代車(借り物)日記〜今まで借りた代車や、レンタカーの日記(インプレッション)です〜

マセラティ クワトロポルテ2.8V6 (1996年式)




今回のマセラティ クワトロポルテ

今回も代車では無いのですが、2日間程乗せて頂く機会があった
96年式マセラティ・クワトロポルテです。

<データ>
イタリアの老舗スポーツカーメーカー、マセラティ社が作る4ドアセダンモデル。
シトロエンとの提携最中の幻のモデルを含めると4代目にあたるもの。
3代目途中、ロワイヤルと名前も変わった時期もあったが、現在は元の名前に。
デビューは94年。日本にも正規輸入が開始され、
当初V6 2.8リッターツインターボ1本で、途中で3.2リッターモデル追加。
ミッションは日本に正規輸入されるのは4速オートマチックモデルのみ、
本国にはマニュアルミッションモデルも存在します。
97年マセラティ社がフェラーリ社の傘下に入り、外装こそ変わらないが大幅に仕様変更
され、先日生産終了となり、現在は来年発表の新型クワトロポルテまで沈黙を守っている。



 クワトロポルテ後ろから&横から

<インプレッション>
老舗のイタリア自動車メーカー、マセラティ社のクルマであり、
数あるイタリア車の中でも最高級クラスに位置するこのクアトロポルテ。
今回は今まで一番の緊張の管理人です(新車価格で1000万円超:驚!!)
デザインはランボルギーニなどのデザインでもお馴染みガンティーニデザイン。横から後ろに掛けてのラインなどが、
とても特徴的で、一度見たら忘れないと思います。


オーナーからキーを渡され乗り込んでまず驚かされるのは、
内装の豪華さ。内装が豪華なのはメルツェデスでもベントレーでもジャグワーでも
いくらでもありますが、明らかにそれらのクルマとは全く違った高級感。


クワトロポルテの内装(撮り忘れたので、他の方(97年以降)のもの)

内装は殆どプラスティックの部分が少ないくらい、シート&内張りに関しては
全てかなり明るいタン色の革。ダッシュボードや天井は全て少し革より濃い色のスゥエード。
ハンドル、インパネ周りは天然のウォールナット。サンバイザーやアシストグリップまで革張り。

文字で表現すると、

「革(裏)革木木木(笑)」てなカンジです。

しかも写真の通り外観は物凄く濃いグリーン(ツンドラ・グリーン)そして内装は
白に近い明るいタン色。全くこういうデザインもそうですが、色使いをやらせると、
ナンで?と思う程うまいイタリア人です。

一言で言うと
「ナンともヤラシー(爆)です」

と言うか、やっぱりマセラティというとイメージは「イタリアンマフィア」か「北方謙三氏」となりますが(笑)
後ろに座ってみるとやはり「マフィア度満点!!」なんかボスになって気分を味わせてくれます。



クワトロポルテのエンジンルーム

エンジンはマセラティお得意のV6ツインターボです。
2.8リッターで284馬力。赤の結晶塗装がしてあってエンジン事体も美しい作りです。


早速キーシリンダーにキーを差し込むとイグニッションをスタートさせると、

「ククククククククク」

と少し長めのクランキングをした後(どうやら長めのクランキングはマセラティ特有のモノらしい)

「ブァォォォォン!!!」
と勇ましめな音のV6、2.8リッター。ツインターボエンジンは目を覚まします。

4速オートマチックのギアをドライブレンジに入れ、
アクセルペダルを踏み込んでみると、かなり重い。管理人のセドリックを5倍以上重くした
感じです。従って軽く踏んだくらいでは加速は全然のんびりです。街中でも扱いやすい。
そのまま中央高速に乗ってクワトロポルテをそろそろと走らせる。

「何やこれなら我が家のインフィニティの方が早いなぁ」

と思いつつ重たいアクセルペダルを少し強めに踏み込んでみると

「ブゥゥゥゥゥァァァァァァン、フゥイィィィン」と、

ターボ車特有のタービン音を響かせたかと思うと、メーター真ん中のブースト計が
一気にイエローゾーンからレッドゾーンに入りかなり低めの勇ましいエンジンの快音が
聞こえ、蹴られるというより、後ろから物凄い力で曙に押されているかの様なカンジで

一気にスピードメーターの針も飛び出して行きます。

「こりゃぁ、ターボ効き出すとものごっつぅ速ぇ!!!!!!」

100キロ巡航時での回転数は4速3000回転。ブーストが効いていない状態では
エンジン音はかなり静かですが、遮音に関してはあまり考えていないのか、
高速走行時にはかなりドンとイロイロなトコロから音がします。
これに関してはセルシオとかの方が10倍静かです(笑)


途中で停車した時に気づいたのがメーター。300キロ(!!)まであるのに驚くのはさておき


クワトロポルテのメーター(ちなみにエンジン停止時:笑)&ストッパーの拡大図

停車してても時速0キロの筈が20キロで停まっている。タコメーターもエンジン切っても
500rpm指しっ放し(笑)。一瞬こんなトコロがイタリアなのかなあ・・・・
と思ってよくメーターを見てみると20キロと500rpmのトコロにストッパーがあって
これ以下が指せない様になってるみたいです。ですので0キロは絶対に指すことが出来ない(笑)


かれこれ600キロ程乗りましたが、エンジンもパワフル。高速巡航も楽。
FRなので予想以上に小回りも効くし、エッジが立ったデザインなので見切りもかなりイイ。


うーん。これはかなりいい4ドアセダンだなぁ!!
というのが今回の結論。


・・・・とはいえ、管理人が一生買えないクルマなのは確かですが(笑)


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