記事紹介(アイアイ、H12.11/26記)

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『南の島のアイアイ 日本へ』(H12.11/25朝日)

「「リスの歯とコウモリの耳を持つ幻のサル」といわれ、マダガスカル島だけにわずかに生息する原猿、アイアイのペアが初めて日本にやってくる。絶滅の危機を救うため、国際協力事業団(JICA)から現地に派遣されていた専門家の島泰三(54)による飼育下の繁殖が成功。現地の動物公園と上野動物園の協力による繁殖の試みが始めて実施される。上野動物園によると、「早ければ5月か6月には一般公開できるだろう」という。

 アイアイは、その異形から「悪霊の化身」などと現地の人たちに恐れられ、見つかると殺されたりしてきた。実際にはおとなしく、夜行性で群れをつくらない。熱帯林の破壊で、その生息域はますます狭まっており、数年前には500頭以下になったと言われていた。
 ニホンザルの研究者だった島さんが、マダガスカルの熱帯林に初めて入ったのは83年12月。このときは見つからなかったが翌年12月、木の実を食べているアイアイの撮影に世界で初めて成功した。90年代に入ってからは断続的に現地に行き、生息地の森林の保全を訴えるとともに、住民が捕まえたアイアイを引き取り、飼育下での繁殖に努めてきた。
 チンバザザ動植物公園は、昨年、上野動物園と友好協定を結び、8頭にまで増えたアイアイのうち、ひとつがい2頭を上野に送ることにした。飼育下で繁殖したアイアイの海外移送も、人工繁殖させたアイアイの一般公開も世界で初めての試みとなる。」

 アイアイといえば、「アーイアイ、アーイアイ、おさーるさーんだよー」の歌で有名なので、かわいらしいサルをイメージしがちですが、写真を見ると目がギョロっとして結構おどろおどろしい形相ですね。アイアイはマダガスカルにしか住んでませんし、もう絶滅寸前ですから、実物を見ることはできないものと思っておりました。しかし、人気出るかなあ...(いや、人気とか問題ではなく、種の保存が大事なんですよね。)とにかく、2世誕生に期待しましょう。(Maki)