下さい。
おすすめの漢方処方
(1) 八味地黄丸(はちみじおうがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 右帰丸(うきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 疲れと冷え
女 29歳
もっとも治して欲しいこと : 常に疲れていてだるい。冷え性。
(目の下に昔からくまがありかなり濃くなっている)
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい さむけ 汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 白い 瞼がむくむ 頭痛 目が赤い 目がまぶしい 目が痒い
口 唇 舌 : 舌苔が厚い 口が臭い 舌がもつれる 唾液が多い
喉 気管 : シャックリ
胸 脇 腹部 : 胃の辺りがたまに痛い 腹が張る
大便 小便 陰部 : 便秘 尿が濁る
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る
腰 膝 下肢 : 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える かかとが痛い むくみがある
足がだるい 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる
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返事 :
>常に疲れていてだるい
>腰 膝 下肢 : 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える かかとが痛い
> むくみがある 足がだるい 足の裏がほてる
「腰は腎の外腑」といい、腎虚は腰へ来ます。
ことに腎陽が虚すると水分代謝が悪くなり冷えとスタミナ不足に見舞われます。
腎陽は生命の火、根源の火です。
速やかに体質改善を図ってください。
腰痛やかかとが痛いのは「肝は血を藏し,筋を主る;腎は精を藏し,骨を主る,
肝腎が虧虚すれば,骨髄は失養する,故に疼痛する」(肝腎不足)
という訳です。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰丸(うきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 冷え性
女 35歳
もっとも治して欲しいこと : 冷え性。当初は手足の冷えのみでしたが、今では全身がとにかく寒いのです。
特に生理前や排卵前後、寒くて寒くて仕方ないです。
また、熱しやすく冷めやすい…というか、夏は体中が熱を持ったようになり(体温は普通)時に
リンパ腺が腫れることもあり、非常にだるいです。
体温調節が全く出来ていないように感じます。
しもやけにはなったことはないですが、爪は弱く、手の皮膚も常にかわいています。
夏場の冷房は全くダメ。
かなり早い時期から暖房器具を使わないと一日中冷えの状態。
・耳鳴り
・アフタ性口内炎
・不妊治療をしている
・この半年ほど生理不順(26〜32日)
・生理痛は少々(薬は飲まない)。生理前から痛む
・月経前緊張症(のぼせ・冷え・鬱)
・生理前5〜6日前から不正出血(8年くらい前から)
・食べ物が飲み込みにくいことがあり、月に1回は、風邪ではなくのどが痛む。
・鼻の頭の角栓が大きく皮脂がつまっている。
・歯茎がよくはれる
全身 : だるい 怒りっぽい さむけ 汗をかきにくい 不眠
顔面 : 普通 耳鳴り
口 唇 舌 : アフター性口内炎がでる 歯茎が腫れる
喉 気管 : 喉が詰まった感じ 喉が痛い
胸 脇 : 動悸がする 胸やけがする
腹部 : 胃の辺りが痛い 腹が張る
大便 小便 陰部 : 便秘と下痢をくりかえす 痔の出血がある
腰 膝 下肢 : 腰が冷える 足が冷える 足の裏がほてる
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび
婦人 : 月経量が少い 月経が遅れる 月経が早くなる 月経痛がある 血の塊が混じる
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返事 :
> 当初は手足の冷えのみでしたが、今では全身がとにかく寒いのです。
> 特に生理前や排卵前後、寒くて寒くて仕方ないです。
ここだけ見ていると陽気が足りないのかなと思いますが、
> また、熱しやすく冷めやすい…というか、夏は体中が熱を持ったようになり(体温は普通)時に
> リンパ腺が腫れることもあり、非常にだるいです。
> 耳鳴り
> 足の裏がほてる
> にきび
その反対の症状もあり、陰陽両虚ですね。
この場合は「腎陽不足」に分類すべきか、あるいは「腎陰虧損」や「肝腎陰虚」に分類すべきか迷います。
いまは冷えが強いので腎陽不足としておきます。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰丸(うきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 脳梗塞後のめまい
男 65歳
もっとも治して欲しいこと : 1昨年の脳血栓後に続いている中枢性のふらつきとふわふわ眩暈。
顔を動かすといつでもふらふらする。身体のふらつき…平衡不良。
高血圧…降圧剤を服用して160/95。気分が優れない。
全身 : だるい 気がふさぐ さむけ 寝汗をかく 不眠
顔面 : 普通 めまい 頭が重い 目がかすむ なみだ目 鼻水
口唇舌: 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い 歯茎から血が出る
口が乾く(睡眠中カラカラに乾いて目が覚める) 口は乾かない(昼は)
喉 気管: 切れにくい痰がある ちょっと散歩すると喉が乾くが水は沢山はほしくない
腹部 : 臍の辺りが痛い強めに押すと 腸が鳴る 食欲が無い(空腹感は有るのに)
大小便陰部 : 下痢 出が悪い 陰部が痒い インポ
頸部背手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い
腰膝下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える 足がだるい 足の裏がほてる
皮膚頭皮毛髪 : かゆい 湿疹 フケ性 かゆい 若白髪
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返事 :
>顔を動かすといつでもふらふらする。
>口が乾く(睡眠中カラカラに乾いて目が覚める)
>ちょっと散歩すると喉が乾くが水は沢山はほしくない
>出が悪い 陰部が痒い インポ
>腰が痛い 腰がだるい 足が冷える 足がだるい 足の裏がほてる
これは立派な腎虚の証です。
漢方の古典《霊枢・海論》には次の様に出ています。
「髄海不足,則脳転耳鳴,脛酸眩冒,目無所見,懈怠安臥」
(脳髄が老化してくると目が廻り耳鳴りがして足が重くなりよろめく。
目も暗くなりだるくて寝てばかりいる。)
腎は精を藏し髄を生ずる。だからこれを先天之本という。
生まれつき先天が不足したり或いは年老いて腎気が衰弱すると腎精は虧耗する。
脳は髄之海であるから、腎精が虧耗すると髄海は不足となり頭暈をおこす。
且つ神疲・健忘・耳鳴・目花・腰腿酸軟・遺精陽痿等の腎虚之象が現われる。
脳梗塞も血管の老化現象のひとつです。
脳梗塞のせいではなく老化そのものの結果、めまいやふらつきが起きています。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰丸(うきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 月経が来ない
女 29歳
もっとも治して欲しいこと : 生理が止まり(環境の変化等で来なくなる)、
突如太り始めること。太りを感じるとますますイライラして生活が尋常に営めない。
(43kgの爽やかで明るい私が、3ヶ月で真っ暗闇。苦しい。)
全身 : だるい 気がふさぐ 怒りっぽい さむけ 微熱 午後から熱が高くなる
汗をかきにくい 眠ってばかり
顔面 : 普通〜赤い 瞼がむくむ めまい 頭痛 頭が重い 目が痒い 鼻水
口 唇 舌 : 唇の色が紫色 歯茎から血が出る 口は乾かない
喉 気管 : 喉が痛い ゼイゼイ音がする 痰は無い
胸 脇 : 動悸がする 胸が痛い 胸苦しい 胸やけがする
腹部 : 胃の辺りが痛い 脇腹が痛い 腸が鳴る 食欲が無い 食べてもすぐ腹が減る
大便 小便 陰部 : 便秘 頻尿 咳をすると尿が漏れる(特に力を入れたときに限らず
歩いているだけでも) 夜間排尿が多い 切れが悪い 尿が濁る 痔の出血がある 陰部が痒い
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 首の寝違え 背中が痛い
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える むくみがある
足がだるい
皮膚 頭皮 毛髪 : にきび かゆい
婦人 : 月経が遅れる 月経痛がある 月経が来ない 血の塊が混じる おりもの
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返事 :
>月経が来ない
子宮に起源を置く衝脈・任脈の二脈の気血が旺盛であれば月経は正常に営まれます。
この二脈の気血が不足すると「衝任空虚」となり、月経は遅れたり閉止したりします。
またこの二脈は気血を肝腎の二経から受けています。
従って衝任空虚の大本の原因は肝腎不足にある事になります。
>頻尿 咳をすると尿が漏れる(特に力を入れたときに限らず歩いているだけでも) 夜間排尿が多い
>腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える むくみがある 足がだるい
これは肝腎二経のなかでも特に腎経の陽気が足りない事を現しています。
腎陽は生命の火、根源の火です。
体重の増加は代謝不全による水分の増加(水ぶとり)です。
だるかったり寒かったりするわけです。
おすすめの漢方処方
(1)温腎通経湯(おんじんつうけいとう)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ インポテンツ
男 30歳
もっとも治して欲しいこと : ずばりインポテンツです。
他は健康そのもので人間ドックでも問題なしでした。ストレスも無しです。
マスターベーションはなんとか可能ですし、勃起もしますが持続力がなく硬さも20歳のころ
ほどありません。若いころ頻繁にマスターベーションをしたのが悪かったのかもしれません。
今はマスターベーションをすると腰がやや不快になりますし、インポの症状が悪化するかもし
れないので控えています。
腰痛体操をすれば腰は治ります。
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返事 :
>腰がやや不快になります
「腰は腎の外腑」ですから腎の虚、「腎虚」です。
インポと関連すれば腎陽虚でしょう。
「腎は二陰をつかさどる」ので《諸病源候論・虚労陰萎候》には
腎虚になると陰器を栄養することが出来ないのでインポになると書かれています。
(腎虚不能栄於陰器,故萎弱)
其の原因は「色欲過度,房室不節」もありますが、その若さでそれはないでしょう。
やはり「稟賦素弱,先天不足」が原因だと思われます。
対策としては《景岳全書》の“精盛則陽強,精衰則陽痿”説のごとく、精をつける事です。
世間では強精剤のようなものが存在するかのように言いふらしますが、腎の精とは
沢山ある“精”の中の一部に過ぎません。。
「腎は水をつかさどり、五藏六府之精を受けて之を藏す(上古天眞論篇第一)」とある
ように五臓六腑すべてに精はあり、それらをすべて総合して全身の“精”となるのです。
>健康そのもので人間ドックでも問題なしでした。ストレスも無しです。
五臓六腑から等しく精が供給されているのに未だ及ばないとなれば腎精そのものを
補わなければならなくなります。
腎精は[腎陰+腎陽]からできています。
腎陽を主として、それに腎陰がバランスよく配合されていなければなりません。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰丸(うきがん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
(2) 賛育丹(さんいくたん)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ シェーグレン症候群
女 25歳
もっとも治して欲しいこと : シェーグレン症候群(膠原病)と診断されて5年ぐらい経ちます。
SLEの兆候も少しあるようです。
普段は全く症状がないのですが微熱が時々出て、体中が痛くなり、起きあがることができなく
なることがあります。
冬になるとレイノーが出るようになりました。
甲状腺亢進症の気配もあるといわれたこともあります。
また生理痛も最近ひどく、便秘がちです。
現在、ステロイドを服用してます。
全身 : だるい 健忘症 怒りっぽい 微熱 眠ってばかり
顔面 : 白い 目がまぶしい
口 唇 舌 : 口が乾く
喉 気管 : 痰は無い
腹部 : 腹が張る 腸が鳴る
大便 小便 陰部 : 便秘
婦人 : 月経痛がある 血の塊が混じる
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返事 :
>SLEの兆候も少しあるようです。
>冬になるとレイノーが出るようになりました。
>月経痛がある
根底に「寒」があることは確かです。
慢性病の寒とは自身の「陽気不足(陽虚)」がその本態です。
その陽気には先天の陽気と後天の陽気があります。
この若さでは先天の陽気が不足していると予想されます。
>口が乾く
>だるい 健忘症 眠ってばかり
先天の陽気は腎に存在します。
腎は水をつかさどる臓なので口乾は腎の異変に関連しています。
また腎は「作強の官」ともいい、足腰の強さや頭の回転と関係が深いのでやはり腎
との関与を予想させます。
腎の陽気が不足すると衝脉・任脉が冷えるので衝任虚寒となり、月経量も少なく
月経期および月経期後にも痛みが出ます。
おすすめの漢方処方
(1) 当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)加減・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 不妊症
女 38歳
もっとも治して欲しいこと : 不妊
全身 : だるい 汗
顔面 : 白い 瞼がむくむ めまい 目がかすむ 目が赤い 目がまぶしい 耳から汁がでる
口 唇 舌 : 口が乾く
喉 気管 : 切れにくい痰がある シャックリ
腹部 : 腹が張る
大便 小便 陰部 : 便秘 痔の出血
頸部 背 手腕肩 : くびや肩が凝る 背中が痛い 手指がしびれる
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える むくみがある
婦人 : 月経が遅れる 月経痛がある 血の塊が混じる 不妊症
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返事 :
《内経・上古天真論》には「女子が二七(14歳)になると天葵が至って(性的に成熟して)、
任脉は通り太衝脉は盛んになり陰陽が和すので妊娠する事が出来る」と書かれています。
>腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える むくみがある
>月経が遅れる 月経痛がある 不妊症
若し衝・任脉が不足すると(即ち腎気が虚寒であると)、排卵が起こらないので無子となる。
これを「腎気不足,衝任虚衰」による「腎虚不孕」といいます。
おすすめの漢方処方
(1) 疎麟珠(そりんじゅ)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 腰がだるく下腹部が痛い
女 33歳
もっとも治して欲しいこと : 1週間前から腰がだるく、下腹部がときどき痛い、立っているのがつらい(足が痛い)
全身 : だるい 午後からさむけ
顔面 : 普通 鼻づまり
口 唇 舌 : アフター性口内炎がでる
胸 脇 : 動悸がする
大便 小便 陰部 : ときどき下痢
頸部 背 手腕肩 : 背中が痛い 腕の痛み 肩の痛み
腰 膝 下肢 : 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える 足がだるい 無力で歩けない
皮膚 頭皮 毛髪 : おできや化膿
婦人 : 月経が遅れる
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返事 :
>腰がだるく
《張氏医通》という書物には「腰がだるいのはみな腎虚(腎気不足)である」と書かれています。
>下腹部がときどき痛い、立っているのがつらい
>ときどき下痢
>足が冷える 足がだるい 無力で歩けない
>月経が遅れる
これにてますます腎虚のなかでも「腎陽虚」であることが分かります。
陽気不足から寒気が内に盛んとなり、腰や子宮のあたりの血行が悪くなっています。(陽虚寒凝 ,陰寒内盛)
おすすめの漢方処方
(1) 艾附暖宮丸(がいぶだんきゅうがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
★ 白髪/嗜睡/冷え性/月経が遅れる
女 32歳
もっとも治して欲しいこと : @白髪が深刻で悩んでいます。
外見上もはや放置できないくらいまで目立つと自覚したのが23歳ころです。
以後恐ろしい勢いで増えつづけています。
現在この年で、50代ぐらいの白髪の量だと思います。
A痔が治ってほしい。8年ほど前から脱出により気が付きました。
脱出しっぱなしで指先くらいの大きさがあり、痛みも出血もありませんが、どんどん大きくなってきてます。
B嗜睡症。
眠れないという話はごまんとありますが、私のように寝すぎて困るという人をこれまで周りで聞いたことも
なかったので、こちらのサイトで初めて、漢方では立派な症状の一つで結構この症状を訴える人がいらっしゃ
るということが分かって、救われた気がします。
社会生活に大変差し支えるので困っています。
学生の頃は、授業中たいがい居眠りをし、居眠りまで行かずとも、全くウトウトしなかったことはほとんど
ないと思います。試験時間中にも寝てました。
会社での会議や研修も同様です。職場では、ひたすら居眠りしないように耐えているか、ウトウトしているの
を悟られないように平静を取り繕うので必死なので、毎日ただそこに座っているだけで精一杯です。
通勤途上、電車はもちろんバスでも立ったまま眠ってしまいます。
帰宅後は、いすに座ってしまったが最後、突然眠りこけてしまいます。
週末は不本意ながら寝て過ごしてしまいます。入浴中、湯船につかると必ず寝てしまうので困ります。
C歯痛。虫歯になりやすい。チョコレートなど甘いものを食べると、すぐ歯が痛くなります。
飴などを食べた後でちょっと居眠りしただけで歯が痛みます。
D視力の低下。
もともと遠視で小1からめがねを使用し、高校までには視力はすっかり回復していました。
パソコンを使い出した5年程前より再び顕著に目が悪くなり始め、この2年半ほどは急激に視力が下がっています。
<全身>・眠ってばかり・だるい・気がふさぐ・午後から熱が高くなる・子どものころから極度の冷え性
・朝起きられない・食后困頓・低熱(平熱が低い)・太りやすい・体力がなく、すぐ疲れる・過食・乗り物酔い
<顔面>・すごく色白です。青白い。・めまい・頭が重い・目がかすむ・目がまぶしい・鼻づまり・花粉症
<口 唇 舌>・唇の色が紫色・唾液が多い・歯痛
<喉 気管>・切れやすい痰が出る
<腹部>・腹が張る・腸が鳴る(ガスばかり出て困る)・右上腹部に鈍痛・下腹部が異常に大きい
<大便 小便 陰部>・便秘・脱肛
<頸部 背 手腕肩>・肩こり
<腰 膝 下肢>・足が冷える・こぶらがえり・むくみがある・足がだるい・水虫
<皮膚 頭皮 毛髪>・抜け毛が多い・若白髪
<婦人>・月経が遅れる・血の塊が混じる・おりもの
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返事 :
> B嗜睡症。職場では、ひたすら居眠りしないように耐えている
> C歯痛。虫歯になりやすい。
> D視力の低下。
> ・子どものころから極度の冷え性
> ・すごく色白です。青白い。
> ・唾液が多い
> ・月経が遅れる
腎は先天の陰陽の源で、腎の陽気は活気の元でもあります。
その大切な“腎陽”がひどく不足しています。
これではとても妊娠や出産が出来ません。
> @白髪が深刻で悩んでいます。
> A痔。脱出しっぱなしで指先くらいの大きさ
同じく腎の陽気が無いので枯れて、緩んでいるのです。
おすすめの漢方処方
(1) 右帰丸(うきがん)・・・・・・・・・・(煎じ薬)
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