このページは、管理人の「ServiceFront」(旧ゴソクコラム)の過去分を掲載します。
前回のコラムから下に行くほど古い記事になっています。


★File35.カコとミライのカブトムシ★

とある快晴の日曜日。
太陽の光は眩しく、とても気持ちが良い。

管理人の230Eは、休みルートの定番、第三京浜を走る。
タバコを吸おうと少し窓を開けるとほんの僅からながらの隙間なのに、
容赦なく轟音の風きり音が入り込んでくる。

慌てて火をつけたばかりのタバコを消し、窓を閉める。

時速100キロ。エンジンも好調。

真ん中の車線を流していると、左側の走行車線に懐かしい緑色の物体を
視界の端で見つけた。フォルクスワーゲンビートル。

勿論最新型でFF(前輪駆動)のニュービートルではなく、
リアエンジンのオリジナルビートル。さしずめ旧ビートル(キュービートル)ってトコでしょうか。

懐かしいビートルは、左側の車線をゆっくりと、時速80キロぐらいで流していた。
三角窓全開。

よく見るとバンパーはボディ同色、鍍金(メッキ)のホイールキャップは無く、プラスティックの
センターキャップのみ・・・・・という事はメキシコ製ビートルである。
(1978年まで生産されていたドイツ製のビートルは、バンパーは鍍金。
 そして鍍金のホイールキャップや、鍍金のモールディングが施されている。
 メキシコ製は、2003年まで製造され、最終型はこれらは装着されていなかった)

このページを御覧になってる方は御存知かと思いますが、昔管理人は、
このビートルに乗っていた、しかも今回のビートルと同じくメキシコ製のモノ。
色はシャンパンゴールド、19歳の時、バイトで貯めた貯金を頭金にし、
5年60回という長期ローンを組んでモノし、結局3年32000キロ走破した。

 

 

 

 

 

 

 


「あー、メキシコビートル。懐かしいなぁ・・・・」

と、230Eのガスペダルを踏み込み、ビートルに追い付こうとする。

後ろから見ると、二人分のシルエットが見える。
メキシコビートルに乗っていることから推測すると、ビートルのカタチで気に入り、
年式も古いドイツ製のビートルを恐れ、新車でメキシコ製のを買った若いカップルかな?
(管理人自身も最初はそうでしたし)

230Eがビートルに並び、ふとビートルの方を見てみると・・・
確かに助手席に座るのは女性。やはりカップルでした。

だが・・・・
窓枠に掛けられた手を見ると皺だらけのお婆さん。
そう、このメキシコビートルに乗っていたのは、カタチから入った若いカップルではなく、
年老いた、お爺さんとお婆さんが乗っていたのです。

いいなぁ・・・
年老いた老夫婦がビートルに乗り、ゆっくりとハイウェイを走っている光景を見て、
なんとも頬が緩んでしまった管理人。

クルマは第三京浜を降り、信号でこのメキシコビートルと並んで止まった、
よっぽど窓を開けて声を掛けようと思ったが、無情にも信号はすぐ青に変わってしまった。

ババッバッバ・・・・・

開けた230Eの窓から入り込んで来た音は、懐かしい排気音。
電子制御インジェクションのせいなのか、ドイツ製ビートルとは違うメキシコビートル独特の
ちょっと籠もった、フラット4の排気音。

何もかもが同じだった。

管理人がビートルに乗っていた3年間、32000キロ。常に聞き続けた音。
同じモデルなのだから当たり前かも知れませんが、全く以って同じ。
心底気に入っていたビートル。メキシコ製のモノはドイツ製のモノと違い、新車には近いけど、
クオリティが段違いに低いなんてハナシを耳にしてもそんなの全く気にしなかった。

自分が乗っているあの黄金色(シャンパンゴールド)のメキシコビートルが好きだった。
乗っている間に、続々と襲ってくるトラブル、故障修理の代金が嵩んで金銭的には厳しかったが、
気にいっているのは変わらない。
このまま時代が変わっても、このビートルは持ち続け、自分がジジイになっても、
同じ様にこのクルマに乗っていたい。と思っていた筈・・・・

結局その後、セドリックへの代替えのため、管理人の元を去ったビートルな訳だが、
最後の別れの日は、とても寂しかった。とても悲しい筈なのだけれども、悲しいという感覚が
何故か湧いて来なかったこれは昔コラムに書いた通り。

今まで乗ってきた他のクルマは、別れる時には「さよなら」と。
でも唯一、別れる時に「またいつか会おう」とクルマに伝えたのがビートルだった。

たった一瞬の出来事だったが、一瞬にして管理人の頭の中では3年32000キロの記憶が
もの凄い早さでフラッシュバックした。

紆余曲折あり、今はW123型メルセデスベンツ230Eに乗っている管理人。
このクルマも子供の頃憧れだったクルマ。勿論この230Eは気に入っている。

でも・・・・
遠い先の未来、いつかまたビートルをガレージに加えたいな。
なんて思っている自分が居たりします。 (2006.5.14)


★File34.「それぞれの未来予想図III」★

冬も去り、うららかな春。日が暮れ、夜になってもコートの要らなくなった、
ちょっと暖かい春の週末夜。
珍しく休日なのに、電車に揺られる管理人。
電車は、横浜のとある駅に到着し、そこで管理人も降りる。
何故か休日なのにスーツ。首にはネクタイもしっかり結ばれている。

散り際の桜、花吹雪の舞う、大通りの公園を少し歩いて、
一件のカフェバー(カフェバーって言葉自体死語ですか:苦笑)に入る。
お店の中に入ると、中は派手やかな雰囲気に包まれていた。

スーツを身にまとう男性らと、ちょっと艶やかなドレスを身に包む女性たち・・・・・

今回のタイトルでピンと来たかも知れませんが、
このタイトルの場合は、大体毎回同窓会の話題。

そう、今回は同窓会は同窓会なのですが、高校時代の同級生の仲間の一人が
結婚することになり、同じく同級生の仲間らと一緒に結婚式の二次会に顔を出しているという訳。

友人代表(これも同級生)の挨拶から始まり、
酒飲んで、歓談して、司会はビンゴゲームを始めている、

ゲーム中盤なのに、全然「∩」型の切りこみが全然倒されていない、管理人のカード。

予想通り、景品はあたらないまま、ビンゴゲーム終了。
(管理人、忘年会新年会結婚式などで行われるこのテのゲーム。当たったタメシがない:苦笑)

一通り盛りあがった後は、少しまったりした時間が、うちらのシマの回りを支配している。
中央壇上では、新婦が目隠しし、新郎当てゲームが行われている様。

「あれ、今日仕事上がり?」
「そうなんだよ、今日も仕事」
「忙しいの?」
「この景気だからねぇ。仕事しまくらないと生活できないし」
「8月に子供が生まれるんだよ」
「何人目?」
「3人目」
「今度は女の子だったらいいね」
「うちは、9月だよー」
「えっ?お前子供出来たの?、その前に結婚は?」
「5月に挙式」
「知らなかったよ、いつどこで旦那見つけたの?」
「同じ業界のヒト」
「夏場の出産は大変だよー、アンタも覚悟したほうがいいよ」
「そうなんだー」
「幸せそうでええなぁ」
「お前太ったんじゃない、いい暮らししてんじゃない?出世した?」
「太ったね。でもある程度恰幅無いと、このポスト、ナメられるんだよ」
「へー。この勝ち組」
「同じ太ってるのでも、俺とは違うなぁ・・・」
「ところで、今なにやってんだっけ?」
「まだ学生だよ、あと3年もある」
「3年かぁー。卒業したら30じゃん」
「ねー」
「でも、その後は医者だろ!5年後は新車でベンツか?」
「ここにも、勝ち組み一人いたぞー!」
「よっしゃ、今度タカろう」
「実は、うちも8月に子供生まれるんだよね」
「お前んトコもか!」
「俺らどうするよ、ヤバいぞ独身組!、合コン設定してよ」
「だって、うちオンナノコいないもん」
「でも、お前、次期社長だろ!地位を理用しろよ!」
「何言ってんだよ、社員数人だぞ!」
「社長は社長だっつうの。・・・・なんだ出世組み多いなぁ(ジュボッ)」
「タバコの本数増えてない?」
「増えたねぇ、ストレス溜まりまくってるし」
「デカい企業だと、タバコはうるさいだろう?出世出来んぞ」
「知らん。そろそろ転職したいよ」
「その前にカラダ悪くするぞ、ウチらももうそんな若くないんだよ」
「そうなんだよねー(タメイキ)」

なんて会話が、方々で飛んでいる。
毎回書いていますが、ナンだカンだで集まっているこの仲間達。
所帯持ったり持たれたり、ヒトの親になり、出世で苦しみ、仕事で悩み、健康に気を遣う。
喜びあり、幸せあり、悩みあり、苦しみあり怒りもあり、
方々が方々の方向で、頑張っている様である。
(ココのページ、先生も見ているので、一応アピール)

気が付けば、日が変わる時間が近くなり、最後の新郎新婦が挨拶をしている。
会はお開きになり、また駅から方々の住まいまで散っていく。
また何処かで集まって飲もうや。それより、今度はアイツの結婚式か?なんて言って。

毎回、誰かしらの結婚式に主席していつも思うのが、
「やっぱり、幸せそうでいいなぁ」と思うこと。今回の新郎新婦も思いっきり幸せそうでした。
Mクン、そして5月に御結婚されたSさん末永くお幸せに! (2005.8.16)


★File33.「ミライのエンスージアストへ」★

とある雨の休日。管理人はいつもの如く230Eのハンドルを握り幹線道路を走る。
この日は、前日からの雨が夜半に雪に変わりうっすらと積もったが、夜が明けて
再び雨に変わっていた。路面には雪は残っていないが、外は寒く、空はどんより、冷たい雨。
あまり遠くへ行く気にならず、近所のセカンドハンズの本屋さんに向かっていた。

雨の週末。意外にクルマは多く、渋滞で止まっていると、230Eは時々、
雨の中で犬が震えるが如くアイドリングで時々ブルッと身震いする。

本屋に到着し店内に入り、勿論探すのはクルマ関連の書籍。
このHPをご覧になって下さっている方なら勿論ご存知だとは思いますが、管理人はクルマ好き。
そして活字を読むのも結構好きなので、クルマ関連の書籍は多く持っている。
ハードカヴァーの本も買いますが、意外に結構好きなのが雑誌。
最近のモノよりも古いバックナンバーが中心となる。
その中で最もお気に入りなのは、やはり老舗CarGraphic誌(以下CG誌)。
クルマ雑誌の中では、硬いイメージのある誌ですが、軽薄なコンビにでも売っている自動車雑誌などと
違い、後々バックナンバーを読んでも文章が良く、データも豊富。
捨てずに残しておきたい雑誌なのであります。

管理人も多くの自動車雑誌を買い、大体は片付けの時に捨ててしまうことが多いのだが、
捨てずに残すのはこのCG誌と、NAVI誌、後は唯一福野礼一郎氏の連載があった頃のくるまにあ誌ぐらい。

CG誌は、自分がリアルタイムで買ったのもと、バックナンバーを集めたモノもあり、
大体約100冊以上、歯抜けはあるが、大体25年分ぐらいのモノがある。
ちなみに、このCG誌、1冊の重さが約1キロ。
これがカナリ数があるので、少し前に、本を貯めすぎて2階の床が抜けたなんて事件がありましたが、
あながち笑っては居られない様です。
(実際、このCG誌のバックナンバーを貯めすぎて床が抜けたなんてハナシも聞きますし、
 このCG誌の為にわざわざ巨大な本棚を作ったヒトなんていうのも居たりします)
  ↑ちなみにこれは、CGTVに出演している松任谷正隆氏

ハナシは脱線しましたが、クルマの雑誌のコーナーを見ると、
どうやらこの日は雨の日だからかセールをやっているらしい。そしてCG誌を探すと、
在庫が豊富で、最近はあまり手に入らない1980年代のモノが結構あった。
これはラッキーと、1冊づつ手に取り、中身を確認し、持っていない号のバックナンバーは
キープしてく。そんな作業を一人黙々とやっていたら、ふと下の方から視線を感じた。

「ナンだろう?」

見てみると、横に立っていたのは小さな男の子。小学校中学年ぐらいであろうか。
一旦管理人が、このCG誌のある棚から体を動かすと、この男の子は、
CG誌、NAVI誌、Tipo誌と、パラパラ捲ってみている。
どうやら中身を理解せずただ見ているのではなく、どうやら何かの記事を探して居るらしい。
パラパラ、パラパラ。
気になったのが、2点。見ている雑誌が基本的に輸入車メインの雑誌であること。
もう1点、何故かこの男の子が見ているのは、CG誌でも最近のモノではなく、
80年代中盤以前のモノを中心に一冊一冊見てること。
しかも見ているトコロが、当時の広告と、売ります買いますのコーナーとか、ロードテストとか
管理人とカナリ好みが近い様である。カナリ気になる。
ひたすら1冊づつページを見る男の子。横でみている管理人。
この小さな男の子。本棚の上の方にある古いCG誌のバックナンバーを取ろうとするが、
背が足りなく届かない模様。
丁度管理人の横に踏み台があったので、渡してあげるついでに話し掛けてみた。

管理人「ぼく、何を探しているの?」
男の子「古いクルマの本」
管理人「古いクルマ好きなの?」
男の子「好き」
管理人「ナンのクルマが好きなの?」
男の子「フィアット・エックスワンナイン」
管理人「!!!」

フィアットX1/9。伊フィアット社が70年代半ばから80年代半ばまで生産していた、
ミドシップスポーツの事。丁度管理人が小さい頃に現役だったクルマでとてもスマートで
格好良く、管理人も好きだったクルマの1台。
それにしてもこの男の子、X1/9を知っているとはシブすぎる(笑)
そして、この平成生まれのこの子の口から「X1/9」という単語が出てきたことに
管理人は驚きを隠せなかった。

結局管理人とこの男の子と、一緒にしばし記事を探し、一冊、ラテングルマ特集のTipo誌が
見つかった。この男の子は礼を言い、この一冊100円のTipo誌一冊を持って、会計へ向かって行った。
一人で来て、お小遣いで買うのであろう。

ちいさな背中を見ていた管理人。
この昨今、管理人の年代も含め、最近の若いヒトはあまりクルマに興味が無いと言われ、
マン丸いミニバンばかりが目立つこの日本。
そんな中でも、次の世代を担う、小さなエンスージアストの芽は着々と伸ばしている様である。
この男の子は、将来、どういうカーライフを送るのであろうか?
少なくとも、管理人の様な「珍車ライフ」にならない事を祈るばかりだが(苦笑)
寒い雨の日の午後、ちょっと嬉しい気持ちになった管理人でありました。   (2005.4.25)


★File32.「幸せ【そうな】二人の昼下がり」★

何気ない休日の昼下がり。当たり前の事ですが、大学生などの学生時代と違い、
サラリーマンとなった今としては、週2回の貴重な休日である日曜日の昼下がり。
好調なエンジン音を奏でつつ走る管理人のクルマのオーディオからはソウルシンガーのCDの
ものでもなく、椎名林檎嬢の歌声でもなく、
ちょっと鼻声掛かったパーソナリティーのラジオ番組が流れている。
ラジオのプリセットは、横浜市民の管理人が普段贔屓にしているFM横浜、84.7ではなく、
80.0Mhz。TokyoFM。
そう、日曜日の昼下がりの、TokyoFMのプログラムは、管理人が贔屓にしている
アーティストの一人である、山下達郎氏の、「山下達郎のサンデーソングブック」という番組。
前述の「鼻声掛かったパーソナリティー」というのは、山下達郎氏のこと。
この番組自体は、かれこれ10年以上続いている、TokyoFMでは長寿番組の一つで、
番組のコンセプトとしては、パーソナリティーである山下達郎氏が好む、洋楽の
それもオールディーズの音源を中心に流すというもの。
(実はこのコラム用に、このサンデーソングブックに掛けて書いたモノがあったりしたのですが、
 結局オミットしたのがあったります<これは非公開)
管理人自身は、ここ数年聞く様になった番組なのですが、大体日曜午後はクルマを運転して
いる事が多く、毎週日曜、14:00になると(この番組は14:00〜14:54)、
クルマのオーディオをCDからモードをラジオに変えて聞いている訳である。
(ある意味、FM横浜を贔屓にする管理人としては、TokyoFMにチューニングを合わせるのは、
 このサンデーソングブックと、土曜夕方のAVANTI(AVANTIについては、
 またこのコラムで触れたいと思う)ぐらいだと思う) 
どうやらこの番組にはコアな(山下達郎氏ファン&オールディーズファン)リスナーが居るらしく、
山下達郎氏もなるべく古い音源をいい音質で聞かせるために、デジタルリマスターしたり、
なるべく曲を掛ける時は、MCを挟まないなどのポリシーを持ってやっている様である。

・・・実は今回のコラムの本題は、この山下達郎のサンデーソングブック自身の話題ではなく、
この番組の中で流れるラジオCMの話題。
この番組の提供は、1社提供で、某クレジット会社のJ社。
番組の途中で何度かラジオCMが流れるのですが、この番組の一番最後のCM部分で流れるのが、
このJ社のラジオCMの中の一つなのですが、ちょっとしたドラマ仕立てになっているもの。
このCM、テレビ版のものもあったので、ご覧になった事がある方もいるかも知れませんが、
事の発端は、ひょんな事から出会った男女二人が、そこから仲良く交際していく過程を追っていくというもの。
出演しているのは、男性の方は、あの松田優作の息子氏。
女性の方は、数年前にNHKの朝の連続テレビ小説に主演していた、田畑智子さん。
この女優さん。密かに管理人が最も好みな女優さんの一人で、
途中CM部分は、聞き飛ばしてしまうのですが、このCM部分はつい聞いてしまう。
内容としては、上記の通り、普通に二人が仲良くする様が、何気ない日常と共に綴られており、
一般的なドラマの様に、激しい起承転結も無い、穏やかなモノ。
そしてCMなので、毎週ストーリーが進む訳ではなく、同じ内容を繰り返し、数ヶ月に一回、
新しいストーリーに更新するという訳である。
「ドラマ」としては、なかなかストーリーが進まないジレッタイものなのかも知れませんが、
ほぼ同じ内容を毎週、クルマを運転しながら聞いていると、
こののんびりした話と、休日午後のゆったりしたひとときとシンクロし、
ナンともほのぼのとして、つい管理人もほぼ来週も同じ内容なのは解っていても
聞き入ってしまい、そして次の展開が気になり、応援してしまう。

季節は移り変わり、年も変わり、管理人の運転するクルマも変わったが、
日曜午後の昼下がり、ラジオの中の二人は実にゆっくりとした時の流れで、とても幸せそうである。
ナンだカンだ言っても、毎週聞いて、管理人も同じくシンクロすればいいのですが、
こちらは変わらず助手席には鞄を置いて、クルマを走らせるいつもの日曜の午後・・・・
ふと230Eバックミラーを見ると、ゆっくりと流れているラジオの中の時間にさえ置いてきぼりにされている
自分の顔が映し出されていました。   (2004.12.20)


★File31.「記憶の街は追憶の彼方へ」★

カナリ蒸し暑い、猛暑まっただ中の夏の日の夕方。
とあるターミナル駅のホームにて電車を待つ管理人。
丁度通勤の帰宅ラッシュの時間らしく、ホームには、ヒトが溢れている。
スーツの上着は脱ぎ、首にはネクタイ、手にはゼロハリバートンのアタッシュ。
完全に通勤スタイル。
通勤帰りの横浜駅?と思われるかも知れませんが、今日は違う。
管理人が乗っているクルマが故障し、修理工場へ入院。その修理が終わったという連絡が
さっきあった。丁度仕事も早く終わったので、帰りにそのままクルマを取りに行く事になったのである。

東京の東部にあるこの修理工場へ電車で向かう。
管理人の仕事場がある、千葉県の某ハイテク(自称)都市を出発し、途中東京でも5本の指に入る
大歓楽街のある街で電車を乗り換え、そこから地下鉄に乗り、この今居るターミナル駅へ乗り入れ。
ここから、各駅停車に乗り換えて二駅行けば、修理工場の最寄り駅へ到着する訳である。

各駅停車の電車を待つが待てど暮らせど電車は来ない。

実を言うと、管理人がこの路線に乗るのは生まれて初めて。
勿論、このターミナル駅のホームに降り立つのも初めて・・・・・

だが、しかし、この街には、管理人は何度も来たことがあったりする。
矛盾するハナシかも知れませんが、間違ってはいない。

管理人がまだ大学生だった頃、一時期この街に住むオンナノコと仲良くしていた時期がありました。
休日はまず電車に乗ることは無い管理人、出かけるときは大体クルマ。
そう、いつも待ち合わせをしていたのが、この駅の前のロータリーだった。
セコイ話かも知れないが、高速代が勿体ない(アルバイト学生でしたし)ので、
毎度管理人が住む横浜から、えっちらおっちら、当時乗ってたメキシコ製VWビートルで下道をひた走り、
太い国道から、測道へ入り、この駅の前へ向かう。
ちょっと早めに到着したりすると、駅前のロータリー脇にある、果物屋の前にビートルを停め、
一服しながら待つこともよくあった。
何度も、迎えに行って、そして送ったのが、このターミナル駅前のロータリーだった。
でも、電車では一度も来たことがなかった。

時には、そのコが管理人が住む横浜まで、電車で来ることもあったが(横浜方面へ行く電車も
乗り入れている)、そんな時はこのホームで同じ様に電車を待ったいたのだろうか・・・?

カナリ待っているのに、相変わらず各駅停車はまだ来ない。時刻表上では既に何本も来ている筈なのに
急行ばかりで、一向に来る気配はない。
何故?と思って、よく見ると時刻表の脇に「各駅停車は3階のホーム」と書いてあった。
あらら。管理人がひたすら待っていたのは先程地下鉄を降りてそのままの1階のホーム。
ここは急行やら準急だの専門のホームだった様だ。
「あー時間ムダにしたなぁ」なんて管理人自身のアホさ加減を嘆いたが、
ま、久々にちょっとした記憶を呼び起こせたので、よしとしましょう。

・・・なんて思いつつ、3階へ上がると、確かにちゃんと各駅停車がホームで待っていた。
その後、修理工場に到着し、修理が終わり、調子も良くなったクルマを引き取る。

横浜へ向かう帰り道、国道を走りながら、
久々にこっちまで来たのだから・・・・と思い、久々に先程のターミナル駅前のロータリーへ行ってみる事に。
昔と同じく、国道を逸れ、駅の方へ向かい・・・・途中の赤信号に捕まる。

到着してみると、そこにはロータリーは無かった。
管理人の記憶の奥底にあった、駅前の風景はガラリと姿を換え、ロータリー自身は整然と整備された
バスターミナルに、ロータリーのまわりの店々は、殆ど無くなり、ショッピングセンターになっていた。

ビートルとは、ある意味正反対のクルマで久々にやってきた管理人。
記憶の中に残っていた街は、もうそこには無かった。

考えてみれば、まだ5、6年そこらしか経っていないハズだが、その間にこの街はすっかり変わってしまった様である。
昔よく店先にビートルを停めた果物屋はまだ健在だったが、その店先にはもうクルマは停められない様に
なっていた。

ちょっと軽く、一瞬浦島太郎気分になっていた管理人。
次の瞬間、後ろに来ていた初代クラウンマジェスタから、けたたましいクラクションの音。
気が付けば信号は青に変わっていた。
管理人のクルマは停められないロータリーをそのままUターンして、横浜へ向かいました。 (2004.10.11)


★File30.「束の間の未来シミュレーション」★

段々と蒸し暑くなって来た、6月中旬の週末早朝。
管理人は、ひたすらアクセルペダルを踏み、数秒に一回、バックミラーで
後ろのクルマは怪しいクラウンでないか
どうかを確認し、道路脇にある強制ボッタクリ記念撮影マシーンを注意する。
道は、ひたすら真っ直ぐの一本道。信号などない。
暗かった空が段々と明るくなり、夜が明ける。車窓からの景色は、夜明けの浜名湖。
クルマは、いつものBMW525iではなく、ホンダストリーム。
車内は、飲み物、お菓子、そしてチャイルドシートと小さな小さな寝顔・・・・
周りのクルマの数も少ない。ハンドル右側に位置するウィンカーレバーを下に倒し、
多めにアクセルを踏み込むと、ホンダお得意のVTECエンジンが軽い音を立てて、加速させる・・・・

いつもの管理人の生活とは、全く正反対の組み合わせかも知れませんが、
10行近くつらつら書きましたが、まぁ、簡単に言えば旅行に行って参りました。
メンバーは高校時代の同級生。仲良くしていたグループ。

普段、大学の友人らと行く旅行(別名「酒と愚痴と笑いの強行軍:笑」)とは違って、
今回はメンバーの一人として小さいコドモ(2歳)がいるというのが、
大きく違う点(大学時代のメンツは皆(モチロン管理人も含め)独身:苦笑)
ゴールデンウィークに行われた同窓会で話が盛り上がり、旅行に行くことになりました。
場所は、管理人らが住む神奈川と、メンバーの一人が就職し、暮らしている北九州との
中間ってことで、ほぼ思いつきで行き先は京都になった。

荷物も多いし、広い方が便利かと、ミニバン。ホンダのストリームを横浜でレンタルして、
京都まで。それがこの文章の冒頭のシチュエーションだった訳であります。

結果として、一泊二日、ストリームのレンタル期間48時間というちょっと、駆け足の旅でしたが
とても満足。

京都の街をイロイロと周り、途中このコドモの両親(両方共高校時代の同級生。
過去のコラムFile17参照)に代わり、一緒に歩く。
コドモの両手を、管理人、もう一方も同級生の女の子(このコドモの母親とは別のコ)が手を繋ぎ
街を歩いていると、ナンか、管理人自身が家族を持ったかの様な錯覚に陥ってしまう。

このコドモの両親の骨休みの意味も含めて、一日通して、管理人がコドモと遊んでいました、
一日コドモと向き合っていると、ひたすらニタニタゲラゲラ笑っている管理人自身が居たりします。
管理人本人自身でも「自分自身、普段はこんなに笑顔は出していないな」と驚いてしまう程。

コドモ「ワーワーブーブー」
管理人「ワーワーブーブー」
コドモ「キャハハハハ」

てな調子。
ナンともコドモというのは元気々々。(結局は一日終わり、管理人、ちょこっとお酒を飲んだら即布団で爆睡)
束の間の未来シミュレーションをさせて貰いました。

管理人の周りでも、段々と、「人の親」になるヒトが増えてきているが、一日でこんな状態なのに、
これを一日24時間、一年365日繰り返していると思うと。改めてちょっと尊敬してしまった。
それ共に。ありきたりな意見かも知れませんが、やっぱりコドモってカワイイものです。
ヒトんチのコドモでこれだけカワイイなら、きっと将来の自分のコドモは輪を掛けてカワいく思うモノ
なのでしょう。

うーん。コドモ、いいですなぁ・・・
心地よい疲労感を感じつつ、庭に面した宿の廊下で独り、胡座(あぐら)かきタバコに火を付け
一服しながら、ふと思った京都の夜でありました。
(メンバーの中でタバコを吸うのは管理人だけだったので、プチホタル族状態:笑)

まぁ、でもその前に踏まなきゃならんステップは山ほど積まれている。
個人的な未来予想図。実現出来るのはいつのことやら・・・・ (2004.6.20)


★File29.「もしもし、未来ですか?」★

探しモノはなんですか?見つけにいくいモノですか?
懐かしい井上陽水の歌声&リズムに乗せて、最近放送されている携帯電話会社のCM。
別に今回は、携帯電話の話題ではありません。

今回は、普段使っているPDAの話題。
プチ物欲番長のコンテンツでも公開していますが、現在普段管理人が毎日
持ち歩いているPDA(以下 電子手帳:本来はPDAなのですが、何故か管理人の中では、
PDA→電子手帳(死語ですが)というイメージがあるもので・・・)
は、シャープのザウルス。SL−C750というモデル。
それの前は同じザウルスでも一つ前のSL−C700というモデルを使っていた。
画面も綺麗でとても便利なマシンでしたが、買って半年、管理人は車上荒らしの被害に
遭い盗難。結局買いなおしというカタチでこのSL−C750を購入した。
かれこれ、購入してからもうすぐ1年経ち、他メーカーからも新型の電子手帳が
多数出ましたが、今も管理人はこのSL−C750を使っている。
性能も高く、久々に管理人も気に入っているマシンで、今のところ、代替の予定は
無い状態である。これは、電子手帳浮気性(笑)というある意味病気を患った
管理人としては、とても珍しいことなのであります。

このザウルス。
気に入っている点として、ソフトの豊富さが上げられる。
OSとして、PalmOSやWindowsCEの様な
電子手帳用のOSではなく、Linuxと言われるパソコン用のOSを採用しており、
比較的に、パソコン用のソフトからの移植が容易らしく、
続々とザウルス用のソフトがリリースされており、管理人も色々なソフトを
ザウルスにインストールして使わせて貰っている。

最近、リリースされて一番驚いたのが、BasiliskIIと言われるソフトのザウルス版。
BasiliskIIというソフトは、エミュレーター(エミュレーターとは、パソコン上で異なる環境の
マシンを擬似的に動作させる(これをエミュレートと言います)ソフトの事)の一つで、
Appleのコンピューター。Macintoshをエミュレートする機能があります。
早速管理人のザウルスにインストールし、久々に、机の奥底に眠っていた
MacOS7.5のCDを引っ張り出して、パソコンから転送し、設定をする。
設定も終わり、BasiliskIIを起動させて見ると・・・・・

あのちっちゃなザウルスの、あのちっちゃな画面で、見慣れたMacOSが動作している。
ちょっと速度は遅めですが、ちゃんと動いている。

考えてみたら、約10年前から、数年間。管理人はメインマシンとして
Macintoshを使っていた。初めて買ったMacはPerforma520という
普及モデル。考えてみたら、この頃のMacと同じぐらいの速度で起動している。

 

 

 

 

 

 

 

10年前のMacintoshと、MacOSの動く電子手帳

手のひらに乗るぐらいちっちゃい、ザウルス、そしてこんなちっちゃい画面で、
遅いながらもMacOSが動いているのを見るとすごく健気に見え、
10年前、管理人がデスクトップのマシンで使っていた環境が、今はこんな手のひらに
乗る様なマシンで実現てしまう事に感慨深くなります。
そしてこんなマシンでネットに接続出来、録画したテレビの映像が見れて、
他のエミュレーターとして、こちらも10年近く前にメインで使っていた、PC−9801の
ソフトも動いてしまっていたりする。考えてみてればコレはかなりスゴい事である。

管理人は、プチ物欲番長のコンテンツでも触れている通り、昔から小さいマシンが好き。
10年前の管理人も、いつかは手のひらに乗るぐらいのサイズのパソコンが出ないかな?
なんて思いつつも、当時の電子手帳は、本当に言葉のとおり手帳。でした。
電話帳、スケジュールやメモが取れるだけのもの。


15歳の(10年前)の管理人に会えるなら、
いや、電話でも構わないから、教えてあげたいぐらいです。

「もしもし、こちら未来です」

「10年先の未来はスゴいことになっていますよ」

10年前は、想像出来なかった様な未来が、今ここにある。
技術の進歩と言ってしまえば、あたりまえの事なのかも知れませんが、
ちょっとしみじみ実感しました。

逆に、もしかしたら、10年先の自分が、

「25歳の自分へ。10年後は更にスゴイことになっていますよ」

なんて思っているかも知れません。
10年後の自分。その頃は管理人は35歳。
技術の進歩は勿論の事、自分の生活の面でも(何とは言いませんが:苦笑)
進歩していることを祈ります。 (2004.4.18)


File28.「それぞれの未来予想図II」★

7月末のある日の夜、管理人は丁度納期を目前に控えたプログラムをテストをする為に残業中。
管理人のマシンの液晶ディスプレイには、「B747」「B777」「B767」・・・・
とボーイング社の機種の型番がひらすら表示されている。
回りのメンバーはとっくに皆帰ってしまい、ぽつんと管理人が一人。
(現在は、某航空会社関連のお仕事をしています)
カタカタとひたすらコマンドを打ち、テストをしていると、
デスクの上に置いてあった携帯電話がブルブルと鳴っている。
着信を見ると、管理人の高校時代の友人の名前。

電話を取ってハナシを聞くと、8月に、恒例の同窓会をやると言う。

今回は、別にボーイングの機種がどうの、ではなく、管理人の同窓会のハナシ。

何故同窓会が「8月恒例」なのかと言うと、
管理人が通っていた某公立高校は、多摩川のすぐそばにあり、毎年8月15日の
多摩川の花火大会がすぐ目の前で行われるのである。
その花火が教室から見えることもあって、毎年この日は、同窓生が集まって花火大会を
見るのがほぼ慣例となっている。

ほうほう。今年もそんな季節か。と管理人はふと思う。
電話の友人には出席の旨を伝えて電話を切った。

同窓会当日、その日は一日雨。仕事を終え、そのまま高校に向かう。
久々にK駅を降り立つと、雨足は更に強まって結構な強さになっていた。
どうやら台風が近づいているらしい。
高校時代の3年間乗り慣れた市営バスに久々に乗り込んだ時点で、本来は花火大会の
開始時間になったが、花火は上がっている気配はない。
こんな雨なので勿論花火は中止。
高校に到着し、懐かしい教室のドアを開けると、高校時代の同級生が数人。
結局花火も中止になってしまったので、そのまま近くへ飲みに行くことに。

それぞれが大学には入り、就職すると、なかなか同級生と会う機会には恵まれない。
管理人もほぼ1年ぶりに会う仲間ばかり。酒の勢いも手伝って、久々の同窓会は盛り上がる。

近況を聞くと、既に結婚し、子育てに奔走し、第2子を授って。ナンてハナシや、
彼女と同棲し、結婚間近なんていう幸せなハナシもあるが、
それ以上に多いのは愚痴も含めた仕事関連の話題。
勿論同窓会なので昔話に花が咲く事もあるが、だんだんコレのパーセンテージが増えている様な
気がする。これもまぁ気心知れた仲なので、言える愚痴なのかも知れません。

職種も様々。
管理人も含め、システムエンジニアという仕事をしているヤツも居れば、
システムアナリスト、某外資系製薬メーカー、某大手国産サスペンションメーカー、
なんてのも有れば、こちらも大手某便器メーカーなんてのも。さらに、
教師になって、母校の教壇に立っているなんてヤツも居る。

気が付くと、管理人が普段持ち歩いている名刺入れには、様々な会社ロゴが入った
友人の名前の書いてある名刺が増えている。

気が付くとかれこれ飲み始めてから5時間近く経過。とっくに終電なんぞ無くなっている。
ハナシの輪は、一つの輪から各々小さい輪が散らばり、テンでバラバラの話題で盛り上がっている。

「そそ、ウチのウォシュレットの調子が悪いからお前んトコでナンとかしろよ!」
「そんな事、自分に言われても困るわ」
とか、
「彼女との結婚指輪。どういうヤツにしよかな・・」
とか、
「お前んトコのデジカメはどうなん?」
「ウチじゃねぇよ。ウチはソコの子会社だっつうの!」
とか、
「某メーカーの360度回転する携帯電話の開発が大変だった」
とか、
「勤め先の浜松はどうなん?」
とか、
「今年こそイイオトコ見つけて、結婚するぞー!」
なんて叫んでいるコも居れば(笑)

結局居酒屋の閉店時間まで盛り上がって、ほぼ追い出されるカタチで店を出た。
午前3時。雨はすっかり止んでいた。

前もこんな事書いたかも知れませんが、高校を卒業して、かれこれ6年。
ここ近年は欠席の人間も増えては来ているが、それぞれがそれぞれの方向に向かって
イロイロと模索しながら、毎日頑張り、それぞれが未来予想図を持っていることを感じさせられた。

取りあえず管理人自身も、仕事は頑張っているつもり。
それぞれみんなも、負けずに頑張って行こう。とりあえずまた来年。同じ場所で。

という事で同窓会は締められて、解散。

呑みまくってかなり酔っぱらっていた管理人。でも久々に楽しい時間が過ごせた。
午前3時半。さてどうやって横浜まで帰ろうか・・・・(苦笑) (2003.11.30)


★File27.「追憶のスカイライン」★

今回は、よくこのコラムで使うネタですが(笑)CMのハナシ。

管理人が何気なくテレビを見ていたら、たまたま目に入った一つのCM。
どうやら、日産のCM。今度追加になったV35型スカイラインクーペのものらしい。

既にオンエアが始まってから少し時間が経っているので
見られた方も多いかも知れませんが、このCMのストーリーとしては
町を歩く30代後半(〜40代前半)の男性。

その横を新しいV35型スカイラインクーペ。

男性の過去の記憶がフラッシュバック・・・・・・

若いカップルが仲良さそうにクルマの横で寄り添っている。
クルマはスカイライン。
ケンメリとの愛称で有名な4代目スカイライン(C110型)

また現代に戻りスカイラインクーペが走り去る。

また過去の記憶のフラッシュバック。

サーキットを疾走し、他車を追い抜くレーシングカーが一台。
クルマはスカイライン。

多分この男性の過去の姿であろう子供と、その父親。
二人で父親の愛車を洗車している。
クルマはスカイライン。
箱スカとの愛称で有名な3代目スカイライン。

スカイライン(箱スカ)の運転席に座ってハンドルを握って嬉しそうな子供。
最後(下取りで?)去っていくスカイラインを家の窓から寂しそうに見る子供・・・・

再び現代。
走り去ったスカイライン。男性の見つめる先にスカイラインのテール。
勿論丸いモノ。

そしてキャッチコピーは「憧れは、時を越える・・・」。

最近の日産のCM。昨年復活したフェアレディZもそうですが、
こちらも懐古調のモノ。賛否両論あるかとは思いますが、管理人はこういうCM。好きだったりします。
管理人は、子供の頃、親父が乗っていたのは、スカイラインではなく、FR最終ファミリア、
そして三菱ギャランラムダと、全然スカイラインとは別にかけ離れたクルマばかりでしたが、
(子供の頃(確か幼稚園に入る前)、代替えの時、沢田研二がCMやってた910ブルーバードのターボ
 (色は勿論赤黒ツートン)にしてくれと泣いてせがんだ記憶はありますが:笑)
箱スカ、ケンメリがリアルではなかった世代の管理人もナンともジーンとしてしまいます。

今回のこのCMは、CMに出てくる男性の様な、30代後半〜40代の方をターゲットにした
CMだそうです。
ふと思ったのが、約10年後。その時、日産にスカイラインというブランドが残っていたとしたら、
またこういう懐古調のCMを出すだろうか?管理人もその時は、30代後半。
今回のV35型スカイラインのターゲット世代とほぼ同じ。
懐古シーンで出てくるとしたら、R30か、R31か、R32だろうか・・・

R32と、彼女と仲良くするシーン。
R31GTS−RのGr.Aの活躍のシーン。
R30のシルエットフォーミュラー。
R30GT−EXの仲良く洗車する親子。
R31パサージュが下取りされてくのを見て悲しそうな顔をする子供・・・・

自分のクルマ選びとしては、スカイラインと全く接点の無い管理人も、
多分今よりリアルに、ジーンと来てしまうでしょう。

そして更に考えてみると、今現在の子供たちが、30代後半、40代になった時に、
もし同じ様なCMが流されたとしたら、回顧シーンで出てくるV35スカイラインに、
ジーンと来たり、憧れたり、スカイラインの神通力を汲み取ることが出来るでしょうか?

それが、ある意味日産が、現在のV35型、そしてスカイラインというブランドに対する取り組み方を
取り巻く問題とシンクロすると思います。


・・・・・ハナシは戻って現代。
やはりこのCMは、職場でも話題になった。やはり30代、40代の方の反応が強く、
休憩を取るスモーカーエリアでもこの話題が飛び交う。

でも、このCMを見たターゲット世代の方々が口を揃えて言うのは、
「昔のスカイラインは格好良かったなぁ・・・・」

CMの話題性は確かですが、方向が違っている様な・・・(笑)  (2003.5.5)


★File26.「好きな道はありますか?」★

このページをご覧下さっている皆様には、今更説明は必要ないかも知れませんが、
管理人は、クルマが好き。そしてそれ以上にクルマを運転するのが好きという事。

18歳でクルマの免許を取得してからかれこれ6年。
こないだふと計算してみたら、総走行距離も、10万キロ以上乗っている事に気づいた。
10万キロ。ちょっと振り返ってみると、その間にはイロイロなシチュエーションがありましたが、
もちろん今も嬉々としてハンドルを握っている。

10万キロの距離分のアクセルを踏み、走らせ、車窓からは、10万キロ分の
景色が流れていった筈である。

今回の話題は、走った距離でもなく、6年間を振り返る懐古ネタでもなく。
イロイロあったシチュエーションの話題でもなく(笑)、
ちょっと今回は趣向を変えて、管理人の好きな道の話題。
「道」。クルマを走らせる上で絶対に存在するモノ。

好きな道。と言っても、峠のワイディングで攻める。とか
そういった話題では無く、何気なくよく通る道で、何気ない場所だったりします。

今回はそのうちの一つ。第三京浜の玉川IC付近。

第三京浜というのは、世田谷区等々力近辺の玉川インターから、横浜の保土ヶ谷ICを
結ぶ有料道路。横浜の保土ヶ谷IC/JCからは、湘南方面に繋がる横浜新道。
横須賀、三浦海岸方面に繋がる横浜横須賀道路へそのままアクセス出来る様になっている。
比較的に直線が多く、全線3車線。しかも殆ど本線が渋滞しない。
更に、料金が、横浜から玉川までの全線走っても250円という値段の安さ。
(どうやら、これは第三京浜が、元は産業用途をメインで考えて設計されたため、
 値段が安いという話を聞いた事があります。ちなみに首都高では、東京まで1300円)
この値段の安さが管理人にとっては有難く、終点の玉川ICを起点に、目黒街道で恵比寿、渋谷。
中原街道で、品川、銀座、秋葉原。環状七号線で中野、新宿、池袋。環状八号線で用賀、高井戸、練馬
など何処へ行くのも第三京浜。多分一年で50往復以上はしている筈。
お陰で歴代の愛車のサンバイザーには、この第三京浜の領収書が束になってたりします。

今回のハナシの玉川ICというのは、
特に、環状8号線の内回りからのルート。
環状八号線の高井戸方面から来て高井戸→用賀→瀬田と、管理人もよく使う道ですが、
ほぼ年中渋滞の状態。大体いつ通っても、環状八号線を練馬方面に向かっていくと、
行きも帰りも渋滞にハマる事になる。殆ど牛歩。たまに家族の750iLで走っていると、
VICS付のカーナビの画面の環状八号線は真っ赤に塗りつぶされてたりする。

そんな大渋滞の中を、時にはカナリ苛々しながら、半クラッチを繰り返す左足は
少し攣りそうになりながらも、クルマを牛歩させる。

そんな状態も、国道246号線とぶつかる瀬田交差点を過ぎると、少し状態はマシになって来る。
東急大井町線の上野毛駅の横を通り過ぎ、頭上には緑色の第三京浜の入り口を示す看板が出てくる。

少しすると、第三京浜の玉川ICの入り口が見えて、ここで左折し、第三京浜に入る。
クルマはそのまま左周りに円を描く様にカーブ。今走ってきた環状八号線の下を潜る様な立体交差。
この立体交差を超えると・・・・

いきなり、視界が一気に開け、目の前に広がるのは多摩丘陵。
道は川崎、横浜の方に向かって真っ直ぐ伸びており、若干の下り坂。
昼間だと天気が良ければ強烈な日差し。夕暮れ時には一面の夕焼け。
夜だと、多摩丘陵に広がる家々の明かりと、真っ直ぐ伸びる第三京浜の左右の端に付けられたライトと、
点線の様に規則的に並ぶ、リアランプの列。

ナンとも、この立体交差を潜る前後のコントラストのギャップ。そして、
散々の苛々する渋滞を潜り抜け、いきなりスコーンと、クルマの流れがスムーズになるギャップ。
これらがあまりに大きく、一年にもう何十回も通る道なのに、
いつも通るたびに「いいなぁ」と思ってしまいます。

これはあくまでも環状八号線からの内回り。蒲田・羽田方面から来る外回りだと、
入り口までさほど渋滞は無く、そして、立体交差も通らずそのまま第三京浜に入れてしまうので、
これとは少し違います。

たまたま前に読んだ、コラムニストの泉麻人氏の本の中に、同じ様な事を書いた一節を見つけました。

「玉川ICの入り口、ループを回ると、視界が多摩丘陵に向かって開け、
 いかにも”東京を脱出した”という気分になる」

管理人も、全く以って同感。
泉氏は、湘南方面にドライブに行くときに(泉氏は東京在住)、ココを抜けると、
いかにも「ドライブ(遠出)するんだ」という気分になる。というニュアンスの様ですが、
管理人は、ココを抜けると、後は家まで一直線。大体、人と会ったり、送ってた後だったりする
帰り道なので、やっと「帰ってきた」という気分になります。

今回は、何気ない道でも、「好きな道」のハナシ。
ドライバーの皆様。好きな道はありますか?  (2003.3.30)


★File25.「ミュンヘンからやってきた相棒」★

先日、たまたまTSUTAYAで借りてきたDVDを返そうと、525iで、
TSUTAYAへ向かう途中、交差点を曲がり、幹線道路に入ろうとしたら大渋滞。
確かに幹線道路ですが、普段この時間(夜遅い時間でした)だとまず渋滞する事はない。

管理人も仕方なく、この渋滞に加わる。
そしたら、全然クルマが動かない。10分近く掛けて動いたのはたった30mぽっち
ぐらい。明らかに異常な状態。
どう考えてもこれは異常。考えられるのは先での工事片側相互通行になっているか、
起きたばかりの何らかしらの事故のどちらかだと思った。

抜け道も無いので仕方なくそのまま渋滞にハマったまま待つことにする。
普段は、交差点から幹線道路でTSUTAYAまでは2分ぐらい。
それが渋滞にハマって15分経っても半分ぐらいしか進んでいなかった。

・・・・結局、
この渋滞は工事でも事故でもナンでもなく、渋滞のクルマの列は、そのまま
明らかに要領の悪そうなガードマンが突っ立ってる沿道のTSUTAYAの駐車場へと
伸びていた。管理人の目的地(苦笑)

ナンでこんなに混んでいるだろう?いくらガードマンの要領が悪いにしても、
ここまで渋滞を作ってしまうのは明らかに異常。
・・と、思っていたら入り口にはデカデカと張り紙。

「2日間限定。ビデオ・DVDレンタルオール¥100」

原因はコレか(苦笑)
安いのは分かるけどこんな大挙して訪れるなよ!・・・と、思いつつ結局管理人も
安いから。という事で前から見ようかな。と思うけど借りる機会が無かったビデオを
数本借りてきた。

ここまでが長い前振り(笑)
そのうちの一本が、アウトバーンコップというドイツの映画。
どうやらこの映画、最後にドイツのテレビ曲らしきロゴも入っていて、オープニングに
結局本編で出てこなかった様な映像がマジってたりと、多分本国でやってるTVドラマ
かなんかの映画版っぽいイメージ。
日本で言えば差し詰め踊る大走査線THE MOVIEとか、もっともあぶない刑事
ってトコでしょうか。

まぁ、ストーリーの感想はさておき(笑)

印象に残ったのは、全編に渡るひたすらドイツの映像。
真っすぐな速度無制限(一部)のアウトバーン 。
フォルクスワーゲン、オペル、ドイツフォード、ルノープジョーなどの欧州車が
走り、右車線をポルシェ、BMWのM3や、高性能のメルセデスなどが
左側の追越し車線をスッ飛ばして行く、

アウトバーンを降りれば、これも真っすぐな農村風景が広がる長い並木道があり、
街に入れば、ヨーロッパ風の石畳の道。そして、古びた教会などの建築物。


・・・・ふと思ったのが、管理人の新しい相棒525i。
このクルマは、西ドイツ(当時)仕様の並行輸入車。

初めから日本向けとしてのライン作られる日本仕様正規輸入車と違い、
90年にドイツ本国仕様作られ、本来はこの映画に出てくる様に、
ヒゲ面のドイツ人のオーナーに仕え、古びたドイツの石畳の街を走り、
そして時速200キロ以上のスピードでアウトバーンを疾走する毎日を送り、
ドイツで生涯を終える筈だったのかも知れない。

それが、どんな数奇な運命か分からないが、生まれてすぐ、
この極東の狭い島国であるニッポンにやって来て、12年間静岡の港町で生活し、
2番目のオーナーである、横浜というまた港町の管理人のトコロで
暮らすことになったのです。

ドイツ本国では考えられない、極東の島国。ニッポンの高温多湿の梅雨、
そして灼熱の夏を幾度も越え、
今日も慢性的な渋滞の中黙々と仕事をしている。

数奇な運命のロジックで我が家にやって来た525i。
車齢で言えば中年、いや初老に属するものかも知れませんが、
これから少しでもまた新たな、ヨコハマの景色も見せてあげられればなあ。
とふと思った管理人でありました。     (2002.10.9)


File24.「やっぱり運転が好きなんです」★

生まれて物心付いた頃から、からこれ20数年「クルマ好き」な管理人。
まだ免許を取れる年齢になる前は、「クルマを運転する」というのに憧れ続け、
毎年誕生日を迎える度に「あと何年」なんて思っていたもの。
96年7月。18歳の誕生日を迎える3ヶ月前には、速攻で川崎駅前の某自動車教習所
(高校は川崎だったので)に申し込みを済ませていたというぐらいである。
(18歳を迎える3ヶ月前から教習所で教習を受けることが出来るのである)
大学受験を控えた大事な夏休みに教習所に入ってしまったというのは、
内緒のハナシですが(苦笑)

それから6年。
相変わらず一番の趣味と言われればやはりクルマ。という状態の管理人。
クルマにも当たり前の様に運転し、毎日を過ごしている。

そんな当たり前の様な毎日。
その日も先日我が家にやってきた318tiのキーを捻り発進させた。
我が家から出発して最初の交差点を曲がり片側3車線の幹線道路に入る。
しばらく1キロ以上信号の無い出来たばかりの真っ直ぐな道路。

5月末の日曜日。天気は抜ける様な青空。
BMWの1.8リッター4気筒エンジンの調子もすこぶる良く、
気持ちいいエンジンサウンドを奏でていた。

そんな凄く何もかもが快調に行っているかに思えたが、
その前日に取り付けたナビ(Libreto+Navin'youの組み合わせ)の調子だけが悪かった。
どうやらうまく動作していない様である。

あらら。上手く動いていないよ。と思いつつ、カーナビに気を取られてしまった管理人。
その次の瞬間。

「プワァーン」と聞きなれた電子音。

バックミラーを覗くと、赤い閃光を放ったバイクが一台・・・

そう。実は管理人。初めてスピード違反で捕まってしまいました。
まずスピード超過で走行し、おまけにカーナビに気を取られてしまった。という
事故が起こらなかったのが唯一の幸いだが、反論のしようの無い愚行。
一通り説明を受けて赤い紙切れを一枚貰い呆然としてしまった管理人。
減点6点。

それからしばらく経ちますが、それからは反省してすっかりスピードを抑えて運転
している管理人。交通安全上もそうですが、これ以上違反点を重ねることは法規的にも
出来ません。
改めてこういう風な事になって、安全運転と免許の大切さ、そして運転出来るという
有り難味を改めて実感しました。

前回のコラムで
>考えてみればクルマが走る。というのは当たり前の事なのですが、それに慣れきっている
>自分がいるもの確かだという事。

と書きましたが、こんなカタチで実感するとは思いませんでした・・・

これからは安全運転を心がけて運転したいと思います。
つくづく管理人。「やっぱり運転が好きなんです」・・・ (2002.6.16)


★File23.「Heart Beatしてますか?」★

会社に入ってから早くももう1年が過ぎ、相変わらずTVを見る機会は少ないのですが、
珍しくTVを見ていたら何気なく目に止まった一つのCM。


海沿いの小洒落たレストランの前に、いかにもヘタクソそうなクルマの動かし方で
レストランの駐車場に入ろうとしている三菱エアトレック。

駐車場の発券機の前まで来るが全然右側に寄っていない。
エアトレックのリアには真新しい若葉マーク

「大丈夫?」という彼女の言葉に対して、
「大丈夫大丈夫」と、強がりつつ離れてしまった発券機へ手を伸ばす彼。
(顔の表情は見えないが)必死で腕を伸ばすも全然発券機には手が
届かず、結局クルマから降りて発券機から駐車件を抜き取る。

画面は変わって「オーライオーライ」と、エアトレックを誘導する10代後半の若い彼女。

ナレーションで、
「免許を取った18の春」
「初めてのデートには駐車場の広いレストランを選んだ」

・・と。

そう。昨年のリコール騒ぎで散々叩かれた三菱自動車のCM。
CMの最後には企業キャッチコピーの「HeartBeatMotors」の文字。

・・・TVを見ていた管理人の脳裏にもふと情景が浮かんだ。

5年前の出来事。

管理人がハンドルを握るのは、免許を取って最初に自分で買ったクルマ。
このCMみたいに新車を買える程お金がある訳でも無く、勿論買って貰える訳も無く、
前にこのコラムでも話題にしたが、89年式日産/VWサンタナ2000Xi5。
当時で8年落ちの84000キロ走行。19万円だった。

どんなきっかけだったかなんかは、すっかり忘れてしまったが、
友人とはいえ、納車されて初めてオンナノコを乗せてドライブ。
デートなんて言えるほど大それたものではなかったけど、
迎えに行く一人の車中もワクワクして楽しかったと思う。

コースは横浜へ向かい、本牧の小洒落たレストランで食事をして、
港の見える丘公園とか臨港パークとかにも行こうと思っていた。
冷静に考えてみたら明らかに「横浜初心者オノボリさんコース」なのですが。

納車したてのサンタナで走る横浜の街。
サンタナの重たいハンドル、グニャっとしててカチっとしないギア、
そして同乗者に気を使って丁寧にクラッチを踏む度に上機嫌だったと思う。

蛇足だが、自分で言うのもナンだが管理人自身、このCMの彼の様に運転は
下手では無かった。同時期免許取り立ての友人よりかは上手かったと自負していた。
特に車庫入れは自信があった。

ですので勿論駐車場の広いレストランを選ぶ必要も無く、同乗者に誘導して
貰うなんて事はして貰わなかった。勘違いの自信が一番大きかった頃。

最後に訪れた横浜港の見える丘公園の駐車場。
自信満々でサンタナをバックさせる管理人。
同乗者も、

同乗者 「OK@クン車庫入れ上手いねぇ」
管理人 「まかしとけって」

綺麗な弧を描いてクルマとクルマの間のスペースにサンタナを滑り込ませる。
勿論上機嫌。

・・・・・ハンドルを握れば何もかもが楽しかった。
       97年。管理人、免許を取った18の春。

次の瞬間

「ドゴン!!」

サンタナの樹脂バンパーには見事に駐車場の街灯がヘバりついていた。

同乗者 「OK@クン何かぶつからなかった?」
管理人 「いや!ナンでもない!!!!(冷や汗)」

結局格好いいトコロは見せることが出来ないのが管理人なのでしょう。

たまたま見たTVCMを見て管理人がふと思った事が、
最近「クルマでワクワクする様な事が無いなぁ・・・」と。
エンジンキーを回してギアを入れ、クラッチを繋ぐと当たり前の様に動くクルマ。
考えてみればクルマが走る。というのは当たり前の事なのですが、それに慣れきっている
自分がいるもの確かだという事。

「今度の休日には一人で、たまには目的の無いドライブでもしてみるか」
・・・なんて思っている管理人であります。  (2002.5.12)


   ★File22.「1/150のオアシス」★


最近何化と「レア」物というのが結構横行しているそうで、Yahooのオークションとかを見ていると、
「何々の何々がレアだから」と少なきゃいいのかなんなのかいろんなものが結構なお値段で売ってたりする。

例えば自分の場合、車なんか毎回買い替えるたび「街で100台走ってて自分と同じクルマとすれ違わない。
みたいな状態ですが、「レアモノ」として高額で売れた試しが無い。
まぁ自分の場合、「レアモノ」というよりただの「不人気」なだけかも知れませんが・・

このままだとハナシが逸れっぱなしになってしまうのでハナシを戻すと、
先日TVかナンかで、何やらペットボトルかなんかの飲み物のオマケについていた海の生物かなんかのフィギュア。
これがどうやら好きな人にはたまらないらしく、モノによってはやはり「レア」なものがあるらしく、
結構な値が付いているらしい。

あくまでも
「オマケ」ですよ「オマケ!!」

個人的にはナンでそんなにハマるのか、そして、箱ごと買ってしまう人(「大人買い」って奴ですか?)
までいるのかが正直管理人には解らなかった。考えてみたら確か恩師K先生も集めてたなぁ(笑)


そんな管理人でしたが、ある日、会社の隣りのコンビニエンスストアでふとあるモノが目に入った。
それは、

「缶コーヒー」

勿論普通の缶コーヒーではなく、オマケが付いているのですが、
それが

「ミニカー」

しかもあのCarGraphicの二玄社の普段管理人が購読しているNAVI誌とのコラボレイト。
つい管理人はタバコと一緒にレジに持って行った。

・・・会社のラウンジで空けてみると本当に小さな小さな1/150ぐらいの豆粒みたいなミニカーが出てきた。
しかも驚くのがこの豆粒みたいなミニカーがちゃんとダイキャスト(金属製)であった事!
ちなみに車種は「R32スカイライン」だった。

付属の説明書を読むと、どうやら20世紀を代表する日本車シリーズという事で、

最近からだと、

・ホンダNSX
・R32スカイライン
・初代リトラのプレリュード
・初代パジェロ
・初代ソアラ
・117クーペ
・トヨタ2000GT
・ホンダS500

などに加え、ロードスターと、私が大好きなスバル360もラインナップされる。

まぁ、2000GTやGTRなど結構月並みなモノもあるのだが、
ホンダのSは600や800ではなく、敢えて生産台数が少ないS500だったり、
スバル360もメジャーではあるが、これも殆どモデル化されていない初期型の出目金タイプであったりと、
やはりコラボ先がコラボ先だけあって、思わずおっ。と思ってしまうラインナップです。

上記の通り

「所詮オマケやろ!」

と思っていた管理人ですが、朝コンビニで煙草を買うときについ買ってしまう。

もう明らかにメーカーの思う壺にハマっている自分が居ます。

そしてそれよりも空ける瞬間つい

「何が入っているか?」

ワクワクしてしまう。
こんな感覚。管理人がガキンチョだった頃以来だから十数年ぶりである。
(まぁ、ガキンチョの頃との違いは、お金を持っているのと、止めるヒトがいないので
 ついマトメ買いしそうになってしまうこと(笑))


なんか仕事の休憩時間。指の先に乗ってしまうぐらいの豆粒の様なミニカーが、
殺伐とした職場の休憩時間のちょっとした心のオアシスになっているのかも知れません。


・・・・と、いう訳で管理人のデスクのコンパクトタワー型のPCの上には日本が誇る20世紀の
日本車の集まるパーキング状態になっています。

うーん。やっぱりコレもメーカーの策略だったか・・・(苦笑)    (2002.4.4)


   ★File21.「青と白の記憶」★


何か毎度毎度の事だが、また勤務地が移動になった。
今回は本社から東京23区外の某C市と言うか某K市の中間と言うかナンと言えば言いか解らないが
とにかく自宅から遠いトコロ。緑の多い田園風景が、今まで都会のド真ん中のビルとアスファルトと
排気ガスが一色汰になった街で仕事をして来た管理人には心地良い・・・・と言えば聞こえは良いが、
一言で言えば東京の端っこの方ってトコロです。

今回は某金融機関Y社のお仕事。仕事場は一見、研究所の様な装いであり、
金融関係と言う業界の性質上、中の雰囲気もとても「キリッ」と引き締まっている。
今まで味わった事が無い様な雰囲気です。

でも周りの方々はとてもいい人ばかりで安心したのですが、
なんせ上記の通り我が家からは意外に直線距離は近い様なのだが、
電車の便は不便で流石に毎日乗換え4回&2時間の通勤はカナリこたえる。

かなり重い気分の通勤。
ツン裂く様な寒さの多摩川沿いの早朝の乗り換え駅。
この駅はとても眺めが良く、とても綺麗な富士山が見えた。
考えてみたらこんな綺麗な富士山見るのも久々だなぁ・・・

と思っていたトコロで頂度青白カラーの某OER線がホームに入って来た。
そうだ。これも考えてみるとこのOER線もメインで乗るのは20年振りだなあ・・・
ナンて事を思い出した。

かれこれ20年近く前、管理人はこの某OER線の沿線の小さな街に住んでいた。
家の近くを走るこの青と白のこの電車が好きで1日線路の脇でずっを眺めていたなぁ
・・・・なんてまた余計な事を考えつつ、ふと我に返った瞬間、
「ピンポーン」という音と共に目の前の扉が開いた・・・・

ナンかグレーで重かった気分だったが、少し「頑張って行こう」とポジティブになった気がした。
そして今日も好きだった青と白のその電車で今日も管理人は仕事に行っています。  (2001.3.22)


   ★File20.「深夜の長電話」★

日付が変わってだいぶたった、深夜。
管理人は、手元に置いてある、携帯電話SO503iのダイアルボタンを
おもむろに押し、最後に通話ぼボタンを押す。

「プッ・プッ・プッ・プッ・・・・」

携帯電話特有のまず携帯電話から交換機への接続音・・・
こんな夜中に相手は出てくれるのであろうか?・・・・


「プルルル・・・プルルル・・・」

数回の呼び出し音の後、電話は繋がった。

管理人「もしもし・・こんな遅くにすみません」
女 性「いやいや、そんな・・・・」

管理人と電話の先の女性との微妙な言葉の駆け引きが続く・・・・・


、んなんて書くと、「深夜の恋人同士の電話」だと思うでしょ?(笑)
「勿論違います!!!」

先日自分のメインマシン。ソニーのVAIOXR7Z/BPの調子がおかしくなった。
必死のデータ復旧作業も空しく、我がVAIOのOSはお亡くなりに・・・
仕方なく、出荷状態のOS。WindowsMeに戻そうかと思ったのだが、
買ってから約一年。このWindowsMeの安定性の低さに悩まされ続けて来たので
今度は、安定性に評判のあるWindows2000を導入する事になった。
無事OSのインストールは終了したのだが、Meの時にインストールしたOutlookXP
(個人情報管理のソフト)が再導入出来なくなった。

何故かと言うと、このOutlookXP。従来のソフトと違って、インストール時に、
ネットワークへ繋ぎ、Microsoft社に直接認証を得る(コピー防止の為に)方式を取っている。
そう、再導入すると、またネットワークで繋ぎ認証を得るのだが、前導入時に認証を
取ってしまっているので2回目以降は、違法コピーと判断されてしまうのである。

「困った」と思っていたら、電話サポートの番号が載っていたので電話してみたという訳。
しかもこれは24時間サービスである。ここで冒頭の部分に戻る。勿論電話の先の相手の
女性は、「Microsoft社のサポート」女性なのである。

深夜遅くの電話に対して(こっちが逆に半分眠くなっている時間に)相手の女性の
対応はとてもテキパキしていて、事情を話すと、もう一度認証のコード(パスワードみたいな
もの)を教えてくれた。このコードを入力すると、再びOutlookXPは使えるように
なったのである。

今回の一軒で、深夜にも関わらずキチンと対応してくれる。Microsoftのサポートの
優秀さを身をもって知ったが、

電話を切ったあとの静寂・・・・、こんな夜中に女性と話す。って普通は、
恋人同士の電話ならわかるけど、電話サポートの女性。というのも・・・・・

なんか静寂と共に、怒涛の様な空しさに流されている管理人がいました(苦笑)  (2002.2.25)


   ★File19.「振り返ると自分がいる」★

仕事の休憩時間にネットを見ることは結構ある。特にコンピューターネタに関しては、
ここ数年一切パソコン雑誌を買っていないので、情報は専らネットで得ている事になる。

いつも見ているPDA系サイトから、「たまには違うサイトを見て見よう」と、普段読んでいない
PDA系サイトにリンクで飛んで見た。どうやらこのページもかなり有名なものらしい。

こういうコンピューター系総合ポータルサイトというのは、一般的には速報的な意味合いを
兼ねたニュースっぽい記事が多いのだが、このページでちょっと面白いな。
と目に止まったのがロードテストっぽい記事。

ロードテストとは、老舗自動車雑誌CarGraphic誌が、「RoadTest」という名前で、
一台のクルマを実際買って1年〜数年と長く実際使って見てランニングコストや
メンテナンスなどをリポートしていくという企画が起源。
これをクルマではなく、パソコンで始めたのが月刊ASCII誌。
CG誌の「RoadTest」とプログラムの「Load(読み込み)」を掛けて「LoadTest」
という名前の企画をやっていた(現在もやっているのでしょうか?)

ハナシを戻すと、このページではPocketPCを一台、ある一人(テスター)に与え、
長く使ってもらい、レポートしていくというモノだった。
「常に持ち歩く」というPDAの性質上。毎日何処でも使った感想をリポートするというのは
とても有用な情報だと思う。

・・・・・と、何回分か読んで見た管理人。
どうやら、このテスター(報告する人)は高校生らしい。

読んでいると中々的を得たリポートである。そして読み進めると・・・
どうやら管理人が先日買ったPocketPCはこのテスターには不評らしい。

ふと管理人の脳裏に「!」マークが点灯した。
この感情(「!」)を文章で書くのは難しいのですが、箇条書きにすると

1.自分が検討に検討を重ね、自腹で買ったPocketPCをトヤカク言われたくない。
                   (↑しかもボーナス突っ込んで)
2.高校生でモバイルってナンやねん!

という感じのモノ。

って思った次の瞬間。昔の記憶がよぎった。
管理人自身、まだ高校生の頃、まだインターネットなどというモンも普及してなく、
文字ベース某パソコン通信の、とある会議室で、当時出たばかりの
あるクルマを「気に入らない」という内容の書き込み(別に攻撃的ではなく)をしたら、その後、

「免許持たないヤツにそんな事言われたかない」「自分で買ってから文句を言え」

という様な罵倒を喰らい当時かなりムッとした事があった。

・・・考えてみたら今の自分の感情というのは、当時の自分に罵声を喰らわせた相手と同じ状態に
なっているのかも知れません。いかんいかん。

逆にこの高校生テスターも、当時の自分と同じようなものなのかも知れません。
なんか一瞬「!」と思ってしまった自分が恥ずかしいです。

更に考えてみたら、当時の自分(
こちらを参照)も考えてみたら人の事言えませんね(苦笑)

うーん。人の振り見て我が振り直せ。と言いますが、いやはやなんとも。
自分一人がオトナヅラしたらアカンというのを実感しました。  (2002.2.4)


   ★File18.「ワナの無い美味しいハナシ」★

よく「美味しいハナシにはワナがる」と言いますが、今回は、ワナの無い美味しいハナシ。

最近また新宿の某電話会社K社から再び、本社のある三田へ戻って来ました。
会社勤めしてて、勤務中の唯一の楽しみは「お昼ご飯」。

11時半すぎると「今日は何食べようかなぁ」と頭の中はお昼ご飯の事で一杯(仕事しろよ)
さながら「どっちの料理ショー」の審査員の気分だったりします。
(まぁ、どっちに転んでもランチ食い上げって事って事はありませんが:笑)

いつも大体お昼は、会社と契約している仕出し弁当屋、道を挟んで向かい側にある
同じグループである某C社の販社社食、コンビニ、会社の前にいつも来ているオバチャンの
弁当屋という具合なのですが、先日たまたま外に会に行くときに上司と一緒になり、

上司「これからご飯?」
自分「そうですよ。」
上司「あのカレー買いに行くの?」
自分「は?」

てな具合で、上司についていくと、何時も道路っ端に売りに来る弁当屋のオバチャンの先
約50mぐらいのトコロにそのカレー屋はあった。

カレー屋とは言っても、オフィス街でありがちな、道っ端で売っている言わば屋台。
このお店も、ちょっと山男風のオニイチャンが、お店(白金台にお店を持ってるらしい)で
煮込んできたカレー鍋とガスコンロ、そして販売台を満載して、何故か「いわきナンバー」の
スバルレガシィで売りに来るのである。結構謎も多い。見た感じはこの人、カレー屋で
なければ十中八九、ド田舎の「ペンションの主」ってな風貌。

このカレー屋、毎日かならずカレーが2種類あって、1つは固定で挽肉たっぷりの
キーマカレー。これは日本人の思うカレーに近い味。もう1つは日替わりで必ず
エスニックっぽい味付けの野菜カレー(タイ風のものが多い)。

このどちらかのメニューしか無いのだが、毎回どちらにするか悩むが、
一つの更に半分々々で両方を盛って貰う事も出来る。

試しに半分々々入れてもらい会社に戻って食べてみたのですが、

「とても美味しい」

勿論キーマカレーは一般的なカレーのイメージに近く勿論美味しいのですが、
もう片方の方のエスニックの方は、タイ風のカレーで、色はカレーの茶黄色というより
白っぽい色でスープっぽくサラサラ。野菜もたっぷり入っていて、味は辛いというより
少し甘め(エスニックでよくある)。そこに少し唐辛子を掛けて食べる。

とにかくどちらもとても美味しい。かなり最近リピーターで昼にカレー食べまくってる自分が
居たりします。(「カレー大好き黄レンジャー状態です:苦笑)

昔よく読んでいたコンピューター雑誌。月刊アスキーの有名な編集長で遠藤諭さんと
言う方が居てこの方も相当なエスニック&カレー好きで、著書にて辛さから来る刺激効果
なのか「プログラマーとカレーは切っても切れない関係である。」と書いてあったのを
思い出しました。(物欲番長で有名な「スタパ齋藤」氏も著書で同じような事を書いてたなぁ)

・・・なんかこれ食べて少し仕事が捗った気がしたのは、気のせいかも知れませんが(笑)


と、いう訳でワナの無い美味しいハナシでした。
もしこの文章を読まれている方で、東京、三田近辺でお仕事&勉学されてる方が
いらっしゃったらこのお店。オススメです。

最近かなりの頻度でこのカレーを食べていたらある日、隣の上司が一言。
「お前またカレーかよ!カレーくさいっつうの!!」
食べると美味しいエスニックも、本人以外は匂いがキツい(まして苦手な人にとっては)と
いう事を再認識しました。でもまた多分昼のチャイムと共に足が勝手に向かう事でしょう。 (2002.1.22)


   ★File17.「結婚」★

今回のタイトル。管理人にとって普段の生活からは一番遠い方にある言葉。
まだまだ適齢期な訳では無いですし、勿論予定などあるはずも無い。

昨年、管理人の高校時代の友人が結婚した。
高校の同級生なので、勿論自分と同じ年。高校時代の友人連中では
トップでゴールインした事になる。
先日お子さんも生まれたそうで、幸せに暮らしているそうである。

先日も、会社の納会で呑んだくれて、終電に飛び乗り
最寄の駅までは来たがバスはとうに終わり、タクシーも捕まらず、
40分近く千鳥足でほうほうの体で帰宅したら居間のテーブルの上に一通の手紙。

「今度結婚します」

また別の高校時代からの友人からの結婚式の案内状だった。
新郎は高校時代の友人、そして新婦も高校時代の友人。
勿論お互い知っている人からのものだった。

・・・ここ数年、だんだん年とってくると既にまわりの友人で何人かは
結婚している人もいる。そして結婚予定の友人もいる。

そう考えると、普段遥か遠い言葉が、周りでは結構身近になってきているという事実。
そう考えてみると、一台のタク用車を維持し続け、毎日せかせか働いていて、
「結婚?10年以内にはまずムリでしょ。」なんて笑って答えて、
アメリカンスピリット吹かしている自分との
ギャップがあるなぁ。とちょっとしみじみしてしまいます。

まぁ、そんな事は置いておいて、
我が友人である。新婦Hさん、と新郎Aさん。そして愛息子Yクン。
そして今度結婚される、新郎Sクン、新婦Mさん。

皆様それぞれ、末永くお幸せにッ!!!

ココロから祝福します。

正月から縁起がいいのだが、2002年。御祝儀貧乏な年になりそうです(苦笑)  (2002.1.3)


   ★File16.「さよなら2001年」★

この文章を書いているのは、既に12時を回ったので、12月31の深夜に
書いている。もう今年も残すところ24時間を切った事になる。

今年一年を振り返ってみると、社会的にはやはり、
9月のアメリカの同時多発テロ事件。未だにあの9月12日を覚えている。
丁度その日は、会社の同僚と呑んでいた。楽しい会話を沢山してかなり満足しつつ
家路に着く。12時すぎ、酔っ払って家に帰って来たら親父がまだ起きていて一言。
「ニューヨークの貿易センタービルに飛行機に突っ込んで炎上した」
その時は親父が映画の話題でもしているのかと思いきや、TVを見ると確かに貿易センタービルが
燃えている。そして何度も飛行機が突っ込んだ瞬間のリプレイ。
それも映画でもCGの特殊効果でもなく実際の映像・・・・

管理人が飲んだくれて楽しく話している時に、ニューヨークは滅茶苦茶になっていた。
何度もこのコラムで書いているドラマ。今夜宇宙の片隅で(ニューヨークが舞台)の舞台
であるあの街があんな事に・・・そしてドラマ中で何度も登場した貿易センタービルも
もう無いのである・・・被害者の方に、御冥福をお祈りします。


管理人の身近な事は、やはり社会人になった事である。まだまだ半人前ですが、
あれこれ仕事を覚え、そして会社に溶け込もうと頑張っている。
他にも、酒を飲む機会増え、飛躍的に体重が一時期増えた事(笑)とか、
勤務地が3回変わったりとか、人間関係の難しさを痛感したりとかなり慌しい1年だったの
かも知れません。


21世紀、そして2001年というのは、20世紀の時代にはとても華やかであり、
輝かしいものと思っていたものですが、実際は悲しいニュースが多く、20世紀の人間の予想とは
大幅に違ったものになってしまった様に思えます。今年も残すことあとわずかですが、
2002年が皆様にとっても、そして世界にとっても輝ける年になりますよう
祈りつつ、本年最後のコラム、更新とさせて頂きます。

今年一年お世話になりました!また来年もよろしくお願い致します。 (2001.12.31)


   ★File15.「独りのバースデー」★

(今回のコラムは少し前(先月)に書いたものです)
お陰様で、先月27日を以って23歳になりました。
今回は誕生日についてのハナシ。

26日金曜日、いつもの某C社のオフィス。金曜日だけあって、周りの人々は
定時を過ぎると殆ど帰ってしまった。「呑み会」だの「待ち合わせ」だのとみんな楽しそう。
自分はやり残した仕事があったので黙々と片付ける・・・・

・・・・粗方仕事を片付け、家に戻り御飯を食べて帰りにTSUTAYAで借りてきた
大追跡(丁度自分が生まれた頃にやっていた刑事ドラマ)などを見つつダラダラしていたら
気が付くと12時を回っていた。

10月27日。管理人こと自分の誕生日である。
今年で23歳。もう最近は誕生日だからとはいえウキウキする事は何も無い。
普通の日として同化しつつある。

12時を少し回ったトコロで、前日壊してしまい調子の悪い携帯電話が音楽を奏でだした。
メールの着信音。

「おや、誰か女の子が自分の誕生日にバースデーカード贈ってくれたのかな?」

と、少しウキウキしながら携帯電話のメールボタンを押してみるとタイトルの欄には、

「ステキなあなたとの出会いを(はあと)」

余計なお世話である。もちろん迷惑メール。ただアドヴァイスはあっているかも知れないが(笑)

その後、寝て朝起きて携帯電話を見てみるとまたメール着信のマークが。
「おっ!今度こそバースデーカードか」と思ったらやはり出会い系サイトのメールであった。

昼近くに起きて、ロードスターのエンジンを掛け、横浜駅方面へ向かう。
昨日壊してしまった携帯電話。ER209iの後釜として再び買ったSO503iを
某大型電気店へ受け取りに行く、受け取ったらその足でみなとみらいにあるドコモのお店へ
手続きにしに行く。とても天気が良く、ロードスターで走っているととても気持ちがいい。

手続きを終え、再び我の手に戻ってきたSO503iのジョグダイヤルをひたすらグルグル
回してみてニヤついてみる。でも、「誕生日に独り何やってんだ!」と気づき少々落ち込む。

お昼も過ぎて我が家に戻ろうとしたが、急遽、自分の恩師であるK先生とお会いする事になる。
K先生とお会いして、昼御飯食べながらひたすらPDA&欧州車談義をしてお店を後にし、
そのまま恵比寿にある某クルマ趣味専門店へ同行したトコロで日が暮れる時間になった、

そのままK先生を自宅までお送りし、自分も自宅へ戻る。
今度は、いせっち氏から前もって買っておいて貰った、翌日行く予定の東京モーターショーの
前売りチケットの支払い&貰いに、セドリックで東名横浜町田IC近くの
ファミリーレストランへ行く。

そこでいせっち氏からチケットを受け取り、支払いをし、晩御飯も兼ねて2、3時間雑談。

お店を出て帰路を走りながらふと、セドリックのCDデッキに付いている時計を見たら
12時を回っていた。勿論10月28日。


こんなカンジで何事も無く、誕生日は過ぎて行った、
ここ近年そうなのですが、相変わらず独りの誕生日。
まぁ、こうやって普通に何事も無く暮らして行けているだけでも感謝しなければ
ならないのかも知れませんね        (2001.10.29)


   ★File14.「オトナが泣く時」★


最近部屋を片付けて、たまたま昔の「CarMagazine誌」が出てきたのでなんとなく読んでいると、
モータージャーナリストの下野(かばた)康史氏のコラムである絵本の事についてのハナシが載っていた。
興味深く読んでいた管理人。

・・・ある朝、丁度会社がくれた連続休暇の関係で、その日は休みだった。
天気も良かったので野毛山にある横浜市で一番大きい図書館へ本を返しに行き、
新しく何か借りてこようかと思ったのだが、図書館の検索機の前でふとそのある絵本の事を思い出した。
試しにその書名で検索してみると、その絵本はあっさり見つかったが、図書館の書庫の中にあるという。
出庫票を記入し書庫から出してもらい、そのまま貸し出して貰うことにした。

「絵本だからすぐ読みおわるかな」とセドリックへ戻り早速読んでみる。

その絵本。「ヤンと黄色いブルルン」という本で、
あらすじは、かなり大雑把ですが、登場人物。主人公はヤンという名前の猫。
そしてヤンの飼い主である両親と、エリちゃんという子供が一人。
両親は、永年この一家に仕えてきたクルマ(ブルルン)が、経年変化なのか故障が
多くなったり、古いポンコツだから。という理由でヤンとエリちゃんが
好きだったこのブルルンを手放して、新しいクルマを買ってしまう。
車庫に新しいクルマがやってきて猫のヤンは初めて大好きだったブルルンが
居なくなった事を知る。
ヤンはブルルンを探して中古車屋、解体屋などを歩いて回るが見つからない。
悲しみに打ちひしがれていると雨が振ってくるが、ヤンはブルルンを探す・・・
すると(明らかに不法投棄な)冷蔵庫などと一緒にドアもボンネットもへっぱがされたブルルンが・・・・
ヤンとの対面・・・・

勘のいい方ならもうお解りかも知れませんが、このブルルン。
フォルクスワーゲンのビートルなんです。しかも横浜ナンバーの・・・・

ご存じの通り、管理人は昨年まで薄黄色にも見えるビートルに乗っていました。
勿論横浜ナンバー。もう自分のそばにはビートルは居ません。

停めたセドリックの中でこの本を読んでいて、
不覚ながら管理人は涙を零してしまいました。車内とはいえ公衆の面前で(笑)

なんか絵本で涙してしまう。なんていうのは安っぽいかも知れませんが、
実は冒頭の下野氏のコラムの内容も、下野氏自身も交通ジャーナリストの矢貫隆氏
から「この絵本泣けるぜ」と薦められて読んだそうなのですが、やはり下野氏も
同じ様に涙零れてしまったそうです。


もしかしたらこの絵本は大人を泣かせる力を持っているのか、それとも、
ビートルというクルマに人間臭さがあるのか・・・

敢えて上記のあらすじには結末は書いてありません。
お暇な方は是非読んでみてください。殆どこのページには来られないかも知れませんが、
ビートルオーナーはもとより、クルマに感心のある方でしたら、
大人でも泣けてしまう一冊だと思います。


大の大人の男の涙のハナシ。よく考えれば恥ずかしいですね。 (2001.11.25)


   ★File13.「カーペンターズには雨が・・・」★

先月まで久しぶりにオンタイムでドラマを見ていました。
TBS系でやっていた日曜のドラマなのですが、今回は主題歌を歌っていたカーペンターズのハナシ。

実は管理人。カーペンターズは結構好きだったりします。
子供の頃、自分自身はあんまり記憶が無いのですが、昔乗っていた
日産ローレル(C130)の8トラック(最近見ないですね)のオーディオでよく親父が掛けていたそうです。

自分でクルマに乗るようになってからもクルマの中で結構掛けてたりもします。

カーペンターズの曲を聴いていていつも思うのが、管理人の独断ですが、
「雨が似合うなあ」と言う事。

明るい曲調のもあるのですが、管理人はカーペンターズは雨に断然似合うと
思います。今回のドラマのラストシーンでも丁度雨のシチュエーションでこの主題歌が流れていましたし。

あるとき、探し物をしていたらたまたま、古いカセットテープを見つけました。
明らかに20年以上前のSONYのカセットテープ(流石に8トラでは無かったでしたが)。
それには明らかに母親の字で
「カーペンターズ」とだけ書かれていました。

丁度当時代車で
日産セフィーロに乗っていたので何気なくセフィーロのコンソールボックスに
古いテープを放り込んでおきました(当時乗ってたビートルにはカセットが無かったんです)


・・・・・ある日、セフィーロで九十九里の海岸線を走っていた。

外は生憎の雨模様。手持ちの聴くテープが無かったのでこの古いテープをセフィーロのカセットデッキに入れてみました。
スピーカーからは20年以上眠っていた音楽が流れ出す・・・

どうやら母親が当時のFEN(現AFN)の番組を掻い摘んで録音したらしく所々外人のDJの声が入っている・・・・
音質はAMラジオ(FENはAM)を録音したのであまりよくない。

そのまま聴いていると、カーペンターズの「Yesterday once more」が流れて来ました。
ふと天井を見上げるとセフィーロのガラスサンルーフからは曇天の雨雲と、流れる雨の雫・・・・

その瞬間。物凄く時間がゆったり流れていました。

・・なんかふと一瞬感慨に耽ってしまいました。
今までで一番カーペンターズが似合うシチュエーションだとこの時実感しました。


そんな事もあり、カーペンターズを聴くと、あの雨の日のセフィーロを思い出す事があります。


まぁ、この「カーペンターズ」のテープ。A面は確かにカーペンターズで、
雨のシチュエーションと合っていてとてもいい雰囲気だったのですが、
B面に突入すると、いきなり
かぐや姫とイルカとアリスが入っていて「大恥」かいたのは
内緒のハナシなのです(笑)

やっぱり70年代だったのね・・・・ (2001.10.14)


   ★File12.「それぞれの未来予想図」★

すっかり日も暮れた会社帰りの横浜駅。管理人はバスを待っていた。
丁度バス停に付いたらバスが行ったばかりで、次のバスは20分後。
管理人は憮然と煙草に火を付けた。
煙草を一本吸い終わり仕方ないので帰り道に買ったNAVIを読み始めると
間もなくバスがターミナルに入って来る。

バスに乗り込む時うしろをふと見たら長蛇の列になっていた。
そして一番後ろの席に座る。バスの中には先程の長蛇の列をぐんぐん飲み込んで行き、
たちまちバスの中は人で一杯になった。

そこでふと管理人に会釈する女性。

「誰だろ?」

と思ったら、小学校時代の同級生のHさんだった。

自宅そばのバス停を降り、久しぶりにHさんとハナシをすると、どうやら自分の
サラリーマン姿が意外なんだそうだ。最近全然小学校時代の面子と顔会わせる機会が
無かったので、誰かと会ったか?なんてHさんを含め近況を聞いてみる。


小学校時代からピアノが上手かったHさんは、その後某有名大学の音楽科へ進み、
現在はその大学院だという。この先も就職はしないという。彼女はピアノで食って行けるだろう。

小学校時代から絵が上手かったKさんは、現在やはり絵の関連の専門学校行ってるそうで、
やはり将来は絵の関連の仕事をしたいと頑張ってるそうだ。

幼馴染じみだったYさんは、既に結婚して子供も授かり、母親となり幸せに暮らしていると言う。

同じく幼馴染じみのN氏は中学を出て親父さんの仕事を次ぎ修行をし、先日会ったときは、
そろそろ世代交代で現場監督(と言うのかは知らないが現場の長という意味で)になると
言って、愛車セルシオで去っていった・・・・爆音でしたが(笑)・・・・

小学校を卒業して、みんなバラバラになってからほぼ10年。
みんながみんなそれぞれの夢を叶えようとしている様である・・・


・・・・なんて事言ってる管理人は、本当は「教師」に憧れていた。
その思いは続きそのまま教師への道を歩みたかったのだが、途中で挫折した。
結局は御存知の通り、今はシステムエンジニアという仕事をしている。


自分が今の道を選んだのは正解なのか不正解なのかは解らない。でも少し周りの近況を聞いていて、

「みんなそれぞれの未来予想図があるんだなぁ」とふと思ってしまいました。  (2001.10.10)


   ★File11.「もういちどやりなおしませんか?」★

今回のタイトル。深い意味は無いのですが。サンタナのハナシです。
普通のホームページだとカルロス・サンタナという事になると
思うのだが、勿論このページなので、フォルクスワーゲン・サンタナの話になります。

フォルクスワーゲン・サンタナ。かれこれ4年前、管理人が初めて買ったクルマ。
フォルクスワーゲンなのに、アウディ(グループ企業ですが)の5気筒エンジンを、しかも
FF車なのに、縦に積んでいたり(普通FF車は横積み)、ギアはマニュアル5段なのだが、
5速ではなく何故か4速+E(エコノミーレンジ)だったり、定規一本で作ったんじゃないか?
と思うくらいペキペキに四角いペーパークラフトの様なデザインは好きだった。
中も今のブルーバードぐらいのサイズだが、当時としては驚くべき広さで、
さらに何故か西ドイツのフォルクスワーゲンなのに、日産が作った日本製。
車名の前に、フォルクスワーゲン・日産と2つのメーカー名が付く奇妙なクルマ。
それがこのサンタナだった。

初めて自分で買ったサンタナ。買った当時8年落ち(89年式)のオジイチャングルマ。
故障も多くしょっちゅう日産に入退院を繰り返しては、管理人のバイト代を奪っていった。
でも、やっぱり好きな車で、しかも初めて買った車。エンジンを掛けるたび、とても嬉しかった
記憶がある。とても嬉しくて嬉しくて色んなトコロへ行き、色んな思い出を作り、色んな
貴重な体験(路上でエンコなど)をし、とにかく当時は走りまくってました。
唯一ガソリンを入れるたびに自分の財布を見て青ざめてましたが。

実際、新車販売時には最初は「この値段で西ドイツ車が!」と話題になったが、やはり
クオリティの問題などで、その後の評判は芳しくなくパッとしなかったと聞く。
でもやはり管理人はこのサンタナというクルマが好きでした。


今でも「サンタナとまたやり直したいな」なんて”別れた彼女に未練がある男”みたいな事を
時々考えますが、サンタナの時代はあの時代でそのままにしておくのが一番なのは確か
なのかなあ。とも思います。
実際問題、もう一度マニュアルのサンタナ(5気筒)を手に入れるのはほぼ無理ですから。


サンタナと別れてからしばらく経ったとき、時々送られてくる神奈川日産の小冊子を読んでいたら
元ジャイアンツの「デーブ大久保」氏が初めて買ったクルマもサンタナで、その事についての
コラムが載っていました。

さらにその後、たまたまデーブ大久保氏とお会いする機会があった時に、
お酒の席だった事もあり、このサンタナのハナシを聞いたら一言。

「あぁ、サンタナ?あれは壊れてばっかでどうしょうも無いクルマだったなぁ」(笑)

と、デーブ大久保氏は笑っていました。

うーん。やっぱり思い出のクルマは思い出でそのままにしておいた方がいいのかも。(苦笑)

でも、あなたの街で5気筒マニュアルのサンタナが転がってましたら、
そっと管理人まで教えてください。     (2001.9.18)


   ★File10.「似非マンハッタン」★

エコーカード(掲示板)などにも書きましたが最近勤務地が変更になった。
File3でも触れた通り最初は三田だったのですが、8月1日の移動で日本橋へ、
しかもその1週間後にはクライアントの関係で今度は勤務地、新宿になった。

クライアントはやたらCMやってる某電話会社K社と同系列の某携帯電話会社a社。
そのK社の新宿にある本社の高層ビルで仕事をしている。

今回は、某世界最大のコンピューター会社I社と我がチームとの共同作業なのだが
早速ミーティングに続くミーティング。もちろん新人SEでしかも記念すべき初プロジェクトな
状態である管理人にとってはチンプンカンプンな言葉が飛び交っている。
「ふぅ」と思いつつ窓の外を見たら、多分最近出来たであろう高層ビルが夕日に
当っていた。形がニューヨークのエンパイアステートビルに似ている。(これは何のビルなんでしょう?)
よく階下の景色を見ていると、代々木公園はさながらセントラルパーク。遠くに見えるレインボー
ブリッジはマンハッタンブリッジ(ってありましたっけ?:笑)というトコだろうか。
残念ながら付近に川は無いけど。

なんかふと、この景色を見ながら似非マンハッタンの気分を楽しみました。

なんか気分はドラマ「今夜宇宙の片隅で」(コラムFile8.参照)の主人公です。
まぁ後は、同じ街に働く飯島直子(ドラマのヒロイン)が居れば、まあ完璧なのですが。

あっ!近くにいたのは・・・・・・・(苦笑)    (2001.8.27)


   ★File9.「シュークリーム」★

午後6時45分、自分はあるお店の前に並んでいた。
会社帰りの横浜駅。時々帰りに寄る某カメラ量販店Y店へ向かう途中、必ず前を通る店。
その店はいつも沢山の人が並んでいた。

今日はY店にiPAQを触りに行くわけでもなく、買えもしない新型Librettoを
眺めに行く訳でもなく。自分はその店に並んでいた。

そのお店のたった一つの売り物が、シュークリームである。
どんだけ美味しいのかは解らないが、いつも沢山の人が並んでいる。
たまたまその日は、普段よりも少し列が短かったので、最後尾に自分も並んでみる。
普段甘いモノをあまり食べない自分だが、ちょっと興味もあったからでもある。
たまには、家族へのお土産にでも買って行こうかな。と・・

格好は会社帰りなので、上下スーツ、ネクタイ、アタッシュケース。
スーツの内側には、外し忘れた某C社の社員証もある。一見単なるサラリーマン。

でも、周りはオバチャン、女子高生などなど・・・
ただでさえ浮いている自分に加え、自分のその体格(明らかに縦横共に大きい)。
「この太った奴、わざわざシュークリーム食いたさに並んでいるのか?」
と、周りから思われそうで恥かしい(笑)

数分間並んで、支払いを済まし、シュークリームが入った箱を持って家路を急ぐ。
ふと、昔の事を思い出した。

自分が子供の頃、横浜に引っ越して来たばかりの頃、
よく親父が自分と妹に、会社の帰りに同じく横浜駅で、ヒロタのシュークリーム
(今でもあるんでしょうか?)をお土産で買ってきた記憶があった。
細長い箱に5個ぐらい入った小さいシュークリーム。子供の頃、よく妹と一緒に
奪い合いになりつつ食べた記憶がある。


ふと、蒸し暑いバスターミナルで片手にアタッシュケースと、もう一方に、
シュークリームの箱を持った自分。あの頃、シュークリームを頬張っていた自分が、
今、こういう格好をして会社帰りに家族へのお土産として同じように買って帰る
程に大きくなった自分。そんな昔の事を思い出してふとしみじみしてしまいました。

買って帰った5個のシュークリームは、20年近く前と同じく、
あっと言う間になくなってしまった。結局殆ど自分は食べれなかったが、
これを食べる妹の顔は昔と変わっていないようにふと感じた。

食べれなかったけど、
家族の評判は上々だったらしいから、まぁよしとしましょうか・・・ (2001.7.22)


   ★File8.「今夜宇宙の片隅で」★

今回はドラマのハナシである。

タイトルは、そのドラマのものである。
98年にCX系列で放送され、滅茶苦茶視聴率が低くて殆どの人が覚えていないどころか、
見てた人が少なすぎる。というものである。

脚本は「振り返れば奴がいる」「古畑任三郎」「王様のレストラン」の三谷幸喜。

大雑把な内容は、西村雅彦、飯島直子、石橋貴明の3人が繰り広げる
ちょっと地味なラブストーリー。

舞台はニューヨークなのだが、あまりにも室内(セット)シーンが多すぎる。
物語の流れが単調でゆっくりしすぎている。

と、結構当時の評価は低かった。というか最近評価しているのを見た記憶がない。

でも、自分はこのドラマが大好きなんです。
個人的にはラブストーリーのドラマはあまり好きではない。それはあまりにもドラマが
ドラマチックすぎてなんか味の濃い料理を食べているみたいだから。

でも、このドラマは欠点だと言われた物語のゆっくりさが心地よく、登場人物が少ない分、
役者のココロの動きとかをじっくり考えやすい。
勿論、三谷幸喜という脚本家をかなり贔屓にしているのでそれもあるのだが、
ナンとも、この西村雅彦演ずる主人公の恋愛時における行動パターン、相手を喜ばせようと
して頑張りすりぎる空回りから、その結果の失敗ぶり(笑)まで、自分に似ているのが
大きくて、とても共感して自分を投影しつつ見ていました。

放送当時、楽しみにしていた最終回。丁度出かける用事があったので、
ビデオに予約してから出かけ、帰ってきて見てみたら、

「どーなってるの?」が入っていた(苦笑)

当時どーなってるの?は朝10時〜、今夜宇宙の片隅では夜10時〜。と午前午後が全く
逆で予約してしまったのである。流石にあの時は自分のバカさに切れました(笑)

あれから3年。丁度近所のTSUTAYAに行ったらナンとこの不人気ドラマがビデオ
としてあるではないか!!勿論速攻で借りました。

そして、見ました.....泣きました(笑)

久々にドラマで泣きました。しかも別に変哲も無いシーンで泣きました。


個人的にはとても好きなドラマです。皆様の近所のTSUTAYAにあると思うので、
興味のある方は見てみてください。

多分この文章は絶対読んで下さってないであろう、三谷幸喜氏へ。
「あのドラマは、自分の中では名作です。失敗なんかじゃぁ、ありません!!」

でも、その前後の三谷氏の作品。
「総理と呼ばないで」「合言葉は勇気」と、ちょっとパッとしないのは確か...
自分はどれも好きなんですけどね。

最後に。ドラマ中の日本雑貨店「楠」のマスターの一言(見てない方にはさっぱりなネタですが)

「女は、2番目に好きな男と一緒になると幸せになれる」

本当なら、もっと自分は幸せなハズなのだが...      (2001.7.12)


   ★File7.「悪魔に魂を売った女」★

先日、次の日の仕事に備え寝ていたら、夜中に友人から電話が掛かってきた。
眠い眼を擦りながら用件を聞いてみると、その友人、結構前からマジックを
習っており、そのマジックの大会があるから見に来い。という内容だった。

正直自分自身、あまりマジックには興味が無いので、腰が重かったのは
確かである。


...5月下旬の日曜日。某OER線のY駅ちかくのホールに自分は居た。
ナンだカンだと言って結局わざわざ出向いた自分が悲しい(笑)

その大会。会場に入ってみると自分が予想していたより多くの人が見物に
来ていて、会場はほぼ満員状態。結局立ち見で見ることに。

こういうマジックというモノ自体、TVではなくナマで見るのは初めて。
しかも丁度舞台袖近くで見ていたので、マジシャンの仕込みやちょっとした
タネが見れたのでちょっと優越感。(どういう意味じゃい?(笑))
ふと思ったのが、プロではなく素人のマジックというのは、
「笑わせたモン勝ち」って事だという事(笑)

そして本題。
その友人の演技は観客の選んだカードを見つけるというモノだったが、
途中で間違いったカードを選んでしまい(コレ自体筋書き通り)困っているシーンで、
その友人のセリフ。
「私は、実は悪魔に魂を売っています」
「悪魔に魂を売った者は、こういう困ったときに「悪魔カード」というものがあって、
 助けて貰うことが出来ます」

との事。結局そのカードを封筒に仕込み、次にその封筒を開けてみると、悪魔からの
カードと共に、観客が選んだカードと同じカードが入っていてお開き。

という筋書きだった。結局その場は、筋書き通りに流れていった。

無事その友人の舞台を見て会場を後にしたが、ふと思ったこと。

前々から、この友人(女性)ちょっとオモシロイ人だなぁ。とは思っていたが、

「魂を悪魔に売った女」だったとは....(笑)

なんだかよく解らないが納得しつつ、セドリックのキーを回しました。

今回の結論。「便利な悪魔カード。自分にも一枚分けてください(笑)」       (2001.6.4)


   ★File6.「お酒」★


久々に体重を計った。勿論恐ろしくて数値は書けないが、社会人になってから
痩せるかと思いきや、太っていたのには参った。

会社入ってお酒を飲む機会が激増したのが原因だと思う。

考えてみたらここ1ヶ月ぐらい毎週週末は呑んでいた記憶がある。
最近、金曜日のTV番組を見た記憶が全く無い。

参ったのは連休前の呑み会。大学卒業してから会ってなかった友人たちと久々に
呑んだのだが、自分も愚痴言いまくって呑みまくってほうほうの体で帰宅した。
翌日から大幅に体調を壊したのは言うまでも無い。でも楽しかったからいいか(笑)
勿論自分で飲みまくったのだから自業自得。友人は悪くない。
その日は会社では得られない。
「悩み事などを吹っ切れる力」を貰いました。

その次週も呑んできた。その日は呑み会ではなく、友人とサシで飲んだのだが、
この友人はとても気を配ってくれて、無理に飲みすぎることも無く、ゆっくり呑み
ひたすら車談義に花を咲かせてとても楽しい時間を送ることが出来、おまけに
体調を崩さずに済みました。久々に純粋に楽しいお酒の席。
そして、
「来週も頑張って行ける力と、楽しい気持ち」を貰いました。

最近思うのが、「多量ではないお酒」と「一緒に呑んでくれる友人」。
とても大切なモノなんだなぁ。と同時に
「アルコールを媒体としてお金では得られない何かを得ているんだなぁ」と実感しました。

多分また週末には、自分はお酒を飲んでいると思います。
こんな事だから痩せられないんだな。とふと気づいた瞬間。ちょっと悲しかったです。

また今度呑みに行きましょう>友人諸氏        (2001.5.27)


   ★File5(特別編).「屋根が空くということ。」★


うららかな春も去り、段々日差しが強くなってくる初夏がやってきた。
この時期、街にも屋根を空けたクルマが多く走るようになり、実際問題、
太陽が2つも3つもあるんじゃないか?と思うぐらい暑くなる前のこの時期
というのが一番屋根が空くクルマにとって最高の季節である。と屋根空きグルマの
オーナーが言っていた。

自分自身のクルマ選び。というのは自己紹介のページを見てもらえれば解る通り、
屋根空きグルマどころか、スポーティーカーとも無縁な選び方をしてきたのは
確かである。

...そんなトコロで、先日、我が家の女性陣用として初めて屋根空きグルマが
やって来た。それが今回の特設ページの通り、マツダのロードスターという
クルマである。(その前にwashiさんを始め強力なプッシュ(&圧力:笑)はあったが、)
我が家のロードスターは、1600SPという全体的には下の方のグレード。
しかも1600ccのエンジンにオートマという組み合わせ。

同じ仕様の方には失礼かも知れませんが、この1600cc+ATという組み合わせは
そんなに走りに関しては期待出来ないであろう。とマニュアル派の自分は予想していた。

.....が、納車されて乗ってみると、確かに走りの面では1800cc+MTの
組み合わせの試乗車とはあれだが、想像以上に良く走るというのが印象的。

それ以上に、「屋根が空く」というたったそれだけの事かも知れませんが、
たったその一つだけの事があまりにも大きく、ココロを変えてくれるんだなぁ。と
改めて実感しました。

結論は一言。「キモチイイ!!」

オープン。いいじゃないですか....        (2001.5.20)


   ★File4.「Red-Thunder」★


今回は某KQ線の話である。
まあ伏せ字にしてもバレバレなので書くと京浜急行のハナシ。

最近、車掌の様な口調で知られる「motorman」の最新版でこの
京浜急行(以下京急)がフューチャーされている。

今回のタイトルは、この京急が関東近県の在来線で一番スピードを出す事から
「Red-Thunder」(赤い稲妻(京浜急行は赤字に白のラインのボディ))と
彼らが歌中で名付けたものなのである。

最近通勤電車をJRからこの京急線に変えたのだが、ある日、駅のホームにあるディスプレイ
(普段は沿線情報やニュースが映し出されている)になんとこの「motorman」のプロモが
流れているではないか!

歌中で散々ライバルの東海道線を「ロックオン!」言ったり
「これより120キロ。ターボ!」

なんて散々オモチャにしといて、
「たぶんこの曲聞いたら京急怒るだろうな」と思ってたらまさか駅で流すとは!
この太っ腹な京急がちょっと好きになりました。
(流石に「東海道ロックオン!」や、「これより120キロ。ターボ」はカットされてましたが)

そうそう。この歌中でも出てくる「歌う電車」こと2100系まだ1回も当たった事が無いんです。
(この2100系のモーターがドイツのシーメンス社製のモノで、これが加速減速の際に、
 モーター音が音階っぽくなっているということからこう呼ばれるそうです。
 それにしても、エンスージアスティックな電車です)


乗ってみたいなあ。2100系.....        (2001.5.17)


   ★File3.新型Libretto★


先日、高校時代の恩師からメールが届いた。
この恩師、私と同じく、

モバイル大好き。
雑誌は「月間自家用車&ドライバー」よりも「CG&NAVI派」。
欧州車好き。
女の子大好き(笑)


...と管理人とかなり趣味が合う事もあり、高校在学中から可愛がって(?)もらい、
現在も懇意にして頂いている先生である。このK先生に関しては語ることが沢山あるのだが、
別の機会にゆっくり書こうと思う(笑)

メールを読んでみると、概要は

「OK@クン、今度東芝から久々にLibrettoの新型が出ました」

という内容だった。自分も代々Librettoが好きで、前から欲しい欲しいと思っていた。
現在当時ライバルであったNECのmobioNXという機械を使っているが、予算的な問題で、
本当は、MMX233搭載のLibrettoSS1010が欲しかったのは確か。

そんな東芝が2年ぶりにLibrettoをリリースするというハナシ。
勿論嬉しい。早速東芝のHPを見て見る。

....感想は、「あまりにもデカくないか?」というモノだった。自分は、あの
Libretto(20〜SS1010)の大きさが好きだったのに、2年前に発売されていた
最後のLibrettoFFシリーズが少々旧型のSS1000シリーズよりも大きくなっていた
事に落胆。そして今回。まだ写真で見ただけなのだが、かなり大きそう。多分SONYの
VAIO C1よりも大きいだろう。こんなに大きくなってしまうと、いくら画面が大きくても、
薄くても、Crusoe搭載してバッテリーが持とうと、ハードディスクが大きくても、私は要りません。

久々に出てきたLibretto。なんか初恋の女(ひと)に同窓会で会ったら太ったオバサンに
なっていてしまった。そんな気分です...

...まぁ、実際は、明らかに新Librettoを買う程お金の無い自分の僻みかも知れませんが。

                         (2001.5.12)


    ★File2.紅茶。「b」★

ある朝、隣りの席の同僚の女の子が小さいペットボトルのお茶を飲んでいた。
話しを聞いてみると新製品の紅茶らしい。


連休前になってその「紅茶b」のCMが流れる様になった。TVの中ではウサギのような帽子を
被った女の子が出ているのだが、男の子が差し出した花を躊躇いもなく食べてしまったり、耳に付けた
イヤホンをいきなり外して鼻に突っ込んだり。というモノ。

......

ふと自分の頭の中でふとある友人(女性)が浮かんだ。
彼女も、海辺の岩場にくっついた海苔をいきなりしゃがみこんでバリバリひっぱがしながら食べだしたり(笑)
人の顔見てるんで何するのかと思いきや、いきなり指を自分の鼻に突っ込んで来たり。(苦笑)
考えてみたらこのCMに出ている女の子と一緒やないか!とふと思いました。

でも訳の解らない女の子が好き勝手やってるあのCM見て果たして紅茶を買う気になるのだろうか?
疑問である。インパクトはあるけど。


飲んでいた同僚に聞いてみたら
「これ。美味しくないわ。」

あらら。そうですか.....       (2001.5.9 某KQ線の中で)


    ★File1.愛車セドリックオリジナル★

今までこの場所は「管理人の一言」というスペースだったのですが、最近の一言の欄が会社関連の事
ばかりじゃ面白く無いと思ったので、「管理人のコラム」という事で、「5速コラム」として
(最初は「コラムシフト」にしようかと思ったのですが、先にShirahaさんが使っているので(笑)この名前に決定)
書いていこうと思います。社会人になって、あまり時間が取れなくて本編の更新が滞ってますが、
このスペースはなるべく更新していきたいと思います。よろしくお願いします。
あくまでも日記ではありませんので毎日の更新は勘弁してください。



やはり最初は、我が愛車。セドリックについて書こうと思う。
ここではこのセドリックがどういうクルマかは触れないが、昨年7月にそれまで乗っていた
メキシコ製フォルクスワーゲンビートルに代わって我が家にやって来た。

それに合わせ過去のページ(OK@と”Beetleのホームページ)から
現在のページ(ザ★クレイジータクシー)に変わったりもしました。

走りが云々快適性が云々を差し置いて、今のセドリックを通じて色んな楽しい方々と
知り合えたのが何よりも嬉しいと思います。

過去のビートル時代。最後まで同じビートル乗りがやってこなかった(笑)我がページだったが、
このセドリックになってから沢山の方々が訪れて下さるのは管理人として嬉しい限りなのである。

人脈というお金で買えないモノを、このセドリックに乗りだしてから得たと思う。

今のこのクルマには長く乗っていきたいと思う今日この頃でした。(2001.5.7 某KQ線の中で)


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