不破耕助の鑑察日誌

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首なしライダー 脚本 田子明弘 監督 佐藤東弥
1998.7.20 Up

STORY
 幼い頃両親を亡くし、父の友人小早川源三郎のもとで育った不破耕助。
 ある日、親友の赤間良と、いじめられっ子の薬師寺力を助けるため、2人で浅間神社に向かったが、鳥居に仕掛けられていたピアノ線により、良は首を切断され、耕助も重傷を負う。心臓・脳波が停止したその時、耕助の中のもう一つの人格「銀狼」が目覚めた。
 そして、良の敵をとるかのように、首なしライダーが容疑者の首を切断、殺害する事件が相次いだ。

 リアルタイムで見ていたときは、まだ光一君をそれほど好きではなかったので、なんとも思わなかったけど、今見ると、耕助のときの光ちゃんは本当にかわいい。特に1話の最初で学校に着いたときの冴子とのやりとり。「良は姉ちゃんと違って思いやりがあるだけだよー」、「だって姉ちゃんは姉ちゃんじゃん」と言いながら、冴子にボディーブロー(とまではいかないが・・・)をかます耕ちゃん。少しブカめの青いガクランに、ランドセルに見えるリュック、両手は力を入れて下ろしたままという姿で文句たれてるのが、「頼りない弟」そのもので、母性本能をくすぐられてしまう。見れば見るほど「こんな弟が欲しかった・・・」とつくづく思ってしまいます。

 こんな耕助を冴子がかまうのも無理はない。良が死んで落ち込んでいる耕助に、冴子が後ろから抱きついて「元気出してよー・・・」と慰めるシーンがあったが、普通弟に対して、あんな態度をとる姉はいないだろう。少なくとも、うちの弟に対して私は絶対にあんなことはしないが、相手が耕ちゃんだったら私も一度はやってみたいもんです。

 この後、銀狼になって、首なしライダーの謎を解いていくわけですが、耕助の「かわいい」に対比させて、銀狼は「クール&タカビー」。冴子に向かって「馴れ馴れしくするな、どうなるか知らないぜ」などとカッコつけてますが、まだまだムリが見えますな。立ち回りも見ちゃいらんないし。でも、白いライダースーツ姿は、結構よかったっす。

 このカッコつけの銀狼よりもカッコよかったのが、2話のラスト近くの耕助のシーン。「もう遅い・・・、遅いんだー!」とナイフを向ける良の父親から、弟を守ろうとする冴子。そんな姉の肩を抱いてそっと横にやり、逆に自分が前に立ち、冴子をかばう耕ちゃんがめちゃくちゃカッコイイ!銀狼みたいに「力いっぱいのカッコつけ」より、「等身大のカッコつけ」の耕助を光一君自身が自然に演技できててVery Good!光一ファンにとっては、「首なしライダー」一番のお勧めシーンです。


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