CinemaX
(試行錯誤中)
第1回:アザーズ
第2回:スパイダーマン
第3回:サウンド・オブ・サイレンス
第4回:アイス・エイジ
第5回:ウインドトーカーズ
第6回:トータルフィアーズ
第7回:オースティン・パワーズ
ゴールドメンバー
第8回:明日があるさTHE MOVIE
第9回:猟奇的な彼女
第10回:キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
第11回:デアデビル
第12回:X−MEN2
第13回:踊る大捜査線 THE MOVIE 2
第14回:座頭市
第15回:ファインディング・ニモ
第16回:ラストサムライ
第17回:殺人の追憶
第18回:CASSHERN
第19回:パッション
第20回:キューティーハニー
the Others
アレハンドロ・アメナーバル監督作品
主演:ニコール・キッドマン
(公式サイトはこちら)
(計測時間105分)
「ぬるいホラー」
出だしは今流行りの不思議ちゃんスタート
30分経過後にやっとこさ
少しだけ話が分かってきた
でも、話にはまだ引き込まれない
50分経過後あたりに一番目のヤマ
ちょっと目が覚める
(※1)ターン1までの評価「C」
途中、新キャラが出てくる
このキャラはややこしいので
この程度の絡みならいらないと思った
(アルマゲドンのロシア人と同じ)
その後、話が呑み込めない状態が続く
途中はだらだらと展開
何か秘密が隠されているんだろうけど
これだけだらだらしてると疲れる
ターン2までの評価「C」
1時間50分経過、いよいよクライマックス
展開が早くなり眠気も吹っ飛ぶ
赤木圭一郎の出てた番組(?)を思い出す
生ぬるいホラーだった意味も納得できる
だって…≒※◎▼□∞£∀だしね
ちょっと説明くさくなるのがいかん
トム・クルーズ(製作)で絡んでいるからか
ミッションインポッシブルをホーフツ
とりあえず「こっち」のほうが面白い
変な話だけどいい終わり方
ドイツ軍とイギリス軍の話とか
小さな伏線も隠されているようだ
(善悪の話とか、ね)
最後のニコール・キッドマンのセリフが
妙に重みがあって
僕は不覚にも涙ぐんでしまったでも、訳あってどうしても作品が弱くなるのだ
ということで…
最終評価「A寄りB」
…映画館へ急げ
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年4月29日
劇場:ワーナーマイカル板橋
観客数:140人程度か(ほぼ満席)
(※2)感涙観客数:皆無に近い
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
SPIDER‐MAN
サム・ライミ監督作品
主演:トビー・マグワイア
(公式サイトはこちら)
(計測時間115分)
「ひとこと、大袈裟」
話は至って簡単
スパイダーマンという予備知識があれば
15分で感情移入が完了する
僕の頭の中に
サイダーハウス・ルールで築き上げられた
トビー・マグワイア像が崩れていく…
35分頃、最初のスパイダーマン(?)登場
このへんの「前菜」がよいのよねえ
ターン1までの評価「B」
65分頃からアクションが段々派手になる
すげーや、これ
絶対劇場で観なきゃだめだ
もっとデカいところで観なおすかも…
これじゃマトリックスじゃねーか!
え?ロボコップ?
ひゃっほー!
75分頃のキスシーンはちょっとエッチ
キルスティン・ダンストは19歳ながら
既に年齢不詳の雰囲気を出している
スラブ系?絶世の美女って感じじゃないけど
変な魅力がある
この女優は化ける、絶対に
ターン2までの評価「A」
95分頃、スパイダーマンに単純かつ
最大の葛藤が襲う!
とっても分かりやすくてGOOD!
ウィレム・デフォーって役者は
ウエスト(缶コーヒー)をニヤけて回してた頃の
シュワルツェネッガーに似てる
転じてグリーン・ゴブリンもどこか変
猪八戒の筋斗雲みたいのに乗るし
敵も味方も完全無欠じゃないのが
この作品の大きな特徴かもね
スパイダーマンには飛び道具がないからねえ
(本人は飛びまくるが)
ターン3までの評価「A」
115分頃、またもや重篤な葛藤が!
実体を明かせない主人公
そして、続編の含みを残して終わる
…続編あっても観にいかんぞ
ちなみに、この作品は当初
世界貿易センタービルに蜘蛛の巣を張った
ポスターが製作され、9.11テロ直後
慌てて回収されたのは有名
編集したのか、作品中には
件のビルが登場しない…と思いきや
チラッと画面の端にそれらしきビルが…
スパイダーマンが飛びまわるシーン
具体的には70分ごろ、確認してみよ
個人的には堂々と出してもよかったと
思うんだけどな…もし、編集したのなら
小さい子供にNYにこんな綺麗なビルが
あったんだよって
一種のモニュメントみたいな感じで
てなわけで
総合評価「条件付きA」
フツーに観れば、文句なく面白い
頭をカラッポに出来る
ただし、新鮮さからいえば
ロボコップとマトリックスが邪魔して…
劇場へ急げ!(なるべくスクリーンの大きなところで)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年5月12日
劇場:志木ららぽーとシネマ
観客数:60人程度か(ほぼ満席)
(※)感涙観客数:2〜3
ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
―注意―
スパイダーマンと同じく5月11日
M・フリーマン主演「スパイダー」も封切り
名前が似ているから御注意を
(間違えるわけないか)
M・フリーマンが飛んだり跳ねたりすれば
それはそれで話題を呼びそうだが…
ちなみに、公式サイトはこちら
DON'T SAY A WORD
ゲイリー・フレダー監督作品
主演:マイケル・ダグラス、ショーン・ビーン
(公式サイトはこちら)
(計測時間100分)
「半端な面白さ」
原題「DON'T SAY A WORD」
邦題にあざとさを感じる作品
CMのあの不思議な歌ばかりが一人歩きしてるけど
(ヒアリング能力ないから何て言ってるか分からないが)
歌、殆ど関係ないじゃんか!
「GIRL,INTERRUPTED」も邦題があざとかった
「17歳のカルテ」(映画はよかった)
17歳少年の犯罪に便乗してた
最近は原題カタカナ化邦題ばかり目立つけど
(日本人の思考回路は停止しているのだろうか)
原題と全く違うタイトルをつけるんなら
「史上最大の作戦」(The longest day)
こういうのを考えて欲しいな
(名付け親は水野晴郎ではなかったか)
とまあ、前振りはこのへんで
話の作りはパズルのピースを組み立てる感じ
そんな感じで解説スタート
冒頭はアクションシーンが続く
小気味いい場面転換は最後まで続く
これがこの作品の最大(&唯一?)の武器
15分頃、エリザベス(例の女性)登場
精神病(を装ってるかもしれない)のエリザベスと
彼女から数字を聞き出さなければならない
状況になった精神科医ネイサン中心に話が展開
20分頃、最初のパズルのピース(老女)登場
35分頃、話の大まかな流れを掴む
ターン1までの評価「B」
この作品、最初から最後まで画面は暗め
古きよきアメリカ映画って感じに加えて
「何かあるんじゃないか、あるんじゃないか」
という恐怖感のような期待感のような
展開が続く…これはうまい
60分頃、エリザベスに少しづつ異変が…
ターン2までの評価「B」
35分頃、今までの話の中に
2つめのピースが埋もれていたことが分かる
80分頃、最初のピースが本編に繋がる
85分頃、主要な登場人物全てに接点が生まれる
やがて、終わりそうで終わらないクライマックスへ…
ターン3までの評価「B」
この作品を見終わって
何か物足りなさを感じることに気付くはず
誰に感情移入をしていいのか分からないのだ
まるで「海の上のピアニスト」現象
ピアニストに感情移入するのか
はたまたトランペッターに入れ込んだらいいのか
迷った御貴兄も多かろう
人物設定に甘さが残っているのかもしれない
人物もさることながら
全体的な設定も中途半端な感じが残る
例えば、病気のこととか
いろいろ挙げたらきりがない
「あーなるほどね」って解決方法じゃないのだ
まるで「HERO」を見ているようだ
でも、技術はそれを補って余りある
最後まで飽きないのは
場面の展開と、構成がいいから
シーンの繋ぎ方、これは勉強になると思う
総合評価「B」
中途半端な人物、動機、設定でも
構成で飽きさせない作品
小さな身体でも筋肉で強く這い上がった
千代の富士風作品
(千代…だと大袈裟なので、益荒雄で)
この手の作品にありがちな
無茶苦茶なヒネリとかがなかったのは大好感
(ミッションインポッシブルは最悪)
全体的にもっと評価されるべき作品だろうけど
邦題のあざとさで減点評価
キャストも顔が似ている人が多いし
一度ご覧あれ(レンタルでもいいと思う…)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年5月31日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:120人程度か(3分の2埋まる)
(※)感涙観客数:2〜3
ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
裏ひとこと→これはマーキュリーライジングだ
ICE AGE
クリス・ウェッジ監督作品
主演:レイ・ロマーノ、ジョン・レグイザモ
(公式サイトはこちら)
(計測時間82分)
「暗闇があるから太陽が映える」
シンセサイザーに中国系音楽
キシリトールにミント系フレーバー
が合うといわれていたように
CGには「寒さ」がよく合う
トイレが近くなりそうな作品
では、みてみよう
導入部は至って簡潔
FOX作品の上映前に流れていた
あの映像そのままだ
CGでしか描けないスピード感たっぷり
テンポがいい
15分頃、最初の「アクション」
20分頃、人物たちの「目的」が明らかに
この設定も単純明快誰
ここで話にググッと引き込まれるはず
ターン1までの評価「A」
30分頃、45分頃
分かりやすい派手なアクション
娯楽性が高い作品だ
50分頃、話の全貌が分かる
少しマンモスの動機が単純かも
55分頃、マンモス、サーベルタイガー
ナマケモノ、ガキが結束し一つの「群れ」に
この心変わりの表現も分かりやすい
ターン2までの評価「A」
70分頃、クライマックス前「別れ」
明るすぎた話がかえって涙を誘う
「暗闇があるから太陽が映える」
75分頃、意外にあっさりしたエンディング
結局は、めでたしめでたし
(バック・トゥ・ザ・フューチャーV的)
さらにエンディングが…
(このキャラは本編とは殆ど関係ないのが凄い)
冒頭のリフレイン
劇中のあちこちで漂うこの「あほテイスト」もいい
この作品での「笑い」は日本人にもウケるはず
ターン3までの評価「A」
ということで…
総合評価「A」
ストーリーは総じて子供向き
多分、小さい子供にとっては
かえって字幕吹き替えなしのほうが
楽しめるんじゃないかと思った
それぐらい単純明快、「貫通行動」も成立
「死」を直接的に表現する部分がない
あくまで間接的、でもいやらしさがない
マンモスのガキに対する愛情に関しても
間接的に表現(一種のモンタージュ)
一見、簡単そうだがここは苦労したはずだ
大人が勝手に解釈した宮沢賢治童話と違い
これは完全に子供向けのストーリー
もちろん、大人も楽しめる
場内がこれほど分かりやすく笑いと
涙に包まれたのはあまり見たことがない
意外にも主人公はサーベルタイガーかもしれない
彼が最も強い葛藤を背負って話に絡む
マンモスはそれが少し弱い
ナマケモノは何も抱えていない
もちろん、ガキも…
ちなみに吹き替え版は
太田光(爆笑問題)、山寺宏一、竹中直人…
せっかく声優という「プロ」がいるのだから
山寺氏はともかく、俳優やらお笑いやら
話題だけで選ぶのはほんとにやめにしてほしい
だから、このテの吹き替え版は絶対見ない
あともう1つ、続編は絶対出さないで欲しい
これはこれで完結しておかないと作品が腐る
大人も子供も、必見!
(程よい長さなのもいいよ!)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年7月18日
劇場:イイノホール(試写)
観客数:700人(満席)
(※)感涙観客数:少なくとも半数以上
ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
WIND TALKERS
ジョン・ウー監督作品
主演:ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ
(公式サイトはこちら)
(計測時間132分)
「もやもや」
監督たるもの、一度は戦争映画を撮りたくなるのだろうか
最初から食傷気味の雰囲気
題材は面白いんだけど、歴史的下地がねえ…
では、みてみよう
冒頭部は広大なアメリカ大陸のシーンから
ウインドトーカーズというのは
日本語訳にすると「暗号兵」
第二次大戦中に実際にあった
アメリカの原住民、ナバホを暗号兵として起用した話
これだけで興味をそそる
…素材はいいんだけどね
それにしてもタイトルそのまま邦題は分かりずらい
最近の洋画のタイトルは特に安直すぎ
007の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」は
意味は分からんし、舌噛みそうになるし…
ウインドトーカーズ、邦題は「暗号兵あらわる!」
東映調の毛筆殴り書きでどうだろう?
10分ほどして戦闘シーン
南方で日本軍との戦い
不運が重なってリーダーを命じられた
ニコラス・ケイジは仲間を守りきれずに…
ここにこの主人公の動機だの性格だの
「刷り込み」が完了する
スタートは素晴らしい
20分頃、ナースとの恋愛が始まる
このキャラはいてもいなくてもいい
アルマゲドンのリブ・タイラーみたいな感じ
ターン1までの評価「B」
やがて、主人公は任務を命じられて戦地に戻る
任務は簡単…実際に見てみれ
この任務が出たときに
「ああ、こうなって、こうなって、これが、こうなるんだな」
と先が読めてしまう
よく言えば、貫通行動が完成
悪く言えば、話が単純
僕は前者だと評価したい
50分頃まで、戦闘シーンが続く
鳥瞰の画面が多いからちょっと新鮮
でも、迫力はあるような、ないような
ゼロ戦もヘルキャットもCG?
…予算少ないのかな?
55分、指輪のエピソード
主役級の4人の心の動きと
この辺の伏線のばら撒き方は見事
でも…
ターン2までの評価「B」
70分頃と90分頃に陳腐なシーンが…
ある意味、この映画で必見の場面だ
ニコラス・ケイジのパチンコ台のCMの
ノウハウがギュッと詰まって…
100分頃、別れ…予想できたんだけどね
伏線の撒きかたは巧妙
で、クライマックスへ
下積みなしの悲しいシーン
ここで泣いちゃだめだ!(後述)
ターン3までの評価「C」
ということは…
総合評価「C」
伏線とか、人物の心の動きは巧妙なんだけどね
問題点をあげると…
1.日本人が見ると違和感のある場面が多い
太った日本兵や東南アジアと
ミックスされたような変な街
神社に変な仏像が置いてあったり
観客がリアリティに首を傾げた時点で負け
2.日本人にはどうしても感情移入しにくい設定
作品はサイパン島の戦いの終盤で終わる
そう「バンザイクリフ」の手前なのだ
たった数人のアメリカ人の命を感動的に
描いているものの
その裏で民間人を含め3万人の
日本人が死んでいったを考えると
とてもとても感情移入できない
できるはずねーだろ!
戦争はこりごりだというメッセージも弱い
パールハーバーを日本で劇場公開したとき
「感動しました」「涙が止まりませんでした」
なんか答えている人々を見て
どういう神経してるんだろと思った
同じような客集めのCM作ったら許さんぞ!
作品は、友情の話を前面に押し出していて
最後はあちこちで鼻をすする音がした
でも、敢えて言いたい
「泣きたいのなら、他の映画を見ろ!」
前で泣いている人の頭を叩きたくなった
大川周明(?)みたいに
戦争はいけないことだけど
知らないことこそ最大の悪
でも、この映画をきっかけでサイパン玉砕や
戦争のむごさをあらためて問い直すきっかけになれば
作品としての存在価値はあると思う
ハリウッドすべて良しという
妄想は払拭すべき…映画に対する目は
もっともっと肥えないといけない
途中の陳腐なシーンは必見級
戦闘シーンはこれまでとは少し視点が違うから
それなりに新鮮(でも僕は感情移入できないが)
さあ、劇場へ!(8月下旬公開予定)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年7月23日
劇場:なかのZERO(試写)
観客数:1200人(ほぼ満席)
(※)感涙観客数:1割程度か
ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
THE SUM ALL FEARS
フィル・アルデン・ロビンソン監督作品
主演:ベン・アフレック、モーガン・フリーマン
(公式サイトはこちら)
(計測時間124分)
「木星のような」
トム・クランシー原作
では、見てみよう
10分頃、「核ミサイル」のエピソード
「ああ、あるかもな」と思わせる設定で
観客を引き込む
20分頃、悪人達が登場
…でもね、話に絡む人が多すぎるのよ
ターン1までの評価「B」
やがベン・アフレック(ジャック・ライアン)や
洋風いかりや長介のモーガンフリーマンなど
主要な人物が登場
…これもね、話に絡む人が多すぎるのよ
そんでもって
核ミサイルを巡ってさまざまな動きをする人々
…これもね、ややこしいのよ
60分頃、主役が何をやるべきか分かる
…このタイミングは遅いかも
70分頃、ボルチモアでドカーン
映像、音声はかなり迫力アリ
でも、CGが主流のご時世、どこが実写で
どこに手を加えられているのかが分からない
結局、迫力ある映像を持ちながら
リアル感に欠けてしまう作品も多いね、最近
犯人探しに入る
アメリカVSロシアの構図は
冷戦時代のアメリカVSソ連の時代に比べ
遥かに緊張感に欠ける
今、この対立をリアルに扱えるのは
朝鮮半島ぐらいのものか
連絡が直接とれない状態で
お互い相手の動きを探り合うのは
「クリムゾン・タイド」ばり
ちょっと強さに欠けるけど
ターン2までの評価「B」
犯人探しがさらにエスカレート
でも…ここでまた現代社会の「功罪」が浮き彫り
「よし××(←犯人)のパソコン内に侵入成功!」
あのね…パソコンは「飛び道具」なのよ
使い方次第で何でもアリになっちゃうから
見ている側はしらけてしまうんだよ
チャット…ネットでの情報収集…ハッキング
これをやりすぎると作品をぶち壊しかねない
設定や作り方はデジタルが主流だけど
見ている側は案外アナログを求めているしね
(プルガサリのアナログぶりは最高だった)
ターン3までの評価「C」
…としたいとこだけど
ライアンが意外な行動に出る
この「小どんでん返し」がなければ
すごく美味い味噌を使った
ダシのない味噌汁になるとこだった
そこで…
総合評価「B」
やっぱり登場人物が多すぎた
多分、原作に振り回されすぎたのではないか
実話や原作モノは往々にして
ストーリーが振り回されることが多い
2、3度見て、味がわかるビールのようだ
少なくとも、冷戦時代とか
時期が時期なら大作の可能性もあった
太陽になれなかった木星のような映画だ
ともあれ、音楽はいい
数々の映画音楽を手がけたジェリー・ゴールドスミス
…猿の惑星、スタートレック、エイリアン、オーメン
ランボー、ハムナプトラ、L.A.コンフィデンシャルetc...
大御所、ジョン・ウィリアムズとはまた違った
フィールドで活躍する作曲家だ
迫力のある映像、映画音楽を楽しむなら劇場へ!
そうでなければ数年後の日曜洋画劇場公開を待て!
(日曜…っぽい作品だと思うのだけど)
(8月10公開)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年7月30日
劇場:安田生命ホール(試写)
観客数:400人?(満席)
(※)感涙観客数:皆無
ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
マイク・マイヤーズ制作・脚本
ジェイ・ローチ監督
主演:マイク・マイヤーズ、マイケル・ケイン
(公式サイトはこちら)
(計測時間95分)
オースティン・パワーズの3作目
うっかり掴まされた「東劇オンリー」の
前売券を消化するため
「ロード・トゥ・パーディション」の試写会を
捨てて観にいってしまった
この選択は正しかったか否か、観てみよう
「スタート・ダッシュ」
この作品はとにかく最初の10分を見ないと
「全く」意味がない
このシリーズは1作目で話が完結しているから
2作目のデラックスからは話が破綻している
だから、ストーリーをまともに考えると
夜も眠れなくなる、無視すべし
とにかく、最初の10分は絶対に見逃すな!
ターン1までの評価「A」
さて、今回はマイク・マイヤーズの1人4役
もうこれは勝手にしてくれって感じ
3役目ののファット・アグリーからは
すでに破綻しているわけだから
まともに考えると眠れなくなる
ターン2までの評価「判定不能」
…どこで区切ればいいのか分からない
それにしても、噂の大物が沢山登場する
トム・クルーズの出演情報は既に解禁
されているようだけど
それだけじゃすまない
オスカー像何本持ってるのって感じ
この部分だけは必見
渋いマイケル・ケインを無駄な役に
使っているのも凄いと思う
ひどい、ひどすぎる
日本やオランダ、ベルギー(?)に対して
ムチャクチャな偏見があるけど
もうこれもどうでもいい
勝手にやってくれって感じ
(全て、あくまでいい意味で)
このシリーズ、記憶が正しければ
1作目は松竹、2作目は東宝系の劇場で公開
3作目は…松竹に戻っているんだけど
何か意味があるんだろうか?
実は作品中、東宝の稼ぎ頭、ゴジラが登場する
市民A「あれは、ゴジラだ」
市民B「いや、著作権を取ってないからゴジラじゃない」
…もうメチャクチャなのだ
「唯一の汚点」
いや、汚点といえば汚点だらけなのだけど
ひどすぎるのが「字幕監修」
ロンブーの敦の名前を使っているのだが
なんの意味があるのだろうか?
途中、中途半端な関西風の字幕が
登場するが、これはひどい
作品を面白いからといって
字幕を面白くする必要はない
(しかも、面白くなってない)
甘いアイスクリームに砂糖をかけるようなもの
字幕はあくまで淡々としていればいいのだ
ちょっと売れているお笑い芸人を使って面白くなると
思ったのだろうか?
だから松竹の映画はつまらなくなるのか?
本気なら木村祐一を起用すればいい(?)
でなければ、普通に訳せ、このやろう!(怒)
最終評価「B」
アホさ加減は必見級なのだけど
1作目に比べてB級映画の匂いがしない
野性味がなくなった感じがする
このシリーズのウリであった
シャガデリックな色彩も薄れてしまった感アリ
ケタ外れの映画のようで
実は普通の映画なのだよ、うん
最後の部分も見逃さないでネ
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日時:平成14年9月18日
劇場:東劇
観客数:40人程度(ガラガラ)
(※2)感涙観客数:測定不能
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
岩本仁志監督作品
主演:浜田雅功・柳葉敏郎・中村嘉葎雄
(公式サイトはこちら)
(計測時間110分)
テレビのあのドラマの映画版
モチーフはストーカーっぽい際どい歌詞の
坂本九が歌った同名の楽曲
CMからドラマ、映画へのステップアップは何とも安易
…これで終わってしまいそうなので、本編
冒頭は印象が薄い…何から始まったんだっけ?
とりあえず主人公の日常が始まる
このテの映画が有利なのは
観客がある程度人物関係を理解しているということ
だから、それだけ導入部分が省ける
反面、観客を置き去りにしてしまう危険もある
21分頃、ロケットエンジン登場
「日本は30年間やってこなかった」
このセリフは結構痛い(いい意味で)
そして、主人公が段々と心変わりをしてくる
ターン1までの評価「A」
最初のほうは話が丁寧な作られているんだけど
困ったことに段々雑になってくる
ロケット不発とか、いろんなことがあって
45分頃、あの人が登場…ここはかなり笑える
ここで帰ってもいいぐらい(あ、いかん)
60分、1つめの名セリフ
結構迫力があって身に詰まされる
79分、2つめの名セリフ
いいことを言っているようだけど
これは生きている人間のセリフではない
名セリフってのは、テレビとかCMで
使われているだけであって
本当に「名」というわけではない
主人公は腹をくくる
ターン2までの評価「C」
ここから雑さに拍車がかかる
説明ゼリフのオンパレード
「この人たち、何でこのことを知っているの?」
「あれ?何でこの場所を知っているの?」
設定がぐちゃぐちゃになってる
脚本が練られていないのか
横からいろんな人が口出しをしたのか
話のリアリティもすっかり欠いてしまう
…まともな映画として観ない方がよかったのかな?
特に最後の場面
「奥さん、あんた普通そんなこと言うか?」
殆どの登場人物に血が通っていないのだ
だから、これまでとはまるっきり違う人格の
セリフが飛び出す
セリフの奥に人格が見えてこない
これはすごい欠陥だと思うのだけど
最終評価「C」
「夢」という動機をオールマイティなカードに
しているのもとても疑問に思う
その辺がはっきりしていないから
「濱田課長の日常」みたいなパンチのない
話になってしまうわけだ
(あ、言っちゃった)
前半はいいんですよ、ほんとに
古き良き日本映画の雰囲気もホーフツ
あいつの演技がちょっと…
観てネ(今さら説得力がないけど)
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成14年10月9日
劇場:日劇
観客数:20人程度/668席
(※2)感涙観客数:不明(前半は泣ける場面も)
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
MY SASSY GIRL
’01韓国:クァク・ジョエン監督作品
出演:チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン
(公式サイトはこちら)
(計測時間122分)
「お手本」
久々の更新
このコーナーは意外にもリクエストが多い
今回はあのSさんのおすすめ映画「猟奇的な彼女」
特筆すべきは人物設定の色の濃さ
それをシンプルかつ効果的に観客に刷り込む
冒頭の数分で「キョヌ」(♂)と「彼女」(もちろん♀)の2人の
主人公の性格が理解できてしまうのだ
27分ごろ、この話の方向性が示される
「感情移入完了」
それにしても、このヒロインのかわいいこと
かわいい、かわいい、かわいい、ズキュン
ターン1までの評価「A」
「猟奇的」な彼女の性格は少し行きすぎだが
全体的に今の若者を象徴するかのような2人
彼女のアクがやや食傷気味に感じられてしまうのだけど
ちなみに、彼女はシナリオライターを目指しているので
途中数回の寸劇がある
こういうB級映画の雰囲気も大切だ
題名の割には後半までの話の傾斜は緩やか
55分ごろ、遊園地のエピソード
彼女の心情が少しだけ見えはじめるものの
やっぱり極端な性格が災いしてリアリティを薄くする
ちなみに、ここまでが「前半戦」
ターン2までの評価「B」
ここからが「後半戦」
2人の関係が少しだけ進展する
とはいっても、恋人なのかそうでないのか釈然とせず
ハイヒールやバラのエピソードなどが展開される
やはり話の傾斜は緩やか
恋愛モノはくっついたり離れたりするのが醍醐味なんだけど
猟奇…ではその距離感すら分からない
良く言えばファジー、悪く言えば曖昧(同じことか)
それにしてもヒロインはかわいい
95分ごろ、彼女が別の男との見合いの場所にキョヌを呼ぶ
これは重要なイベントなんだけど
この席に別の男を呼ぶ神経が分からない
試すつもりだったのならその伏線が欲しかった
ここらあたりの設定が少し雑なのが残念
(韓国で通る話なら仕方ないけど)
115分ごろ、「山」のエピソード
これは結構ウルウルくる
だけど…普通、そんなこと頼むか?
そしてそんなこと…引き受けるか、やっぱり
だって、かわいいんだもん(壊)
どれくらい無茶な注文かは作品をご覧あれ
2人はある場所、時間で再会を誓って別れる
冒頭の「彼女を癒してあげたい」というキョヌの
説明が不十分だからここは激しく物足りない
ここら辺の設定を緻密にやれば
作品の評価はグッと高くなるはず
もったいない、ああもったいない
ターン3までの評価「A」
さて、ここから「延長戦」
普通なら約束通りに2人が再会して終わり
…となりそうなものだが、引っ張る引っ張る
「あれ?もしかして?」「え?ほんとに?」
と何度も騙されそうになる
ただし、やたら引っ張るので少し疲れてくる
ここまで引っ張って普通の終わり方をやろうもんなら
「このB級映画め!」と叫びたくなるが
猟奇…はというと…
最終評価「特A」
最後まで観客は騙される
「あっ、そういえば!」
そして、2度目のウルウル
と思わせる特上の「仕掛け」が待っていた
人物設定といい、展開といい
シナリオ作りの手本のような作品
シナリオの勉強をしている人もそうでない人も
必見!!!
とにかく、「彼女」の魅力に尽きる
これだけ魅力があると
キョヌが無茶な展開で振り回されても
「仕方ないか」と納得してしまうのだ
…閑話休題
幼少の僕がどうしてもスターウォーズに
ハマることが出来なかったのは
レイア姫が命を賭けて地球を救いたくなるぐらい
「絶世の美女」だとは思えなかったから
作品中の俳優は魅力的だった
日本の女優やアイドルも負けてはいないが
僕は猟奇…の俳優の素性を全く知らない
先入観がないので素直に話に入り込めるのだ
外国映画の多くにあてはまる
邦画はどうか?
かつて日本には「映画俳優」という人種がいた
別世界の人間がスクリーンで演じることで
一般庶民の彼らへの憧れを増幅させ
しばしの別世界を味あわせることが出来たのだ
今は映画だけで食う俳優は絶滅寸前
殆どはテレビと兼業、あるいは俳優ですらなかったりする
そんな人々がドラマやバラエティに出たり
歌ったりする姿を日常の茶の間で目にしている
時にゴシップを見聞きすることもある
これでは感情移入の妨げになってしまう
おまけに、ホラーが流行ればとことんホラー
アニメが世界を席巻すれば鬼の首をとったように喜び
テレビドラマの延長やアイドルを起用し観客を集める
日本アカデミー賞の表彰式が近い
外国映画に席巻されめっきり減った日本映画を肴にする
テレビマンの同窓会のような賞に何の価値があるのだろうか
今日は辛口ですた
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年3月6日
劇場:シャンテ・シネ
観客数:30人程度/226席
(※2)感涙観客数:20名以上
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
Catch Me If You Can
スティーブン・スピルバーグ監督作品
出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス
(公式サイトはこちら)
(計測時間135分)
「やっぱり…」
何となく楽しそうな映画なので観た
トム・ハンクスも好きな俳優だし
だが「楽しそう」に宣伝する映画はそうでないものも多く…
話は20世紀半ば過ぎのアメリカ
実話はモデルになっている
エリン・ブロコビッチ、クイズ・ショウ
最近でも実話をもとにした映画は沢山あるが
たいていのものは事実に負けてしまう
冒頭部分のアニメーションが少し古臭くて面白い
ここまでで一旦評価したいぐらいだ
20分頃、話の方向性とキャストが大方出揃う
客を引き込むスピードは異例の速さ
さすがドリームワークス
テクニックは凄い
ターン1までの評価「B」
平和な日々から次第に転落していく主人公のプリ男は
最初のウソをついてしまう
その動機は巧みに設定されている
この映画は前編に渡り暗い話がつきまとうのだけど
登場人物たちの演技やセリフがオブラートになっている
それがどこかもの悲しい雰囲気を醸し出している
特にプリ男の父役クリストファー・ウォーケンの
演技が光る!
ターン2までの評価「B」
40分頃、トム・ハンクスが本格的に登場
本格的に…というのは
この作品の時間軸はやや複雑に組まれているからだ
とはいえど違和感は感じられない
こういう整然な組み立てが出来るのも
やはりテクニックの賜物だろう
トム・ハンクス演じるFBI捜査官のキャラが面白い
だが諸刃の剣
このキャラのせいで作品が一体何のジャンルに
含まれるかが分かりにくくなっている
トム・ハンクスを観るなら「パンチライン」を観れ
以後、プリ男と捜査官のすれ違いが始まる
関係はルパンと銭形警部に似ている
それにしてもパイロットのステイタスは凄かったのだな
話は段々とピンボケになっていって…
ターン3までの評価「C」
パイロット、医者、検事補と詐称を繰り返すプリ男
最後はフランスに逃避行してしまう
そう、観客までも置き去りにして
最後は「人を信じる」というところに落ち着かせようとしている
捜査官とプリ男の間にも友情が芽生えるのだが
これも作品の中で勝手に進んでいる話
観客は置いてけぼりをくっているのだ
きっと、実話は暗い話じゃないのかもしれない
だが悲しいかな、映画は
人間の心の動きを描かなければならない
だから実話をもとにした映画は話が崩れてしまう
ドキュメントとして淡々と扱ったほうが確実に面白い
最終評価「B」
かろうじてB評価
こういう立場の違う主人公2本立ての映画は
観客がどっちに感情移入するかで感想が変わる
(例えば、海の上のピアニスト)
ところが、この2人は感情移入の要素が少ない
キャラが薄いのだ
実話はとんでもない詐欺師の話だが
とんでもなさすぎてリアリティがなくなっている
観ていて「へーえ」と思うだけ
感情移入の大事なパイプが寸断されてしまう
昔、シナリオ・センターに通っていたころ
周囲の余りの批評に憤慨した生徒が
「これは実話なんです!」を連発していた
これにちょっと状況が似ているな
面白い話だからと言って
面白い物語やシナリオに出来るとは限らない
事実は小説より奇なり
転じて
奇なる事実は小説にならない
記憶に新しいところでは
亜砒酸で周囲の人々に手をかけ
報道陣に水をかけていたあの女の話
とんでもなく奇なる話だが
それ故物語としては成立しないのだ
キャッチ・ミー…を観て福田和子を思い出した
プリ男は自らの犯罪の抜け道を探そうとする
場面がいくつか現れる
福田和子の犯罪・逃避行は誰でも
起こしうる部分があるだけに
人々の共感を得ることが出来ると思う
キャッチ・ミーは事実を曲げてもこの部分を伸ばせば
面白い作品になっていたかもしれない
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年4月4日
劇場:日劇1
観客数:50人程度/948席
(※2)感涙観客数:皆無
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
DAREDEVIL
マーク・スティーヴン・ジョンソン監督作品
出演:ベン・アフレック、マイケル・クラーク・ダンカン
(公式サイトはこちら)
(計測時間103分)
「取扱説明書はちゃんと読みましょう」
アメリカンコミックの映画化
アメリカでは集客を狙ったコミックの映画化が相次いでいる。
デアデビルも人気コミックの一つ「らしい」
多くの日本人は存在すら知らないだろう。僕も知らない。
バットマン、スパイダーマン、あとは…うっ
デアデビルは日本の漫画に例えればどの程度のランク
なのだろうか。まずはそれが知りたかったのだが…
恐らく、デアデビルを知っているだろうと思われる人物が
このサイトに出入りしているで聞いてみたい。
果たして同じ頃の日本の漫画を知っているかが不明だが…
本編スタート
タイトルまでの冒頭部分は相当に気合が入っている。
最後に「DD」の文字。
DDといえば、ちょっとスカしてしまったドラマとか
ディーゼル機関車の頭文字だったりとか
某マルチまがい系商売の階級だったりする。
最初はデアデビル(ベン・アフレック)の少年時代の生い立ちから始まる。
そして失明するまで…全編にわたり父への想いが
主人公を動かしているのだが、動機が薄い感じがする。
ターン1までの評価「B」
主人公は昼間と夜の顔を持っている。
失明により他の感覚が異常に発達してあんなことを
やったり、こんなことをしでかしたり…
この部分は非常に説得力がある。
だが、日常生活にリアリティがない。
何で棺桶の中で水びたしになって寝るのか、とか
神父が彼をかばい続けるのか、とか
恐らくコミックの本編では説明されているのだろうが
それを知らずにみているので今一つ意味が分からなくなる。
最初はスパイダーマンみたいだなと思ったが
このヒーローは弱い。
仮面ライダーでいえば、ライダーマン級。
それだけにリアルだとは言えるのだが。
30分頃、ヒロイン、エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)登場。
好みのタイプでないので今一つのめり込めない。
何故か公園で主人公と対決する。
意味不明なアクションシーンは香港B級映画をホーフツとさせる。
そして話はくどくどと説明ばかりが続き…いつの間にか夢の中へ。
主人公のベッドシーンで目が覚めた。
しまった、寝てしまった。
ターンBまでの評価「判定不能」
悪人側のキャラは単純明快で分かりやすい。
数々の脇役で存在感が光るハリウッドのジャイアン
マイケル・クラーク・ダンカン演じるキングピンと
マークパンサーみたいなブルズアイ(コリン・ファレル)
実働部隊はダーツの名手ブルズアイだ。
マーク・パンサーはヒロインの父を殺すが
思いがけずデアデビルは濡れ衣を着せられてしまう。
事件が誤解を生む展開。これは上手い設定。
この辺りで感情移入がなされたような、そうでないような。
60分過ぎから対決に次ぐ対決。
ここでもデアデビルはあんまり強くない。
誤解したエレクトラはデアデビルを刺してしまう。
手傷を負ったデアデビルはマーク・パンサーと対峙する。
「ああ、余計なことをやっちゃって」と思わせる展開。
これも映画では常套手段だ。
マーク・パンサーをやっつけて
最後の大ボス、ジャイアンとの対決。
だが、格闘ゲームじゃないんだから、動きののろい大ボスとの
対決は非常に興ざめしてしまう。。
何故か吐き気をもよおしてしまった。
デアデビルはジャイアンの足を折り
最後の一撃というところで峰打ち(?)をする。
一言「私は悪人じゃない」
呆れたことにこれまで正義のためだとはいえ散々悪人を
殺してきたデアデビルはこうはき捨てたのだ。
イラク戦争の原点はここにあったのかと思ってしまった。
さて、話はクライマックスを越えエンディングへ。
ここでいきなり超脇役的存在だった記者がクローズアップされる。
ドラえもんに例えるなら出来杉君が突然ドラえもんとデキてしまう
ぐらい急速な展開…簡単に言えばメチャクチャなのだ。
記者の「DELEATE」でデアデビルは再び闇の街に出る。
最終評価「判定不能」
やっぱり原作を読まないと何とも言えないのだ。
シャア専用ザク(1/144)を説明書なしで作るようなもの
モデルの最大の鬼門、肩関節を接着して
四十肩のシャアザクを作ってしまっても
取扱説明書を読まなければ異変を感じないだろう。
だから判定は出来ない。
それでも見たまんまの気持ちを正直に判定すると「D」
アクションシーンは気合が入っているのだけど、映像が暗すぎる。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年4月21日
劇場:日比谷スカラ座
観客数:20人程度/654席
(※2)感涙観客数:皆無
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
ブライアン・シンガー監督作品
出演:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
(公式サイトはこちら)
(計測時間125分)
「眺めるだけ〜」
アメリカンコミック映像化の先駆け的作品の続編。
これを見るために突貫工事で前作を見た。
当時は人気があるわりに個人的に面白いとは思えなかった
「ロックマン」と何故かイメージがダブってしまい
見なかったように思う。
X−MENという表記
男女平等のアメリカではひっかからないのか
例)ファイヤーマン→ファイヤーパーソン
すると、X−パーソンが妥当か
もしくはX−MENとX−WOMEN
WOMENって発音しずらい
冒頭は気合の入ったCGそしてタイトル
アヴァンタイトルで引っ張らないのはアニメ的。
最初は、テレポートを繰り返すミュータント
「ナイトクロウラー」が大暴れ。
このキャラは友人の柿本君にそっくり。
有名人に例えると、黒い高田純次。
人間がボコボコにされるのだが
和ガキは慣れっこでもメリケン子には過激ではないか。
10分後、尾崎紀世彦、もといウルヴァリン登場。
きよ彦、もといウルヴァリンは後ろから見るとかわいい。
前作で決意のうえに旅立ったはずのウルは
何故かあっさりとアジト(?)に戻ってしまう。
この矛盾は考えてはいけない。
30分頃、黒柿本君があっという間に仲間になる。
いかにもRPG的、桃太郎的。
この辺りから話に置いていかれてしまう。
考える間に話が進んで、追いついてもまた置いてかれて…
この映画は何も考えてはいけない。
だけど、考え込んでしまう矛盾がいっぱいあって…
ターン1までの評価「B」
45分頃、RX−8が登場する。
マツダが執念で続けて世界に誇れるようになった
ロータリーエンジン、CMでCGが
グルグル回るだけでも興奮モノだ。
50分頃、ストライカーの息子が登場する。
彼の雰囲気は既に過去の人、Mに似ている。
この辺からもう訳が分からなくなってしまう。
考えるより眺めていたほうがいい。
ターン2までの評価「B」
65分頃、長い長いクライマックスに突入する。
みんな飛行機に乗って敵を倒しに行く。
この展開はまさにRPG。まるでドラクエだ。
敵が味方になって、味方が敵に寝返って。
それぞれの恋心が見え隠れするのだが
これは時間の無駄。こんな部分はいらんのじゃ!
次回マトリックスでもラブシーンがあるらしい。
これも邪魔だ。邪魔邪魔。
濡れ場やキスシーンさえ入れれば客は喜ぶと思うなかれ。
ここらあたりから眠気との戦いに突入する。
先端恐怖症に辛すぎる戦闘シーンが繰り広げられようとも
フランク・ウィリアムズ(?)が罠にはめられそうに
なろうとも、眠気は続く。
とにかく、出てくる人大杉。
誰がどんな芸当をやるのか分からなくなってしまう。
特に僕は人の名前が憶えられない。
海外の小説を読んでてつまづくのも人名だ。
火遊びをするやつと凍らせ屋がかぶってしまう。
サンダーバード1号と3号のように。
最終評価「B」
アクションシーンは面白い。
とにかく考えて観てはいけない映画。
眺めるだけだとそれなりに楽しめる。
この作品に足りないのは「構成」
起承転結、序破急というのは先人たちが考え抜いて
見つけてみたものだ。
およそ名作と呼ばれるものは結果的でも何でも
この流れに沿って作られていることが多い。
一方、X−MEN2は行き当たりばったり的。
余計なキャラまでひっくるめて飛行機に乗るところは
無駄キャラの宝庫だったアルマゲドンに似ている。
あの作品のロシア人と黒柿本君がダブる…
考えてはいけない最大の疑問。
ここのピンチはこの人がこの能力を発揮すれば
いとも簡単に凌げるのにという場面も少なくはなかったが
「実際にみないと」「パワーが強すぎる」だの
難癖つけて回避していた。
これでは登場人物の存在意義がなくなってしまう。
まるで機能のダブるひみつ道具を捨てようとしない
ドラえもんのような作品。
う〜ん欲張り♪
続編が出る雰囲気アリアリだが
作ればそれなりに数字はとれる作品。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年5月23日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:60人程度/262席
(※2)感涙観客数:皆無
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
脚本:君塚良一・監督:本広克行
出演:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、いかりや長介
(公式サイトはこちら)
(計測時間135分)
この夏、話題の映画だ。
ロクな映画がない「世界同時公開作品」や
「アルマゲ…」と「パール…」のスタッフが結集という
いかにも「派手ですが面白くはありませんよ」と
遠まわしに言っているような映画とどのように争うのか。
1200円のレイトショーを1300円の前売券で
ゴージャスに鑑賞してみた。
「横綱相撲」
冒頭から早速金がかかっている。
まるで成金の家に上がりこんでしまったような気分。
さて、最初の10分間は派手、その後の10分間はダラダラ
もちろん、伏線もバラまいているし
湾岸署の人々が今、何をしているのかを軽く把握…つまり
前作から数年経った観客の頭のリハビリといったところか。
「観客に分からせる」という高慢な作りがちょっと気になった。
この20分間は本当に必要だったかというと多少疑問は残る。
そして、周囲の観客はいい反応をしすぎ。
タイトルは根性が入っててよかったけど。
20分頃、本編に入る。
バカルパンが真面目になったような感じ。
(栗貫には難しいルパン)
…と思いきや、さらに10分間はダラダラ。
これでもドラマや前作を見ていないと厳しいかも。
ターン1までの評価「B」
30分頃、室井管理官登場。
ここで大きな問題が提起される。
これは近い将来、いや、今も起こっていても
おかしくはない問題。
これまで何度も社会問題として取り上げられながら
一方で強く要望されるようになってきているモノ。
君塚氏の戦法「あたかもリアリティ」の一つか。
沖田管理官なる新キャラが登場。
雇用機会均等法で脚光を浴びたキャリアウーマンの
典型のようなキャラだ。
ただ、このキャラは血が通っていなさそうなのが気になった。
女性からみると疑問の残る設定かも。
踊る…の一番のウリは官僚にはノンキャリ・キャリアという
全く違う人種がいるということを
世に知らしめたことだった。
これは「後付け」での経験
(ドラマを見てから実際の状況を見た)
だが、ほんとにすごい構造になっている。
キャリアはものすごいスピードで出世して
ノンキャリは子ども扱いされてしまう場面が多い。
おっさんでも新卒でも。
踊る〜のキャリア・ノンキャリの構図は
ドラマ編で既に青島×室井の対立は終わっている。
ただ、対決の構図はどうしても切り離せないので
その後、新城というキャリアを出したり
今回の女性キャリアを引っ張り出したりするわけだ。
並行していろんな事件が進んだり
前回と作品の構造はほとんど変わっていないが
ムリムリに緊張感を持ってくる構成は凄い。
特に60分頃の葛藤、ジレンマ、トリレンマは凄まじい。
感情がグラグラ揺さぶられる。
見せ場で出てくるこの曲、
交響詩「海」(ドビュッシー)の風と海の対話の
最終部分の完全なパクりだ。
ハットリ君どころじゃなくひどい。
こういうところでスミをつけるのはもったいない。
ターン2までの評価「B」
いわゆる「承」の部分が続く。
いろんな事件、人間関係が絡みながら
クライマックスへと進んでいく。
途中、青島刑事が目を覚ましたりするのは
強引な展開なような気がするけど
これだけいろんな話をギュッとまとめて
観客の頭にねじ込むのはなかなか真似できない。
80〜105分頃、話に傾斜が出てくる。
そして「あーあ、失敗しちゃったよ。言わんこっちゃない」という
ハリウッド映画ばりの無念さを観客にねじ込む。
もうタイトルすら憶えていないが
頭の良くなったサメに食べられる女性研究者に
「あーあ、食べられちゃったよ」と無念さを抱くのと同じ。
例を挙げれば他にもたくさんある。
105分以降、重いセリフが盛り沢山に出てくる。
恩田(すみれ)、青島、和久…
東大卒の女優?とプロレスラーの息子、
元Jリーガー、演技派女優がよってたかって
哲学者のようなセリフを言うドラマとは違う。
裏付けがあればこそセリフに重みが出るのだ。
そういやこのドラマにも室井管理官みたいなキャラが…
柳葉敏郎は踊る〜以降この雰囲気が定着している。
どーでもいいけど、観客は反応しすぎ
「来た来たっ!」「またー?」
あのね、歌舞伎座じゃないんだからここは。
客が妙な反応をする映画は
「オースティンパワーズデラックス」「ラジオの時間」以来だ。
それだけ感情移入が出来ているということか。
「事件は会議室で…」が前作の名セリフだった。
今回はどのセリフが?と考えたが
たぶん、これ!ってやつはないんだと思う。
それぞれのキャラがいいセリフを言っている。
青島刑事に焦点を当てれば110分頃のセリフか。
最終評価「A」
まあ、これだけの金をかければ横綱相撲になる。
ただ、気になるのは脚本家の君塚氏は
それなりの書く意味がなければ踊る〜には手をつけないと
言っていた記憶があるが、今回の作品は
いくつかの問題提起はすれど解決はしていない。
テーマも現代を切り取ったものだったが
決して新しいものではなく、心に残るものはなかったように思う。
フジテレビ45周年記念といいながら結局は日テレ封じの策だったのか。
(ゆりかもめの始発駅に日本テレビが移転(※3)して下手をすると
客が台場に流れず兵糧攻めをされてしまう可能性もある。
汐留と台場は街の性格が違うと思うのだけど)
…これは考えすぎかもしれないが
話題だけの薄っぺらい凧をあげまくって
かつてのフジテレビのお家芸、視聴率4冠を
続けるのを観て忸怩たる思いのはず。
日テレはジブリをも手中に入れているわけだし。
その悔しさが踊る〜の強引な構成に出ているのかもしれない。
確かに、いい意味で鬼気迫る作品にはなっていた。
話はやっぱり薄っぺらいけど。
踊る〜はもともと映画臭いドラマだったので
映画にしてもしっくり来るが
当たるからといってドラマを映画化すると確実に失敗する。
ただのテレビスタッフの同窓会になってしまう。
そもそもテレビが映画に進出すること自体
日本映画を衰退させてしまう。
俳優やタレントがアニメの吹き替えをやって
声優の仕事を奪ってしまうのと同じ。
踊る〜は今回の作品を通じて映画制作のパターンを
見出しているような気がする。
3作目、4作目と続けられる余地も作ったし。
企業との極端なタイアップも閉口したくもなるが
これだけ派手にやってしまうのならかえって気持ちがいい。
もう、何でもやってしまえって感じ。
なんたって横綱、何でもねじ伏せられるのだから。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年7月25日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:500人程度/549席
(※2)感涙観客数:不明
(※1)ターンはこちらで勝手に設定したものです
(※2)感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
(※3)日テレは汐留に移転しますが
実際にはゆりかもめ新橋(始発駅)のほうが近い
監督・脚本・編集:北野武
出演:ビートたけし、浅野忠信、柄本明
(公式サイトはこちら)
(計測時間110分)
「土があるから花が咲く」
銀獅子賞作品。
各地の映画祭が芸術祭のように
形骸化していないことを祈りたい。
さて、本題。
いきなり主人公が派手めに登場。
その後、話は淡々と進む。
ストレートな台詞回しとか、回想の多用とか
シナリオ学校が「気をつけなさい」と注意する
手法が盛り込まれている。
だが、構成が緻密なためテンポが落ちない。
まあ、話は見れば分かる。
画面はところどころブルーになるし、
展開も結構分かりやすい。
ストーリーはこんなところ。
今回はパターンを変えて感じたこと中心。
座頭市はいろんな挑戦をしている。
まず1つめ。
座頭市はR−15指定。
別にエロいわけではない。
血が飛び散るのだ。
身体も斬れるし手もちぎれ飛ぶ。
斬られても血が飛出ない従来の時代劇は
一種の美学のようなものがあるが、
紙一重で滑稽さと戦っている。
この作品は関係ない。
斬って斬って斬りまくる。
何故子供に見せてはいけないのだろう?
最近のメディアやゲームは
残酷な場面を避ける風潮が強い。
そのくせゾンビや幽霊は何をやっても許される。
「人間出なければ可」という発想だが、
対象の人間を人間と思わなければどうか?
「暴力を助長する」のなら
残酷な場面を覆い隠すほうが
かえって助長してしまうのではないか?
なんて思ったりして。
子供もこっそり見るべし。
2つめ。「めくら」
座頭市にとって、この単語は避けては通れない。
日本には「めくら」の他に「おし」「つんぼ」など
いわゆる差別用語と呼ばれるものがある。
これも適切な場面では露出すべき言葉だと思う。
露出するからこそ「使ってはいけない」と実感できる。
差別用語と完全に隔離して育つほうがよっぽど危険だ。
僕らが「三国人」と聞いて何も感じないように。
やっぱり子供はビデオを借りてでも見るべし。
ウェスタン村の歌
「インディアン、嘘つかない、嘘つーかーない」や
日本で大ヒットした「ブッシュマン」も
差別用語として潰された。
本来は愛情を込めて製作したはずの
ダッコちゃんも今は宇宙人の設定だ。
肝心なところをウヤムヤにして
かえって性を粗末に扱わせてしまう
子供への性教育と同じ。
あほらしい。実にあほらしい。
3つめは、あまりうまく言えないが、
座頭市そのものを壊そうとしている。
座頭市の風貌や作品の構成はもちろん。
大小さまざまに壊している。
座頭市であって、座頭市でなし。
かつて勝新太郎の座頭市を見た人は
こっちも楽しめるだろうし
本家を知らない人も
この作品に触れることで
また勝新版を新鮮に見ることが出来る。
そこがこの作品の魅力だ。
過去のヒット曲のリメイクといいながら
単純にアップテンポにするだけの
音楽業界人は見習え。
最終評価「B」
作品自体は何も考えず見ることが出来る。
北野作品は、徹底的に研究された映画の基礎を
ベースに作られているといわれているだけに
その筋の人たちからは評価が高い。
(僕のシナリオの先生もそうだった)
だからこそ、世界のクロサワが
「日本の映画界を頼む」と言ったのだろう。
だが、一般市民にとっては難解な作品が多く
実は「わかったようなふりをしている」
人が多かったように思う。
(僕はよく分からなかった)
今回の作品は、おそらく誰が見ても楽しめる。
ただし、ベースには勝新太郎の座頭市があることを
忘れてはならない。
銀獅子賞はともかく、劇場でのヒットは
前作が大きな底上げをしているのは間違いない。
黒澤作品は、原作がある。
跡形もないように変わってしまうことも多かった。
(原作に主人公が付け足されてしまったりとか)
この座頭市もそれに通じるものを感じた。
北野監督は「次は精神世界のようなものを撮りたい」と
言っているようだが、
是非、原作モノを映像化してほしいと思う。
自分なりに料理して、楽しませて欲しい。
そこに北野作品の真骨頂があるような気がする。
ポスター、かっこいいね。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成15年9月11日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:30人程度/549席
感涙観客数※:若干
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
監督・原案・脚本:アンドリュー・スタントン
共同監督:リー・アンクリッチ
製作総指揮:ジョン・ラセター
(公式サイトはこちら?それともここ?いや、ここかな?)
(計測時間95分)
今回は吹替え版を鑑賞しました。
「額縁の絵」
銀「名作」との評判高い作品。
ラスト・サムライとのバブリーなトップ争いで
他のお正月映画を完全に駆逐した感もある。
特に「踊る…」は3匹目のどじょうを狙ったのにね。
手を抜いて金儲けしようとしてはいかんな。
いわゆる「なぐり」でスタート。
これでマーリン(父魚)の設定が行われる。
北の国から的関節技風設定(意味不明)
15分頃、ニモがさらわれる。
この映画は簡単に言えば、子供をさらわれた魚の奮戦記。
この映画の中吊りには「人間界にさらわれた魚は…云々」と
かなり長ったらしいコピーを使っていたが
北朝鮮拉致被害者に配慮したんだろうなと
雰囲気アリアリだった。
こういうのは気を使ったほうが違和感が出るんだよね。
全く気にするなとはいわないけど。
ターン1までの評価「A」
その後は、父魚と子魚がそれぞれの場所で奮戦する。
その間の場面のつなぎが極めて丁寧。
そして、父魚が子魚を探す過程が立体的に表現されている。
CGとかそういうんじゃなくて、設定というか何というか。
それに加えて表情豊かな出演魚たち。
特にニモの表情と声(吹替え版)が恐ろしく可愛い。
それぞれの役が立っている作品。
ターン2までの評価「A」
そして、クライマックスへ。
父魚の移動距離は魚の世界では壮大なスケールなのだけど
それでも無理のない設定で説明がついている。
魚がどうやって陸上に行くのかって?
それはね、その説明がうまいのよ。
ガラガラガラって感じで(謎)
でも、一つだけ欠点を言うと、自分がなかなか入り込めない
感情移入が難しい作品のように思った。
最終評価「A(条件付き)」
父親が主人公の作品。
父親だけでなく「親」が見ると感じるものが
多いかもしれないし
それに、ニモはひれに「障害」がある魚。
障害のある子供を持つ親にはかなり
訴えるものが大きい作品かもしれない。
実際に劇場に兄弟2人(たぶん双子)とも足が不自由な
子供を持つ両親が親子で鑑賞していた。
作品中に子供のことを心配しすぎる父魚に登場キャラの
何匹かは「気楽に行けよ」と声をかけるシーンがあるように
作品中の随所に障害のある子を持つ親に対して
「思った以上に子供はやるぞ」
「少し離れた場所から見るのも必要だぞ」
「あんまり神経質になるなよ」
と訴えかけているような場面も多くあった。
そういう意味では、きっと、障害のある子供を持つ
親たちの間で話題になっている作品かもしれない。
障害がある設定をしたのは偽善的にとられがちだが、
決してそれをウリにしていないのがポイント高い。
そういう意味でも長く鑑賞される名作となり得る作品。
ただし
いくら当たったからといって続編を絶対に作ってはいけない。
この話は一本で完結している。
「ニモが今度は海底を大冒険」などという
アホな続編を作った日にはこの作品の評価を
Dに落とす。いや、この項目を削除する。
吹替え版と字幕版について
当然、見比べたほうがいいと思うけど
ニモの声とアホウドリのセリフは字幕版が秀逸。
「プロ」の声優の食い扶持を奪う芸能人の吹替えは
いかがなものかと思うが、
木梨憲武と室井滋はなかなかマッチしていた。
それも周囲の声優の名演があってということを
忘れてはならない。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年1月11日
劇場:シネマメディアージュ
観客数:170人程度/220席
感涙観客数※:不明
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
最後のシーンで皆、涙を浮かべたはずだが、
もう一押しが足りなかった。もったいない。
監督・脚本・製作:エドワード・ズウィックほか
製作総指揮:テッド・フィールド
出演:トム・クルーズ、渡辺謙
(公式サイトはこちら)
(計測時間154分)
「すごい」
渡辺謙のアカデミー助演男優賞受賞の行方が
注目される話題作。
これだけマスコミが騒ぐのだから
日本アカデミー賞はなおさら「アカデミー賞ごっこ」を
露呈してしまっている感が。
話題作からか山盛りの予告編をペキンダックのように
体内に押し込まれ、疲れた頃にスタート。
冒頭はいかにもハリウッドばりの
「これから壮大な話が始まりますよ」的。
まず、最初の30分間は、時代背景と
トム・クルーズ扮するオールグレンの動機付け。
森の中に太古の昔のような木があったり、
横浜の港は富士山がでか過ぎてまるで
沼津のようだったりと違和感もたっぷりだったが、
(渡辺謙がケチつけて少しは小さくなったらしいけど)
気にすればすごく気になるし
気にしないようにすればそうでもない微妙なバランス。
街の風景も明らかに変なのだけど、
和洋の文化が入り混じった明治初期の
状態と思えば何故か納得も出来た。
30分後、ケン・ワタナベ扮する勝元登場。
僕も同じく「元」がつく名字の人間は
「本」とよく間違われるのだ。大変だ。
ターン1までの評価「B」
ラストサムライは、時代劇の観点からすると一味違う。
日本の時代劇はどこか江戸の町民的な生活臭がするのだが、
これは微妙に垢抜けている。
日テレの年末時代劇の雰囲気に似ているような気もするが、
やはり、外国人の視点が入っているのか
かなり新鮮な感じがする。
この作品を見ると、明治維新は奇跡だと感じることが出来る。
これまでひれ伏していた武士相手に町民上がりの
兵士が銃を向けるのだ。
天と地がひっくり返るのと同じことなのだ。
後世の人間が明治維新を振り返ると歴史上、
運命付けられた流れのように思えてしまうが、
その時代を生きる人間は葛藤して生きていたのだ。
その片鱗だけでも感じることの出来る時代劇は少ない。
ターン2までの評価「A」
65分ごろ、オールグレンの「ごめんなさい」
ラストサムライは、多くの日本人キャストが出演している。
渡辺謙、真田広之、小雪が知られているが、
脇役も時代劇で知る人ぞ知るような
渋いキャスティングが施されているらしい。
真田広之を脇で使うのは、
ドラマでいうと上川隆也を脇で使う
白い巨塔ぐらい贅沢な感じ。
特に真田広之は時代劇慣れしているので
立ち振る舞いが凛々しく
うな重の山椒のような重要な存在になっている。
それ以上に、小雪が目立った。
彼女は、昨年から今年にかけて様々な
ドラマにも出演しているが、全部タイプが違い
しかもそれを器用にこなしている(と思う)
まさに当たり年。将来性も感じる。
75分ごろ、殺陣の見せ場。
見ててグラディエーターばりの「痛い、痛い」を
感じることが出来た。
近代兵器に対して弓矢などので応戦するような
小が大を制するシチュエーションは日本人好み。
曙を倒す舞の海みたいな感じだ。
劇場版1000年女王でも似たような
シーンを見ることが出来る(かなり違うけど)
115分ごろ、キスシーン。唯一の濡れ場。
ハリウッド映画ばりにすぐにヤってしまったり
ベロベロのキスをされると興ざめなのだが
控えめなところもなかなかやるな、という感じ。
ただし、オールグレンに甲冑を纏わせるシーンは
間接的に強烈なエロティシズムが感じられた。
映像で直接見せれば簡単なのだろうけど
この辺りの凝った演出がこの作品の持つ
醍醐味なのかもしれない。
そして最後の合戦。
大村益次郎率いる政府軍VS最後の侍の残党。
勝元らは劣勢と分かりながら戦い、死んでいく。
そして、勝元の自刃に土下座する政府軍。
「ここは敬礼だろう」という見方もあるが、
江戸時代までは敬礼ではなく、礼の文化。
前にも述べたが、敵であり、敗者であれど
一昔前は目上の人間たちなのだ。
この土下座は僕の中のリアリティを無限大に増殖させた。
まさに『名シーン』
明治天皇役は、中村七之助。
時代劇では、天皇が姿を現すのは稀。
多くは御簾の向こうで声のみだったりとか。
外国人が製作したからこそ日本人が勝手に作り上げてしまった
「禁」のようなものを破ることが出来たのか。
日本のメディアが報道協定にガチガチに縛られるなか、
あざ笑うかのように皇太子ご成婚を報じたのは、
海外メディアだったように。
「日本人の心を忘れてはならぬ」
最後のシーン、あるキャストのセリフだ。
この言葉の重みを鑑みると、
自衛隊イラク派兵で一喜一憂する国会議員たちの
行動がとんだ茶番のように見えてくる。
黄色いハンカチ振って…あほか。
この作品は「礼」のシーンが極めて多い。
日本では良くも悪くも礼だけで片付いてしまうことが
多いのだが、この日本人の習性を
うまいこと使っている。
これ以外にも日本人の忘れかけているものがたくさん
散りばめられた作品。
劇場でなくてもいいから、一生に一度は見るべし。
ラストサムライは、イラク戦争を批判する
反戦の意味がこめられているといわれる。
冒頭のオールグレンの悪夢にそうと感じられる
シーンもあるが、ただそれだけの
映画と評価してはもったいない。
最終評価「A」
僕はただ一言言いたい。
「こんな映画を作られてどうする!」
日本映画がどこか不甲斐なく感じられるのであった。
日本映画界、興行収入増加に踊ることなかれ。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年2月11日
劇場:シネマメディアージュ
観客数:300人程度/612席
感涙観客数※:200人以上
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
監督・共同脚本:ポン・ジュノ
音楽監督:岩代太郎
主演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン
(公式サイトはこちら)
(計測時間124分)
「存在意義」
1980年代後半、韓国国内を震撼させた
連続殺人事件をもとに作成された映画。
時効を目前にして韓国では存在感のある映画のようだ。
実話をもとにした映画は事実に振り回されてクソ映画に
なりがちなのだが、本作はいかに…。
スタート。
映像は暗めで荒いアジアンテイスト(?)
とにかく、劇中通して天気の悪い日のシーンが多い。
晴れていてもそうとは思えないムーミン谷のような空。
連続殺人事件を追うパク刑事たち。
パク刑事は数年前に逝去した報道特集のキャスター
誰だっけ…に似ている風貌。
彼らは、時に無茶な捜査、捏造もやる。
そんななか、上川隆也風のソ刑事が捜査に参加。
このシーンもなかなかインパクトがある。
かっこいい男優が脇で?という男優が
主役を取るのが韓国映画の特徴でもある。
最近はそうでもないけど。
演技力で選んでいるのなら全く問題ないことであり
むしろ理想的でもある。
30分後、第一の容疑者をタイーホ。
だが、捏造がばれる。
暴力描写がむちゃくちゃだが、
これを規制すると面白くなくなる。
署長の交替などもあり、容疑者を追う。
パク刑事の周囲には
ソ刑事のほか、人間・失格で赤井英和にプールに
静められた男優が若い頃こうなんだろうなあ
という血気盛んな刑事と
若い頃の長門勇のような署長
深津絵里のような役回りの婦人警官がいる。
40分後、新たな殺人が起こる。
このへんの描写がかなりスリリング。
一瞬だけ犯人の顔が写るので
DVDが出たらスロー再生してみよう。
事件は迷宮入りしているが、製作者側の犯人像が
分かるかもしれない。
劇中、パク刑事の目を見て相手の本心を見抜く動作と
ソ刑事の言う「書類は嘘はつかない」という言葉が
一貫しているのが印象的だ。
その後、噂話から唯一の生存者を発見。
容疑者が目撃者と分かるなど話が進む。
ネタばれはしないが、この辺りは
幼い頃テレビで見た下山事件のドラマを思い出した。
ああ…という感触が似ている。
捜査はアナログ的、理論的に捜査が進む。
さまざまなアイデアが出てくるのが見所でもある。
実は、映画の内容は事実とは違う点も多いらしいが、
下手に実話にふりまわされるより
「映画」として面白さを追求する面は必要だと思う。
例えば、毒入りカレーおばさんで考えると
知人や肉親に次々と毒を盛ったり
マスコミにホースで水をかけたりするのは
話が面白いだけであって
(犠牲者には申し訳ないがあえて面白いと表現する)
真相をそのままドラマにしても面白くはないのである。
下手に脚色するとさらにマイナス。
クイズ・ショウ、エリン・ブロコビッチがいい例だ。
エピソードが邪魔をしすぎて実話を越えていない。
105分後、女子学生が殺害される。
怒り狂うソ刑事。怒りの積み重ねは感じられるが
欲を言えば最初からこの人を中心に
話を進めてもいいと思った。
前半はパク刑事が主役。
後半は主役が入れ替わったような感じ。
それにしてもこの事件に対する憤りは強い。
クライマックスでも前出の2人の刑事の動作がポイントとなる。
だが、パク刑事の目を見て相手の心を見抜く動作は
残念ながら映像では伝わらないのだ。
小説では「相手の目は真実を訴えていた」などと
書けるのだが、映像ではそうはいかない。
映像制作における大きな課題でもある。
事件は迷宮入りか?
2003年、事件現場を覗くパク元刑事、通りがかりの
子供から犯人と思しき人が来たとの情報を聞き、終わり。
主人公はその人物の特長を聞き、驚きの表情でエンディング。
だが、観客はこの映像では皆目検討がつかない。
特長は「■■の人」なのだが、それで犯人が特定出来たのか、
あるいは■■の人に振り回されていたことに驚いたのか、
それは分からない。
このエンディングは日本国内では否定的な
意見が多いようだが僕はこれでいいと思った。
実際の事件も迷宮入りしているのだから。
小学生の道徳のテレビ番組のように
これ以上はみなさんで考えてって感じで。
最終評価「A」
この映画にはストーリーを超えた存在意義というものがある。
僕が聞いた話では、黒澤明氏は、吉展ちゃん事件を踏まえ
「こういう事件は絶対あってはならない」と
企画中の映画をすっとばし、原作者から了承を取り付け
突貫工事で「天国と地獄」を撮影したと聞いている。
全部が全部といわないが、こういう社会性のようなものが
映画には必要だと思うは、
今の日本映画は社会を切り取るといいながら
その瞬間だけを切り取った「ような」映画が多い。
いま、韓国の映画、テレビドラマは勢いがある。
大手配給会社に見捨てられ、単館上映からブームが爆発した
シュリしかり、その後の韓国映画しかり、ヨン様ブームしかり。
韓国の映画、テレビドラマは発展途上の状態にあるといわれ、
パクリっぽい内容があったり、俳優も老若女女が騒ぐほど
かっこいいのか?という微妙な感じもするのだが、
それだけ勢いがある。この映画もそうだ。
主人公が決してかっこよくはないが存在感はある。
まるで、テレビドラマ黎明期で「ちょいブス」俳優が
重用された時代にそっくりだ。
おまけに残酷な描写、差別用語、暴力をもろとしない
映像作り。規制だの何だのって横やりが入りまくる日本映画
果てはハリウッド映画の無菌さがバカバカしくなってくる。
最近は海外の映像製作技術を取り入れているようで
作りが丁寧になってきた。技術は積極的に取り入れるのは
いいことだが、願わくば頭だけは洗脳されることなく
オリジナルの輝きを失わないようにしてほしいと思う。
ハリウッドに駆逐されて本来の良さがかき消されてしまった
日本映画のようにならないでもらいたい。
ますます話が逸れて申し訳ないが、韓国のドラマが流行るのは
話があまりにもベタだからだ。
ところが、日本でドラマを制作側する人々は
こういうドラマを馬鹿にしてまたいでいた。
今やベタベタの昼ドラが流行る状態を見るように、
今の視聴者は俳優で人気を取り、安易な企画で
こねくり回したようなドラマには飽きているのだ。
恐らく、次クール、次々クールにはベタなテレビドラマが
増えてくるだろう。それほど単純なのだ。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年5月20日
劇場:シネカノン有楽町
観客数:40人程度/500席?
感涙観客数※:皆無
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
監督・撮影監督・編集・脚本:紀里谷和明
出演:伊勢谷友介、麻生久美子、唐沢寿明
(公式サイトはこちら)
(計測時間141分←10分でいい)
「最終評価×」
ひさびさに凄い映画に出くわしました。
梟の城やアルマゲドンを超越する映画。
(人によって評価は分かれるが)
ストーリーがダメなら映像でと思うけど
PVのような映像を延々見るのは体力的に辛い。
主題歌だけに牽引された映画のような感じ。
例えば、機関車も客車も貧弱だけど
電源車だけが怪力のブルートレインのような映画。
それはそれで面白いんだけどね。
映画としての楽しみ方は無理だけど
何か面白い見方をすれば
そこそこOKな映画には…ならんな。
早々にメイキングとかぶち込んで
DVD化されるだろうけど僕は買わない。
落ちてても拾わない。
あんまりボロカスに描くと救いようがないので
解説はこのへんで。
鑑賞時に書き留めたメモをそのまま掲載します。
ひらがなばかりで暴言が多いですが、
当時の僕の精神が書いたものです。
今の僕ではありません。
では、どうぞ。
948スタート
脚本クソ 漢字の町
5W1H 感情移入不可
省略しないクソ映画 画だけ
演出クソ
いつの時代か分からんのに何が1年後か
根気と金でこのぐらいは出来る
手榴弾バーンOK パクりでなければ
余計なセリフの山 音楽がジャマ!
アルマゲドン、梟の城以来のクソ映画
まるでエヴァ あんのに失礼
キューティーハニー見るぞ
何で点字が分かるんだよ
券の裏に
1万円ついてたら見ろ
感覚で撮った映画
ド素人の映画
誰か忠告したんか
悲しいと思しきシーンも心がビクともせん
ウンコみたいなカットバックのくりかえし
なんで雪山に?
しかも(本物の)雪じゃないし
さっぱりわからん わからん
何よりクソなのは戦争と新造人間が
関係ないこと
この映画、5分でいい
さすが、PVアーティスト いよっ
われわれは生きている…?
1036 カラサワしゃべる
やっと映画っぽく
しゃべりよし
ここより前(のシーンは)はいらん!
エヴァ カラサワ
途中から誰?っちゅうのがボンボン出てくる
感覚で撮って面白くないってことは
才能がないということ
あーやっちゃったって人がいない
絵つまんないし
背景ベタで面白くない
何で敵対するのかもわからん
地球最後のクソ映画
いつの間に自覚?
ちゃんと設定してる?
力を弱めるスーツ着せる→エヴァ
さっぱり
金のかかったひどい自主映画
それ以下
1040CGは面白くなる
オースティンのパクり
1045キャシャーン登場 おそすぎ
存在感
(画面が)光る必要ねーっつーの
スピード感もねーし
王蟲
パロディ?→にえきらん
スパイダーマンだ
宣伝は上手い
いい絵ばかり集める
話にはなーんの関係もないけど
シーンのつなぎが不愉快
テンポ悪い
いみねー なんじゃこりゃ
なんで出て行かんの?
帰りたい…。
どこよここ?
地理関係どうなってんの?
知るかそんなこと
偽善者ばっか あほか
何考えてるか分からんよ
生臭哲学者どもめ
宮迫こういうキャラの必要あるの?
エヴァの最後みたい。
戦争がいかんというのなら
観客もそう思わせんか!
怒り心頭
地球最後のクソエイガ
金ばっかかけて。
寝よう…
音楽がうるさくてねむれん
こいつ誰だよ また一人
クレイムービー いみねー。
ここどこだよ いっそ架空の世界にしろ
5W1H 5W1H
おお三橋達也 こんなのが遺作かあ…
腐海…今度はナウシカかよ。
うわーまだ時間あるよ
キャシャーンの守り神?
そんな話もっと前に出せよ
せっぱつまってこんなテツガクで
ごまかされるかよ
人ばっか意味なく殺して
この映画何がいいたいの?
今度は座頭市ですう。
だから日本映画はダメになる
人気とり人気とり人気とり
シーンくらいまともにつなげろ
もうダメだよこれ
CGくらいかな
何の目新しさもないけど
三流三流三流
これ、さよなら銀河鉄道999だ
まーた、これ誰だよ。
意味ねー暴力
誰か変だと言わんかったのかな途中で
ヒッキーの旦那だから?
歌で稼げてるんだろうな
下層階級の気持ちなんか分かるかこの監督に
ロンギヌスの矢だ
あと30分
リアクション変だよこの人たち
「茶番だな」ええ茶番です
そのセリフもっともだが
何であんたが言うの?
うわー最悪や。
母ちゃん腐らんのか?
いみねーたたかい
唐沢さん演技すごいけど
セリフの意味が分からんのよ
クボツカ?
お、あしたのジョーだ。
ゴッグ ズゴックです。
巨神兵ですな、これ。
これさーエヴァでしょう 失礼だよ。
そのネタばれするとなんで
キャシャーンが生まれるの?
いみわかんねーよ!!
お、カリオストロ伯爵だ
このクソ映画
あの矢は何だったの?
矛盾だらけよ。
死んでねーのかよ
キン肉マンかよ
まーたテツガクテツガク
クボツカだらけ?
「俺たちは何を見てきたんだ」
俺たちにくだらんものを見せておいて
寺尾さんあんたの反応おかしいよ
また殺す いみねーよ!
やっぱりクソだな この終わりかた
演技もクソ…。
まーた、これいつの話だよ
鶴田真由生殺し。
エンディングに脈絡なし。
うんこ映画
しっちゃかめっちゃかですう。
わーおわった
曲聴きに来た感じ
以上
「地球最後のクソ映画」
とメモの中に書いてしまいましたが、
今の僕はそれを取り消す勇気がありません。
ですが、つぶしがきかない映画として
つぶしのきかない監督の映画として
一度鑑賞されてもいいかと思います。
キャラクターの貫通行動もないし
劇中のテンションも一定でないので
明らかにパクりと思しき部分が
オマージュやパロディなのか
悪意のある盗作なのか
分からないのが腹が立ちます。
同じく、アニメの実写版として
キューティーハニーの公開が間近です。
キャシャーンを見て
絶対に観に行こうと思いました。
サトエリ、結構好きですし
主題歌は倖田來未
この人も結構好きです。
なかなか売れない苦労人ですが。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年5月21日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:40人程度/130席
感涙観客数※:皆無
エレベータ内、近くの駅のホームで
この映画に関して口論になっている
カップルを見かけました。
間違いなく問題作です。
(いろんな意味で)
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
監督:メル・ギブソン
製作総指揮:エンツォ・システィ
出演:ジム・カヴィーゼル、マヤ・モルゲンステルン
(公式サイトはこちら)
(計測時間127分)
「主語がない」
海外で失神したり死んじゃったりする人も出た作品。
だけど、日本ではそのような現象が起こるはずもなく…。
不必要に暗い場面からスタート。
いつの時代かも、どの場所なのかも分からない。
公開されたアメリカやイタリアでは説明はいらないかもしれないが
仏教徒が多い日本ではチンプンカンプンでさっぱり分からん。
ロード〜のような場面も?
随所にある無意味なスローモーションがこの映画を
さんざん引き伸ばしまくる。
まるで
夏休み遊びすぎてテンパってしまった小学生の
段落変えばかりの夏休みの作文のようだ。
あるいはスカスカの文章で有難いのかそうでないのか
よく分からないような本を量産し
印税を稼ぎまくる中谷彰宏の文章のよう。
最近の映画に言いたくなること。
「別に短くてもいいんだよ、映画って」
別に時間の長さで映画を選んでいる訳ではないしね。
15分後、マリアが出てくる。
ちょっと話の訳が分かってくる。
だが、回想があまりにも多い。
登場人物がグランドホテル形式に登場し
それぞれのエピソードから回想シーンに入る。
ちょっと前の洋ピンのような構成だ。
これはテンポがあまりにも落ちる。
この作品は映像が綺麗なのが救い。
それがキャシャーンとの違いでもある。
ターン1までの評価「B」
この映画には終始、英語と日本語の字幕が入る。
この人たちの言葉は何?ラテン語?
単語すらよく分からん。
普段は字幕に頼りっきりの僕だが
意外にも英単語ぐらいは聞いていたことが分かった。
耳からの情報も大事なのよね。
でも、話の意味が分からん。
どうしてキリストが弾圧されているのか
陰気な女性が誰なのか
日本で公開するのなら少しは説明が欲しい。
あと、登場人物の魅力が乏しい。
キリスト役の俳優は、その演技から後半以降は
神々しくも見えてくるのだが、
いかんせんその他の俳優の魅力がない。
美男美女って映画を惹きつける要素の一つでもある。
スターウォーズのレイア姫が絶世の美女なら
幼い頃の僕も宇宙を救おうとしようと
共感したのだろうけど…残念!
ターン2までの評価「B」
ゴミのようなシーンとスローモーションの山で
すっかり疲れた頃にマリアがキリストのもとに駆けつける。
65分頃。
マリアは今まで傍観しているだけ
母親ならそうじゃないでしょう、って思うけど。
実際の話がそうじゃないからだろうか。
ちなみに、この映画のコピーに
「真実ゆえの衝撃」というのがある。
おいおい、真実って断定してもいいの?
こんなこと言うとキリスト教徒の人々は怒るだろうけどさ。
僕は退屈なのかむ意識に腕のほくろを抜こうとしていた。
70分頃、ほくろが抜ける。
ほくろに刺激を与えてはいけません。
95分頃、ハリツケ、いてー!
ここまで血だらけのキリスト。
それがかえってリアリティを失う。
「人間、身体にそんなに血液はないぞ」って。
流血プロレスを見ているよう。
ここで女性陣を中心にすすり泣きが聞こえてくる。
口を開けたまま涙と鼻水を流しているオヤジも。
YAHOOの掲示板には「大泣きしました」とある。
僕は泣けませんでした。
その後、キリストは復活。
最終評価「B」
この映画には主語がない。
少なくとも日本人の多くは、一体この人たちは
何をしているのだろうと思う人が多いかもしれない。
そういう疑問を残酷で痛々しいシーンなど
必要以上に血だらけのキリストで吹き飛ばす。
それはそれで凄いことなのだが、主語がない。
例えば、「キリストがいじめられました」に対し、
誰が苛めているのか、どうして苛めているのか
いまいちよく分からない。
女性が多く泣いてるように見えたのは、
恐らくマリアに感情移入しているためか。
だけど、よく考えて欲しい。
痛い、可哀想なのはその瞬間の場面なのだ。
これまで積み上げてきたものが何もない。
キリストが何故弾圧されているのか
どういう素晴らしい人間なのか。
登場する民衆の一部は崇め奉るが
見ている側は口を開けてポカーンだ。
日本人の多くにはキリストを無条件に
崇め奉るような考えを持っていない。
それがこの映画…いや、配給会社の誤算でもある。
これだけの価値手間ヒマと執念をかけながら
何とも残念でもある。
だが、映像的価値は今後、出てくるであろう。
作りたての頃の評価はクソでも
将来的にはベン・ハーみたいな映画になるかもしれない。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年6月12日
劇場:池袋シネマサンシャイン
観客数:30人程度/118席?
感涙観客数:10以上(度数33・3%)
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定
監督:庵野秀明
脚本:高橋留美/庵野秀明
原作:永井豪
出演:佐藤絵梨子、市川実日子、及川光博、篠井英介
(公式サイトはこちら)
(計測時間93分)
「バカじゃないの?」
言わずもがな、永井豪原作。
地球最後のクソ映画、キャシャーン鑑賞からはや1ヶ月。
待ちに待ったキューティーハニーを観た。
この作品は、デジタルコミック・シネマという
妙なジャンルの映画らしい(そうしたいらしい)
簡単に言えば、バレバレのCGの実写。
少林サッカーのような感じだ。
オープニングは、佐藤絵梨子の文字通り
身体を張った演技からスタート、バレバレのCG。
そして、オープニングタイトル。
こういう組み立ては結構好きだったりする。
今週末に見る舞台も同じ展開だったりする。
カケルエックス2。♪カッケルケルケル〜
表現が難しいが、僕はパッケージングされた
映画やテレビドラマに弱い。
日常の切り取りとかではなく、
普段触れることの出来ない世界で
(別にSFとかでなくてもいい)
話が始まり、終わるような構成。
「ああ、その場にいたい」感がする映画。
これは、その雰囲気がプンプンする。
オープニングの後もテンポのいいアクション
そして画面切り替え
画面をパッ、パッと切り替えるのは手塚治虫を
先駆者として漫画やアニメでよく使われる手法だ。
それを実写で使うともちろんテンポは
よくなるのだが、手間はかかる。
展開は極めて簡単だ。
如月ハニーの復讐の動機もシンプル。
5W1Hがないようで、しっかりとある。
その辺りが地球最後のクソ映画(くどい?)
キャシャーンとの大きな違い。
話の内容は実際に観ていただくとして
(殆どの映画館で公開終了)
キャストがなかなか渋かったりする
殺人的に忙しいスケジュールを縫って
松尾スズキが出ていたり、
殆どセリフのない京本政樹、チョイ役で
嶋田久作、吉田日出子、松田龍平が出ていたり。
その他のキャストも多くはマイナーといえばマイナー
なんだけど、舞台から引っ張ったりしているので
ちゃんと演技を楽しむことも出来る。
中途半端にキャストが豪華な映画。
キャシャーンばりに金を使うことが出来れば
もっとすごい人が集められたのかもしれない。
美輪明宏とか。
キャシャーンを貧打のジャイアンツ打線とすると
キューティーハニーは突然爆発するベイスターズ
の大ちゃんス打線みたいな感じか。
特筆すべきは及川光博のいきいきとした演技。
キザなブラッククロー役。
彼はキャシャーンにも出演していただけに
そのテンションと演技の落差が伺える。
その演技を観ていると
キャシャーンの試写会か何かの時に
唐沢寿明と手をつないで入場したのは
「あれはヤケクソだったんだな」と
強く思うようになる。
45分頃、ひとりぼっちのハニー。
どこかオースティンパワーズの悲しさを
思わせるシーン。
こういうテンションの高い映画は寂しいシーンが
関節技のように効いてくる。
思えばオースティンパワーズも最初の作品は
かなりまともだったように思う。
60分頃、○○がふっとぶ。
庵野監督がどうしても入れたかったシーンらしい。
この人の作品の特長は
@地名など固有名詞にやたら漢字が混じる。
A終わりに行くにつれ話が哲学的になる。
B敵対するものが人間ではないことが多い。
ちなみに、エヴァンゲリオン以外でもみられる傾向。
この映画はA、Bが当てはまる。
後半に引っかかる小さいイベントも
弱いながらも細かい伏線が張られており
違和感は感じられない。組み立てが上手い。
鑑賞終了。
最後のシーンは、たいしたシーンじゃないんだけど
これまでの蓄積があるから結構ジーンとくる。
多くの映画で安易にありがちな
見た目で泣かせる愚かさを感じてしまう。
とにかく、よく作りこまれた映画。
「最終評価A」
欲を言えば、テーマ曲をエンディングでも聞きたかった。
倖田來未は歌姫の役で出てくるのだが
バーでテーマ曲を歌ったり、そういう出方のほうが
面白いように思えた。
この人は鳴り物入りでavexからデビューしたものの
スタートでコケてしまい、その後はコツコツと
這い上がってきた苦労人。今後の活躍を願う。
実は最終評価は、佐藤絵梨子が試写会でボロ泣き
していた時に既に決まっていたと言ってもいい。
「普通の女の子にこういうチャンスをもらえて…」
のような発言だったと思うが、実にストレート。
確か、阪神淡路大震災で友人を失くし
本人もラジオかなんかで励まされて
芸能界を目指すようになったのだという。
一本筋が通っている。
出だしは身体で売り出した人。
もちろん、身長もでかいしスタイルもいい。
だが、最近は書評とかテレビのコメンテーターなどで活躍。
その先も食いっぱぐれないようだ。
キャシャーンのボロカス評価から一転、
キャストだけで判断してどうすると言われかねないが、
やはり作品の出来がよかったし
出演者を試写会でボロ泣きさせるほど
撮影の雰囲気がよかったとも言える。
そういう土壌から面白い作品は生まれるといってもいい。
ちなみに、冒頭の「バカじゃないの?」は
ベタベタのアクション、CG、話の展開に対して。
けなしているわけではない、褒め言葉。
〜鑑賞メモ〜
鑑賞日:平成16年6月25日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:21人/100席
感涙観客数:不明
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定