無農薬の米つくり〜ミルキークイーンの栽培の概要

♪緑肥鋤込みによって化学肥料も有機質肥料も使わない無農薬有機栽培を目指しています♪

無農薬栽培の最大の問題は田んぼに生える草をどうするかということだと思います。はじめに抑草からご紹介します。

[抑草] 田の草対策としては何もしない無農薬栽培をすべての田んぼで目指しています

  ※基本は土つくりです。そして次の3つの効果で田んぼに草を生やさないようにします。「夢の米つくり」です。
  1. 土つくりによって田んぼの水が濁り続ける効果
  2. 土つくりと稲の肥料を目的に栽培する緑肥作物の鋤込みによる緑肥の抑草効果
  3. 田んぼにたくさん水を張り続ける深水の効果

すべての田んぼで無農薬栽培を目指しますが栽培途中で田んぼに草が生えてしまった田んぼには「除草剤」を散布します。草が生えてしまった田んぼは未熟な田んぼで土つくりが不十分ということですからさらに土つくりに努力します。

  1の田んぼの水が濁り続ける効果

濁りのイメージ 代掻き後、田んぼの水が濁って田面へ光が当たらなければ草が生えるのを防ぐことができます。濁りが続いて1ヶ月程度抑草できれば除草剤を使わなくともお米がつくれます。

田んぼの水の濁りは土つくりのバロメーターです
  代掻き直後から濁り続ける原因は菌類の活動のためだと思います(菌類を見たことはありませんが・・・最近は少し老眼になってきた?)。「土つくり」をおこなうことによって可能になる生きている田んぼと言えるでしょう。
  代掻き後、田んぼの水が澄んで田面が見えるようでは土つくりはまだまだということです。「未熟な田んぼ」と言えるでしょう。

    濁りの様子を2007年に栽培した1枚の田んぼ【ar】でご紹介します

5/12に代掻きをおこない、翌日の5/13に稲を1株植えてみました。右の写真は代掻きから2日目の5/14に撮ったものです。
5/12代掻き代掻き後2日目の田んぼ

左の写真は代掻きから2日目の5/14に撮影。右の写真は代掻きから3日目の5/15に撮影したものです。いずれも水中部分の稲は水の濁りで見えませんね。
代掻き後2日目の田んぼ代掻きから3日目

この田んぼ【ar】は5/17に田植えをしました。
田植え田植え
その後の【ar】田んぼの様子です(★印)
    (【**】は田んぼの略称です)

★【ar】2007/05/23撮影(5/17田植えから6日目)
田んぼ
田んぼ

★【ar】2007/05/25撮影(5/17田植えから8日目)雨降り
田んぼ
田んぼ

★【ar】2007/06/03撮影(5/17田植えから17日目)
田んぼ
田んぼ

★【ar】2007/06/16撮影(5/17田植えから32日目)
田んぼ
田んぼ

★【ar】2007/07/16撮影 (田植えから約2ヶ月経ちますが田の草は全く生えていません)
田んぼ

草が生える田んぼは未熟な田んぼ

田んぼの土ができていない未熟な田んぼでも「絶対に農薬(除草剤)は使わない、何が何でも無農薬」ということであればアイガモ、米糠散布、有機質肥料の散布、機械除草、紙マルチ、布マルチなどの栽培をおこなう必要があると思います。私は「何が何でも無農薬」ということでなく、米つくり本来の土つくりによって「田の草対策としては何もしない無農薬栽培(=夢の米つくり)」をすべての田んぼで目指しています。

アイガモ、米糠散布、有機質肥料の散布、機械除草、紙マルチ、布マルチなどの無農薬栽培に魅力を感じません。「何かをしなければならない田の草対策」では「夢の米つくり」にはなりません。

(紙マルチや布マルチは抑草技術とは思っていません。マルチを敷けば草が生えないのは当たり前です。)

あぜみちの米つくり

無農薬の米つくり〜その1:「米つくりは土つくり、苗半作」の土つくりです

「有機とは土をつくること」だと思っています。土つくりには粗大有機質は欠かせません。

「土つくり」について詳しくご紹介

無農薬の米つくり〜その2:「米つくりは土つくり、苗半作」の苗つくりです

♪健苗化と省力化の究極を目指したポット育苗です

育苗全般にわたり「無農薬」です

種籾の消毒は温湯消毒の無農薬消毒で、育苗に使う土はポット育苗に適している土を購入しています。
種籾の温湯消毒土土
土は高温殺菌されていますが殺菌されていなくとも田んぼで出芽させていますので病気は出ないと思います。肥料(たぶん化学肥料)が入っていますがこの肥料分ではポット育苗には何の足しにもなりません。ポットの土は無肥料で何の問題もないです。育苗の肥料は田んぼに菜種油粕を散布しています。出芽したときには根は田んぼの土に伸びています。
育苗箱の設置育苗田んぼに菜種油粕散布育苗田んぼに菜種油粕散布

ポット栽培を始めた頃は山土(赤土)をダンプで購入して篩いにかけ、肥料は入れないで使っていました。ある年購入した山土のペーハーが高く(アルカリ性)て育苗に適さないことがありました。それ以後、育苗土は現在使っているものを購入しています。

全く植え困りのない土付き苗のポット苗ですが、甘やかさないで丈夫な苗つくりを心掛けています。

無農薬でも強く丈夫な苗になるようにできるだけ自然環境での育苗に心掛けています。
3月のハウス育苗は無被覆出芽、4月に田んぼでおこなう育苗は寒冷紗ベタ掛けだけの自然出芽です。いづれもNOシャワー潅水をおこなっています。

■ハウス育苗(3月下旬〜)
  左=無被覆、右=NOシャワー潅水です。
ハウス育苗NOシャワー潅水
ハウス育苗ハウス育苗

■田んぼで育苗(4月上旬〜)
  氷や霜の心配がある時期ですが自然環境の育苗を重視して寒冷紗のベタ掛け被覆です。潅水はNOシャワーです。
NOシャワー潅水出芽
寒冷紗田んぼ育苗
田んぼ育苗田んぼ育苗

■田植え苗
ポット苗

  無農薬ポット育苗について詳しくご紹介しています
ポット苗の特徴=ポット苗は本葉4.5〜5枚の土つき苗です。
塩水選
種籾温湯消毒=お風呂とボイラーを使ったお湯による種籾消毒です。
浸種、催芽=機械を使わずお風呂で催芽しています。
籾ふり
出芽=無被覆出芽、自然出芽、NOシャワー潅水のポット育苗は健苗育成、省力育苗です(オリジナル技術です)。出芽が終えればポット育苗の90%が終わったと言っても過言でないくらい重要です。

無農薬米つくり〜その3:代掻き、疎植で田植え、田んぼの稲・・・土つくりと苗つくりを活かして


あぜ(畦畔)の写真集

あぜ草刈りの様子は各年の米つくりのなかで詳しく紹介しています。

あぜみちの米つくり〜関連ページです

説明ページへのリンク 内容
土つくり 無農薬でお米をつくるために「生きた田んぼ」をつくります。
  • ほとんどの田んぼは暗渠排水が設備してあります。
  • 田んぼに緑肥作物を栽培して鋤込みをしています。緑肥の抑草効果に期待しています。
  • モミガラを堆肥にして田んぼに散布しています。
  • 栽培を終えた後の野菜や敷きワラ、露地なす栽培でバンカープランツとして育ったソルゴーなどに米糠やモミガラを加えて堆肥をつくり田んぼに散布しています。

土つくりは継続しておこなうことが大切です。これまでおこなってきた「マッシュルーム堆肥散布」「モミガラ散布」「緑肥鋤込み」の土つくりも紹介しています。

肥料
  • 鋤込んだ緑肥作物を稲の肥料としています。
  • 有機質肥料の「菜種油粕」を使っています。
成苗ポット苗の特徴 無農薬で何もしない抑草の米つくりをおこなうには強靱な苗が必要です。
本葉4.5〜5葉の成苗ポット育苗をおこなっています。ハイパワーなポット苗の特徴を説明しています。
育苗〜塩水選 充実した種籾の確保は1.13の比重選をおこなっています。
育苗〜種籾消毒 無農薬の種籾消毒です。60℃のお湯に10分間浸けておこなっています(温湯消毒)。
育苗〜浸種と催芽 浸種は種籾の発芽を揃えるために水に漬けて吸水させる作業です。
浸種が済んだら発芽作業をおこないます。
育苗〜籾ふり 籾ふりの様子です。
育苗〜出芽 丈夫な苗つくりを目指して「自然出芽」をおこなっています。潅水は「NOシャワー潅水」をおこなっています。

「自然出芽」も「NOシャワー潅水」もオリジナル技術です。

2007年からはハウス育苗もおこなっています。ハウス内の出芽ですが自然出芽の良いところを取り入れて無被覆出芽をおこなっています。

3月のハウス無被覆出芽や4月の自然出芽は「出芽=育苗」と言っても過言ではないほどポット育苗で最も神経を使います。

農薬 無農薬栽培を目指しています。農薬についての考え。
使用した農薬。コクゾウムシ。ほか。
安全・安心と環境 できる限る「よそから持ち込まない」ことだと思います。
おいしいお米を求めて 実際に栽培して実際に食べて品種を選定しています。
2008年栽培記 写真を中心に紹介していきます。
抑草
生きている田んぼ
田んぼと稲
このページに集約しました

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