代車(借り物)日記〜今まで借りた代車や、レンタカーの日記(インプレッション)です〜
日産ブルーバード 1800ARX−L (SR18DE,U13型,1994年式)

レンタカーの日産ブルーバード(静岡県松崎町の花畑にて)
※助手席にうっすら写るのは私の妹
今回は、家族で静岡へ行った際にレンタカーで借りたものです。
1994年日産ブルーバードARX−L、日産の代表車種ブルーバードの旧型にあたる
モデルである。
<データ>
日産の代表車種であるブルーバードの9代目にあたるモデルである。91年発売。
当時バブルの余韻が残っていた日産は、この9代目ブルーバード、U13型を、
最初国内向けモデルと、海外向けモデルを別々で開発していたものを、
「ブルーバード×2(バイツー)計画」というキャッチコピーと共に、両方リリースする。
当初海外向けであり、米国で開発された4ドアセダンモデルを「SSSシリーズ」、
国内向である国内で開発されていた4ドアハードトップモデルを「ARX」シリーズとして
リリースした。
エンジンは基本的には
ガソリン直列4気筒2000cc(SR20DE)、同ターボ(SR20DET:SSSシリーズのみ)、
1800cc(SR18DE)、1600cc(GA16DE:EEXのみ)
同じく直列4気筒ディーゼル2000cc(CD20)の5種類。
1993年のマイナーチェンジ時に、輸出仕様と同じエンジン、
直列4気筒2400cc、KA24DEエンジン搭載モデル追加
日産の目論見としては、SSSシリーズをメイン、ARXシリーズをサブとして売りたかった
らしいのだが、蓋を開けてみると同じくアメリカで開発された高級車、レパードJ.フェリーと
似たタレ尻デザインのSSSは見事にコケ、国内ではほぼARXがシェアを占めることになる。
(実際自分は、SSSの方が好きなんだけどなぁ...)
結局U13型ブルーバードは、大きなヒットにはならず、
日産の目論見である「×2計画」どころか、「1/2計画」状態になってしまった結果となり、
96年1月、現行型であるU14型にバトンタッチされる。


ブルーバード前から(左)後ろから(右)
※初心者マークが張ってあるのは妹が運転してからです。
<インプレッション>
今回、急に静岡でレンタカーを借りることになり、レンタカーを探したのですが、丁度春休み時期の
関係で、どこのレンタカー会社もクルマが出払っていて、やっと見つけた空車が、
某Tレンタリースのカローラと、某J社のこのブルーバード。
電話で予約したので、「多分いせっち氏と同じU14(現行型)だろう。」と思ったのだが、
実際レンタカー屋へ行ってみたら停まっていたのは、旧型であるこのU13型ブルーバードARX。
生産中止から5年以上経っている旧型を未だにレンタカーとして使っているとは、
恐るべし、「ジャ●レン」(某レンタカー会社J社)
明細は、
1994年(平成6年)式、日産ブルーバード。EU13型。
エンジンは直列4気筒1800cc、SR18DE型エンジン。125馬力
グレードはARX−LというARXシリーズでは中間モデル。
一瞬「ナンだ旧型かよ!」と思ったフリするが(笑)このU13型ブルーバードは
好きなので、まんざらではない(爆)
書類を記入し、ブルーバードを走らせてみると、まず気づくのは、
「結構走るやん!!」
ナンか思うのが、このクルマ自体が、常にとっかえひっかえ不特定多数が乗るレンタカーであり、
しかも7年落ち、追い討ちを掛ける様に75000キロ走行とは思えない様な走りをする。
エンジンに関しては下記参照してください。

ブルーバードの内装
インパネや、内装もバブル真っ只中に開発されたクルマだけあって、ブルーバードの様な
最量販車種であるクルマにも、ドアハンドルに我が家のインフィニティと同じような
クロームメッキが施されていたり、木目パネルも、「明らかにプラスティックやん!」て
言いたくなる様なモノではなく、作りが結構しっかりしていると言うかカネ掛かってます。
内装の作りこみに関しては、現行のU14型より却っていいかも知れません。
インパネの配置も、エアコンを始め、普段使用するスイッチが上側に配置され
使い勝手も上々です。
毎回どのクルマでも書いている灰皿ですが、ナンの変哲も無い場所にありますが、
これといって使いづらい様な事はありません。
流石に「オッチャングルマ」言われるブルーバード。キューブなどの様に使いづらい
場所に灰皿があったら、「スモーカーなオッチャン」から非難轟々になる事でしょう(笑)

このSR18DEというエンジンは、私の友人、いせっち氏のU14型(現行)ブルーバード、
1.8SSSで乗っているので(厳密にはいせっち氏のSR18DEはリーンバーンですが)
ある程度感触は知っていたが、改めて乗ってみると、この直列4気筒、SR18DEエンジンは、
シルビアなどのスポーティーモデルに搭載されるSR20エンジンとベースを同じにしている
だけあって、吹けあがりも軽く、世間一般では典型的な「オッチャングルマ」と言われる
ブルーバードだが、結構乗っていて楽しいです。
最初は市外地を走っていたのですが、伊豆の峠道にこのブルーバードを持ち込んでみると、
「これ、スゲェええやん!!!!」
一般的に峠道(新車情報2●01の三本氏の場合は「山坂道」ですが:笑)というと
箱根であったり、伊豆スカイラインの場合が多いのですが、これらの道のような相互通行の
広い道路ではなく、伊豆の峠道のような、1台+αぐらいの広さしかなく、しかもくねった
いるトコロでは、280馬力もターボもあまり意味がありません。
確かに、箱根の様な峠道では、インプレッサのWRXや、ランエボの様なクルマが
王者となるのかもしれませんが、この道では、125馬力しかない、フツーの1800ccの
16バルブエンジンを積んだ典型的なオッチャングルマが楽しいんです。
て、言うか楽しくて仕方ないんです。
今回のクルマは、マニュアルではなくATでしたが、これがまた狭い峠道では、
マニュアル車の場合、大体2←→3速のシフトチェンジが頻繁に必要とするのですが、
却ってATだと、1速にホールドしておけば、狭い道なので70キロ以上出す必要も無く、
しかも、日産のSRと言われるエンジンは、結構高回転でいい音するので、
音も結構楽しかったりします。
そして、予想以上によく出来たサスペンション。そしてハンドリング。
うーん。これは楽しい!!!
結局かなり峠道で楽しませて貰って、ブルーバードを返却して来ました。
今回の結論。
典型的なオッチャングルマ(今回何度もこのフレーズが出てくるな:笑)だと思っていた
ブルーバード。
常識的なサイズに、常識的なデザイン、常識的なインテリア、
常識的なエンジン.....かと思いきや楽しいエンジン、楽しいハンドリング。
いやぁ、今回の結論はたった一言。「楽しませて貰いました。」
常識的の塊かと思われたブルーバード、乗ってみるといやはや「意外な一面」を見させて貰いました。
かたや、今回同じく運転した、私の妹(初心者)の感想は
「とても運転しやすかった」だそうです。
やっぱりこういうクルマがブルーバードなんですね(^-^)