神山(箱根)

  JR東日本が「大人の休日倶楽部」の会員を対象にした期間限定のフリーパスを発売するようになった。6000円で東日本全線が1日乗り放題とか、12000円で2日、ないしは、3日乗り放題とか、いくつかの種類がある。このパスを使用すると、あまり負担にならない金額で、新潟から関東の山に登ることが可能になる。奥多摩の高水三山や陣場、景信山や扇山や筑波山や箱根の山などの日帰りハイキングも無理ではない。
  今回、2007年5月14日から5月24日の期間限定で発売された6000円1日乗り放題の切符を使って、5月15日、箱根神山(1438m)のハイキングを試みた。
  新潟駅発6:03の上越新幹線に乗ると、東京駅には、8:12に到着する。8番線から出る6:22の快速アクティに乗り換えると、小田原には9:33に到着する。(なお、東海道新幹線は、JR東海エリアとなるので、今回の切符は使えない)
  小田原駅で、箱根園行きのバスに乗る。終点到着まで、約1時間20分かかる。終点に着く頃、ポツポツと大粒の雨がぱらつき、雷が鳴り始める。天気予報どおり、一過性の寒冷前線が通過しているのだろう。案の定、駒ケ岳ロープウェイは止まっていた。
  山麓駅のベンチで昼食をとっていると、雷も止み、青空も現れて、運行再開となる。約1時間の遅れである。ロープウェイに乗って一気に駒ケ岳の山頂に上がる。山頂には、箱根元宮神社があり、周辺は一面ハコネザサの草原で、明るい雰囲気である。
神山の写真
  左(北西)の方向に向かう縦走路に入る。大きな岩(爪岩)のそばを通り、潅木の中を下ると、左右に分岐のある広場(防ケ沢分岐)に出る。そのまま直進して、神山を目指して急な斜面を登っていく。約1時間の登りである。
  神山の山頂は、雑木に囲まれているので、広々とした景観は得られないが、樹間から、金時山が見えるところがある。
  冠ケ岳の分岐までは、急な下りであるが、その先は傾斜もいくらかゆるやかになる。この時期アセビがいっぱい花をつけている。ツツジの開花はもう少し先になりそうだ。大湧谷分岐では、左の大湧谷への下りは、火山ガスに注意して通るよう指示がある。昨年(2006年)は、通行禁止となっていたところである。
  計画どおり、早雲山駅に下山することする。原生林の中のゆるやかな下りが長く続く。神山から早雲山駅まで約2時間の行程である。
  早雲山駅からは、いろいろな交通機関に乗れるのが楽しい。中学生だった頃のなつかしい修学旅行の気分である。強羅まではケーブルカー、そこからスイッチバックのあるなつかしい箱根登山鉄道に乗る。箱根湯本で小田急に乗り換えて小田原へ。小田原から、在来の東海道線に乗り換え東京へ。東京から、上越新幹線で、新潟に帰る。新潟駅には、22:06に着いた。
  行き当たりばったりで、多少無駄のある旅ではあったが、自分で計画した旅には、パック旅行では味わえないフリータイムや意外性があって楽しい。

■上の写真 : 箱根駒ケ岳から神山に向かう    (Ryoji Honda)

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