| マタニティスイミング目次へ|
|
基本と注意 | Q&A(妊婦) | Q&A(staff)| 参考図書・文献| 業績・仕事|


 マタニティスイミング〜Q&A 
 ここでは、マタニティスイミングに関する疑問に対して、Q&A方式でお答えします。項目は徐々に増やしていきます。
 こんなことも掲載してほしいというご要望などはメールにてご連絡下さい。
運動量はどのくらい?
泳法について
水着はどうしたらいいの?
自分で近所のプールに行ってもいい?
マタニティコースを探すには?

注:このページの情報は無断で転載することを禁じます。



 運動量はどのくらい?

 スクールによって違っていると思いますので、ご自分の体力にあった、無理なく参加できる運動量のスクールを選ぶのが一番。そのためには、一度見学に行って、スタッフや、できれば参加している妊婦さんにお話を聞くといいと思います。

 元々水泳をやっていたとか、妊娠前から定期的な運動習慣があった方と、ふだんはあまり運動をしていなかった方とでは、やはり疲労度も満足度も違います。運動習慣がある方は、実際のスクールを見れば見当がつくと思いますし、参加してからも、自分のペースをコントロールできると思いますので、「妊娠前よりも少し運動量を減らして、やや楽にできる」という感じにしていただければと思います。

 迷うのは運動習慣がなかった方ですよね。妊娠中の運動は、“トレーニング”ではありませんので、ひどく息切れがしたり、疲労困ぱいしてしまう程の運動はよくありません。スイミングの場合、泳ぐ時間として正味30〜45分として、全部で300m前後、最大でも500m程度がいいのではと思います。ただし、その日によって体調も違いますので、「疲れたら歩いたり休んだりしてもいいから自分のペースで」というコンセプトで指導しているところがお薦めです。ちなみに私たちのところでは、久しぶりに運動したとおっしゃる新入会の方の場合、200m程度でも初回は「けっこう疲れた」とおっしゃいます。しかし3〜4回参加するうちに、それがいつのまにか「心地よい疲労感」となっていくようです。この「心地よい疲労感」という程度が、一番いいのです。


top

 泳法について

 水泳の4つの泳法のうち、妊娠中にやってはいけない泳ぎというのはありません。ただし平泳ぎは、足がうまく返らないと、水を押す抵抗が足にかからず、その状態で勢いよく脚を伸ばすと、股関節や恥骨に衝撃が伝わって痛みを生じる可能性があるため、注意が必要だと言われています。ゆっくりと足の裏で水を押すように泳ぐことが大切です。

 背泳ぎは、お腹が大きくなると、お腹を水上に出して泳ぐことはできないので、その分腰が沈んでいい姿勢になりません。ただ、禁止する理由は何もありませんから、背泳ぎで泳いでも大丈夫です。

 多くのスクールは、クロールからバタフライへと指導を進めているようです。これは、クロールが水泳の基本と言われていることに加えて、バタフライが妊娠中の不快症状の改善にいい効果をもたらす可能性がある泳法だからです。バタフライは、“腰で泳ぐ”泳法です。これが、妊婦さん特有の腰痛の改善に効くことがあるのです。“絶対に腰痛が治る”とは言えないのですが、特に腰に疲れがきていて重苦しく痛む、という感じの腰痛には効果があるようです。それから、バタフライはプロに教えてもらわないとなかなか身につかない泳ぎですし、且つダイナミックですから泳げるとカッコいい。将来、お子様を連れてプールに行った時、ママがバタフライで泳いだら、カッコいいでしょ?だから、マタニティスイミングで、ついでに教えてもらっちゃう、というのはいかがでしょう?


top

 水着はどうしたらいいの?

 妊婦さん用の水着は、たいていデパートなどのマタニティ用品売り場や赤ちゃん本舗などで取扱っているようです。また、スポーツクラブの中には、フロントや付属のショップで販売しているところもありますので、問い合わせてみましょう。

 よく伸びる素材であれば、1サイズ大きめの水着を使えば、臨月まで着用できます(太り方にもよりますけどね(^^;;)。

 スポーツクラブに入会するなら、ビキニは避けましょう。たいてい禁止されています。また、元々かなりハイレグの水着だと、お腹が大きくなるにつれて、さらにハイレグ度が増すので、注意しましょう。...なんだか笑い話みたいですけど、大事なことでしょ?(^^ゞ


top

 自分で近所のプールに行ってもいい?

 「近所に区営・市営などの一般公開のプールがあるので、そこに行って水中ウォーキングなど軽い運動をしてもいいですか?」という質問をいただくことがあります。

 まず、プール側(民間も公営も)が、妊婦さんがお入りになること自体を受け入れてくれるかどうかが問題ですね。「妊婦さんは入場できない」と言われる場合が多いのではないでしょうか。ま、何かあったら..という心配があるのでしょうね。もし、「自分の責任で入るならOKですよ」と言ってくれる所であれば、プールに行くこと自体をダメとは言えませんね。

 ただ、私は個人的にはあまりおすすめしません。
 自分で近隣のプールで、となると、その時にプールに入って運動してもいい健康状態かどうかや、適度な運動量などは、自分で判断・コントロールしなければなりません。何かあった時に助産婦などがいないので十分な対処ができない可能性があること、他の入場者とぶつかったり、蹴られたりする危険性、水温や室温が適度でないかもしれない、...等々のことも心配です。そういうことも含んで「自分の責任で大丈夫」とおっしゃるのであれば、無茶をしないように、“ちょうど心地よい”という程度に楽しんで下さい。


top

 マタニティコースを探すには?

  近所や通える範囲にマタニティスクールをやっているところはあるでしょうか?というご質問もよくあります。新聞の折り込みチラシが入ったりすれば知ることもできますが、そうでない場合に、スクールを探す方法をいくつかご紹介しましょう。

 まずは、このホームページのクラブ情報のページから探してみて下さい。このページには、現在知りうる限りの情報を掲載しています(まだ未確認情報も多いのでご注意下さい)。

 また、マタニティ雑誌に特集が組まれることがあるので、それをチェック。特に夏に向かう季節に特集で掲載される場合が多いようです。雑誌の別冊の“妊娠百科”のような冊子にも、実施クラブの一覧が載っていることがあります(参考図書・文献のページでも一部ご紹介しています)。

 保健所や病院の母親学級でいっしょになった妊婦さん達に聞いてみる。案外「私、通ってるのよ!」とおっしゃる妊婦さんが見つかるかも。

 担当医に直接聞いてみるのも手。病院の外来の看護婦や助産婦にも気軽に聞いてみましょう。案外知っているかもしれません。


top


助産師 鈴木泰子
メールはこちらへ! maternityswim@mac.com
 
注:このページの情報は無断で転載することを禁じます。

| マタニティスイミング目次へ|
|
基本と注意 | Q&A(妊婦) | Q&A(staff)| 参考図書・文献| 業績・仕事|