代車(借り物)日記〜今まで借りた代車や、レンタカーの日記(インプレッション)です〜
日産アトラス10 ダブルキャブDX (F23型、2003年式)

今回の借り物 日産アトラス10 ダブルキャブDX
今回の借り物は、レンタカーで借りた日産のトラック。アトラスです。
引っ越しとかした訳でも無いのに、トラックを借りたのには実は訳があります。
2004年12月。
いつも楽しませて頂いているクルマの集まり(別名ダメ話会:笑)で、
年末最後の集まり、いつも同じクルマ(基本的には、クラウン、セドリックの集まり)じゃ面白くないから、
年末最後だし、2004年締めの余興としていっそのこと、皆さんいつもと違うクルマで来ませんか?
という提案があった。
確かにいつも集まるといっても、クルマはいつも同じなので、何回もやっていると皆さんのクルマは
もう見ているので、たまには違う趣旨で。というのも面白そうなハナシ。
ほぼ全会一致でこの案で決定。
どうせみんな違うクルマで集まるなら、一つ規定(レギュレーション)を設けて、
一番、色々な意味でイイクルマに乗ってきたヒトには、ご褒美を。という事に。
名付けて「レンタカージャンケンオフ」とい事になり、以下のレギュレーションが決まりました。
1.いつものクルマ(クラウン、セドリックなど)では来ない。
2.友人、知人、家族、上司、フィアンセ、舎弟、赤の他人(笑)どんなツテで
クルマを借りてきてもオッケー(レンタカーでも可)
3.レンタカーの場合は、10000円以内とする。
基本的には、ネタを振られたら答えるのが大好きな、ウチらの集まり(管理人も含めて)
どんなタマ(ネタ)を打ち返してやろうかと、各々熟考している模様。
別にトップになっても、何かスゴい賞金が出る訳でもないのに、必死になっている各メンバー。
忘年会の日にちが近づくにつれ、誰が何乗ってくるのか探るのに、各々腹の探り合いをしている模様(笑)
ちなみに管理人は、230E維持日記の通り、年末最後に受ける資格試験関係で、
オフ直前まで出席するかどうか悩んでいた・・・・
オフ2日前、レンタカーを予約するなら決断の日(予約→営業所への回送を想定して)
散々悩んだ管理人。
結局は、
「どうせバカやるなら、乗らなきゃ損々」
「どうせ1日勉強しなくても、ちゃんとそれまで学習していれば、
受かるモノは受かるし落ちるモノは落ちる」
なんていう脳内援護射撃(というか言い訳)を繰り返し、出席する事に決定。
定時後のオフィスビル。
薄暗い喫煙室で、レンタカー屋にダイヤルする管理人。
年末だが、幸い希望車種は空車で、予約完了。
そう、それが、今回のアトラスダブルキャブでありました。
ちなみに、ダイヤルしたのは、某Nレンタカー。
(ニッポンレンタカーではなく、どちらかと言うと業務用途に強い某N21レンタカー)
当日朝、工業地帯の一角。普通のレンタカー屋とは違い、ダダっ広い敷地に、
4トントラックやダンプ、ADバンやボンゴバンなどが並ぶこの某Nレンタカーに230Eを乗り入れる。
手続きを済ませ、アトラスの鍵を受け取り、乗り込む。
そして、このままオフへ出席。さて皆様の反応はどうか?
・・・・・・結果は、とも。さんのオフ報告のページを御覧になってください。
さて、今回の日産アトラス。
日産の中型トラックのブランド名で、かつてクリッパーや、バイソンなどと言われたモデルの
後継として1980年代初頭にデビューしたモデル。
今回お借りしたのは、1993年にフルモデルチェンジした2代目。
このアトラス、途中で2トンのシリーズはアトラス20とう名前で、いすゞエルフのOEMとなり、
1トン系のアトラス10のみ、この日産フルオリジナルのモデルが残りました。
お借りしたのは、2003年式のダブルキャブDX。
ダブルキャブなので、4ドア、前3人後ろ3人の6人乗り。
ある意味言葉だけで書くと、フィアットムルティプラや、ホンダエディックスの様(笑)
<インプレッション>
レンタカー屋でアトラスの鍵を受け取り、ドア横のステップに足を掛け、
よっこらしょっと、高い運転台(敢えて運転席ではなく)に乗り込む。

今回のアトラス、後ろから。普通のキャビンではなく、ダブルキャブです。
キーを差込み、クラッチを踏んで(クラッチスタートシステム付き)エンジンを掛けると、異様に静か。
「ガラガラガラゴロゴロゴロ」というエンジン音を予想していた管理人は意表を突かれる。
「あれ?もしや?」
表で誘導しようとしている、レンタカー屋の受付のオネエサンに、
窓を開けて(しかもパワーウィンドウ、管理人の230Eより装備がいい)聞いてみる。
管理人「コレ、燃料って?」
オネエサン「ガソリンです」
ディーゼルじゃなかったのか。だから異様にエンジンが静かだったんだ。
このアトラスのエンジン、ガソリンという事は、詰まれているのは、
KA20DE型エンジン。
日産のエンジン形式を御存知の方は解るかと思いますがこのエンジン。スペックは
4気筒ガソリン、2リッター、ツインカム(!!)
実は、免許を取って最初に買ったサンタナから、今の230Eまで
管理人今まで一度も、ツインカムのクルマを所有した事が無かったりします(笑)
個人的にツインカム=スポーティ(古いなぁ)というイメージの管理人。
まさかトラックでツインカムだとは思いませんでした。
確かに走り出すと、普通のディーゼルのトラックとは色んな意味でお作法が違う事を実感。
管理人がトラックに乗ったことがあるのは、会社に最初の年、
プチ物欲番長の2001年、Libretto30の項目でも触れていますが、
いきなりヤフオクでボートを落札した(笑)先輩Y氏と共に、長野までこのボートを
取りに行ったときのこと。
その際借りたのが、旧型の三菱キャンターの3.6リッターディーゼルのモデルでした。
(考えてみたらこのキャンター、このコンテンツで触れていないのを思い出しました)
その時管理人、マトモに1トン以上のトラックを運転するのは初めて。
大排気量のディーゼルエンジンのトルクに驚き、普通は2速で発進する事を知りました。
乗り心地も言葉通り、トラックのそれ。常に縦方向のダンピングが激しく、
日帰りで横浜→長野→三浦半島を移動し、疲労困憊になった記憶があります。
そして今回のアトラス。エンジンはガソリンなので、確かにディーゼルと比べれば、
トルクは少ないのですが、その代わり1速が使いモノになります。
エンジンは、ディーゼルと比べて極めて静か。
このKA20DEというエンジンは、元を辿れば、NA20という商用エンジン
(今でもこれのプロパンガス用、NA20P型エンジンはセドリック、クルーの営業車に搭載)
更に元を辿れば、80年代のCA20、70年代のZ20まで遡ります。
確かに感触としては、昔これも代車で借りたM11型プレーリーに詰まれていたCA20Sと同じく
トルクフルな、馬力よりもトルク重視というカンジのエンジンです。(ちなみにKA20DE型は120馬力)
今回のKA20DEのウリでもあるツインカムの恩恵(?)というのは管理人には良く分からなかったが、
確かにライバルである、トヨタの1TR−FE型エンジンや、7K(未だにK型!)よりも
(この1TR−FEはハイエースや、ライバルであるダイナなどに詰まれるエンジン。
これもVVT−iという可変タイミングバルブという商用車とは思えない様なギミック搭載だったりします)
格段に回転がスムーズな印象でした。
乗り心地も、空荷にも関わらず堅すぎず、前に乗ったキャンターよりも圧倒的に乗り心地が良い。
トラックとは思えないスムーズなエンジン。意外にストロークが短く気持ちよく決まるギア。
トラックお約束のドライビングポジションさえ気にしなければ、自分が今運転しているクルマが
トラックという事を忘れてしまいそうです。

アトラスの運転席。意外にシフトも気持ちよく決まります。
内装、装備はDXという廉価グレードなのに、シートなど総塩化ビニールではなく、部分的な
ファブリック。商用車にしては、ちょっと豪華。
インパネ・メーターに関しては
廉価版ですがタコメーターも装備、回転が7000回転まで切ってあるトコロに、ガソリンエンジンであることを
主張しています(実際普通に乗っててもきっちり6000回転まで回ります)
そして、廉価版なのに(しつこい!)パワーウィンドゥも装備しています。

アトラスのメーター。6000回転以降がレッドゾーン
なんか装備だけ見ると管理人の230Eよりも良かったりする様な気がするのは気のせいでしょうか?(笑)
そんな訳で一日乗り回したアトラス。
燃費はリッター約7キロ。2リッターのガソリンエンジンとしてはそんなに悪くないと思います。
エンジンもガソリンという事もあり、なんか商用車(トラック)っぽさが少ない様な
気がしました。6人乗れるし、荷物も積めるし、ある意味エディックスよりもいいじゃないの。
って不覚にも思ってしまった管理人。ある意味病んでいる様な気がします(笑)
<おまけの1コマ>

今回のアトラス。とある場所にて撮影(後ろに写るピンクのクルマと青い犬でバレバレ:笑)
後ろに写るピンクのクルマは、沢山の愛を乗せて世界中を駆け巡った某トヨタハイエース。
それに引き換え、クリスマス間近に、アトラスダブルキャブで「お○場」を走っていた管理人・・・・
こんなんやってるから・・・・(以下略)