琉球王国の雅楽のこと。首里城の宮廷音楽として演奏されていた中国伝来の音楽です。室内で座って合奏する音楽を「御座楽」と呼び、屋外で行列しつつ歩きながら合奏する音楽を「路次楽」(るじがく)と呼びました。御座楽は荘重で優雅な雅楽であり、路次楽もチャルメラや太鼓などによる荘厳な鼓吹楽(こすいがく)でした。
琉球王国(府)では、中国(明や清)から冊封使が来たとき、あるいは徳川将軍に謝恩使や慶賀使を送る「江戸上り」のとき、中国系の音楽を演奏しました。江戸城では15回の演奏記録が残っています。しかし、1872年に琉球藩、1879年に沖縄県となって琉球王国は消滅し、御座楽は演奏の場を失い時とともに忘れ去られてしまいました。
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