モスラ日記(切腹編 )
           *切腹当日の日記ですぅ。。。

<5/30(切腹日)> 妊娠37週(10ヶ月)
とうとう切腹の日がやって来たぁ。。。o(^_^)oワクワク
早くモスラに会いたいのぉ。。。

と、余裕だったのは、オペが始まる前までで。。。

実際にオペに入ると、想像してたよりもずっと大変じゃった。(^-^;
いやぁ。。。まず、麻酔注射が思ったよりも痛かった。まぁ、ガマンできる程度 だったけど。。。

それより、何より。。。いやだったのは。。。
麻酔がかかり始めた時のあの変な感覚。。。
徐々にしびれて行くあの感覚は、もうもうむちゃくちゃいやだった。(T-T)ウルウル
何か、あの感覚は生理的にだめ!逃げ出したい衝動に駆られて、「早く終わって くれぇ〜」っと心の中でずっと叫んでたなぁ。。。(^-^;
呼吸も苦しくなったしね。。。


でも、それも最初だけで、麻酔が完全にかかってしまえば、逆に体は楽になり、 メスが入った時には、オペ用のライトに映るその様子をジィーっと見る余裕が 出ていた。(笑)「おおぉ〜、切れとる、切れとる」

しかーーーし、お腹の上の布が更に足され、布が邪魔してライトが見えない。。。
これ以降は、全く何をやってるいるのかわからず。。。(^-^;

モスラの初声が聞こえ、やっと生まれた事を知る。。。
横に付いててくれている麻酔科の先生が「女の子ですよ」と教えてくれた。。。
                         
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「おぎゃぁぁぁぁぁ、おぎゃぁぁぁぁぁ。。。。。。。。」
モスラの声がオペ室中に響き渡る。


何て元気な子なんだろう。。。私はとりあえずホッとして、思わず笑みがこぼれた。
早く子供を見せてほしい。。。ドキドキ、ワクワクしながら私は待った。。。

しかーーーし、モスラはいっこうに私の前に姿を現さない。。。
私の頭はだんだん重くなって行く。。。
分娩後は鎮静剤が投入され、眠気が出てくるとオペ前の説明で言っていた。。。

早く見せてよぉぉ。。。まぶたが重いんだよぉぉぉ。。。
頭の中で叫んでみるが、モスラは全然やって来ない。。。
モスラの大きな泣き声はひっきりなしに聞こえているのに。。。

何10分経った事だろう。。。
私にはものすごく長い時間に感じられた。。。(本当はそんなに長い時間ではなかったのかも知れないが。。。) 

気が遠くなり、「もうだめ」と思った瞬間、やっとモスラがやって来た。。。
「はい、かわいい赤ちゃんですよ。(^-^)」と助産婦さんが抱いていたモスラは、想像もつかないほどかわいい存在だった。

「うっそぉぉぉ。。。生まれたてなのに、こんなにかわいいなんて。。。」 
声には出さなかったが、本気でそう思った。。。(笑)
鼻がダーリンにそっくりで、「ありがとうございました。パパに似てるぅ。」と一言言うと、
「お母さんにもソックリですよ」と笑いかけてくれた。
わっはっは、一体どっちに似てるんだろ。。。(笑)

一呼吸おいてから、「体重はどのくらいだったんですか?」と聞いた。
どうやらその辺の事はオペ室を出てから調べるようだった。。。

ってことは、一体何にそんなに時間がかかったんだろ。。。(^-^;
今でも謎だ。。。やっぱりそんなに時間が経ってはいなかったのかも。(笑)

モスラに会う事ができて、これでやっと眠れるぅ。。。
と思った瞬間、
「はい、終わりましたよ」

えっ????
終わったの???
これから寝ようと思ったのにぃ。。。。。(^-^;

オペ室から準備室へストレッチャーに乗せられて戻る。。。
体が揺れる度、吐き気が起こる。。。
さっきまでは吐き気なんてなかったのに。。。どうした事だろう。。。

準備室らしき部屋まで戻って来て、更にまた違うストレッチャーへと移される。
吐き気は増すばかりだ。。。(^-^;

「気分はどうですか?大丈夫ですか?」
麻酔科の先生(多分)に呼びかけられる。。。

「気持ち悪い。。。吐きそう。。。。」
そういうのが精一杯だった。。。(^-^;

血圧を測られた。。。結構下がっているようだ。。。
高圧剤が投入された。。。
後でわかった事だが、出血も結構多かったようだ。。。

病室に戻って来た。。。

私のベッドの側には、待っててくれるはずの母もダーリンもいなかった。(^-^;
どうやら、私のオペは説明されていたオペ時間より、遥かに早く終わったらしかった。(笑)
母とダーリンは談話室に行っていたらしい。。。
私が戻って来たらしいと知ると、急いで私の方へかけて来た。。。
「もう終わったの?赤ちゃんは???」と母。。。

えっ?まだ見てないんかい!(^-^;これこれ
私よりも更に早くに戻って来てるはずなのに。。。

どうやら、出産ラッシュで、モスラが産科病棟へ戻って来た事を家族へ知らせる余裕がなかったようだ。。。(^-^;
連日満員御礼の状態だったから仕方ないか。。。

慌てて母とダーリンはモスラとの御対面をしに新生児室へ。。。
ニコニコ顔で戻って来た二人とはうらはらに、私は相変わらず吐き気に見舞われていた。。。(^-^;

小さい(推定2000gちょっと)と思われていたモスラは、実は2488gもあり、保育器にも入らなくてもいい位元気な赤ちゃんだった。(*^▽^*)
思ったよりもずぅっとお顔がプクプクで、私達は嬉しい悲鳴を上げていた。。。

看護婦さんたちが、術後の様子を見にチョコチョコ来てくれた。。。
吐き気はまだ続いていたので、もしおさまらないようだったら、吐き気止めを点滴内に注入してくれるらしい。。。

私は割と麻酔が効きやすい方で、下半身麻酔にも関らず、まだ首から下が思うように動かない。
吐き気が来ても、体を起こすどころか、顔を横にして吐くのがやっとだった。。。
吐く度に、ダーリンにティッシュで拭いてもらった。。。
もし、誰も家族がいなかったら吐くのも大変だったろうな。。。(^-^;
ナースコールさえ押せないんだから。。。
想像すると恐ろしい。。。(笑)

夕方になっても吐き気はおさまらなかったので、吐き気止めを入れてもらい、やっと落ち着く。。。
体はまだしびれたままだった。。。一体いつまで麻痺してることやら。。。(^-^;
でも、お陰で術後の痛みは少なくて済んだようだ。。。

面会時間も終わりに近づいた頃、看護婦さんに頼んで、モスラをちょっとだけ病室に連れて来てもらった。。。
ベビー服(と言うより、柔道着)を来たモスラは、オペ室で見た時よりも、更にかわいくなっていた。(笑)

夜中になって、やっと少しずつ麻酔が覚めて来たようだ。。。
子宮がドンドン収縮して行くのがよくわかる。。。
でも、痛いというよりは、モスラの胎動に似ていて、なぜか懐かしい感じがした。
看護婦さんに痛かったら痛み止めを追加するわよと言われても、この胎動に似た痛み(?)
を失くしたくなくてガマンした。(笑)
まぁ、ガマンできる程度だったし。。。

切腹後は、30分から1時間くらいに一度の割合で、看護婦さんが様子を見に来てくれた。
それは夜中も夜通しずっとだった。
「痛くないですか?」って聞かれても「それよりも眠いです」と答える私に、看護婦さんたちは
驚いていた。。。だって、マジ眠かったんだよぉ。。。(笑)

痛みよりも眠い方が先って患者はかなり珍しかったようだ。。。
こうして、眠いのに、眠れぬ(眠らせてもらえぬ?)夜を過ごしたピグ♪であった。。。(笑)