岩菅山(長野県)

期日 2007年10月14日(日)

  2007年のシニア山の会の秋の登山は、志賀高原の岩菅山(2295m)に登ることになった。
  10月13日(土)  高木氏を乗せて、新潟市を8時に出発、上信越自動車道の中野ICから、志賀高原に入る。時間がたっぷりあるので、この日は志賀山に登り、今晩の宿泊地、西発哺温泉ホテルに午後3時半に入る。やがて、三々五々、会員が到着し始め、唐木、藤田、速水、渡辺、石黒、高木、本田の7名となった。秋山郷から奥志賀林道を通ってくるもの、国道117号から飯山市を通ってくるものなどさまざまである。天然温泉と心のこもったご馳走で明日の英気を養う。
  10月14日(日)  昨日に引き続いて、天気は晴れ、東京から中村夫妻が到着、総員9名となった。7時半朝食、8時出発。宿の車から先導してもらって、車を連ね、下山口の聖平駐車場に向かう。車を置いて、宿の車で、発哺温泉ゴンドラリフトの山麓駅に戻る。最近では、一の瀬の聖平からショートカットで岩菅山を往復する登山者が増え、東館山から縦走する登山者は減っているということである。
岩菅山頂にて
  東館山山頂駅周辺は高山植物園になっている。高山植物の中の石畳の道を下り、スキー場のスロープを登り返す。視界が広がり、背後に妙高山、高妻山、鳥甲山などがきれいに見える。ここから見る岩菅山は、裏岩菅山と並んで、円頂形の頭を並べている。
  スキーリフトの終点から樹林帯に入り、階段道を急登すると、寺小屋山に着く。ここには、三等三角点があるが、周囲を樹林に囲まれているため、展望はない。
  金山沢の頭を越えると、登山道は左にゆるやかに曲がり、展望の良い尾根に出る。ここから、岩菅山に続く稜線は、途中いくつかのピークを連ね、小さなアップダウンを繰り返しながら、ノッキリと呼ばれる鞍部まで、高度を落としていく。ときどき、視界が開け、前方に岩菅山が美しい姿を見せる。この方向から見る岩菅山は、三角形の男性的な姿をしている。残暑が厳しかったせいか、今年の紅葉はあまり鮮やかではない。
  ノッキリから、山頂に向かって、本格的な登りとなる。岩の露出した急な登りはきつく、先頭と後尾の間にはすっかり差がついてしまった。
  標高2295mの岩菅山の山頂には、一等三角点や石祠や避難小屋などがあり、横手山を盟主にする志賀高原の山々の展望がすばらしい。山頂に着いたのが11時45分、後続のメンバーを待っていれば、時が経ってしまう。二度とないチャンスを逃すのはしのびがたいという意見が大勢を占め、早目に着いた5名が空身で裏岩菅山に向かう。裏岩菅山に続く稜線は笹原と草原が広がっており、のびやかで快適な縦走路だ。
裏岩菅山頂にて
  標高2341mの裏岩菅山は、志賀高原の最高峰である。山頂からは、北東に伸びる烏帽子岳の姿が大きい。その背後に苗場山や野反湖に続く境界尾根の山々が並んでいる。反対方向の岩菅山に続くゆるやかな稜線とその背後に浮かぶ山々の姿もすばらしい。1時間で往復し、岩菅山に戻ると、中村夫妻が山頂に待っていた。大急ぎで昼食をとり、午後1時に下山開始、ノッキリまで下る。
  ノッキリから、縦走路を離れ、右に分岐する道に入る。中間点までは、ゆるやかな下りで、歩きやすい。そこから、階段道の下りが続き、やがてアライタ沢に着く。水路沿いの水平道から、途中、小三郎小屋跡で右の分岐に入ると、あっけなく聖平の駐車場に着く。
  到着は午後3時10分。今回の山行は、宿の配慮で、聖平を下山口にすることができ、時間と労力の節約となり、大変助かった。(文責 本田)

■上の写真 :岩菅山頂にて  下の写真:裏岩菅山頂にて(背景は烏帽子岳)

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