雄国山

  雄国沼は、猫魔ガ岳の噴火でできたカルデラ湖で標高は約800mである。雄国沼の周辺には、広大な湿原が広がり、初夏、湿原はニッコウキスゲの大群落でうずめつくされる。
  2007年6月28日(木)雄子沢口から、雄国沼に登った。登山口には、大きな駐車場があるが、シーズン中は、満車になっていることが多い。やむなく、道路端に駐車した。
  しばらくは、雄子沢川に沿って、ブナ、ミズナラ、トチノキ、カエデ類の樹林帯の中のゆるやかな登りを行く。足元には、カラマツソウ、フタリシズカ、ヨツバムグラなどの花が咲き、林の中から、オオルリ、コルリ、キビタキ、ウグイスなどの歌声が聞こえる。
  途中、小さな流れをいくつか横切り、林を抜けると、レンゲツツジやサワフタギの花の咲く潅木帯に出て、雄国沼と雄国山の分岐点となる。左の道を行くと、まもなく小沢を横断し、雄国沼休憩舎に着く。ここまで、ゆったりムードで1時間半。
雄国沼の写真
  休憩舎の周辺は、広場になっていて、内で休むも、外で休むも自由である。ここから、右の林道に入り、湖岸沿いに進む。途中の分岐では、左の遊歩道に入り、休憩舎から30分ほど歩くと、雄国沼湿原に出る。
  湿原には木道が設けられおり、左回りの一方通行になっており、約20分で、木道を一周することができる。木道には、ところどころ、広場も作られているが、人やカメラマンで一杯である。
  この時期、湿原は、ニッコウキスゲの大群落が満開で、オレンジ色のカーペットを敷いたようである。その間に、ワタスゲ、コバイケイソウ、ヒメオウギアヤメ、サワラン、レンゲツツジなどが咲いている。湿原の向こうに、猫魔ガ岳や雄国山が見え、すばらしい景観である。休憩舎に戻り、昼食をとる。
  余裕があれば、分岐点まで戻り、雄国山を登るとよいだろう。分岐点から山頂まで約30分。山頂には、展望台も設けられていて、磐梯山、安達太良山、吾妻山、飯豊山の四つの百名山が望める。
  今回は、満開のニッコウキスゲを見たことに満足して、雄国山登山の方は省略した。(2007,6,28)

■上の写真: 雄国沼湿原のニッコウキスゲ    (Ryoji Honda)

■関連  雄国パノラマ歩道

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